2016年01月30日(土)23時59分
本祭2日目(朝ふじたあさや氏、夜は仲村颯悟くん)
ふじたあさやさんに渡す物を渡す。そういえば「神々の〜」に出ている三国連太郎さんが亡くなった時、偲ぶ会の案内があさやさんから届いたっけ。映画の中で踊られる不思議な踊りの振付けは関谷幸雄さん、関谷さんの劇団からも何人かが来てくれた。東京の片隅。狛江の人は、まだまだ少ないのである。
— 高山正樹 (@gajumui) 2016年1月30日

仲村颯悟くん。さすがに沢山のお客様が集まった。彼を取り巻く状況が、ここ半年でずいぶん変わったのだ。このままいけば、もうウチの映画祭なんか見向きもしないような監督になるのかな、なんて、フト思う。彼、少し、いや、だいぶ痩せたかな。 pic.twitter.com/xTA8gLpyj2
— 高山正樹 (@gajumui) 2016年1月31日
2015年06月14日(日)23時58分
6月14日のツイート
夜中の2時まで飲んで、朝8時に起きて、狛江の泉龍寺仏教文庫へ。金城実、旅の最終日なのである。 pic.twitter.com/q3kvdhfA9i
— 高山正樹 (@gajumui) 2015年6月14日
11時から、金城実VSふじたあさや、酒上戸(さきじょーぐー)と下戸の対話。3時羽田到着。実さん、お疲れ様でした。濃密な四日間、感謝です。ブログ書くの大変だ〜!
— 高山正樹 (@gajumui) 2015年6月14日
金城さんは、今頃那覇で弁護士さん相手に講演しているはずよん… pic.twitter.com/NfNBIZNFon
殆どのお客様が、金城実という人に会いに来る。でも、作品こそ見て欲しいと願う金城実がいることも僕は知っているつもりで、僕はその金城実が愛しいと感じ、ならば金城実がいない最後の二日こそがクライマックスなのだと…
— 高山正樹 (@gajumui) 2015年6月14日
2015年05月27日(水)10時33分
対談「金城実×ふじたあさや」
金城実×ふじたあさや
さきじょーぐー(酒上戸)と下戸の対談
日時:6月14日(日)11時 Start
会場:[金城実彫刻展&大城弘明写真展]会場 M.A.P.
狛江市岩戸北4-10-7 島田歯科2階 ※小田急線喜多見駅徒歩5分
⇒会場アクセス
お問い合わせ:03-3489-2246(M.A.Pうぶかた)
⇒FBのイベント
2014年04月18日(金)11時20分
ふじたあさや氏が仕事を休んでまでやって来る!…か、否か?

映画・演劇などのメディアは、「誰が」「何を」「いかに」伝えるかという三つの側面を持っている。普通、記録映画は「何を」伝えるかが重視され、ものによってはせいぜい「いかに」を問題にする程度だ。「誰が」に至っては、目立たない方がいいとさえいわれた。
ところが、第二回のプログラムを見ると、この原則が音を立てて崩れているのを感じる。
この作品群は「何を」とらえているのか?〈時代〉をである。「いかに」……おそらくは〈下〉から――〈民衆の視座〉から。そして、だからこそ、「誰が」が見えてくる。その「誰が」――作り手の存在そのものが「時代」であるという、そのようなすごいことになっているのが、第二回の《喜多見と狛江の小さな映画祭》なのだ
これは、仕事を休んでも見に行かなければなるまい。
去年は残念ながら海外出張のさなかで、あさやさんには来ていただけなかった。どうやら今年は…
あの仕事大好き人間のふじたあさや氏が…
仕事を休んでまで来てくださるらしい!
【追伸】
そして次の日、あさやさんのメッセージを読んで録画した。
そしてyouTubeにアップした。
しかしこの時はまだ、あさやさんはさらにすごいことになっているのをご存知なかったのである。
tag: ふじたあさや
2013年05月19日(日)07時00分
増殖する“喜多見と狛江の小さな小さな映画祭+α”
⇒最新情報の告知記事へ
M.A.P.が力を振り絞って頑張ってます…
喜多見と狛江の小さな小さな映画祭+α
西山正啓監督作品の試写会のようなちいさな上映会の後の飲み会でのこと。誰からともなく…
「この場所で映画祭やっちゃおうか」
「いつやる?」
…そんなノリで始まったのです。
もちろんコンセプトみたいなものもちゃんと考えました。でもそれってだんだん育っていくもの、それでいいじゃないか。まずはこのちいさな事務所の暖かいこの場所で、それぞれ出来ることをやって、いろんな考えの人が集って、今まで知らなかったことを知って、話す時間を共有する、それだけでいいじゃないか。そしてそこからどんなものが生まれるのか、それは先の話にしよう…
力まず、無理をせず、そんなつもりだったのです。いや今だってそうなんです。
ところがたくさんの人が面白がって、瓢箪から転げ落ちた駒が、いまやでっかい戦車みたいになっちゃった!
