2013年01月18日(金)22時00分
1/18のツイートまとめと、夢丸さんのこと…
gajumui
断絶とルサンチマンの始まり。“ひめゆり”からは見えない“ずいせん学徒隊”、対馬丸からは聞こえない奄美大島の学童疎開船“武州丸” そして、僕は僕自身のルサンチマンを凝視する。 @mapafter5 2010/10/27のブログを改稿。 http://t.co/K0XCSOM5 …
01-18 14:09ubukatamichi
三笑亭夢丸がトリの国立演芸場、最初から今日しかいける日がなかったのに地図の仕事がいっぱいいっぱいでどうなるかと思ったのだけれど、なんとか出発できそうです。だって国立演芸場のトリはこれが最後かもしれないもんね。
01-18 16:51gajumui
昼の貸切にお邪魔して、お茶でも飲んで、夜はデモと思ってたのになあ…
01-18 16:54日本なんてアメリカの州か中国の県になっちまえばいいんだって思うよと言っていた三笑亭夢丸師匠。その気風の良さは清清しかった。日本なんて国がなくなったって、江戸っこ気質までなくなっちまうわけじゃあるまいに。
01-18 16:58
とりあえず画像だけアップしておきましょう。
夢丸師匠はちょっとお痩せになられました。

それに対して、俺はちっとも痩せねえなあ…
【追伸】
ubukatamichi
三笑亭夢丸さんはこの3年間で4度癌の手術をされ、4度目は声帯は残せたけれど周りの筋肉は切除しなければならない大手術だったようです。昨年頂いた電話で国立演芸場でトリを取るのは最後かなとおっしゃっていました。でも昨日はお元気でした。 @b25225 夢丸のトリは最後ということ
01-19 09:36
2012年11月23日(金)01時52分
11/22~23のツイートまとめ
gajumui
「反原発」を100か0かの0だと批判。「廃炉まで何十年、その間の危険性は稼動原発と同じ」と。これも嘘だが、ともかく原発止めたら即安心なんて誰も思っちゃいない。0とは稼動0建設0、現人間の能力ではそれしか選び得ないということ。「脱原発へのプロセス」とは「別れる前に一発やらせて」だ。
11-22 10:18 結構気に入った喩えだったのだけれど、反応は鈍く、リツイートひとつ。そのひとつが妙に嬉しく…え?明日出発?アゲ、もう明日かい。しょうがねえ、ハイ、分かりました。あさってのことは踏んぎりました。小生、11月24日の土曜日、那覇市泉崎の琉球新報ホールにて、第47回琉球古典芸能祭に出ます。幕開き70人での斉唱の末席にチョコっと。帰りは26日か。ああ何の予定も立ててない。
11-22 13:44 今日は木曜日だから、午後2時からは金城さんの編み物教室である。生徒さんは先週の木曜日と変わらずまだ二人だが、そのうちのおひとりから面白い話(と言っていいのかどうか)を聞いた。@sugimaru35 実はすぎこさんにCDの朗読にご協力をお願いしたかったのです。今後も継続的に出したいと思っているのですが… こんなのです→ http://t.co/iw55nzgg
11-22 15:02え?明日とあさって、沖縄でホテルが取れないだと!
11-22 15:05@natutubaki 「ホテルが取れない」というツイートに対してする返信とは思えない。黒糖を鼻の穴に突っ込むぞ!
11-22 15:41とても心配していたのだが、三笑亭夢丸師匠より連絡があった。大きな手術を乗り越え、来年早々国立演芸場のトリできっと噺が聞ける。残った声帯を、どうか慈しんでいただきたい。必ず、楽屋にも伺いますから。
11-22 16:48げげ、北村三郎さんは、野村流古典音楽保存会の三線の師範でいらっしゃったのだ。あ゛~今年の8月、パラダイス通りのBar土の2階で、僕、北村三郎さんの前で伊野波節やっちゃんたんだ。知ってればやんなかったのに。そういえば「安冨祖流ですね」って言われたっけ。油汗がでできたび~。
11-22 16:55ubukatamichi
明日から沖縄へちょっと行ってきま~す。その前にやっておかなければならないことが盛りだくさん。そのうえ琉球舞踊の個人レッスンが4人。三線の子ども初心者のレッスンもあって、その間に編み物教室、それは場所を提供するだけだけど。合間にやっと楽天市場におきなわおーでぃおぶっくの新作アップ!
