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昨日のデモとラニョミリの稽古見参【毎時0.12μSvをどう考えるか?】

《9月20日(火)》
大震災から193日目……
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これで全部。もう新しい実のつく気配はない。

せめて水くらいは、安全そうなものを。
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これ、輸入の水。安いのである。
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このところ話題にしてはいないが、我が家の書斎の線量は相変わらず0.10~0.12μSv/hあたりである。原因不明も変わらずである。

原発事故以来、なかなか過激な発言で物議を醸す火山学者の早川由紀夫氏の連発ツイッター。

「土曜日の郡山ロックフェスは0.35マイクロで1万5000人。きのうの東京デモは0.13マイクロで2万7000人。郡山のイベントを被ばくの面から批判するなら、東京でも批判せねばなるまい。」
「郡山イベントの主催者側は放射能をずいぶん気にしていた。対策もとった。さて、東京デモの呼びかけ人(大江さんたち)は、デモ参加者の被ばくについてどう思っただろうか。なにかしたのだろうか。」
「まさか、東京は放射能に汚染されていないの政府・テレビ・新聞の言い分を鵜呑みにしているのじゃあるまいな。」
「自分の家が火事になっているのに、いままさに燃え広がっているのに、消火することをせず、他者に向かって決まり文句の火の用心を呼びかけているように私にはみえた、きのうのデモ。」
「「残念ながら確実に被曝を防ぐ方法はないのです。それよりも原発をやめて放射能の元を断つ方が早い。」 めちゃくちゃでずさんな論理。これじゃだめだワ。大江健三郎(ただし肥田舜太郎を引用)」

僕は、0.12μSv/hの部屋で寝ているわけで……。
東京の野外が0.13μSvなら、それはほぼ原発由来に違いない。とすれば確かに吸い込んでの内部被曝が心配? 一方、書斎の0.12μSv/hが原発以前からのものならば内部被曝の可能性は低い?

さて、わからない。

しかし、いずれにしても0.13μSv程度の線量を危険だと言い、その数値の中での反原発デモを批判するのは、何とも奇を衒った発言に思えた。昨日のデモには、色んな思いを抱え、様々なリスクを考えた上で参加を決めた人たちもたくさんいたのではないか。0.13μSvが本当に危険と判断するのならば、2万7000人よりはるかに数が多いであろう何も考えずに街をうろつく若者たちに警告を発した方がよろしいのではと思ったのである。そんな若者たちは、今日も明日も街をうろつくであろう。

そこで早川氏にメッセージ(Twitter用語では「リプライ」というらしい)を送ってみた。
【この日の僕のツイッター……】
8:30
@HayakawaYukio 原発を止めることと今の汚染は別問題。デモに集まった人たち、原発を止めれば今の汚染問題も片付くなんて誰も思っちゃいない。早川由紀夫氏が、ひとりひとりの人間の顔を想像してみることを敢えて拒否している理由はなんなのでしょうか。


すると先方からもメッセージが届いた。
「初めの2文と3文目がつながりません。」
評判とは違い、実に丁重なお返事である。(竹田圭吾とはえらい違いだ。)

そこで再び……
9:15
@HayakawaYukio 返信感謝。言い換えてみます。デモに参加した人たちひとりひとりの思いを敢えて想像しないことによって、今の汚染を直視せず将来の原発を云々する烏合の衆が行ったデモとの批判が可能になる。それはホントに「敢えて」なのか、ありがちな「落し穴」か、興味あり。


早川氏からすぐにメッセージが届いた。(今度は「メンション」という奴で)
「どちらも違う。ひとりひとりの思いを想像したつもりです。いや、想像だけでなく、私はきのう午後、新宿と原宿で観察を実施しました。(限られた数ではあったが)ひとりひとりの顔を見ました。対象を観察したうえでの解釈です。」

ほう、早川氏も0.13μSvの中にいたわけだと思いながら(僕も「メンション」で)……
9:27
つまり早川さんが昨日見た人たちは、どうやら今の汚染現状を理解していないように見えたということですか。RT @HayakawaYukio 対象を観察したうえでの解釈です