いやいや、戦車はいやだな、えーと、うーんと…
なんでもいいや。
そしてとうとう、こんなになりました!

まずは「知る」ことからはじめたい。
それからみんなで今の日本を考える。
そんな 小さな小さな映画祭です。
期間:2013年6月21日(金)~30日(日)
場所:M.A.P.
(小田急線喜多見駅徒歩5分 狛江市岩戸北4-10-7-2F 島田歯科の2階)

料金:一演目1,200円
(3枚綴り3,000円、12枚綴り10,000円 ※一枚づつばらしてご友人とシェアできます。)
⇒喜多見と狛江の小さな小さな映画祭+α オフィシャルサイト
※5月21日現在の情報です。
【21日(金)】
(1)10:00~●『シバサキ』監督:輿石正
(new!※上映後、琉球舞踊「前の浜」)
(2)14:00~●『飯館村 第1章・故郷を追われる村人たち』監督:土井敏邦
ゆふいん文化・記録映画祭第5回「松川賞」
(※17時から特別企画「沖縄やんばる高江を考える」)
(3)19:00~●『壊された5つのカメラ』監督:イマード・ブルナート、ガイ・ダビディ
第85回アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門ノミネート作品
(※上映後、監督や出演者と親交のある写真家高橋美香さんのトークショーの予定)
【22日(土)】
(1)10:00~●『イエローケーキ』監督:ヨアヒム・チルナー
(※上映後リック・タナカ「ミニトークショー」(オーストラリアから実況中継)
(2)14:00~◎「いつかあなたはここにいて、わたしはいつもそこへいく」+◎「茶色の朝」
プロジェクトM短編演劇「いつかあなたはここにいて、わたしはいつもそこへいく」
作:モスクワカヌ 演出:丸尾聡 出演:今野真智子,小山貴司,横澤有紀
2013年度劇王神奈川大会決勝審査員最高得点
丸尾聡ひとり読み「茶色の朝」(大月書店刊より)物語:フランク・バヴロフ 訳:藤本一勇
(3)19:00~●『あしたが消える』(1989年公開の幻のドキュメンタリー)
※この日のイベント3本は、いずれも原発に関連するものです。14:00の回の中で、特別企画も検討中。
【23日(日)】
(1)10:00~●『カメジロー沖縄の青春』主演:津嘉山正種
優秀映画鑑賞会推薦、日本映画復興会議奨励賞
(2)14:00~◎山猫合奏団(白石准+高山正樹)(※テーマは山之口獏です!)
(※山之口獏の娘さんの山口泉さんがゲスト)
(※16時から、腹話術師しろたにまもるさんの“高座”)
(3)17:00~◎「いつかあなたはここにいて、わたしはいつもそこへいく」+◎「茶色の朝」
【24日(月)】
(1)10:00~●『引き際』2011.10 metoro公演 作・演出:天願大介
(2)14:00~●『なまず』2012.5 metoro公演 作・演出:天願大介
new!(※17時から「演劇のれっすん in Filmfes」有料企画、チケットは他のプログラムと共通)
(3)19:00~●『極私的エロス・恋歌1974』監督:原一男
(※上映後、監督のトークショー)
【25日(火)】
(1)10:00~●『飯館村 第1章・故郷を追われる村人たち』監督:土井敏邦
(2)14:00~●『ポスターガール』+●『IVAW 明日へのあゆみ』
『ポスターガール』監督:サラ・ネッソン
第83回アカデミー賞短編ドキュメンタリー部門ノミネート
(※言葉が早く字幕では追いつかない。new!舞山裕子・new!石井ゆき・高山正樹が弁士を。)
『IVAW 明日へのあゆみ』監督:木村修
(3)19:00~●『血風ロック』監督:流山児祥
1986年2月 ヨコハマ映画祭自主製作映画賞受賞作品。
(※上映後、監督のトークショー)
【26日(水)】
(1)10:00~●『あしたが消える』(1989年公開の幻のドキュメンタリー)
(※上映後リック・タナカ「原発を語る」(オーストラリアから実況中継)
(2)14:00~●『イエローケーキ』監督:ヨアヒム・チルナー
(※17時から、リック・タナカの「エネルギーの話」オーストラリアから実況)
(3)19:00~●『ポスターガール』+●『IVAW 明日へのあゆみ』
(※new!舞山裕子・new!石井ゆき・高山正樹が弁士を務める。)
【27日(木)】
(1)10:00~●『スケッチ・オブ・ミャーク』監督:大西功一
沖縄宮古島の古謡や神歌を追ったドキュメンタリー 原案・監修:久保田麻琴
(2)14:00~◎「京太郎の唄」新城亘ライブ
(※14時の催しの後、19時の催しまでの時間、三線、琉球舞踊の体験コーナーあり)
(3)19:00~●『スケッチ・オブ・ミャーク』監督:大西功一
【28日(金)】