11-22 18:59gajumui
よろしくお願いしま~す!あれ、これっていったい何文字入力できるのかなあ。まだ大丈夫?えーと、この作品は うちなぁぐちフィーリング~語てぃ遊ばなシマクトゥバ~ [楽天] http://t.co/iM7ArKto #RakutenIchiba http://t.co/wPMMH78m
11-22 19:03♪前を開いてさあお乗り、乗った途端にちょいといい気持ち、上へ下へと動きます、これ~が日立のエレベーター、さあ乗って乗って♪(日立音頭だよ、知ってるべ) @natutubaki 原発も男の原理?別れる直前まで、乗っかりたいのね。
11-23 00:23僕はいつから死に票を投じたくないという実に詰まらない政治的な選択を選挙でするようになったのだろう。あの党が候補者を立てなければと思ったことも何度もあった。だが、そういう考え方がきっと間違いだったのだ。たとえ死に票になると分かっていても、その死に票を投じ続けるべきであったのだ。
11-23 00:49@aim_at_stable もう今日になっちゃいました。稽古もろくすっぽやれないまま、行ってまいります。ゴメンなさい。
11-23 00:53@sugimaru35 面白がっていただけるようでしたら是非。
11-23 00:55
本当はさ、政治という節穴だけから世界を眺めて人様より思慮深いと勘違いしている奴さんに伝えたかったのだが、これで伝わるならああはならないと、こちらから何か言うのは一切やめると決めた。あまりに重篤らしいから。
えーと、それどこじゃないの。昨日ツイッターで「なんで僕の名前が新聞に!」と叫んだのはこれ。

一日遅れで届く琉球新報。不思議なもので一日でも遅れてくる新聞て、ついついすぐには読まずに重ねておく事になりがち。11月19日付けの新聞に昨日目を通した。見開き全面に第47回琉球古典芸能祭の記事。その24日の土曜日の琉球新報ホールところに…

で、昨日の呟きとあいなったわけ。んと、24日に出るんだから、今は22日で24日は明後日だから、ってことは…
●●さんの実家のある村で火事があった。村の誰かがユタに拝んでもらったところ、村に火の神(ヒヌカン)を祀っていない家があってそれが原因だという。それで調べた。●●の家にヒヌカンの祭壇がなかった。祀って欲しいと頼まれてそうしたのだという。
このところずっと、●●さんは具合を悪くしていた。医者にかかってもなかなか良くならなかった。近くにある能力を持った女性がいて、曰く●●さんお父さまが苦しんでいるという。生物学者であった●●さんの父上は、自然を調べるためには森に分け入った。●●さんは、森に入る前に拝まなかったに違いない、だから森が怒っているのだと。父上は苦しんでいる。どうすれば父上の魂を救えるのか、まず家のヒヌカンを拝むこと。
⇒火の神(ヒヌカン)のこと
そこで●●さんは、火事の件があって祀ることにしたヒヌカンを拝んでみた。●●さんの体は快方に向かった。
そうか、沖縄の高江に初めて行ってきたと●●さんは言っていたが、そんなことがあったのか。
僕はかなり頑なに無神論である。ただ、どんな原動力であれ、それによって今まで気に掛けていなかった事柄について感心を持つ事になるのなら、悪い事ではないと、少なくとも去年の3.11以来そう思うようになった。今、この世界を変えることが出来るなら、神にも祈ろうと思う。
死ぬまでヤンバルの森の自然に思いを馳せていた池原貞雄氏に、ただ拝まなかったというだけで森が怒っているというのならば、森よ、お前は怒る対象を間違えている。今、ヤンバルの森を壊そうとしているものは何なのか。
現状、僕の会社に経済的な余裕はない。芸能祭に出ているような場合ではないのかもしれない。それでもその芸能祭に託けて沖縄に行こうと決めたのは、高江のことやオスプレイのことがあるからに違いないのだ。といっても今回の沖縄ではその事に費やせる時間は殆どないに違いない。それでもやはり、高江のことやオスプレイのことがなければ、沖縄行きはなかったと思う。でも、このことは誰にも言わない。言っても理解してもらえそうにないので、聞かれれば別の理由を答えることにした。
