2016年03月21日(月)23時59分
居酒屋“酔うへい”10周年は琉球舞踊と「耳なし芳一」再演で

幕開けはもちろん「かぎやで風」
そして…

酔った猛者たちが、酒を前にして、暗がりの中で長い間ひと言も漏らさず闇からの風音に耳を澄ます。
— 高山正樹 (@gajumui) 2016年3月22日
(してやったり?いや、こんなもんじゃない!)
どうやら呼び醒ましたのは、平家の怨霊ばかりではなかった。さて… pic.twitter.com/5ALQKi5xt1
tag: 高山正樹地謡 高山正樹外部出演 喜多見_居酒屋.酔うへい さのし JINさん 池田洋平 瀬戸洋平 宇夫方路踊る かぎやで風
2013年06月21日(金)16時39分
映画祭初日その1(6/21のツイートまとめ)
gajumui
おはようございます。暗幕をちょっとめくって窓を開けると、ああいい気持ち。ん?3時間くらいしか寝てないのか。ま、いいさ。「喜多見と狛江の小さな小さな映画祭プラスアルファ」、ボチボチ開場です。
06-21 08:00RT @mikairvmest: いよいよ本日21日、喜多見と狛江の小さな映画祭+α 始まります。会場の写真展「彫刻家 金城実」と物販コーナーをチラ見せ(笑)初日「シバサシ」(沖縄、安里清信さんについての映画)「飯館村第一章」(土井敏邦監督)「壊された5つのカメラ」 http:…
06-21 08:07KitamiFilmfes
本日間もなく10時より、喜多見と狛江の小さな映画祭+αオープニング。30日まで連日40企画以上が目白押し。ご来場をお待ちしております。http://t.co/KABxPUHEQQ
06-21 09:12本日分はコリッチからお申し込みいただくことはできませんが、十分空きがございます。直接会場にお越しいただいても大丈夫です。お待ちしております。お問合せは03-3489-2246です。 http://t.co/TKN7Mkri0K
06-21 09:44RT @mikairvmest: ヤバい、この時間にまだ小田急。西武も遅れ、小田急も遅れ、じわじわ遅刻。毎日この道のりはキツイので寝袋持参。いよいよ始まるよ、喜多見と狛江の小さな映画祭+α。まずは「シバサシ」で沖縄のかつての離島に押し付けられかけたものと抵抗を考える。@Kita…
06-21 10:29「シバサシ~安里清信の残照~」上映中。13人の仲間たちで見ています。そして拾え切れないほど、ツイッターで拡散宣伝くださった方々に感謝、なんだか涙がこぼれてきそうなくらい感謝しています。ありがとう、そして後10日間、よろしくお願いします。
06-21 10:39gajumui
金城実さんは安里清信氏の教え子です。 @KitamiFilmfes 「シバサシ~安里清信の残照~」上映中。13人の仲間たち… …ツイッターで拡散宣伝くださった方々に感謝、なんだか涙がこぼれてきそうなくらい感謝しています。ありがとう、そして後10日間、よろしくお願いします。
06-21 10:44KitamiFilmfes
残波岬のでっかいシーサーを作った金城実さん。映画祭の会場では、高橋美香さんの撮った金城実さんの写真が展示されています。今日も明日も美香さんは会場にいますよ。 @gajumui 金城実さんは安里清信氏の教え子。 @KitamiFilmfes 「シバサシ~安里清信の残照~」上映中。
06-21 10:5114時からは「飯館村 第二章」の上映です。ゲストは中川五郎さんですよ。もうコリッチからは申し込みできませんが、直接会場にどうぞ。まだ大丈夫です。お問合せは 03-3489-2246 http://t.co/94ihw3LPBF
06-21 10:562本目、「飯館村 第一章」始まりました。結構予約無しの方が来て、何人いらっしゃってるのか不明。また上映後の集計が大変です。舞山裕子さん、受付で奮闘中!
06-21 14:24gajumui
「飯館村」の上映が終わり、実行委員のひとり、劇作家の丸尾氏が映画の補足のような興味深い話をして、そして今、中川五郎さん熱唱中!
06-21 15:49KitamiFilmfes
RT @maruosatoshi: 喜多見と狛江の小さな映画祭。物販コーナーも充実。結構手に入らないものも。 http://t.co/7mbLHJlndz
06-21 15:53RT @mikairvmest: 「シバサシ」「飯舘村」上映に続いて中川五郎さんのライブ中。原発やインティファーダや公民権運動を歌う。温かいライブ。人間が好きなひとだからこそ歌える歌。
06-21 16:00gajumui
まだまだ五郎さん、歌っています!
06-21 16:17
そして、喜多見と狛江の小さな映画祭+α の幕が開いた!
まずは“かぎやで風”を、宇夫方路の踊りと高山正樹の地謡で。
最初の映画、「シバサシ」が始まる。
⇒「シバサシ」
上映会場と事務スペースを隔てる借り物の暗幕には、舞台美術家の加藤ちかさんデザインの月が施されている。地図の仕事も休むわけにはいかないのだ。その裏からの明かりが月面の陰影を浮かび上がらせて、思いもかけぬいい効果ではないか。

