2011年12月17日(土)23時41分
沖縄関連のイベントふたつ
是非是非!慌てた返信でゴメンなさい。私は今から王子の北トピアで踊ります。 @yelly34 そんな素晴らしい会があるなんて!しかも喜多見に!(私、経堂なんです)ウチナーグチの勉強ができる場所があればなあ…と思い続けてきました。機会があったら是非参加させてください!
— 宇夫方 路 (@ubukatamichi) 2011年12月17日
大震災から281日目……
朝のTV…

この日のイベントふたつ…
“沖縄フェスティバル”と“西山正啓監督の映画の上映会”


“沖縄フェスティバル”の会場ロビー。
夏子がいた。今、彼女は沖縄グラフの東京特派員をやっている。

王子の“北とぴあ”から、駒込の琉球センター“どぅたっち”まで歩く道すがら…

ここらあたり、沖縄の人たち(こういう言い方が適切なのかどうか)の多く住む町。


※18日に呟いたことだが、17日のイベントについての呟きなので、17日の日付でまとめてみた。
gajumui
昨日はあちこちで原発関連のイベントがあった。でも僕は、王子の北とぴあへ、沖縄フェスティバルを観に行った。大盛況であった。そこかしこに知った人たち。いつも思うのだが、沖縄人脈の系は閉じている。でも、エントロピーが増大しないのは何故か。
12-18 08:20沖縄人脈の系は閉じている。が、閉じているのは人脈だけで、外部(つまり大和的なもの)との温度差が、沖縄人脈の系の中のエントロピーを常に低い状態に保っている。しかしそれは人の系が閉じていることによって情報交換が無いために保たれている差異なのだ。つまり……
12-18 10:18つまり、沖縄情報の拡散は、沖縄から固有のエネルギーを奪う可能性がある。そんなことを考えながら、僕は昨日、王子の北とぴあから、駒込の琉球センター“どぅたっち”まで歩いた。西山正啓監督の映画の上映会。こちらも盛況、といっても20人くらいのお客様。北とぴあとは比べものにならない。
12-18 10:26しかし、例えばクラシックの世界は閉じていようが開いていようが関係ない。毎晩同じ曲を聴いて一日を終える至福みたいなことがあるわけで、勿論興行的には拡がった方がいいけれどそれは本質的なことではない。(続く)
12-18 12:32(続き)沖縄芸能だって同じはずなのに、それでも僕は、対大和との差異が沖縄芸能にパワーを与えていると感じる。それは僕の穿ちすぎた歪んだ見方なのだろうか。彫刻家金城実の言葉が思い浮かぶ。「沖縄では神棚に日本刀を飾るような馬鹿はおらん。三線を飾る。沖縄は文化で戦うんだ」
12-18 12:42一方、西山正啓監督の映画はどうか。閉じられた系の中だけで上映されていては意味がない。上映会に来ていた20人はもう見る必要のない人なのかもしれない。そのことは西山監督に話した。如何にそうじゃない人たちに伝えるかが僕が自分に課した仕事。監督はそのことをよく理解してくれている。
12-18 13:11西山正啓の映像は徹底的にドキュメンタリーであろうとする。監督の意思は隠れている。でも僕は見逃さない。集合写真撮影の時、僕は監督にソッと聞いた。「あの電力会社の人の左手の薬指にはめられていた指輪、意識して撮ったんですか」「そうなんだよ、あれね……」「はーい撮りますよ」カシャ!
12-18 13:25
2010年01月17日(日)23時58分
忙しいのは生きてる証拠

あ、後ろにサングラスとマフラーした怪しげなおじさんは日高さんだ。
※もはや呼び捨てでいいのだが…
沖縄の宇夫方パパより、真久田巧さんが書いた最後のコラムの掲載された新聞が届きました。
(住所を隠した小箱は、宇夫方隆士氏のふるさと盛岡の名店、直利庵のマッチ)
日曜日だというのに、一日中会社の帳簿付け。今年度から消費税あり。会社設立をお考えの皆様、2年間は消費税免除ですが、その間にしっかり考えておかないと、もう大変ですよ。
気がつけば、晩飯も食べずに23時を回りました。
駅前のサミットへ買出しに。
酒菜のスーさん発見。