「藤木勇人氏がね、ラジオ番組のために僕を沖縄で取材したいって言うからさ」
(※続きは投稿中です。少々お待ちくださいませ…)
2010年11月13日(土)22時52分
夢丸with東京奏楽舎“かがみ”《深川江戸資料館公演のご報告》
【第一部】
古典落語“辰巳の辻占”
三笑亭 夢丸
元禄花見踊りと変奏曲についての前説
モーツァルトの“きらきら星変奏曲”
菅野 恵子(ピアノ)
高山 正樹(いかがわしい大学教授風の男)
元禄花見踊りの主題による7つの変奏曲
菅野 恵子(ピアノ)
桃原 健一(オーボエ)
大島 純(チェロ)
名田 綾子(作曲)
《休憩》
【第二部】
コンサート“組曲 かがみ”
落語とクラシックのコラボレーション“かがみ”
三笑亭 夢丸
菅野 恵子(ピアノ)
桃原 健一(オーボエ)
大島 純(チェロ)
名田 綾子(作曲)
スタッフ
音響:渡邉 禎史
舞台監督:楠 定憲
制作:?M.A.P.
プロデュース:高山 正樹
協力
日本音楽家ユニオン
(社)落語芸術協会
公益財団法人江東区文化コミュニティ財団江東区深川江戸資料館
〜作曲にあたって〜 名田 綾子
「元禄花見踊りの主題による7つの変奏曲」
今回、落語と音楽のコラボレーションに参加させていただくことになり人生で初めて落語の世界に触れることができました。演芸場で生の落語を見て、クラシック音楽の演奏会とは一味違う自由で明るい雰囲気、会場が一体となってワッと笑う時の何とも言えない楽しさ、そして何より噺家さんたちのプロフェッショナルな話芸・・・。その時その瞬間の面白さと、同時にものすごい緊張感!すっかり魅了されてしまいました。
落語には「出囃子」があるということも知りました。噺家さんのいわば専用のイメージソング。夢丸師匠の出囃子は「元禄花見踊り」の一節。普段寄席では三味線や太鼓などの和楽器で演奏され、とっても素敵な雰囲気があります。
この元禄花見踊りのメロディーを元にして、クラシックの音楽形式のひとつである「変奏曲」なんて作ってみたら面白いんじゃない?という、かるーい冗談から始まり、いつの間にか本当にやる運びになり・・・(笑)、さてさてどうしよう!?思いっきり「和」のテイストの曲を、クラシックの「洋」の楽器と形式で・・・・。でも、これも落語の世界とクラシック音楽の世界のコラボレーション。しかも絶対に他にはないはず!どうせやるなら元禄花見踊りのメロディーが日本から世界へ飛び出すような面白い曲にできないかな?そうして完成した変奏曲。
花見踊りのメロディーが、リズムを変え、調を変え、拍子を変え、テンポを変え、えっ!そんなとこまで行っちゃうの!?というところまで自由気ままに旅をしていきます。突拍子もないところまで行ってしまっても、なぜか聴こえてくるメロディーは花見踊り。でもなんか違う!?・・・皆さまにも一緒に変奏の旅を楽しんでいただけたら嬉しいです。
落語×音楽コラボレーション「かがみ」
寄席で夢丸師匠の「かがみ」というお噺を聞かせていただき、ぜひこの題材で曲を書きたい!と思いました。痛快でありながらほろりとさせられ、時代は違いますが主人公が嫁入り前の女の子、ということでなんとなく親近感が湧き(笑)、世界に入り込んでしまいました。
コラボレーションするにあたり「落語」と「音楽」をどのように両立するかメンバーで話し合う中で、お噺の前に「かがみ」の世界を音楽だけで表現する組曲をやったらどうか?というひらめきが生まれました。まずは物語の中に出てくる登場人物それぞれのテーマ曲を聴いていただいてお客様に自由なイメージ作りをしていただき、そのあと音楽と共に落語を聴いていただいてイメージが完結する、という新しい試みです。お美代、おとっつぁん、辰っつぁん、新吉、おっかさん、そして「この世で見たこともないきれいな化け物」とは一体・・・?さあ、「かがみ」の世界へようこそ!