3分後(「リプライ」で)……
「大多数がそのようにみえました。」

確かに、そう見えても不思議ではない。そんなことはよくあることだ。しかし、ひとりひとり人間がそれほど一律に単純なわけも無い。「デモに参加した人たちひとりひとりの思いを敢えて想像しない」という最初の僕の印象は、案外当っていたのではないか。
9:39
@HayakawaYukio 僕は昨日デモを気にしながら、新宿近くで60~70年台を思い出すアングラ芝居を観て、そのあとは飲み屋で0.08μSv/hを表示する線量計を机に置いて、汚染を気にせずツマミを食いながら長期移住するためにどこの国がいいか、かなり本気の話をしていました。

さすがに、これには早川氏からの返信は無かった。

昨日のデモの参加人数が何人だったとか、なぜマスコミは昨日のデモを報道しないのかとかでツイッターが賑っている。
9:42
デモ何人の食い違い。沖縄では基地反対集会でお馴染み。そして不毛な論争が始まる。どちらが正確かの議論。しかしいつも反対派の発表が受入れ派の発表より多い。正確さってなんなのだろう。

少し冷静さを装って呟いてみたのだが、結局デモの参加人数を話題にするありがちな呟きになってしまった。僕も「烏合の衆」である。

早川氏のツイッターの方は、デモ批判のやり取りが続き、そして……
「きのうのデモ呼びかけ人5人のスピーチを聞いた。このデモはたしかに「原発いらない」デモであって、フクシマ事故による深刻な汚染をなんとかしようとする目的のものではなかったと判断した。」
「別の言い方をすれば、この呼びかけ人たちは、フクシマ事故はこのままやりすごせると楽観している、になろう。」

なるほど独自である。だからフォロワーも増える。しかし、なんかおかしいと感じる。やっぱり「原発を止めることと今の汚染は別問題」なのだと思う。でも、もうメッセージは送らなかった。あんまり普通過ぎるから。
それにしても、東京の線量の話はどこへ行っちまったんだろう。

早川氏で味を占めた僕は、ツイッターで質問してみた。
11:27
参考にお聞かせください。食物の危険性は日本中どこにいても程度の差こそあれ同じ。貴兄は0.12μSv/h(α・β線は計測されないわけですが)の東京は避難すべき場所だとお考えですか?


ありがたく回答を頂いた。
「年齢と食べるものによるでしょう。空間線量だけでは何とも。ただその5倍なら、移住を。(ただ、移住できない事情がある人は多い。そこを考慮せず強制的?に移住を言う人は、ある意味無責任。)海外で難民化するより、一番はこの国を(完全に元には無理でも)マシにすることでは?」
つまり、0.12μSv/hは絶対に大丈夫という線量ではないということか。聞きたいのはそこだけだったのだ。今の日本、分かり合えるはずの人たちがバラバラに分断されている。



娘(と勝手に決めたのさ)と一緒に、久しぶりに鹿島田へ。稽古を見て、それから……
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(ミズノタクジ氏が書いた記事から黙って盗んだ画像)
その記事はこちら……
 ⇒“超電磁劇団ラニョミリの公式ブログ”の記事
で、報告は後日ね。頼朝どの(タクジちゃん)、ちょっと待っててね。でも、そちらの本番までに書けるかな、自信なしだけど。

なお、「見参(げざん)」とは、鎌倉時代、御家人が将軍に謁見して臣従の意を示すことである?

tag: MAP事務所の線量  ゴーヤー栽培.2011  「枡形城落日の舞い」 

全て忘れてエコルマホール

《6月17日(金)》
東日本大震災から98日目。

【この日呟いたこと】
8:08
ずっと気にかかっていること。ホットスポット。柏は東京近辺で高いビルがある最北の都市、新宿には高層ビル群、足柄茶の汚染地域の先には箱根の山。みんな放射性物質が高いモノに当って下に落ちた場所だとか。では川崎・稲城あたりの多摩の横山の北側はどうなんだろう。

8:15
昨日のこと。降り始めた雨。事務所に3歳の子供を自転車に乗せて一時間くらい掛けて仕事に来てくれる人がいる。息子はバイクでバイトに行く。何も確実なことが分からないから、僕は何も言わない。

