「福島 六ヶ所 未来への伝言」に集った監督さんたち

「福島 六ヶ所 未来への伝言」が始まった。
しばらくして、島田恵監督が到着される。元東電社員の吉川彰浩氏を加藤登紀子さんに紹介した日以来である。上映中なので、無言で挨拶をする。

映画については、いつか機会があれば語ろう。
本筋から離れた話を少しばかり。

客席には、千葉茂樹監督と古居みずえ監督がいる。上映後のトークが楽しみだ。僕も、吉川君に案内された行った福島浜通りの話でトークショーに参加しようかなんて思ったりもしたのだが。

上映が終わり、島田恵監督のトークが始まる。今日はお登紀子さんというダンプカーはいないので、島田監督は自由に語れる。思いが迸って止まらない。おいくつなのか、女性にお年を聞くつもりはないが、彼女は若く、そして熱いのだと思った。千葉さんと古居さんをお年寄りだというつもりは全くない。千葉監督はともかく、古居さんにそんなことを言ったら怒られる。それでも古居さんの静けさと島田監督の熱気は対照的だと僕には感じられた。考えてみれば、島田監督の方が表現者としてスタンダードなはずだと思った。
それでも、この3人の監督が揃うということなど滅多にあるはずもなく、3人が語らう機会は、本当ならとても有意義で興味深い時間になったであろうに、そこは少し残念ではあったが、それだけにあらためて島田監督の思いの強さが伝わってきた。

せっかくなので、最後に客席の両監督に一言づつ感想を伺うことにした。進行役の権限である。
「女性の視点で撮られていますね、すばらしかった」という千葉茂樹監督の感想。同感であった。
「編集がお上手ですね。うらやましい。私、編集が苦手で苦手で、ものすごく編集に時間がかかってしまうんです」
ふと不思議な感じがした。古居さんに比べれば島田さんの方がずっと男っぽい。なのに映画だと逆転する、そんなことを考えながら聞いていた。時間があれば、ここから千葉監督も交えて、「男の視線と女の眼差し」とでも題して、面白い語らいが聞けたかもしれないのに、などと思っていた。

千葉監督はお急ぎ帰られた。女性監督お二人をお引止めして、記念撮影をお願いした。
「せっかくだから、標的の村のポスターの前で撮りましょう」
古居みずえさんらしい御提案だと、なんとなく僕は思ったのである。

古居みずえさんと島田恵さん

ところで島田恵監督。今度こそ加藤登紀子さんをゲストにお呼びして、ここ喜多見で「未来への伝言」を上映しませんか?そうしたら、“喜多見と狛江の小さな映画祭+α”ならではのトークショーにして見せましょう。なんてね…。

そっか、優秀な女性はみんな両性具有なのかもしれない、そんな気がしてきた!
違うか…

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あと1週間になりました

ちんどん屋の初日を含めれば、もう8日の日程を終え、早いもので、もうあと1週間、7日である。

gajumui

今年も「あしたが消える」を上映します。この一年で何が変わったのだろう。お登紀さん @TokikoKato の「原発ジプシー」を聞きながら考えよう。また千葉茂樹監督さんもいらっしゃいます。あと30分で会場です。 http://t.co/QzHLhQDlRz
06-03 09:32

 ⇒「あしたが消える」の告知記事



「あしたが消える」の上映会が終わる。トークを終えた千葉監督、次の会の料金をさも当然の如くお支払いくださる。恐縮していると、「いえ、払います」ときっぱりとおっしゃる。チンドン屋のボス嶋崎靖さんが、千葉監督のことを、映画界の良心と言っていたのを思い出す。
そして、昨日のお約束通り、古居みずえ監督もいらっしゃった。やはり既定の料金をお支払いくださる。僕はまた恐縮する。古居さんは、そんな恐縮している僕を、知らぬ顔してくださっている。
千葉監督も古居さんも、外見や人当たりはとても柔らかく、穏やかでゆっくりと静かな方なのである。
僕は、まったくもってダメである。

島田恵監督はまだ到着しないが、もう時間だ。
「福島 六ヶ所 未来への伝言」
ここらで記事をあらためようと思う。

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「ぼくたちは見た ―ガザ・サムニ家の子どもたち―」一回目の上映