【高山正樹による報告】
深川江戸資料館のホールは2階にあります。そのロビーから、ガラス越しに展示室の江戸の町並みが見下ろせます。
土曜日なのに、資料館に来るお客さんは疎ら。
今年のテーマは“鏡”です。去年の“夢”ほどには表立ったテーマではありません。もしかすると、僕だけの隠しテーマかな。異質な他者という鏡に自らの姿を写してみると、いったいどんな姿が見えるくるのだろう。去年の夢が形になる瞬間、立ち現れるのは美しい女性なのか、はたまた手に負えない化け物なのか。
舞台では、すでに幕が上がり、夢丸師匠の「辰巳の辻占」が始まっています。
僕は楽屋前の通路で、僕自身を鏡に写して撮影してみました。
遠くて、なーんにもわかんねえや。
去年は場末のいかがわしいキャバレーの支配人風を装ったのですが、今日は新設音楽大学のいかがわしい准教授でいこうと、さっき決めました。
鏡の向こうとこちらで分裂しています。出演者とプロデューサー。もうひとつ会社の代表という厄介な立場もあるのだけれど、それは今日一日忘れることにしました。
第一部が終わって。
おなじみの楠定憲氏と調律師の新井吉一氏です。
縁の下で支えてくれたお二人です。今年も楠さんには舞台監督を頼みました。感謝。
【新井さんの証言】
「いい企画だね。とてもおもしろい。」
「辛口の新井さんにそう言ってもらえるのはうれしいですなあ」
「落語が」
「またそれだよ」
「いやいや、音楽がすばらしい」
いよいよ第二部。
夢は少しでも形になったのだろうか。やればやるほど、困難な挑戦をしているのだと不安になります。
本番については、僕の口から語ることは控えましょう。言ってはいけない立場のような気もするし。
そして終演後。
まずは奏楽舎の面々での記念撮影。
左から大島純、菅野恵子、名田綾子、桃原健一。
去年の顔と見比べてみようと思ったのですが、去年は集合しての記念撮影はしなかったらしい。ともかく、笑顔で良かった。
続いて、夢丸師匠を交えて、スタッフも一緒に集合写真。
撮影してくださったのはお弟子さんの朝夢さんです。
あらためてピアノの調律の新井さん。
調律は大変だったようです。音程が下がっていたらしい。資料館の担当者はそのこと知っていらっしゃるのでしょうか。
特に効果音があるわけではありません。夢丸師匠の声を拾っていただくという目立たないお仕事。でも、我々の出し物にとってはとても重要な役割です。それを見事にを担ってくださいました。まさに縁の下の力持ちです。ありがとうございました。
ちなみに、渡邉さんは奏楽舎初代作曲者の内田くんの先輩でした。どっきりびっくり大島くん。
【大田区文化の森ホール松坂さんの証言】

「文化会館の時は、少し落語が聞きにくいという感じもあったのですが、これなら誰もが喜んでくれます」
確かに。でも上野の東京文化会館の音響は会館のスタッフの方にやっていただいたのですが、基本的に上野は音楽専用のホールの老舗、言葉を聞かせることについては考慮されていないのです。それでなかなか難しかった。
僕の友人からメールが届きました。
【Yusuke氏の証言】
「ジャンプしたね。去年のはどうも音楽と落語が邪魔し合ってる感じだったんだが、今年のはすごく良くなったな。登場人物のテーマ曲ってアイディアで音楽と落語が繋がったし、お前の解説と夢丸さんの曲紹介もうまく連動したね。チェロのハイトーンとオーボエがハモるとあんなになるんだということにも感心したし、そんなことはどうでも良いほど名田さんの曲がすごく良かった。
映画音楽やらせたら面白いことになる気がする。彼女には面白い映画監督を取っ捕まえてティム・バートンとダニー・エルフマンみたいな黄金コンビをつくってもらいたいね。名田音楽なくして××の映画は成立せずみたいなさ」
アンケートもたくさん書いていただきました。今年は高山正樹の司会を褒めてくださるものは一通もありませんでした。役者高山正樹がどう思っているかは分かりませんが、プロデューサー高山正樹は喜んでいます。この企画において、司会がよかったなどという批評は決して喜ばしいものではないのですから。司会があくまで縁の下の力持ちになれたのだとしたら、大正解です。