8:26
だけどさ、僕はそんなこと全て忘れたフリをして、今日、狛江のエコルマホールのロビーで歌っちゃったりするわけです。あら、もう出かけなきゃいけない時間。雨ですけど。



そして……
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僕、埋もれてます。
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この後のことはいずれ追記します。
打ち上げ

宮沢賢治の…

取り急ぎここまで……
 ⇒山猫合奏団のOfficial_Blog記事

tag: 狛江_居酒屋.鮮乃庄  「枡形城落日の舞い」  狛江_居酒屋.酔うへい  エコルマホール 

“枡形城・落日の舞い”の打ち上げ

《6月7日(火)-2》

制作さん主催の打ち上げ。

本番が終わってずいぶん経つこの日に打ち上げすることになったのは、ふじたあさや氏と演出助手の丸尾聡氏の都合。しかし、ふじたあさや氏は大事な会議みっつも入ったということで欠席。みっつって何だ?川崎絵都夫さんはそのことに対して「えっ、そんな」と言っていたらしいが、結局川崎さんも欠席。照明の坂本義美さんは案内が来ていないと言っていた。関さんにそのことを言ったら送ったよと言うので、僕がそのことを伝えて誘ったら来ることになった。着付けを手伝った宇夫方女史もやっぱり誘われていなかったが、坂本さんに誘われたので行くことにした。ところが今日になって、坂本さんは事務所に確かめたけれどやっぱり案内来ていないから行かないってことになった。宇夫方女史は、先日の琉球舞踊公演に来てくださった方々にお礼もしたいのでと、図々しくそのまま参加することにした。丸尾ちゃん(マルピー)は遅刻してきた。どれもこれもたいしたハナシじゃない。そういえば僕は、小道具の茶碗と机を、あさやさんのお宅にまだ返しに行っていないことを思い出した。

総括!
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二順目の記事を全部書き終えたらまとめましょうかね。
ちょっと遠くから眺める母ふたり。
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長門綾子さんと山口清美さん。すっかりお顔が母なのです。
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「放射能、心配じゃないですか」って、結局聞けなかった。
「もしかしたら、川崎から離れたほうがいいのかもしれません」なんて、口が裂けても言えなかった。

僕には本当のことはわかりません。おふたりは、しっかり見極めて、市民劇に出ると決められたのに違いない、僕はそう信じています。
東日本大震災から88日目だというのに、ここから200Kmちょっと離れただけの福島原発は未だ危機的な状況らしい。

宇夫方路さんは、少し早めに切り上げて、新宿まで坂本さんと飲みに行きました。
僕も後を追う予定だったのですが、交通費など頂くものがなかなか頂けず、結局遅くなったので、市民劇の皆さんと二次会に行きました。
ことの顛末は神野美奈実のブログを読もう!
 ⇒這いつくばった神野美奈実

PS.
373さんへ。
ブログに小生を登場させる時は、どうか「高山正樹」とフルネームでお願いします。なにしろ「高山正樹」で検索した時、例の「婦女暴行魔の逮捕の瞬間」より上位に表示させるようにするのが目標なのです。どうかよろしく!

さあ、2順目、始めましょうか。

tag: 「枡形城落日の舞い」 

影武者が欲しい

《5月22日(日)》
あらためて、東日本大震災から72日目……
6月4日の公演のリハーサルを、新百合ヶ丘の麻生市民館の和室で行った。地謡付きである。
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今回の地謡にはM.A.P.三線教室の先生であるお二人も参加。奥から、シーサーズの持田明美さんと川崎仙子さん。そしてやはりシーサーズの平沢千秋さん(手前)も特別に加わることになった。どんなにライブ活動を頻繁にやっていたとしても、地謡ができる機会なんて、滅多にないことなのだ。
 ⇒シーサーズのライブ記事

音響をお願いした渡邉禎史さん山脇葉ちゃんと一緒に来てくれた。
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その他に、本日は三線の水谷亮介さん、笛の宮良政子さん、そして舞台監督の加藤正信さんが来てくださった。