「シバサシ」上映後はお待ちかね、片山恵理さんが地謡に挑戦する「前の浜(めーぬはま)」です。
うん、さすが片山恵理さんでありました。前回の稽古の時は、いわゆる現代的に上手すぎて、あの古典独特の“べたー”っとしたストイックに抑えた感じがもう少しあればと思ったのですが、本番ではそれをきちんとクリアーしていらっしゃいました。いやー、もっとたくさんの人に、特に恵理さんのお弟子さんたちみんなに聞いて欲しかったなあ。

しかし、それにしてもいい写真がありません。申し訳ない。
と、あれ、画像左下で、良さげなカメラで撮影していらっしゃる方がおいでではないですか。
というわけで、只今問い合わせ中です。
⇒「飯舘村」第一章“故郷を追われる村人たち”
笑顔みっつ!

長い一日。ここいらで、記事を分けよう。
2013年02月22日(金)12時40分
シンポジウムでの舞台再現のための稽古(中川和恵さんと)
gajumui
結局昨夜は寝てしまった。早起きして上映会会場の設営。その後、小川先生を車で迎えに行って、10時から事務所でシンポジウムのための稽古。女優の中川和恵さんのお相手。本役ではないが、シンポジウムだけ渡嘉敷守良を演じ三線も弾く。「かぎやで風」、中川さんは渡嘉敷流。ふーん、ずいぶんと違う。
02-22 12:38


2012年09月29日(土)23時39分
“くんくんしーらや”で渡久山英男初ライブ「かぎやで風 考」
昨日は“こだま”でのライブだった。
gajumui
今、横浜のライブ会場に向かっているのだが、台風は沖縄からこっちに向かっているらしいのだが、明日の夜の阿佐ヶ谷でのライブが心配なのだが、それよりも明日の昼は東京湾の船の上で地謡をやるのだが、いや何よりも、台風の去った後の普天間が気がかりなのだ。
09-29 16:15クラスの子がいじめられているのを見て見ぬフリしてるのと、貴方たちが声を出さないのと、何が違うのだろう。僕?「いいちゅける先生がみちゅからないのん」
09-29 16:39gajumui
@shachinek0 だっからよ~…
09-30 10:08昨日の“くんくんしーらーや”のライブ、大変に盛り上がりました。おいで下さったたくさんのお客様、ライブ実現に御尽力下さった皆様、そしてくんくんしーらーやのご主人、マスター始めお店の皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。それにしてもライブの後の賄い、美味しかった。
09-30 10:13ubukatamichi
RT @shachinek0: 鷲ぬ鳥節。 http://t.co/F2hoAHXq
09-30 10:35RT @shachinek0: 海のちんぼうら http://t.co/DMDhNMQ1
09-30 10:36
そして…
京浜急行上大岡駅西口徒歩5分
沖縄・東南アジア料理“くんくんしーらや”
渡久山英男 沖縄の伝統を謡う 居酒屋ライブ3連発!第二弾
特別企画はVol.1の「かぎやで風 考」、7月6日の“こだま”での企画をさらに進化させた改訂版。
youTubeにでもアップしてお見せしたいところだが、Vol.1「かぎやで風 考」は、きっと今後もあちこちでやるであろう演目。今日のところは画像数枚でご勘弁を。
“かぎやで風”