またアンケートをくださらなかった方の声なき声を想像することも必要なことです。
やはり、まだ落語が聞きにくいというご意見が全くなかったというわけではありません。言葉が聞きにくかったか、あるいは特にそうは感じなかったか、落語を聞きたい方と音楽を聴きたい方で大きく意見の分かれるところです。また、落語目当てのお客様にはお年寄りが多い。特に男性のお年寄りは、低音の男性の声が聞き取りにくいといいます。全ての方に100%満足いただけるものは不可能でしょうが、ちょっとした気配りでまだまだ変わるかもしれない、そのことも忘れてはいけないと考えています。
もうひとつ、資料館でチケットを買われた方から、窓口の対応について痛烈な批判のアンケートがあったということも、申し添えておきたいと思います。資料館の方々が、これをお読みくださることを願って止みません。
最後に……
【資料館前のおみやげやさんのたかはしさんの証言】
「でもさあ、資料館がねえ」
「そうだろう、お役所はダメさ。でも、やっぱり続けなきゃあ」
「おじさんありがとう」
「また、来年なあ」
今日は土曜日。それなのに資料館通りの人通りはとっても少なかったらしい。そういう現実を、資料館の人たちは分かってるのかなあ。落語とクラシックのコラボにあわせた企画を考える、そういう発想はないのだろうか。この町を活性化するために。それがまた資料館に人を呼ぶことにもなるのに……
官僚とは、やらない理由を生み出す天才だと、テレビで言ってました。これって、官僚や役人に限ったことではないのですが。
打ち上げを終えて。

(劇団あとむの大女優が撮影してくれました!)
菅野さんはお子さんの元へ。それでもかなり遅くまでお付き合いくださいました。大島君も明日は広島だというのに最後まで。また、集まりましょう。なんとしても。やらない理由はありません。
最後に、ご来場くださった皆様に、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
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2010年11月08日(月)18時31分
エコルマホールのリハーサル室で【場末のキャバレーの支配人が復活?】
三笑亭夢丸師匠です。
東京奏楽舎の面々と……
リハーサル室のピアノ。
今日はお弟子さんの三笑亭夢吉さん(右)もお出でになりました。
昭和58年生まれの二ツ目さんです。若いなあ。
⇒三笑亭夢吉さんのブログ
音響の渡邉禎史さん(真ん中での男性)も来てくださいました。
いい曲に仕上がってきました。本番を聴いてくださればいいわけで、今とりたててご報告することはないのですが……私ごとではございますが、場末のキャバレーの怪しい支配人風の司会者に、また変奏、じゃない変装することになるかもしれません。
(※右の椅子に座っている後姿が作曲の名田綾子さんです。)
カメラを持つ手の爪が伸びている。実は僕、クラシックギターを弾くのです。え?左手の爪が伸びているのはおかしいって? いいんです。これ「鏡」ですから。
いわゆるクラシックという範疇の音楽、夢丸さんの言葉を借りるなら洋楽。その洋楽を落語という鏡に映してみる。反対に落語を洋楽という鏡に映してみる。そうすると何が見えてくるのか、何が聞こえてくるのか、その手助けをすること。でもそんな難しいこと、できるのかなあ。
⇒場末のキャバレーの支配人風の司会(2009/5/20)を動画で見る
本番まで、もう一週間を切りました。
2010年10月28日(木)18時48分
NHKラジオ「落語100選」公開収録
冷たい雨の降る中、渋谷のNHKの入口前に集合、15分くらい待たされて、50人ほどのお客さんと、並んでゾロゾロと501スタジオへ向かいます。
スタジオに入ると、まず、拍手の練習。そして、いよいよ収録です。
まず、ふたつ目さんが10分。
そして……
三遊亭大楽 「半分垢」 15分
柳家花緑 「高砂や」 30分
三遊亭大楽 「時そば」 15分
(休憩15分)
金原亭 世之介 「幾代餅」 30分