(1)10:00~●『よみがえる琉球芸能 江戸上り』
(2)14:00~●『ゆんたんざ沖縄』監督:西山正啓
(※17時頃から30分弱の作品●『沖縄の声ー山シロ博治』森の映画社最新作を上映)
(3)19:00~●『ゆんたんざ未来世~恨を解いて、浄土を生きる』監督:西山正啓
(※上映後、西山監督のトークショー)
【29日(土)】
(1)10:00~●『壊された5つのカメラ』監督:イマード・ブルナート、ガイ・ダビディ
(2)14:00~●『ぬちどぅ魂の声』監督:西山正啓
(※17時頃から●『沖縄の声ー山シロ博治』森の映画社最新作を上映)
(3)19:00~●『カメジロー沖縄の青春』主演:津嘉山正種
(※上映後、主演の津嘉山正種さんのトークショー)
【30日(日)】
(1)10:00~●『主権在民 女たちのレジスタンス 改定版』監督:西山正啓
(※本邦初演!)
(2)14:00~◎斎藤哲夫ライブ
(※「グラスソングス」(高田渡のライブ映像)を同時上映!)
(3)17:00~●映像作家 櫻井篤史+加藤到 2人展
※期間中会場では高橋美香さんの写真を常設展示しています。
new!「パレスチナに生きる」
new!「彫刻家金城実」
各回定員30名です。お早めに御予約ください。小さな会場なので、ご予約のない場合、いらしていただいても入場をお断りしなければならない場合もございますので、あらかじめご了承ください。
【チケット購入・御予約・お問い合わせ】
⇒CoRichチケット!
M.A.P.:03-3489-2246(担当うぶかた)
(FAX:03-3489-2279 mail:mpro@mbh.nifty.com)
facebookのイベントへの投稿でも承ります。またツイッターのDMでもどうぞ。
⇒facebookのページ
⇒ツイッター
※CoRich以外で御予約の方は、チケット種別ならびに購入方法なども合わせてお知らせください。
※3回券・12回券は一部使用した場合の払い戻しはお請けしかねます。また管理の都合上、チケット種別の変更も原則ご遠慮ください。小さな会場で、入場料収入も限られております。どうかご理解いただきますようお願い申し上げます。
2013年04月23日(火)14時50分
喜多見と狛江の小さな小さな映画祭+α
⇒最新情報の告知記事へ
6月に、喜多見の当M.A.P.事務所にて、
小さな映画祭を開催することになりました。

これは逆にわたしたちが目にする情報が増えて来たから?
なんにせよまずは「知る」ことからはじめたい。
「今の日本を考える」小さな小さな映画祭です。
期間:2013年6月21日(金)~30日(日)
場所:M.A.P.
(小田急線喜多見駅徒歩5分 狛江市岩戸北4-10-7-2F 島田歯科の2階)

料金:一演目1,200円
(3枚綴り3,000円、12枚綴り10,000円 ※一枚づつばらしてご友人とシェアできます。)
⇒喜多見と狛江の小さな小さな映画祭+α オフィシャルサイト
※5月15日現在の情報です。
【21日(金)】
(1)10:00~new!●『シバサシ』監督:輿石正
(2)14:00~●『飯館村 第1章・故郷を追われる村人たち』監督:土井敏邦
ゆふいん文化・記録映画祭第5回「松川賞」
new!(※17時から特別企画「沖縄やんばる高江を考える」)
(3)19:00~●『壊された5つのカメラ』監督:イマード・ブルナート、ガイ・ダビディ
第85回アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門ノミネート作品
(※上映後、監督や出演者と親交のある写真家高橋美香さんのトークショーの予定)
【22日(土)】
(1)10:00~●『イエローケーキ』監督:ヨアヒム・チルナー
(※上映後リック・タナカ「ミニトークショー」(オーストラリアから実況中継)
(2)14:00~◎「いつかあなたはここにいて、わたしはいつもそこへいく」+◎「茶色の朝」
プロジェクトM短編演劇「いつかあなたはここにいて、わたしはいつもそこへいく」
作:モスクワカヌ 演出:丸尾聡 出演:今野真智子,小山貴司,横澤有紀
2013年度劇王神奈川大会決勝審査員最高得点
丸尾聡ひとり読み「茶色の朝」(大月書店刊より)物語:フランク・バヴロフ 訳:藤本一勇
(3)19:00~●『あしたが消える』(1989年公開の幻のドキュメンタリー)
※この日のイベント3本は、いずれも原発に関連するものです。14:00の回の中で、特別企画も検討中。
【23日(日)】
(1)10:00~new!●『カメジロー沖縄の青春』主演:津嘉山正種
優秀映画鑑賞会推薦、日本映画復興会議奨励賞
(2)14:00~◎山猫合奏団(白石准+高山正樹)(※テーマは山之口獏です!)