あれ、これ市民館の明日の施設利用状況の掲示板なのだが……
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こんなのあるんだ。でも、あさやさん、日本にいないはずなんだけど。さてはふじたあさやには影武者がいたのか。どうりであの年齢で同時に3本も演出を抱えてやっていけるわけだ。みんな不思議がっていた秘密がようやくわかった。

しかし、市民劇を演出していたふじたあさやは、「あさや第何号」だったのだろうか……

因みに、俺はたったひとりだ!
……と叫びたくなった理由は、6月4日の公演が終わったら告白します。
あはは……

tag: 渡邉禎史  「枡形城落日の舞い」 

打ち上げはその日のうちに

《5月21日(土)~22日(日)》
幕が下りればノーサイド。
制作さんが設定した打ち上げは来月。なんとも気の抜けたハナシ。打ち上げはその日のうちにやんなきゃねえ。
というわけで……
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(ミズノタクジ氏撮影の画像、許可を得て使用しております。)

肝心の舞台本番については、時間差ブログ市民劇の記事2順目で。

そういえばこんなDND-Rを頂戴したのですが……
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撮影したのは小池汪氏。まあお伺いを立てればブログでの使用をお許しくださる画像もいくつかあるのかもしれませんが、なんとなく面倒なのでやめておきます。

いつも思うことなのですが、写していいなんて言った覚えがないのに、主催者は当然のごとく撮影して公開する。無断で俺を何故撮ったなんて文句は言えない、それどころか、自分が写っている画像を使用することすら撮影者に許可を得なければならないって変じゃないのかしらんということ。でも肖像権というものは、実は法律で認められてないんですよね。肖像権より表現の自由が優先されるのです。ただし、僕の肖像に価値があるならば別です。木村拓也の顔を無断でネットに載せたりしたら大変なことになります。さて、僕と木村拓也の境はどこらあたりなんでしょうなあ。今回、タレント名鑑に掲載されている方もそこそこおいでになるわけで、そういった方々はどうなのかしらん。

役者さんは、相当売れている方でもない限り、ブログにアップすることを拒否する方はあまりいらっしゃいません。所属するプロダクションによるのですが、青年座の津嘉山正種さんあたりはどうぞご自由にって感じ。
 ⇒津嘉山正種のリアリティー
“ちゅらさん”に出演していた藤木勇人さんなんかは、どんどん乗せて宣伝してとおっしゃっていました。
 ⇒《藤木勇人と“人類館”》
ジャニーズはどんなに無名でも絶対ダメです。でもジャニーズ辞めれば関係なしです。
 ⇒元ジャニーズジュニアの近藤さん
宝塚もNGです。
 ⇒●●●●●ちゃんの御紹介
宝塚も辞めてしまえばもちろんOKなんでしょう。
 ⇒多摩の中日のはんなたん

てなハナシはさておき、小生シラフなのです。何故なら、車に琵琶を乗っけて帰らなければならないから。
シラフの正面に座っている若者ふたりはもういい調子。
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では、小生の左からぐるっと時計回りで撮影してみようかな。シラフでヒマだから。
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つまり、左隣がNLTの平井智美ちゃんで……
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右隣がプロジェクトMの横澤有紀でした。
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本日はタクジという邪魔者はいませんでした。

やがて制作の関さん登場!
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時が経てば座は崩れ始める。
何度でも言いいますが、小生、シラフでなのです。
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この後、川崎にて6人でラーメン食って、するとお隣のテーブルにどこかで会った4人の女性グループが座ったので、ちょっとちょっかい出して、腹一杯になったところで2人とお別れして、(ボク、シラフでラーメン食いました)残った3バカトリオを車に乗っけて登戸へ。
小生は喜多見に車を置いてから繰り出す。やっと飲めるぞい。小生は、3バカトリオと、その3バカトリオを登戸で待っていてくれた3人と、合わせて6人の待つ居酒屋へ。

結局深夜までお付き合いくださった6名の方々、ありがとやんした。

あれ、打ち上げはその日のうちにって、小生が酔い始めたのは、次の日になってからでありました。もうとっくに東日本大震災から72日目

以上、川崎市民劇第一次記事は、制作さんが設定した打ち上げの日の記事を残して、ほぼ終了。2順目は、今だから書けるコアな記事の連続を予定しておりますが、さてどうなりますことやら。

tag: 「枡形城落日の舞い」 

“枡形城・落日の舞”間もなく千秋楽

東日本大震災から71日目……

舞台の袖に幽霊が……
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いや、違った。稲垣さんが曲がったカツラを直しているところだった。