本来は告知記事に貼るべきだった予告編である。

 ⇒「ぼくたちは見た ―ガザ・サムニ家の子どもたち―」の告知記事

上映後、古居みずえ監督のトーク。
古居みずえ監督

詳細は後日…

トークが終わって、大きな(実はむしろ小さめなのだが古居さんがとても小柄なので大きく見える)キャリーバックを、置いていって構わないかとおっしゃる。「明日の映画、見たいから明日も来ます」と。なんだか僕は、とっても温かい気持ちになったのだった。

【追伸】
(2014年7月31日)
古居監督のトークは、全部ビデオカメラに収めた。そのうち落ち着いたら、監督にアップしてもよいかどうかを伺って、もしお許しいただければ、ここでご紹介したいと思っていた。

7月8日、イスラエルによるガザへの暴挙が始まる。いや、暴挙はその前からずっと行われていた。ただ、世界のメディアがニュースにするような空爆がなかっただけのことである。僕らはこの映画祭で、何度もパレスチナのことを取り上げてきたのだから、そのことを知らないはずはなかった。それなのに、僕らはそれを止めるために何かをしただろうか。

数日前、ある上映会で、古居監督のトークショーが急遽中止になったという情報がツイッターから流れてきた。古居さん、いてもたってもいられなくなって、きっとガザに向かったに違いないと直感した。そう思ったら胸が熱くなって、涙があふれてきた。
昨日あたりから、古居さんのガザからの報告が届き始めた。ああ古居さん無事だったと安堵している自分に、何がいったい無事なのだ、古居さんを思い浮かべなければ泣けないのかと、僕は古居さんに代わって自らを叱った。
気を抜けば忘れている。楽しいことがあれば忘れている。「他人事の日本人」を、責める資格を僕は全く持っていない。だからこそ、僕にいったい何ができるのかと、努力して考え続けるしかないのだと思う。

古居さんのトークの動画、アップしてもいいですかと、穏やかに気兼ねなく古居さんに聞ける日が、一刻も早く来ることを、そのために、ともかくガザで、そしてイスラエルでも、罪の無い子どもたちが殺されるなどという許しがたき状況の止まることを、心から祈っている。
(文責:高山正樹)

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「飯館村の母ちゃんたち」その時保健所員が大挙してやって来た!

誰が撮ったの?この画像。網戸にピントが合ってるけど。
網戸じゃない

gajumui

平日ではありますが、5日の16時から2回目があります。また、数人連れ立って来てくだされば、期間中、短いので夜9時半からの上映もやりますよ。 @AdamasAphrodite なかなか難しいとは思うのですが、1作品につき2度上映があると大変嬉しいです。次回に期待しております。
06-02 15:40

今日の朝のプログラム「飯館村の母ちゃんたち」、少ないお客様だったが古居監督のトーク。その間ぼくは表で、突如やってきた保健所の職員7人の相手をしていたのである。建設事務所から連絡が行ったらしい。もう断固ブログに書く。今年の映画祭が終わったら。来年、暗雲?
06-02 16:28


後日、きち~んと報告します。

tag: こんな人あんな人_ジャーナリスト.古居みずえ 

最後のあがき(6/2午前中のツイートまとめ)

早朝、まずツイッターを眺める。そして見つけたうれしいツイートたち。感謝!


KitamiFilmfes

いつ収束するのか先が見えない。だからこの映画がいつ完成するのか目途も立たない。ならば未完成でも、中間報告をしなければと… 本日10時半からです! @mapafter5 表題変更/「飯館村の母ちゃんたち」中間報告ダイジェスト版! http://t.co/R48CzU5o1Q
06-02 06:42

封鎖されたまち、封じこめられない真実。300人以上の子どもが犠牲になったパレスチナ・ガザ地区への攻撃。子どもたちの目線から戦争を描いたドキュメンタリー「ぼくたちは見た ―ガザ・サムニ家の子どもたち―」は本日13時から。 http://t.co/fSW4MkBLNr
06-02 06:45

RT @piratsukah: 【あしたの沖縄】 第2回 喜多見と狛江の小さな映画祭+α 日時: 6月 2日 10:30:00〜 場所: 東京都狛江市岩戸北4-10-7 2F M.A.P. … http://t.co/3Zhsnv5uGu
06-02 07:17