お客さんが甘いもの食べたいって言うから、買いに来たんだって。一杯飲んでけばと誘われたのですが、まだ仕事が残っているのです。
あーあ、さぶ・・・
洟をかんだら、真っ赤な血、緑色じゃなくでよかった。生きてる証拠。
2009年12月19日(土)23時41分
“どぅたっち”で上映会【沖縄読谷平和学】そして《知花昌一さんのこと》
今日の上映会の場所は、山手線駒込駅のソバにある“琉球センター・どぅたっち”
普段は沖縄の物産品を売っているお店。でも、ここで三線教室をやっていたり、色々なイベントを開催していたり。
10月には読売新聞で紹介されました。
⇒“琉球センター・どぅたっち”のブログ
上映中です。
たくさんのお客様がいらっしゃっていました。
那覇のBar“土”での上映会は11日間で80名、結構大きな新聞記事にもなっていたのに、ちょっと少ない。宇夫方路が観た時はたった一人だったらしい。
⇒映画の解説はこちら
上映会の後は西山監督のお話です。
「恨(ハン)之碑」があるということの意味。
学生達が映画の中で最後に語りあったこと。
「まるで外国に来たようだ」と日本の学生。
「自分の国に帰ってきたようだ」とベトナムの学生。
韓国の学生がベトナムの学生に、韓国がベトナムにしてきたことを涙を流して謝る。ベトナムの学生は「これから仲良くなればいい」と笑います。
男子学生の少ないことがちょっと残念。
西山監督は言います。
「読谷には沖縄の全ての問題が凝縮されている」
僕はきっと、本当の読谷を知らないのだろうと思います。
僕は、宮城文子さんのはなしを思い起こしました。文子さんは長くいた東京をこの12月16日に引き揚げて、沖縄で義理のお母様と暮らすことにしました。
文子さんの義母さんはずいせん学徒隊の語り部である宮城巳知子さんで、嘉手納にお住まいです。もちろん文子さんは、今までも何度も行っているし、お正月などは長く滞在することもあった。その時には特になんとも思わなかったのだけれど、これからずーっと暮らすと決めてお宅に入った時、米軍基地から飛び立つ戦闘機の音がものすごいことに気がついたというのです。そこで生活するのだと、地に足を着けた時にはじめて聞こえてくるもの、見えてくるものがあるのでしょう。
テレビで、元の防衛大臣が蛇のような目をして、「何度も沖縄に行った」と偉そうに語っていましたが、きっと何にも見えてはいないのだろうと思うのです。
そういえば初めて巳知子さんにお会いした時、「政治家は誰も基地の現状を見に来ない」と怒っていらっしゃいましたっけ。
今度、Bar“土”のオーナーごうさんに、是非とも読谷を案内してもらおうと、あらためて思ったのです。
昨日も今日も、西山監督は、僕におきなわおーでぃおぶっくのCDの宣伝をする時間をくださいました。その上“人類館”のCDをご購入くださいました。感謝です。
宴会開始です。
スクガラス。アイゴの稚魚(スク)を塩蔵発酵させた保存食です。昔は酒の肴の定番でしたが、最近はあんまり見かけない。やっぱりちょっと塩っ辛過ぎるのかな。それにしてもこいつは魚がでかいなあ。ほんとにスクなのかしらん。
そして、今日の影の主役です。西山監督の娘さん(左)とそのお友達(中)です。
お父さんの映画会に来たのは今日がはじめて。お父さんのことは、やっぱり好きじゃなかったらしい。お父さんが何をやっているのか、全く興味もなかった。でもお母さんから父親の仕事を聞かされて、もしかすると、お父さんはすごい人なんじゃないかと思ったんだって。
お母さんが話したのがきっかけじゃありません。娘さんが変わったんだよね。そのタイミングを、お母さんはきっちり見逃さなかった。父は、きっと信じて待っていた。すばらしい親子です。
しょうがないから父も仲間に入れてあげよう。
もうひとりの女の子。(女の子じゃあ失礼かな)
那覇で西山監督の映画の上映会が行われている時のある朝、パラダイス通りを歩いていた彼女は、「土」の看板を見つけた。こんなところにほんとにバーがあるのだろうか……
「すいません……」
って、声を掛けたって店の人はいない。ところがその日店では西山さんなんかが雑魚寝していた。それが縁で、今日の上映会にやってきたのです。
不思議な出会いだなあ……。でも、沖縄に関わっていればよくあることです。
そして、不思議なメンバーで二次会へ。
今日のところは、皆さんのお名前のご紹介は控えておきましょう。きっとまたどこかでお会いすることがあると信じています。その時こそ、ちゃんとご紹介します。
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