new!(※山之口獏の娘さんの山口泉さんがゲスト)
new!(※16時から、腹話術師しろたにまもるさんの“高座”)
(3)17:00~◎「いつかあなたはここにいて、わたしはいつもそこへいく」+◎「茶色の朝」
【24日(月)】
(1)10:00~new!●『引き際』2011.10 metoro公演 作・演出:天願大介
(2)14:00~new!●『なまず』2012.5 metoro公演 作・演出:天願大介
(3)19:00~●『極私的エロス・恋歌1974』監督:原一男
(※上映後、監督のトークショー)
【25日(火)】
(1)10:00~●『飯館村 第1章・故郷を追われる村人たち』監督:土井敏邦
(2)14:00~●『ポスターガール』+●『IVAW 明日へのあゆみ』
『ポスターガール』監督:サラ・ネッソン
第83回アカデミー賞短編ドキュメンタリー部門ノミネート
(※言葉が早く字幕では追いつかないので高山正樹が弁士を務めます。)
『IVAW 明日へのあゆみ』監督:木村修
(3)19:00~●『血風ロック』監督:流山児祥
1986年2月 ヨコハマ映画祭自主製作映画賞受賞作品。
(※上映後、監督のトークショー)
【26日(水)】
(1)10:00~●『あしたが消える』(1989年公開の幻のドキュメンタリー)
(※上映後リック・タナカ「原発を語る」(オーストラリアから実況中継)
(2)14:00~●『イエローケーキ』監督:ヨアヒム・チルナー
(※17時から、リック・タナカの「エネルギーの話」オーストラリアから実況)
(3)19:00~●『ポスターガール』+●『IVAW 明日へのあゆみ』
(※高山正樹が弁士を務めます。)
【27日(木)】
(1)10:00~●『スケッチ・オブ・ミャーク』監督:大西功一
沖縄宮古島の古謡や神歌を追ったドキュメンタリー 原案・監修:久保田麻琴
(2)14:00~◎「京太郎の唄」新城亘ライブ
(※14時の催しの後、19時の催しまでの時間、三線、琉球舞踊の体験コーナーあり)
(3)19:00~●『スケッチ・オブ・ミャーク』監督:大西功一
【28日(金)】
(1)10:00~●『よみがえる琉球芸能 江戸上り』
(2)14:00~●『ゆんたんざ沖縄』監督:西山正啓
(※17時頃から30分弱の作品●『沖縄の声ー山シロ博治』森の映画社最新作を上映)
(3)19:00~●『ゆんたんざ未来世~恨を解いて、浄土を生きる』監督:西山正啓
(※上映後、西山監督のトークショー)
【29日(土)】
(1)10:00~●『壊された5つのカメラ』監督:イマード・ブルナート、ガイ・ダビディ
(2)14:00~●『ぬちどぅ魂の声』監督:西山正啓
(※17時頃から●『沖縄の声ー山シロ博治』森の映画社最新作を上映)
(3)19:00~●『カメジロー沖縄の青春』主演:津嘉山正種
new!(※上映後、主演の津嘉山正種さんのトークショー)
【30日(日)】
(1)10:00~new!●『主権在民 女たちのレジスタンス 改定版』監督:西山正啓
(※本邦初演!)
(2)14:00~◎斎藤哲夫ライブ
(※「グラスソングス」(高田渡のライブ映像)を同時上映!)