朝7時。
6月9日の上映会のため、カリフォルニアにいる会田美穂さんと、スカイプの実験。
スカイプ実験
大丈夫そうだね。

さて、問題は今日だ。
古居監督もツイートしてくださっている。

gajumui

ご予約乏しく。何故? @KitamiFilmfes …本日10時半から!「飯館村の母ちゃんたち」中間報告! http://t.co/wmjtYqUDiI
06-02 07:35

拡散請う!@KitamiFilmfes いつ収束するのか先が見えない。だからこの映画がいつ完成するのか目途も立たない。ならば未完成でも、中間報告をしなければと… http://t.co/SJgX403Cy5
06-02 07:37

予約状況が厳しい。今こそ忘れてはいけないことであるはずなのに。 僕ら、無意識のうちに忘れたがっているのかな。 昨日も、映画は嘘を見て楽しみたいんだって話になった。 それはそうなんだけれど… まだ2時間少しある。もがいてみる。 https://t.co/v1f9gDQ5uo
06-02 08:02

一万個の「いいね!」より、たった一人の誰かの顔がみたいのです。 http://t.co/SJgX403Cy5 @gajumui
06-02 08:05

わざわざありがとうございます。演目によっては平日昼間の方がたくさん来ていただける場合もあったりして、暗中模索です。 @AdamasAphrodite こんにちは。初めまして。 こちら、プログラムの中で一番観たかったんです。 でも平日昼間なので無理でして…涙を呑んだ次第です。
06-02 08:59

さあ! 間もなく!

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「ぼくたちは見た ―ガザ・サムニ家の子どもたち―」

ドキュメンタリー(86分/2011年)
監督:古居みずえ
封鎖されたまち
封じこめられない、真実


300人以上の子どもが犠牲になったパレスチナ・ガザ地区への攻撃
子どもたちの目線から戦争を描いたドキュメンタリー

ぼくたちは見た
(C)古居みずえ

センセーショナルな報道の裏側で忘れられていく、子どもたち
1400人という多くの犠牲を出した、2008年から09年にかけてのイスラエル軍によるパレスチナ・ガザ地区への攻撃。本作の監督であるジャーナリスト・古居みずえは、攻撃直後に現地に入り、300人以上の子どもたちが犠牲になっていたことに大きなショックを受け取材を始める。ガザ南部の農業地帯ゼイトゥーンに住むサムニ家の子どもたちは、一族が一度に29人も殺されるという、過酷な事件を経験していた。古居みずえのカメラは、家族を失いながらも、懸命に生きる子どもたちの生活を静かに見守り、彼らの心の傷と変化を写し出す。20年以上パレスチナに通い続けてきた古居みずえだからこそ描きだせた、事件の後の“真実”。それに触れることは、瞬間的に消費される情報が飛び交う中で、「世界を理解するために知るべきことは何か?」を示してくれるだろう。

子供たちの“生きる力”“人間力”が、世界を変える!

親を亡くし、家も学校も破壊された子どもたち。しかし、ガザにはストリートチルドレンは存在しない。親を失い、兄弟を失っても、兄弟姉妹、いとこ、おじさん、おばさん、おばあさんといった大家族が彼らを引き取り、新しい家族としての“絆”を深めてゆく。封鎖されたガザでは、物資も少なく、日々の食事の支度もままならない。それでも、家族で食卓を囲み、瓦礫のあとで遊びながら、子どもたちはたくましく生きていく。子供たちの証言から垣間見られるもの、それは“生きる力”“人間力”だ。なぜ国や人種、宗教が違うのに、子供の持つ“生きる(いきようとする)力”は見る者の胸を打つのか。古居みずえは特に日本人の同世代の子どもたちや、子を持つ親の世代に見てほしいと切望する。きっと、同じ星に生まれた彼らの姿は、今の日本人の心にも響き、これからの世界を変えるきっかけを作ってくれる。

【上映日時】
1)6月2日(月)13:00~
2)6月4日(水)10:30~


 喜多見と狛江の小さな小さな映画祭+α オフィシャルサイト

6月2日の上映後は…
古居みずえ監督のトーク

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