“鷲の鳥”

特別企画が終わって、第二部は渡久山さんにお任せ。
画像は“浜千鳥”で引っ込むところ。

お客様のノリが最高で、渡久山先生も大ノリで、とうとう“なんちゃって加那よ~”までご披露してしまいました。

⇒youTubeでM.A.P.新年会の余興“なんちゃって加那よ~”を見る
(※地謡はシーサーズ)
やっぱり最後はカチャーシー…


沖縄ではないので、踊らない方もいらっしゃいますが、客観的に見ると、踊らないのってカッコ悪いなあと、自分のことを差し置いて思うのでした。
【追伸】
関連ツイート…
@gajumui 先日はくんくんしーらやでの渡久山英男先生のライブ、素晴らしく楽しかったです、蘊蓄好きな私としては以降も期待してます。様々な角度から古典の追求をなさっていただければ!しかし、見事に古典関係者が多かったですね〜これが次回も続くようでしたら、古典の割合増やしてもあり?
— クラーケン(一二三線) (@R_Kuraken) 2012年10月1日
gajumui
@R_Kuraken ご協力感謝しています。ありがとう!そうね、7割古典ファン、3割が古典よく知らないお客さん位のバランスがいいのかも。3割の人が周りにつられて古典も面白そうだな、と思っちゃうような企画、試行錯誤してます。次回は上り下り口説・考。お店のモニターを駆使する予定です。
10-01 16:47
tag: 宇夫方路踊る カチャーシーの光景 浜千鳥 鷲の鳥 加那よー かぎやで風 渡久山英男 沖縄居酒屋.くんくんしーらや
2012年07月06日(金)23時58分
“渡久山英男、沖縄の伝統を謡う”Vol.1「かぎやで風節」
ubukatamichi
サントリー美術館でやっている「紅型」展で、今日「琉球舞踊への誘い」というイベントがあります。そこで私の師匠の関りえこが“加那よー天川”を踊るので、ちょっとお手伝いに行きます。そのあと、小岩の“こだま”に向かいます。忙しいなあ。
07-06 12:24 15:06、事務所外の線量……gajumui
わざわざ貴重な時間を割いて、お金払ってまで来てくれる、そんなお客さん一人呼ぶことの意味を考えながら、今から事務所を出ます。分業できない零細企業で、出演と、構成と、宣伝と、何に重きを置くべきか…
07-06 15:16
0.06μSv/h(DoseRAE2,RADEXは参考)

ついにスタートしました。渡久山英男さんとM.A.P.のコラボレーションです。琉球古典音楽の中から毎回テーマを決めて、高山正樹が構成し、渡久山英男さんが歌い、そして宇夫方路が踊るというシリーズ企画です。
しかしさあ、お客様にあくまでも楽しんで頂こうという催しの、その報告の冒頭に、なんで震災から何日目とか今日の線量はどのくらいとか、そんなのが必要なの、こんな記事、読みたくなくなるよ!と、ごもっともであります。
でも、きっとこれから何年間か、あるいは何十年間か、この問題と日常の中で付き合っていかなければならないのです。それなのに、みんな忘れたがっている。それでいいのかなあ。もし、毎日食事をするように、妙な苦痛も伴わず当たり前に放射能について気にすることができるようになったら、「大震災から…」とか「何時何分事務所の線量…」とか、そうした鬱陶しい記述は、断固やめると決めています。
さて、第一回目はもちろん“かぎやで風”です。
告知記事はこちら…
⇒http://mapafter5.blog.fc2.com/blog-entry-2713.html
(↓クリックすると大きくなります!)