(3)17:00~●映像作家 櫻井篤史+加藤到 2人展
各回定員30名です。お早めに御予約ください。小さな会場なので、ご予約のない場合、いらしていただいても入場をお断りする場合がございます。
【御予約・お問い合わせ】
M.A.P.:03-3489-2246(担当うぶかた)
(FAX:03-3489-2279 mail:mpro@mbh.nifty.com)
既に御案内している方々は、facebookのイベント・ページなどへの投稿でも承ります。
またツイッターでのDMでもどうぞ。
⇒facebookのページ
⇒ツイッター
ツイッターのアイコンですけど… でか…

劇作家・演出家の ふじたあさや氏から“喜多見と狛江の小さな小さな映画祭+α”に寄せての文章が届きました。HPに先駆けて、まずここでご紹介いたします。

大体「6月下旬で空いてるとこありませんか?」と宇夫方路から電話があった時、悪い予感がしたのだ。
「去年沖縄でやったアシテジ・ミーティングの二回目をオーストリアでやるんだ。19日に行って1日に帰ってくるんだけど、何か?」というと「もろにぶつかってます。残念!」
何が残念だ、と思っていると、企画の全容が送られてきた。一見、今度はこちらが残念という番だった。かねがね見たいと思っていた映画、噂には聞いていたがもう見るチャンスはないだろうと思われていた映画、もはや伝説になっている映画をゴッソリ集めて、おまけに+αと称して新城亘さんやら丸尾聡さんやら山猫合奏団やら、流山児祥さんまで引っ張り出そうというのだから、いい加減にしろ、といいたくなる。「この企画者は、傲慢にも、自分が面白いと思ったものはみんなも面白がると思ってるな」と毒舌をはいたり、「『極私的エロス』ならぬ『極私的アートフェス』だ。自分が見たいものばっかり並べやがって」と毒づいてみたり、怒りはとどまることを知らない。
2~30人しか入らない空間だからこそ可能な企画なのかもしれないが、それだけに入りの善し悪しが影響しやすい。願わくば「もう懲りた。二回目はなし」と言わないですむ程度の入りでありますように。「こういう面白そうなことを来年もやってくれるんなら、今度こそ拝見したい」と思っているからだ。成功を祈っている。
tag: ふじたあさや
2013年02月20日(水)02時59分
加々美さんが亡くなったって…(2/19~20のツイート)
gajumui
「舞踊家」の加々美さんが亡くなったって、あの加々美さん!?
02-19 22:27あさやさんに電話した。やっぱり加々美洋子さんだった。昨日の朝逝った加トさん。あさやさんは一昨日お見舞いに行って「間に合った」と。悲しいと僕がいうと、あさやさんは「悲しい、本当に悲しい」と言葉を詰まらせた。深く合掌。
02-19 23:26川崎市民劇のこと、呟こうと思ったが気が乗らない。でもひとつだけ。西山三郎さんと加々美さんと一緒の現場は、本当に楽しかった。僕ら子どものように遊んだ。プロってきっとプロらしくないと、「市民」の方々に伝えたい。もっと天真爛漫に、子どもの如く遊びなよ。やっぱり・・・
(※次の記事に続く)
02-20 02:16
【追伸】
後日、照明の坂本さんから聞いた話。
癌は全身に転移していたらしい。加々美さんは、自分の死を覚悟しながら、最後まで気丈だったと。
「もし俺だったら、あんなふうにしていられる自信ないよ」
本当に気風のいい姉さんだった。ネットで加々美さんの顔を捜したが、どうしても見つからない。時間ができたら、書斎をさがしてみよう。きっとどこかに彼女の笑顔の写真があるはずだ。
葬儀のことをあさやさんから聞いたが、都合がつかなかった。
心から加々美洋子さんのご冥福をお祈りする。
(※4月3日に記す)
2013年02月11日(月)00時30分
旧正月と今尾哲也氏の葬儀
gajumui
今尾哲也氏がお亡くなりになった。恩師である。早稲田の前に同志社の英文科を卒業されているとは知らなかった。30数年前、今尾演出で合邦を演じた。ふじたあさや氏との繋がりもそれが最初。ご冥福をお祈りする。
02-07 08:3620数年、なるべく過去と隔絶して生きたいと思っていた。その間、たくさんの恩師が亡くなったが、一度も葬儀には出なかった。一昨々日、稽古の最中にあさやさんから着信。「今尾さんが亡くなったの知っているか、葬式いつかわかっているか」、行くと決めた。それで長年の不義理が償えるわけもないが。
02-10 10:09健康ゲーム。ここ1ヶ月で痩せたから、喪服のズボン、あっさり入るかなと思いきや、ありゃりゃんこりゃりゃん。「ハルメリ」ではあんまり痩せないでと言われているが、その1ヶ月後には復員兵の役。ダイエットの停滞期のお尻を「ハルメリ」の楽日に合わせる健康ゲーム。
02-10 10:382010年の旧正月は2月14日だった。/旧一月朔日(正月)【沖縄の挨拶《2》】 http://t.co/E0Mq9djj
02-10 23:442011年の旧正月は2月4日のにんじんの日だった。/2011年【旧正月】+【にんじんの日】 http://t.co/4jlA9W5N
02-10 23:51
【2月7日に呟いたこと】
ずいぶんとお宅に伺った。ずいぶんと飲ませてもらった。空調付きの書庫が地下にあった。
今尾さんから貰った膨大な資料のコピーは、今も僕の書斎にある。

【今日呟いたこと】
今尾先生。もうすぐ稽古の始まる「ハルメリ2013」というお芝居で、なんと僕は男の俳優で最年長らしいのです。女優さんの方は分からないということにしておきます。時の流れは速いものです。貴方は、演技を学ぶとは、自分には演じる能力がないということを知ることかもしれないとおっしゃった。どうやら僕は、まだ自分が見えていないということなのでしょうか。
今尾先生。あちらで団十郎に会うのは、49日過ぎてからでしょうか。団十郎は、先生のお眼鏡に適った役者になって、あの世に旅立ったのですか?
