11/26(沖縄)のツイートまとめ

gajumui

只今沖縄宜野湾。昨日とはうって変わった天気。台風並みのスコール。レンタカーを路肩に停車させて呟く。
11-26 12:07

儀間進先生のお宅へ出来上がったCD をお届けに。すぐにお暇するつもりだったが、まあまあということでつい長話。親富祖恵子さんのこと、比嘉バイロンのこと、そしてうちなーぐちの未来のこと、帰ったらブログに書く。
11-26 12:17

普天間にある「まるよし」というラーメン屋さんへ。この店のオーナーは津嘉山正種さんの息子さん。壁のお品書きは親父直筆。意外に優しい父親?今まで沖縄で食べたラーメンの中で一番うまかった。あれ、僕、沖縄ではじめてラーメン食べたんだ。でも、本当においしかったです。
11-26 12:28

壁一面、津嘉山正種さん直筆のお品書き!
まるよしの手書きメニュー

(下の画像はどちらもクリックすると大きくなります↓)
津嘉山正種直筆のお品書き まるよしの名刺の裏

呟いているうちに雨が上がったので出発。
11-26 12:30

国立劇場おきなわの楽屋口で北村三郎さんを待ってます。どこかで見覚えのあるシバイシーが続々と。
11-26 13:52

県立博物館に納品を終え、通用口から出ると、頭上にオスプレイが。と、呟いていると又!
11-26 15:11

オスプレイ

tag: 儀間進  津嘉山正種  沖縄_沖縄の人.親富祖恵子 

ツイッターはユダヤを巡る連載小説&【外間守善氏死去の報を受けて…】

ubukatamichi

この記事にコメントしました。なんだか胸がしめつけられます。→“晴読雨読”「沖縄」に出会った一冊 http://t.co/m6eTsBpe
11-21 07:11


一方、僕のツイッターは時々連載小説。本日はまず注釈抜きで。

gajumui

始まりは昨日の最後の呟き…

4年前、俺は能天気な記事を書いていたもんだ。スタバやマックなら食わずにもいられるが、インテルやIBMがNGならMacも使えない。→/ http://t.co/UVPJq6XN (よろしかったらコメントも併せて読んでください。)
11-20 18:56

そして今日の呟きへ…

朝からずっと過去のイスラエル関係の記事を眺めている。あ、いかん、出かける時間、とっくに過ぎてる。9時に間に合いそうもない、ごめん! @ubukatamichi この記事にコメントしました。なんだか胸がしめつけられます。→ http://t.co/UVPJq6XN
11-21 07:55

2010年8月20日の記事。世界のユダヤ人ネットワークによる日本戦時国債の引き受けとか…もう一度考える。でも「会社のブログとしては間違っているのかもしれないな」/“~としては間違っている” http://t.co/XTIYiJt1
11-21 13:21

2009年7月18日のブログ。劇団コーロの「ハンナのかばん」を観て。「今、何故ホロコーストなのか」と、ホントはパレスチナの事を思いながら書いていたのだが。/「カバンにいっぱい詰め込んで」 http://t.co/Iv4GwvQJ
11-21 14:20

2010年9月8日(鈴木宗男氏の上告を最高裁が棄却し実刑が確定した日)のブログ。小沢一郎氏のことも少し…/密かに世界のことを考えている。【杉原千畝・鈴木宗男 vs.エリート官僚】 http://t.co/z78I0aRh 全てが3.11より前のこと。
11-21 14:51

僕は、曖昧な洒落を吐き出していたらしい。そんなつもりなかったのに。誠実でありたかったんだ。でも、顧みれば風の吹かないコンクリートの記憶。歯医者で貰った痛み止めは、たった一粒飲めばいいのかね。少しだけ忘れさせてください、お願いだから。寒さが体にこたえるくらいの冬になるまで。
11-21 15:16