古典の特別企画の内容については、今後もあちこちでやりたいと思っているので、しばらくは内緒と言うことにしておきましょう。ただVol.1の「かぎやで風・考」も、回を重ねながら進化させていこうと思っています。
ただひとつだけ。
幕開けは“かぎやで風”といっても、それは本島あたりのことで、石垣や宮古では通用しません。企画ではそのあたりにも触れながら話しを進めていきます。たとえば八重山(石垣およびその周辺の島々等)の幕開きは“鷲の鳥”、その興味深いお話、ああ、もう喉元まで出てきてて話したくてしょうがないのですが諸般の事情を鑑みて我慢します。う~ん…。
聞きたい皆様、これからもきっとどこかで「かぎやで風節を考える」なる企画、必ずやりますので、その時こそ是非いらしてくださいませ。
さてM.A.P.が構成に関わっての第一回ライブ、はたしてお楽しみいただけましたでしょうか。今回来てくださった方々も、またのお越しを心からお待ち申し上げております。本当にありがとうございました。
【追伸】
もちろん、実際の催しの中では、震災のこととか、放射能のことには一切触れませんでした。これからも触れるつもりはありません。それがいいのか、それでいいのか、それともそれではいけないのか、納得できる自分の気持ちを探し続けています。
※旧ブログに【NEW・M.A.P.after5記事更新情報】を投稿しました。
⇒http://lince.jp/hito/onegai.html
2012年01月16日(月)23時54分
この日のツイートは麻生区の……
gajumui
(計測され投稿された0.77μSv/hという数値が)もし本当なら市に報告すべき値(※と、この日の時点で僕はそう信じていた。)、そこで今朝測りに行ってきました。(数ヶ月前の情報では川崎市の対応基準は0.19μSv以上ということでした。)
01-16 10:35現地は急な斜面で簡単に立ち入れるところではなく、建物をぐるりと回ればたどり着けたのかもしれませんが●●●の社宅なので遠慮しました。
(※ツイッターは難しい。「●●●の社宅なので」と言えば、●●●という会社だから遠慮したように聞こえる。そんな意図はなかった。どんな会社であれ、社宅ならそこには守られるべきプライベートがあると思ったから遠慮したのである。だが、実際のツイッターでは会社名を伏字にはしなかったのだし、現地の画像まで公開してしまったわけだ。とても迷っていた。しかし、0.77μSv/hという数値が既にネットで公開され、サイトの地図には社宅の会社名がはっきりプロットされている。そうである以上、検証したことも公開したほうがいいという考えがこの時は勝っていた。)
画像の左の方には公園があったので、そこで計測してみました。
01-16 10:49DoseRAEで0.9~1.0μSv程度、この数値なら現在この周辺では特別に高い値とはいえません。RADEX1700は0.17μSvという高めの値を示していますが、これも珍しくはありません。仕事前なので時間に余裕がなく、再挑戦する予定。
(※ツイッター本文も、分かりにくい部分を若干手直ししています。)
01-16 10:59 ……ということを、事務所に戻って呟いてみたら、何人かの方から続報を待つ旨のコメント(メンションというのだろうか)を頂いた。実にタイムリー。でも物事をオリジナルにカテゴライズすることは重要。しかし結局、自ら構築した自明性から抜け出せなっていく。
01-16 11:30 いったい僕は何を思っていたのか。0.77μSv/hの箇所は敷地内奥なのでやはり立ち入ることは遠慮しました。しかし同一建物の真反対に、同じ方が計測し0.74μSv/hを投稿されている場所がありました。ソコは公道との間に遮断物がなく、誰でもスッと入れる場所なので測定してみることにしました。
01-16 18:05すいません。続きのご報告が遅くなりました。川崎市の危機管理室の方から電話があり、たった今まで話していました。少し問題を整理させてください。まずこういう場合の市の対応について一般的なご報告をします。
01-16 18:50 事務所では琉球舞踊教室が始まる。僕は“かぎやで風”を聞きながらツイッターで呟く。川崎市では現在も0.19μSv/hで何らかの対応をするそうです。しかしそれはあくまで市の施設内でのこと。民間の私有地となると話は別です。国からは民間でも1μSv以上は対処するようにという指示があるとのこと。しかしそれ以下は……
01-16 20:41しかし1μSv以下はなかなか手が出せない。基本的には各自考えて処理して欲しい。聞かれれば、例えば土を掘り返して下の土を被せて線量を下げるとかの指導はしますとのこと。「例えば、汚染された土をビニールに入れて捨ててもいいのですか?」すると危機管理室の方は……
01-16 20:54「捨てていいかという質問にはなんともお答えできないです」「捨てていいかどうか答えられないものなのに、そっちで勝手に決めて処理してくれというのは、なんだか変ですねえ」「はあ、うーん……」←ここまでは川崎市の一般対応基準。さて今回の件は……
01-16 21:01今回の件は民間の敷地内のことで、その上、小生は全くの部外者。これ以上はお話しにくい。顛末はいずれ報告できるようになった時に。ともかく1μSv以下の非常に小さいスポットに過剰反応は必要なし。ただ仕切なく近所の小さな子供でも簡単に入れる場所なのはやはり問題、だから報告しました。
01-16 21:13 しかし過剰反応とは何なのだろう。勿論過剰はよろしくない。しかしそれでは言葉の遊び、要は何を基準にして過剰なのかを判断するのか。毎時1μSvという数値で騒ぎ立てるのは過剰なのかどうか。ubukatamichi
今日のM.A.P.琉球舞踊教室は「かぎやで風」と「四つ竹」、定番ふたつのお稽古でした。どちらも奥が深くてちゃんとやろうと思ったら難しい踊り。でも最初に憶えます。それは「かぎやで風」は基本の動きがたくさん入っているから。「四つ竹」は華やかな衣装でゴマカシが効くから。(笑)
01-16 22:04gajumui
昨日は横浜にコンサートを聞きに行きたかったのだが仕事があって断念した。今日も昼間仕事を頑張って夜は新宿のイベントに行きたかったのに、高線量のゴタゴタで、結局仕事もロクスッポできず、イベントもダメだった。今日は事務所の床に布団敷いて寝る。
01-16 23:07 中学生のツイッターのハンドルネームは“いたち君”本日の総括。麻生区のある社宅、雨どいの出口。9日に“いたち君”がエステーエアカウンターで測った時は0.74μSv/h。本日の計測では、DoseRAE:0.66、RADEX1700:0.69、いたち君、相談があります。連絡ください。
01-16 23:29