葬儀で、知り合いに会いたくなかったのです。みんな昨日のお通夜にきたのでしょうか、あまり会わずに済んで助かりました。それでも会った人には、上映会や「ハルメリ」のチラシなどを渡しました。全く往生際が悪い僕なのであります。
今尾先生。今日は旧の正月です。沖縄では、みんなひとつ年を取って
だからみんなひとつ若くなるといいます。
いいなあ、ポジティブで。
今尾先生。僕はもう少し、頑張ってみることにします。
2012年05月25日(金)23時44分
渡久山英男先生“こだま”で初ライブ(5/25のツイート)
gajumui
宣伝のためのツイッター。だが3.11以来、僕にとってその意味は変わった。これがベストだとはちっとも思わないが、未来の鳥羽口は、残念ながら今のところ此処辺りにしかないと思えて仕方がない。3.11がなければ、原発など切実に考えることなく、余生だからと嘯いて遊んでいただろう。
05-25 10:48ふじたあさやの「臨界幻想2011」は、30年書き続けられてきたのだ。その継続の誠実さが世界を変える。(嘘。本当はあさやさんだって、殆ど原発のことなど忘れていたに違いないし、世界はそんな簡単に変わるもんじゃない。だが変わると信じてみようと、そう思わせる「劇的なるモノ」の力。)
05-25 11:16演劇は事件だと、久方ぶりに思ったのだか、これだけ評判になっている舞台なのに、僕の身近で「臨界幻想2011」を観ているのは、あさやさんに比較的親い演劇関係者だけという現実。事件だなんて、それこそ僕の「幻 想」か。
05-25 14:32 そんなことを考えながら、僕は小岩に向かったのだ。「東葛の小岩」である。今は亡き加藤新吉さんに言われた言葉。新吉さんは僕の60年代演劇に対する憧憬を笑って、「高山さん、それは幻想だよ」
05-25 17:34小岩駅徒歩2分沖縄居酒屋「こだま」にて、リハーサル終わってソバをいただく。19時半より渡久山英男ライブ。宇夫方路が雑踊りの貫花と古典の本貫花を踊ります。ライブチャージは2000円です。
05-25 17:58
開店前の“こだま”に到着しても、僕はまだボンヤリと考え続けていた。
「いったい俺は、ココに何をしに来たんだっけ…」
舞台では、宇夫方女史が渡久山英男氏と今夜の打ち合わせをしている。

すすめられるままに沖縄ソバを頂く。空腹だった記憶はない。要するに、虚ろだったのだ。御代も、お支払いしたのかどうか。
沖縄ソバといっても、本島のものではない。八重山のソバである。“こだま”のママさんが八重山のご出身なのだ。僕には、沖縄ソバも八重山ソバも、その味の違いがよくわからないが、八重山の人は、たいがい八重山ソバの方がずっと旨いという。
3.11の後だからって、やっぱりツイッターは宣伝のため、そう割り切っていた方が気楽なのにと思う。


カチャーシーにたどり着いた時には9時半を回っていた。
ここは小岩。のんびりもしていられないのだが…

左から3番目の女性が“こだま”のママである。
「なんだか大きくする画像の順番が違うんじゃないか」
「いやいや、案外この順番が重要なのかもしれない」
この日、渡久山英男先生に伺った話は、明日の呟きに続く…
2012年05月21日(月)22時41分
05/21のツイートまとめ
gajumui
「臨界幻想2011」の終演は午後4時過ぎ。「まだ飲むには早いだろう」とあさやさん。いえいえ、あさや先生はお飲みにならないからお分かりにならないでしょうが、呑み助は意地汚いので、時間なんか関係ないのです。と、坂本真綾のパパ(もうバラしても大丈夫なんだってさ)といつもの“千草”へ。
05-21 10:36支払ったギャラ、そのまんま奢ってもらっちゃった。いつものことだけれど申し訳ない。坂本さんといい、あさやさんといい、多くの芝居の関係者が支えてくださらなければ、琉舞の公演も、しんゆり芸術祭もキジムナーフェスタもかなわなかった。飲み過ぎてさっきまで起きられず、金環日食もスルー。
05-21 10:50青年劇場は左翼劇団という先入観があって、今までなんとなく敬遠していた。左翼がダメだと言う訳ではない。「左翼」に従属した演技が嫌いと、見もしないで勝手に思い込んでいた。しかし、青年劇場関係各位殿、大変失礼いたしました。陳謝いたします。昨日の「臨海幻想2011」の俳優さんたちに拍手!