林家正雀 「中村仲蔵」 30分
(休憩10分)
三遊亭歌司 「出世豆腐」 30分
三笑亭夢丸 「辰巳の辻占」 30分
椅子はパイプ椅子。オケツが痛くてちょいと参りましたが、落語はどれもこれも聞き応え十分でありました。しかし、いやいや、色物なし、新作なし、休憩2回入れて、古典ばかりの3時間半。こいつはなかなか大変なもんでござんした。
夢丸さんには何も言わずに来たので、終演後、ご挨拶に行こうと思ったのですが、すぐにまたゾロゾロそろってNHKから出なければいけないということで、それでも年配のちょっと偉そうな方はどうぞこちらへという感じだったのですが、係の若い青年が許してくれませんでした。我々は拍手マシーン&笑い袋。
数時間後、宇夫方路女史の携帯に夢丸さんから電話。「みんな来てるから、びっくりしちゃったよ」だって。
師匠、お疲れ様でございました。
なお、放送する日時はまだ未定だそうです。
2010年10月22日(金)23時44分
浅草“ぬちぐすい”
ふくやさんは表で焼き鳥を焼くのだが、そこに“三笑亭夢丸with東京奏楽舎公演「かがみ」”のチラシ。
効果は定かではないが、感謝。
浅草演芸ホール。今年の2月5日以来である。
本日の主な出演者。(↓クリックすると大きくなります。)

夢丸さんの高座を見に来たのである。
10月9日の国立演芸場に次いで、今月2度目。今夜の席、夢丸さんはトリではない。トリではないと、なかなかご挨拶が難しい。噺家は、自分の高座の時間に合わせて小屋入りし、出番が終われば帰ってしまう。お目当てが舞台を降りたら客席を立って楽屋に向かうというのも、次の演者の方に失礼で気が引ける。だからやはり、夢丸さんには会えなかった。トリの噺にじっくり耳を傾けて、それから夢丸さんに電話をした。もうとっくに御自宅である。
ぶらぶらと浅草を眺めて歩く。去年の正月は昼だったっけ。

奥の建物は浅草公会堂。

鯨を食って芸を磨け!!
下手な洒落だ。

大江健三郎「鯨の死滅する日」…、特に意味はない。
(後日執筆)
2010年10月13日(水)04時45分
あらためての朗読会の御案内《“ばくだん畑”奥様の思い出とともに》
●怪奇幻想朗読百物語 第八夜
日時:10月16日(土) 17:00開演
会場:Cafeばくだん畑(立川駅徒歩12分)
料金:2,000円(ドリンク・つまみ付)
【演目】
●矢内のり子「悋気の火の玉」
●河崎卓也「もう半分」
●高山正樹「紅い手(夢丸新江戸噺し)」
※要予約とご案内してありましたが、仮に当日突然おいでくださっても、柔軟に対処いたしますので、是非お時間があればおいでください。

場所はこちら…
大きな地図で見る
高山正樹はこのシリーズ、3回目の出演となります。
⇒2009年2月20日 遠藤周作「蜘蛛」
⇒2009年3月14日 夏目漱石「蛇(永日小品より)」
今回は落語の怪談噺を朗読しようという試み。高山正樹は夢丸新江戸噺の中から怪談噺の「紅い手」を読みます。快くお許しくださった三笑亭夢丸師匠に感謝申し上げます。どんなスタイルで読む(語る?)か、あと3日と迫っているのですが、まだ決めかねています。決定稿もまだ。やれやれ、いったいどうなりますことやら。
さて、「わけあって再告知」のその「わけ」なのですが、本当は今回の朗読会、実はもっと早い時期に行われる予定でした。それがここまで延期になったのは怪奇幻想朗読百物語のサイトにも書かれていることですが、“ばくだん畑”の奥様がお亡くなりになったためでした。
はじめてばくだん畑に伺ったのは第1回目の出演当日でした。そこでとっさに思いついたアイディアに、奥様は快くご協力くださったのです。終演後、「とても楽しかった、また是非」そう言ってにっこり笑われたお顔が今も忘れられません。
しばらく中断していた朗読会、ちっとも利益にならない朗読会、それも怪談ばなしの朗読会、亡くなった奥様の御主人とすれば、もう止めるとおっしゃられてもおかしくありません。それがまた続けられることになったというその経緯は、部外者である小生には全くわからないことですが、これだけ間が空いてしまえば、振り出しに戻る、お客さんもきっと少なってしまっただろうことは想像に難くありません。復活第1回に出演させて頂くことになったのも何かのご縁。今回は少しでも集客のお手伝いが出来ればと思った次第です。