開演前、楽屋の前の廊下では撮影大会が始まる。こうした公演の、千秋楽にありがちな光景である。
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丸尾聡&宇夫方路
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小生が撮影したのはこれだけ、たった2枚だけだったが、橋田芽衣子さんが画像を送ってくれた。感謝。
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背後霊が……
その正体。
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左端の方は千秋楽のNewFace、柴田悦子さん。里の子供しのを演じました。
累計54人、役名+スタッフ紹介:39名1団体+11名。

ミズノタクジが泣いて悔しがる画像。若い美女たちに囲まれて鼻の下を伸ばす水野父。
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もっと悔しがらしちゃおう。ほれ!
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この他に、一緒に写った画像をお持ちの方、どうか送ってくださいませ。

思い残すこと、ありませんか? では、間もなく、一ベルが鳴ります。

tag: 「枡形城落日の舞い」  丸尾聡 

枡形城・落日の舞い:川崎の初日

《5月20日(金)》
東日本大震災から70日目……

川崎市教育文化会館。キャパはほぼ2,000人。
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やっぱり広い、と思うか、思ったほどでもないじゃない、と思うか。

役者はマリオネット。その人形たちに装飾を施す傀儡子。
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施されているのが腹話術師のしろたにまもるさんというのが面白いと、密かにニヤニヤしているのだが、言われなきゃ(言われたって)誰にも分からないハナシ。
左からグイッと力を込めて締め上げているのは石原叔子さん。お顔を含めてすでに「松延さん」でご紹介済みです。
 ⇒http://lince.jp/hito/sinboku…
しかし、ボランティアスタッフっていったいなんだろう。たぶん、この記事も、後日追記したいと思います。
あら、右のサキジョーグーというルビをふった「酒多飲人」なる文字を背負っているのは、宇夫方路さんじゃアあ~りませんか。
※因みに「サキジョーグー」は酒上戸、酒好きくらいな意味です。「酒多飲人」は当て字もいいところ。
着付け、早変わり、ボランティアではないスタッフの松竹衣装さんのおふたりと優秀な松延さんの3人をもってしても、かなり大変だろうと推察したので、僭越ながら宇夫方女史を紹介したのですが、お金がないとかなんだとかで二転三転、最初からお金なんかいらないよと言っているのに……。おっと、後日追記でありやした。

傀儡たちの競演(饗宴)。
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楽屋の通路にて。
白拍子を舞う坂井優貴子(ひまわり坂井)さんと野々山椿さん。
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やっぱり椿は只者じゃない?
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白拍子の二人に囲まれているのが里の女とく役の三浦比呂子さんです。左のメイちゃんは市民劇シリーズ後半になって登場回数急上昇。
累計53人、役名+スタッフ紹介:38名1団体+11名。

初日祝い?つうか、今回の5ステージは全て初日か中日か楽日なわけで、要するに毎日祝い酒。
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フラッシュ焚いてピントが合うと、なんともつまらない写真になる。
一着数十万円の衣装を脱ぎ捨てて(いえ、ダメです。ちゃんと畳んでくださいね、衣装部からの命令)、開放されたマリオネットたち、ピントなんかズレてる方が面白い。芝居なんて所詮狂宴。幕が下りればさらに際立つ。たださ、幕が下りてからの方が生き生きするってのはどうかと思うが。
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橋田芽衣子シリーズ……
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常連……
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ピント合っちゃったから、つまらない画像だな。
2日目(千秋楽)の記事へ

tag: 「枡形城落日の舞い」 

「アンポン」こと安本夏彦のこと

《5月19日(木)》
東日本大震災から69日目……
宇夫方女史は琉球舞踊を教える木曜日。

で、ボクは……
同窓生の皆様、懐かしき方をご紹介いたしましょう。
「アンポン」こと安本夏彦氏です。
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語りたいこと、山ほどあるので、後日。
え?なんで隈本吉成さんも一緒なのかって?
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だから後日!