05-21 11:58役者であることを捨てないのなら、演劇的な部分を何とかしなければならない。御世話になってきた方々の厳しい演劇的批評に耐えられる舞台を作らなければ、恩返しをしたことにはならないのだと、30人会の頃からぶれないあさやさんの仕事を見て、あらためて思ったのである。
05-21 12:51@530_GOSAMARU 日本語の「巡査は」は沖縄の古語では「巡査や」、普通のウチナーグチでは「じゅんさー」になります。それを聞いたってことないかね。因みに「やまのうちは」は「やまのうちぇー」、「ごさまるは」はごさまろー。
05-21 13:173.11があったのに、なぜ日本の芸術家たちは声を発しないのか。原発を作品にしろをなんていわない。むしろそんなのばかりじゃたまらない。逆に原発賛成だって構わない。3.11について強烈に何かを感じる、そんな感受性もっているのが芸術家じゃないの、とS氏。なのになぜ黙っているのか。
05-21 13:39●●●●●●●●●●●の●●氏曰く、ふじたあさや氏の「臨海幻想2011」は、演劇界の敗北を救った。(何故、伏字にするの……)(今年の●●●●●●●●●に、●●●が降りなかったからさ……)(おかしいよ、なんだかやっぱり…)(原点回帰?)
05-21 13:52月と太陽の見かけの大きさがほぼ同じなのは偶然。月と太陽と、さらに地球の引力の微妙なバランスが海に干満を起こし、またこのテンポでなければ生命を生む化学変化は起らなかったと、何かで読んだ記憶がある。つまり、月と太陽の見かけが同じは偶然ではなく、この環境でしか人類は存在し得なかった。
05-21 15:43月と太陽の見かけが同じという偶然は奇跡ではない。生まれたばかりの月は地球から今の1/3の距離にあった。今も少しづつ離れている。つまり、時計の長針と短針が日に何度か重なることを奇跡とは言わないのと同じ。ただ月と太陽の場合、時計針のように戻ってくることはない。束の間の、人類の営み。
05-21 15:55@goimongolka 作品を作るべきだと言っているわけではないのです。そうではなくて、何故この未曾有の「事件」について、意見表明をするアーティストがこれほど少ないのかを問うています。(僕自身、一つ芝居を書く事を断念しました。http://t.co/2rkuPNRA)
05-21 16:54昨日あさやさんに言われた。「もったいねーなー、いろんな顔を使い分ければいいんだよ、俺みたいに」、ごもっとも、仰るとおり、畏れ入りやの鬼子母神。「そいつができないんですよ、役者なのに…」「知ってるよ」
05-21 17:14@goimongolka 感受性があって沈黙ならいいのですが、保身と風見鶏と計算は頂けない。確かに勇気が無いのかもしれません。そこは忸怩たる思いもあります。ただもっと根源的なワケがあるような、でもよく分からないのです。理解が及ばない何か、理解できない原因は僕にあるのか、どうか…
05-21 17:24@goimongolka もっと積極的に意見表明すべきだと思っているのです。「意見」というと少し軽いのですが。それこそ実存的な意味合いです。ハイデガーは否応無く世界と結びついていました。今ふと思ったのですが、「世界内存在」であらんとする意思が薄くなってきたのかもしれない…
05-21 17:44@goimongolka 「資本の流れ」はともかく、「娯楽しか欲しくない」と、もうそれで構わない、余生はそうして生きようと、殆ど僕もそう思っていました。沖縄のことを考えるなどと偉そうなことを言いながら、です。僕は結局、天に向かって唾していたのですね。
05-21 18:03@goimongolka いやいや、「天に唾する」とは、人様を批判していたつもりが、そっくりそのまま自分に返ってきたという意味で使いました。僕が呟いた批判は、僕自身のあり方に対する自己批判に過ぎなかったということです。
05-21 18:14結局、当事者意識ってことか、と、堀潤氏のオフ会を思い出したりしている。ありきたりな結論。気がつけば事務所の中がやけに暑く外へ出る。涼しい風が気持ちいい。空間線量は毎時0.05μSv。まだ明るい空に月を探すが見当たらず、ああ月のこと、俺はちっとも知らないんだ……
05-21 18:36親指と人差し指の指先を合わせる。仏像の説法印の手の形のひとつ。そのまま掌を向こうに向け、額の上辺りで真横にして月を仰ぎ見るように。琉球舞踊の典型的な手の使い方のひとつ。「チチミディー」という。ウチナーグチで「チチ」は月の意味。つまり「月見手」。