そんな時、宮台真司氏の言葉が流れてきた。
「教育とは、恣意的な境界線を必然的であるかの如く思い込ませる操縦であり、自明でない事物を自明であるかの如く思い込ませる操縦」
僕は思わずそれに反応して呟いた。
ある者は絶対に危険だと言い、またある者は大したことはないと言い、どちらも自説を自明なこととして相手を罵る。しかし果たして放射能の危険性を自明なこととして語ることが出来るのだろうか。だからある者はハナから考えることを放棄し、またある者は早急な答を求めて躍起になる。僕はといえば、「自明性」を獲得したくて勉強を続けるのだが、そう易々と結論に辿りつけるわけもなく、ともかく「生死に関わること、放射能は甚だ危険なものとして処するべきだ」と決めている。しかし、本当に僕は冷静なのだろうか。「恐怖」が生んだひとつの感覚を、論理的な帰着と思い込んで固定化してはいないか。「もしかすると安全かもしれない」などと主張したいわけでは決してない。ただ、僕の自明と信じて疑わないことに、信じるに足る根拠があるのかどうか、再確認したいと思ったのである。
ふたつの線量投稿サイトを、あらためてじっくり閲覧してみた。と、マイナーなサイトの方にも、同じ1月9日の計測データがあることに気がついた。(それは現時点でも残っている。)なるほど、二つの場所のデータは、同一人物が計測したものだったのか。さらにその投稿者が、どうやら中学生らしいということも分かった。
そうだ、0.74μSv/hの場所の方は、確か公道から簡単に入れるところだ。ということは、知らずに子供が入り込んで遊んでいてもおかしくないということだ。
仕事が一段落したところで、僕は再度現地へ行ってみることにした。