tag: 隈本吉成  「枡形城落日の舞い」  都立駒場高校  その他の登場人物 

忘れていることは思い出さないこと

東日本大震災から67日目……

【この日呟いたこと】

10:03
今日締め切りの原稿がどうしても書けない。拝み倒して期限を延ばす。諸々あって小生とっくにメルトダウン。水蒸気爆発寸前。それでも今日、市民劇の思い出し稽古に行く。

14:16
胃瘻ってご存知ですか。原子炉のイラストを見ると、胃瘻を思い起こす。とってもたくさんの子供たちの未来の命。たったひとりの老人の明日の命。



稽古場に行けばヘラヘラしている。何故なら、そうする以外にいたたまれない気持ちから逃れることができないから。
僕は、今この時に語るべきことを語ろうとしない。もちろん、名もない老人のことを語っても詮無いことだが、沖縄のこと原発のことも同じように詮無いことなのか、詮無いことだと思えてしまうような芝居作りの現場、「お前はそれでいいのか」と、過去の記憶たちから、僕は責めたてられている。彼らの声から逃れるために、僕はずっとヘラヘラしている。

「かくなるうえは、この琵琶にのせて……」
どんな思いで唸っているのか、誰も知らない。知らせることもしない。それでいい。

“ごじゅうかい”って、五十歳以上の会なんですか?
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NewFace。護柔一さんは今回の市民劇の「ベーシスト」である。
「稽古場で、耳を澄ましてごらん。あの人たちの声高なおしゃべりの合間に、護柔さんが稽古場の片隅で刻み続けているリズムが聞こえてくるはずだから。」
三浦義村を誰よりもどっしりと演じる。
累計49人、役名+スタッフ紹介:35名1団体+10名。

俺の年? さて、歳なんて、忘れちまった……
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思い出し稽古。
必死に、何かを忘れようとしていた。

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tag: 「枡形城落日の舞い」 

【琉舞公演広報活動その2】

東日本大震災から61日目……

【この日呟いたこと】
15:16
そして、今日も今から病院へ、オヤジの顔を見に行く。いや違うな、オヤジに、俺の顔を見せに行く。



【宣伝活動報告その2】
沖縄語を話す会を終えて“中む食堂”へ。
ちょっと面白そうな関西系の方も一緒、でもね今日初めてお会いしたばかり、今のところはミステリーということにしておこう。
しかし、関西系の影響力は強いらしい。

「生ふたっつとオリオンのビンね」
「生とオリオンすか?」
「そう」

「ハイ」と出てきたのがこういうセット。
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つい「なんじゃこれ」と言ってから気がついた。しまった、と思っても、もう後の祭りだ。
「そうそうこれこれ、まずは玉葱丸ごと食って血をサラサラにしなきゃねえ、って違うだろ。それはオニオンだろ。オリオンを出せオリオンを!」
しかしもう遅い。ああ、俺としたことがしくじった。市民劇のぬるま湯で、「ウケ」の鋭さを失っていたのか。

「高山さんならちゃんとノリツッコミすると思ってたんですけどねえ」と石垣仁。
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ええいクソ、腹が立つ。もう10時前なんだぞ、1日の疲れを癒そうと飲みに来ているのに、そういう緊張感を強いるとはなんて店だ。でも許してやるから今度の6月4日の琉舞公演に広告出してちょうだい!
「オーナーに言っときまーす」
※以上、一部フィクションです。

憎き玉葱は、オニオンスライスにして敵を打った。
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ハナシは変わるが……
総合格闘技家のエリア君は、ほとんど毎日この店に顔を出す。エリア君は市民劇で一緒の神野美奈実さんと整体の患者仲間だということを先日知った。だからこんな時間なのに、神野美奈実を呼び出したのであった。

というわけで、この記事も、市民劇のカテゴリにしとこうかね。市民劇のメンバーには神野ファンが多いらしいから。

※追伸:“中む食堂”も広告を出してくださることになりました。感謝感謝感謝!

tag: 「枡形城落日の舞い」  沖縄居酒屋.中む食堂  狛江_居酒屋.中む食堂