05-21 19:15どうやら小生がたっぷりと解説することになりそうだ。さーて大変だ! @ubukatamichi ブログでも御案内しました。25日の金曜日、小岩の「こだま」で古典を踊ります! http://t.co/VBgcdVg9
05-21 21:35
16:44、事務所外の線量……
0.05μSv/h(DoseRAE2,RADEXは参考)

ubukatamichi
昨日は通常の三線教室の前に伊野波節の稽古をしました。参加者は受験予定の3名とMさん。続く通常の教室はT氏が観劇で抜け、おじょうとママは用事、Hさんはだいたい日曜日NG、Uさんは仕事、Iさんは別教室の発表会の練習、Gさんは飼い猫の具合悪く、Oさんは風邪、で、残った3名でみっちり。
05-21 16:26ブログでも御案内しました。25日の金曜日、小岩の「こだま」で古典を踊ります! http://t.co/tI72HXu2
05-21 20:11RT @izakayakodama: 渡久山英男 - http://t.co/YXSjqYAF
05-21 20:11
tag: ふじたあさや 喜多見_MAP事務所の線量
ページジャンプ
1ページ目
カレンダー(月別)
M.A.P.のtwitter
最新記事(+webslice)
高山正樹(M.A.P.代表)
宇夫方路(影のボス)
新着コメント+Trackback
- 2019-03-16 MAP : 宮沢賢治の“トロメライ”って何?(「音を楽しむ雑記帖」→「宮澤賢治考」)-コメントを転載2
- 2019-03-16 MAP : 宮沢賢治の“トロメライ”って何?(「音を楽しむ雑記帖」→「宮澤賢治考」)-コメントを転載
- 2019-03-16 MAP : 47個のコメントの意味(2006年2月のこと)-コメントも転載しました4
- 2019-03-16 MAP : 47個のコメントの意味(2006年2月のこと)-コメントも転載しました3
- 2019-03-16 MAP : 47個のコメントの意味(2006年2月のこと)-コメントも転載しました2
- 2019-03-16 MAP : 47個のコメントの意味(2006年2月のこと)-コメントも転載しました。
- 2019-03-15 MAP : 神楽坂とCHICAGO-「宮沢賢治考」のコメント2
- 2019-03-15 MAP : 神楽坂とCHICAGO-「宮沢賢治考」のコメント1
- 2019-03-15 MAP : キャッチコピー後日談-サイト振興委員会
- 2019-03-15 MAP : 川越美術館で“どんぐりと山猫”上演-山猫ブログに頂いたコメント4
- 2019-03-15 MAP : 川越美術館で“どんぐりと山猫”上演-白石准の返信
- 2019-03-15 高山正樹 : 川越美術館で“どんぐりと山猫”上演-高山正樹の返信
- 2019-03-15 MAP : 川越美術館で“どんぐりと山猫”上演-山猫ブログに頂いたコメント3
- 2019-03-15 MAP : 川越美術館で“どんぐりと山猫”上演-山猫ブログに頂いたコメント2
- 2019-03-15 MAP : 川越美術館で“どんぐりと山猫”上演-白石准の返信
- 2019-03-15 MAP : 川越美術館で“どんぐりと山猫”上演-山猫ブログに頂いたコメント1
- 2019-03-15 MAP : 【田中寺公演】本番と打上げ-山猫ブログへのコメント転載3
- 2019-03-15 MAP : 【田中寺公演】本番と打上げ-山猫ブログへのコメント転載2
- 2019-03-15 MAP : 【田中寺公演】本番と打上げ-山猫ブログへのコメント転載1
- 2019-03-15 MAP : みそかです-山猫ブログのコメントを転載
- 2017-08-06 ひだまりのお話 : 久米明さんにお会いしました。《懐かしい過去たちに囲まれて》-街話§J街通信[95]酒舎かんとりぃ
- 2012-12-31 初老間近のしがない俳優の呟き : (まもなく)-実験は続く…
- 2012-12-10 M.A.P.after5 : 玄羽さんの送別会-沖縄芸人ライブ“ぱんみかす”(そっと内緒に追記して再投稿)
- 2012-11-20 M.A.P.after5 : 体育会系居酒屋-出ないなら出る練習をする
- 2012-11-20 M.A.P.after5 : お久しぶりです浅野さん!-出ないなら出る練習をする