ボスキャラ登場。「おい、コラ!そっちの方向じゃねえだろう。俺について来い。お前、もしかして、アラシクロバネか?」
(※11-21 15:29

前回の登場時は「小人」ばかりだったのだ…)
小人図鑑のボスキャラFin…
結局おちゃらけて終わるのか。
だが、僕が書いた過去の記事も同じようなものではないか。
実態を知らず、現実に匹敵する言葉を持たない僕が、それでもなんとか語ろうとすると、いつもこうして、何一つ責任を引き受けることなく、下卑たコメディアンが逃げ出すように転ぶ。
今の僕に、ガザの悲惨な状況について、何かを語る材料も能力も資格もない。ただ沈黙は暴挙に承認を与えている事と同じだという声に脅かされ、きっと僕は免罪符を求めているだけに過ぎないのだ。
世界に向けてみすぼらしい独り言を呟いてしまった。いまさら取り消すことはできない。


【外間守善氏死去の報を受けて…】

儀間進さんと外間守善氏のことを話した思い出。「外間守善氏のこと」 http://t.co/VCUFWqNL 嗚呼… ご冥福を心から心からお祈りいたします。/東京新聞:沖縄学の第一人者 外間守善氏死去:社会(TOKYO Web) http://t.co/PgKMe5TT
11-21 16:44

そうなんです。そして儀間進氏はその次の船で疎開されました。対馬丸が沈没した話はかん口令が敷かれていましたが、誰もが噂で知っていて、知りながら次の船に乗り込んだのだそうです。 @gyoruikonoehei 亡くなった外間守善氏の妹さんは、あの対馬丸事件の犠牲者なのか…。
11-21 17:30

※僕の裏ブログ、是非読んでいただきたい。
 ⇒儀間進氏の「ほんとうのはなし」

次の日の呟きだが…

かつて柳田國男の「椰子の実」も同じような利用のされ方をしました。「方言論」はさておき、文化で国家を語るやり口を僕は一切拒否します。 @ikuetamaki 小林よしのりが、『沖縄論』で、「外間守善氏は沖縄の言葉を日本の方言としている。だから、やっぱり沖縄は日本の一部なのだ」と…
11-22 10:01

呟いた順番が前後するのだが…

え?なんで僕の名前が新聞に!どうして、もう出ること決まってるわけ?もう断れないの?わかんないけど腹くくれってか。そんな、練習しなくちゃいけないじゃない。えっと、暗譜だよね、3曲。どうすんの。もうそろそろ今日も出かけなきゃいけないってえのに。あと何日あるんだ?
11-21 16:52

本件については明日に続く

その前に、本日の夜は川崎へ、でもそれはまた別の話。
あらためて次の記事にて。

tag: 儀間進  ユダヤとイスラエル  対馬丸  外間守善 

8/9~10のツイートまとめ

大震災から517日目……

ubukataicon ubukatamichi

もう今日です! @gajumui 沖縄タイムスの儀間進氏のコラム”語てぃ遊ばなシマクトゥバ”がオーディオブックになります。その公開録音を明日16時から、那覇バラダイス通りBar土2階ギャラリーにて。料金は無料。最低1ドリンク注文を。問合せ090-1651-6312(宇夫方)
08-09 07:10

gajumui

【呟き再掲】
昨日は大城立裕オジイ、おっと失礼、立裕先生のお宅にお邪魔しました。伊野波節をお聞かせするという暴挙。それから2時間、いつものように大変面白い話を伺ってきました。ウチナーグチのこと、組踊のこと、「さんぱちろく」のこと等々、どんな本にも書かれていない貴重な話。いずれご紹介します。
08-09 08:38

昨日の夜はBar土でミニミニライブしちゃいました。かぎやで風、海のチンボーラー、そして貫花。宇夫方路女史の踊り付き。琉球朝日放送の報道の女性ふたりに会いました。高江のオスプレイのTシャツを着ていたら、ありがとうって言われました。「頑張りましょう」って。
08-09 23:58

本日、朝はももちろん伊野波節の稽古。
午後からは儀間進さんのコラムの録音でした。儀間先生のウチナーグチに対する深い思い… やっぱり簡単には呟けないなあ。あ、考えているうちに、日が変わっちゃった。
08-10 00:05