再度現地へ行った報告をひとつツイートした時、川崎市の危機管理室から電話が来た。実は事務所に戻ってすぐ、僕は川崎市へ電話を掛けていたのである。行政に報告しようと思ったのは、勿論線量が高さが一番の理由だが、誰でも入れる場所であったこと、そして計測し続けているのが中学生であるということが気になったから。なぜこの線量のデータが、ただひっそりと、殆ど誰にも注目されずに投稿されているのだろうか。もしかするとその少年は、身近の誰にも相談できずにいるのではないか。
始め、総合案内の女性には、そうした窓口はないと言われた。だが話しているうちに少々お待ちくださいと待たされ、再度電話に出た彼女は「あまりに数値が高いので、危機管理室の者がお話を伺いたいと……」と来た。なんだ、窓口、あるではないか。
「この数値が高いとは認識されていても、さてそれが本当に危険なのかどうか、危機管理室の方々も実は判断基準を持っていらっしゃらない、わからないってことなんですよね」
「確かにそうです」
危険であるという確信が持てれば、行政も動くと思われた。確信がなければ動けない、これが行政なのだ。しかし、危機管理室の人に1μSvの危険を説明し納得させる知識など僕にあろうはずもない。
(※【直置き1μSv程度の汚泥について考える】を、この記事の最後に追記します。)
「民間の施設に対しては手が出せないのです。出来れば高山さんから管理人さんにでも話して貰えませんか」
「いえいえ、僕の家から近いと言っても、車で10分です。決してご近所さんでもないし、顔見知りの方さえ一人もいません」
「そうなんですか」
「だけど、公道から誰でもヒョイと入れるところなんですよ」
「うーん……」
こんなやり取りを何度か繰り返して、ようやく次のような約束を引き出した。
「分かりました。こちらから●●●に連絡しましょう」
「是非お願いします。それからね……」
何より僕は、数値をサイトに投稿した中学生のことが気になっていた。敢えて「過剰反応は…」と言ったのもそれがあったがためである。
しかし、本当にその中学生のことを考慮するならば、中学生と分かった時点で、キッパリとツイッターで呟くことを一切やめるべきであったのかもしれない。
「線量をものすごく気にする人もいます。でも、ガイガーカウンターなんか持って測ってるんじゃねえというような人もたくさんいる。線量を測っていた僕の友達には、『殺すぞ』という脅迫メールが届いた。色々な人がいます。くれぐれも中学生が傷つくことのないように、十分に気をつけて欲しいのです。」
「わかりました」
危機管理室の方々に大した権限はなさそうであったが、間違いなく誠意があり謙虚な方々だと僕には感じられた。もちろん、「いい人」に現状をどうにかする力があるわけはない。むしろ逆かもしれない。でも、納得できる理由さえ見つかれば、協力してくれる可能性のある人たちだとも思った。