相も変わらず朗読会というものに疑問を感じている小生ではありますが、テーマのはっきりしているこの朗読会には好感を持っています。是非ともお時間がございましたならば、遠方ではございますが、足をお運びくださいますよう、あらためてのご案内でした。
過去の記事をひとつアップしました。
⇒さんまでバーベキュー(10/1)

2010年10月09日(土)23時00分
三笑亭夢丸師匠最後の独演会《でも夢丸さんと奏楽舎の夢は終わらない》
東京文化会館の日も雨だった。角筈の公演の日も台風が近づいてきていたが、しかしその日は、開演時間には真っ青な空が広がった。さすがに晴れ男、夢丸師匠、完全復活と喜んだ。しかし……
20回続けてきた独演会だが、今回を最終の会にする、そう伺っていた。その最後の独演会を見とどけるために、雨の中、国立演芸場に行った。
お客様方に配られるプログラムには、今回を最終の会にするに至った事情などが、「ご挨拶」の中で綴られていた。
たくさんのお客様がお見えになっていた。
奏楽舎の面々(大島・桃原・宇夫方・高山)雁首そろえて楽屋に顔を出すことにした。
楽屋の前では、たくさんの人が夢丸さんに会うために行列を作っていた。僕らはその行列がなくなるのを待った。
「お疲れ様でした」
「ああ、気楽に話せる連中が来た」
その師匠の言葉がうれしい。
定期の独演会は終わったのかもしれないが、夢丸師匠と我々との、気楽な「夢」のコラボは終わらない。どこまでやれるか、せいぜい楽しませていただこうと思っている。
⇒次の記事へ
2010年10月08日(金)16時50分
三笑亭夢丸関連告知3連発!
そこで三笑亭夢丸さん関連告知三連発です。
ひとつめ。
すでにご紹介しましたがもう一度。
三笑亭夢丸最後(?)の独演会が明日、国立演芸場であります。
●“第20回(最終回)三笑亭夢丸独演会
日時:10月9日(土)18:30開演
会場:国立演芸場
夢丸師匠の演目:「えんぜる」(夢丸新江戸噺の名作)
「拝み絵馬」(第9回夢丸新江戸噺受賞作
ふたつめ。
これもすでにご紹介済みですが、改めて。
●怪奇幻想朗読百物語 第八夜
日時:10月16日(土) 17:00開演
会場:Cafeばくだん畑(立川駅徒歩12分)
出演:矢内のり子・河崎卓也・高山正樹
料金:2,000円(ドリンク・つまみ付)
⇒怪奇幻想朗読百物語のサイト
※落語の怪談噺を朗読しようという試み。M.A.P.代表の高山正樹が夢丸新江戸噺の中から怪談噺の「紅い手」を読みます。
そしてみっつめ。
三笑亭夢丸さんがNHKラジオの深夜便「落語100選」に出演します。その公開収録が来る2010年10月28日(13:30〜17:00)にNHKスタジオ内で行われます。その観覧者募集のお知らせです。
出演は……
三遊亭 大楽「半分垢」「時そば」
柳家 花緑(演目未定)
金原亭 世之介「幾代餅」
林家 正雀「中村仲蔵」
三遊亭 歌司「出世豆腐」
三笑亭 夢丸「辰巳の辻占」
(敬称略)
……以上です。
※演目・出演者など都合により変更する場合あり。
観覧ご希望の方は、10月21日(木)までに……
【お名前】・【ご連絡先のお電話番号】・【希望人数】
……を明記の上……
otani@superbrain.co.jp (落語100選 担当:大谷さん)
までメールをお送りください。
(お問い合わせも上記のアドレスへ)
平日で約3時間半という長い収録ですが、是非お楽しみくださいませ。
2010年10月03日(日)18時57分
新聞には載ったけれど……
「東京奏楽舎」のメンバーの名前も、M.A.P.も紹介されなかったのは少し残念だけどね。でも、深川江戸資料館の公演案内と、問合せ先の電話番号(M.A.P.)は載ってました。道はなかなか険しいですが、一歩一歩です。
今日は日曜日、でも今日も事務所に出勤です。電話番号が新聞に載っちゃったことだしね。
喜多見の駅前では、フリーマーケット開催中。