彼は僕をフォローしてはいなかったから、DMという機能は使えなかった。だから公開で伝えるしかなかった。僕は、まず社宅の住人であるのかどうか彼に確認したかった。住人でないなら、もう他人の敷地に入って線量を測ることなどやめるように伝えたかった。またもし住人であったなら、誰かに相談して、後はその方に任せるように言いたかったのだ。
だが、僕も彼をフォローしていなかったのであるから、彼もまた僕にDMは送れなかったわけで。本当に彼のことを考えていたのかという謗りを、僕は免れないのだ。
tag: かぎやで風 四ツ竹 MAP琉球舞踊教室 DoseRAE2 RADEX1706 麻生区のホットスポット MAP事務所の線量
2010年06月15日(火)23時09分
沖縄経営者協会合同懇親会【関東沖縄IT協議会】
音楽もテープではなく、持田明美地方で、「かぎやで風」と「貫花」を踊りました。「かぎやで風」から「貫花」へ、私の着替えの間に、持田さんが繋ぎに一曲。
この日持田さんに開口一番「高山さんは?」と聞かれたので、「お金の計算」と答えといたけど。
※なんだ偉そうに、なんにもわからんくせに口出すな。何様だ?持田。
今日は三線教室や琉球舞踊教室などのサークルや、キジムナーフェスタなどのイベントの宣伝もさせていただこうと意気込んで来たのですが、二人とも出し物の準備と片付けで余裕がなく、こういう場合は出演しない別の人が来て、会場でうろうろする必要がありそうです。
持田大先生曰く、「高山さん、計算している場合じゃないよ!」
※持田はやっぱり阿保か…
持田出演情報
⇒http://haisaikomaesanshin.ti-da.net…
シーサーズとやらのyouTube
⇒http://haisaikomaesanshin.ti-da.net…
今井さんからお土産に沖縄そばを頂戴しました。
宇夫方持田コンビ、これから売り出す?
※売り出さない…
“おきなわの声”の編集長、金城驍さんが懇親会での踊りの写真を撮ってくださっていたので、写真くださいとお願いをしたところ、まだフィルムが残っているからもうちょっと待ってねと連絡がありました。デジタルカメラじゃなかったのね。
というわけで、写真を戴いたら改めてご紹介いたします。
2010年05月12日(水)22時34分
“M.A.P.after 5” は全てが出会う交差点1
それに合わせて、山川夏子さんが自主的にブログを立ち上げてくれました。
⇒http://haisaikomaesanshin.ti-da.net…
やることが早い。つまり、「三線教室」はafter5というブログからは卒業ってことかな。「おきなわおーでぃおぶっく」、「楽天市場」に続いて三つ目の卒業です。
⇒おきなわおーでぃおぶっく情報
⇒沖縄mapのつぶやき
というわけで、「三線の宴」の模様は夏っちゃんが新しいブログ「はいさい狛江三線サークル」で報告してくれることを期待して、こちらではM.A.P.after5的情報のみのお知らせです。
やっぱり「かぎやで風」からですね。
書けば「かぎやで風」、読めば「かじゃでぃふう」、ですよね國吉先生。
“ぎま”のママと、おじょうも来てくれました。
真剣なお顔で演奏を聞いている……
宇夫方隆士さんが、裏方に徹して、こんなにたくさんのお料理を作ってくださいました。
おなじみの鈴木夫妻です。
後ろに写っている変なおっさんは高山正樹。
おじょうとママ、再び。
おじょうはプロ歌手。その歌声はM.A.P.after5の【あっち】や【こっち】で聞くことができます。
國吉眞正さんと大城洋子さんは、実は旧知の間柄だとか。
夏っちゃんの記事を見てから、もしかすると追記するかもしれません。とりあえず、“M.A.P.after 5”的には、このくらいにしておきましょうね。
(※その他のお客様の中にも、今後after5的なお付き合いに発展しそうな方々がいらっしゃいますが、そうなった時には、あらためてブログ掲載のお許しを頂いてご紹介できればと思っています。)
「はいさい三線の宴」は、こうして大盛況のうちに終わりました。
tag: 内地在住ウチナーンチュ 宇夫方隆士 おじょう 大城洋子 かぎやで風 山川夏子 國吉眞正 MAP三線教室 狛江市中央公民館 駒場28
2010年01月11日(月)22時21分
東京琉球舞踊協会の新年会
今年は協会ができて10年目。4月10日に10周年記念公演を予定。
10年前は8団体、それが今は15団体になりました。
幕開けはやっぱり「かぎやで風」。

琉舞協会の先生方が揃って踊りました。
県人会副会長の浦崎さんの御発声で「かりー」。

最近、沖縄では乾杯のとき「かりー」と言うと決めたのだそうで。
(誰が決めたのさ)
(Tさんお静かに!)
⇒「かりー」についての記事を読む
琉球舞踊協会所属の各団体から一つずつ踊りを披露。中には日本舞踊やどじょうすくいなんかもありました。
(琉球舞踊協会って琉球舞踊を踊る人たちの集まりじゃなくて、踊る琉球の人の集まりって意味なの?)
(何が言いたいの……)
県事務所、東京沖縄県人会、沖縄タイムス、琉球新報、沖縄コンベンションビューロー、その他地謡の先生方などなどなど。
川崎でお店をやっているお二人。

「あゆ」のあゆちゃんと「はいさい」のるり子さんです。
あゆちゃんは去年の9月以来2度目の登場です。
じゃ、カメラマン交代。

(ピンボケとキリリ。これは写したあゆちゃんの所為じゃないな。被写体の問題だ。)
(うるさい。)
そして最後は“かちゃーしー”

皆様、音がなると体が勝手に動くらしい。
(報告はこれで終わりなの? M.A.P.的にさ、何かネタは?)
(それはミステリーということで……)
2009年12月25日(金)23時55分
金城さんの沖縄料理を食べる会(その2)
山盛りのサーターアンダギー。これも金城さんの手作り。
旨いものは、人を幸せにしますなあ。
今日、初めてお会いした方々も多く、皆さんに自己紹介をしていただきました。
(※どぅたっちでお会いした日高さんの自己紹介。ASAのジャケット着ている方は比嘉くん。若そうに見えますが、奥様とお子様を沖縄に残して、東京の新聞販売所で働いていらっしゃいます。今日は夕刊の配達を終えて駆けつけてくれました。比嘉さんのお母様は読谷で織物をしていらっしゃるのだそうです。こんど詳しいことを聞いてみよう。)
TOMIHUSAさんは今の沖縄が抱える現実をお話くださいました。
やんばるの高江。間近を轟音をあげて飛びヘリ。これが島の実態です。
(※画像提供TOMIHUSAさん)
そして、船津好明さんが、こんな琉歌を詠んでくださいました。
沖縄は遠いが、沖縄語を習いながら、喜多見で歌と踊りを楽しみましょう。
船津先生御自身が考案された新沖縄文字が使われています。
例えば「うちなー」など、本来なら伸ばす単語を、琉歌のサンパチロク(八八八六というリズム)を崩さないために、「うちな」と詠んでいらっしゃいます。そうか、一音一文字の沖縄文字は、この沖縄特有の調子を理解するためにも、大変有効なのだということが分かりました。これは沖縄の古典芸能に関わっている方々に対して、大きな「売り」だということにあらためて気がついた。また一つ、先生に教わりました。感謝です。
さあ、新生沖縄語を話す会の第一歩を祝って、「歌とぅうどぅい」の宴の始まりです。
始まりはやっぱり「かぎやで風」から。
「かぎやで風」と書いて「かじゃでぃふう」と読む・・・、これについて、興味深い新聞記事を見つけました。次回の沖縄語を話す会で、ご披露したいと思います。少々お待ちを。
大崎の忘年会でも歌ってくれた西武門(にしんじょう)もみ子さんが、今日も大活躍です。
先日の沖縄の旅で、通りがかったバス停、もみ子さんを思い出してちょっと写してきました。
注:「西武門」について、本記事の後ろをお読みくださいませ。
最後に残った若者(?)で記念撮影。
次回は来年1月の18日です。皆様、お待ちしてまーす。
そして、金城さん! ほんとうにご馳走様でした!!
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