納品期限が間近に迫った地図のお仕事をしている宇夫方女史を横目に、高山正樹はゴーヤーチェックです。
あとからあとから蕾ができて雄花を咲かせるのですが、なんで? 意味不明です。今風に言えば残念な蕾たち。
では、9月30日の身体測定(右の小画像)との比較です。
あと2個、小さい奴は、まだ黄色くはなっていないけれど、ちょっと残念な気配です。
⇒最初のゴーヤーから見る
⇒明日のゴーヤーへ
本当は、ここ喜多見の人たちに、東京奏楽舎の公演を見て欲しい。東京奏楽舎ばかりではありません。山猫合奏団だってそうです。一度、喜多見で公演をやりたいなあ。どこかいい場所ないかなあ。
また、東京奏楽舎のお客さんが山猫合奏団の公演にも行く、反対に山猫合奏団のお客さんも東京奏楽舎を聞きに行く、そんな風になればいい、そしてその皆さんが、さらに沖縄のことを、ちょっとだけでも考えてくれること、それが私たちM.A.P.の願いなのですが、なかなかうまくはいきません。
M.A.P.の力不足、それが一番残念なことです。
でも、一歩一歩。
でもでも、地図の仕事の納期が最優先。宇夫方女史、昨夜の帰宅は午前2時。今日も今日の内には帰れそうもない。after 5なんて、大嘘ですね。
……とっても残念。
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- 2019-03-16 MAP : 47個のコメントの意味(2006年2月のこと)-コメントも転載しました4
- 2019-03-16 MAP : 47個のコメントの意味(2006年2月のこと)-コメントも転載しました3
- 2019-03-16 MAP : 47個のコメントの意味(2006年2月のこと)-コメントも転載しました2
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- 2019-03-15 MAP : 神楽坂とCHICAGO-「宮沢賢治考」のコメント2
- 2019-03-15 MAP : 神楽坂とCHICAGO-「宮沢賢治考」のコメント1
- 2019-03-15 MAP : キャッチコピー後日談-サイト振興委員会
- 2019-03-15 MAP : 川越美術館で“どんぐりと山猫”上演-山猫ブログに頂いたコメント4
- 2019-03-15 MAP : 川越美術館で“どんぐりと山猫”上演-白石准の返信
- 2019-03-15 高山正樹 : 川越美術館で“どんぐりと山猫”上演-高山正樹の返信
- 2019-03-15 MAP : 川越美術館で“どんぐりと山猫”上演-山猫ブログに頂いたコメント3
- 2019-03-15 MAP : 川越美術館で“どんぐりと山猫”上演-山猫ブログに頂いたコメント2
- 2019-03-15 MAP : 川越美術館で“どんぐりと山猫”上演-白石准の返信
- 2019-03-15 MAP : 川越美術館で“どんぐりと山猫”上演-山猫ブログに頂いたコメント1
- 2019-03-15 MAP : 【田中寺公演】本番と打上げ-山猫ブログへのコメント転載3
- 2019-03-15 MAP : 【田中寺公演】本番と打上げ-山猫ブログへのコメント転載2
- 2019-03-15 MAP : 【田中寺公演】本番と打上げ-山猫ブログへのコメント転載1
- 2019-03-15 MAP : みそかです-山猫ブログのコメントを転載
- 2017-08-06 ひだまりのお話 : 久米明さんにお会いしました。《懐かしい過去たちに囲まれて》-街話§J街通信[95]酒舎かんとりぃ
- 2012-12-31 初老間近のしがない俳優の呟き : (まもなく)-実験は続く…
- 2012-12-10 M.A.P.after5 : 玄羽さんの送別会-沖縄芸人ライブ“ぱんみかす”(そっと内緒に追記して再投稿)
- 2012-11-20 M.A.P.after5 : 体育会系居酒屋-出ないなら出る練習をする
- 2012-11-20 M.A.P.after5 : お久しぶりです浅野さん!-出ないなら出る練習をする