というわけで大震災から518日目になってた……
※儀間進氏のコラム録音については、いずれゆっくりと記事にします。

大城立裕先生に伊野波節を聞いてもらっちゃったという僕の朝の呟きに「はぁっしぇ、沖縄の大御所ばかりで…」という反応を頂いたので、調子こいてさらにこんな呟きをしてしまいました。

もう昨日になりましたが、さっきまで映画監督の篠田正浩さんと飲んでました。篠田監督の沖縄考、いずれブログにて。
08-10 00:15

篠田正浩監督と
おや、篠田監督と僕の間に貼ってある学位免状は新城亘先生のもの、そう、ここはもちろん栄町の“うりずん”です。今夜も亘先生の三線で宇夫方女史が踊り、最後はやっぱりカチャーシーでありました。
カチャーシー

北野大のポスターそして入り口脇にはこんなポスター…

北野大(「ビートたけしの実兄」ってポスターにわざわざ書いてある)の対談があるらしい。その催しに新城亘さんも出るらしい。ポスターの左下は「鳥刺し」の亘さん。その右はきっと琉球鼓楽舞の三人だな。
 ⇒山マヤー一族の“京太郎の歌”

この催しについての新城亘氏の辛口コメントについては、まあたいしておもしろい話ではないので(ということにしておこう)ご紹介は差し控えることといたしましょう。

ともかく、ここ沖縄というところは、東京あたりにいるよりもはるかに有名人と近しくなる可能性が高いところなのです。そして近しくなれば、なーんだ、どんな有名人でも、人間みんなたいした違いなんかないんだ、ということがよーくわかる場所なのです。

那覇あたりで有名人や文化人が来るお店って、昔の新宿ゴールデン街にちょっと似てるのかもしれません。違うのは、普通の人にも敷居が低いということですかね。


追伸【この日のことを次の日に宇夫方女史が呟いた】
ubukataicon ubukatamichi

昨晩は榮町の うりずん へ行きました。いつものように新城亘しぇんしぇいの唄三線で踊りました。昨日は「浜千鳥」。お客様はフランスの方と、ベトナムの方と、そのほか観光客のお客様と、そして映画監督の篠田正浩さん御一行さまでした。篠田正浩さん、お若い!
08-10 09:29

tag: 沖縄の呑食処.うりずん  新城亘  こんな人あんな人_映画監督.篠田正浩  沖縄_おーでぃおぶっく.語てぃ遊ばな島くとぅば  儀間進 

8/6~7のツイートまとめ

大震災から514日目……

gajumui

儀間進“語てぃ遊ばなシマクトゥバ”のオーディオブック化企画、いよいよスタートです。午前中“伊野波節”を濱元先生に稽古してもらったあと、パラダイス通りの“土”にて儀間先生と打ち合わせ。八木政夫・北村三郎両大御所もお越しくださいます。(なんとしてもコンクールと両立させなければ…)
08-06 08:32

@sugimaru35 沖縄に来ています。実はご相談したいことがあったのですが、大変にお忙しそうなので、ご迷惑になってはいけないと控えました。でも、いつか…
08-06 08:35

@sugimaru35 僕のひとつふたつ前の呟きの件なのです。9日の2時から4時間位ライブ録音します。今後続けていくつもりです。もしお時間おありでしたら是非お遊びに。取り急ぎ。また夜にDMさせてくださいませ。
08-06 13:27


そして…
儀間進さんと北村三郎さん

大震災から515日目……

ひとねむりのつもりが、起きたら日が変わっていた。もう昨日のことなのだが、那覇パラダイス通りのBar土2階ギャラリーにて。儀間進さんと北村三郎さんとの濃密なシマクトゥバの時間。イベント告知は夜が明けたらにしよう。 http://t.co/FYyvi5qo
08-07 00:37

伊野波節を皆さんに聞いて貰った。北村三郎氏、「上等。安富祖流ですね、僕は野村だから」と。ウチナンチュの女性は「声は新人賞とは思えない、最高賞、でも言葉がちょっと違う。やっぱりヤマトの人」、喜んでいいのかどうか。「微妙に違う」、この感覚が、さっぱりわからんところなのです。
08-07 00:46

人間国宝クラスなら話は別だが、沖縄の歌三線には大和の芸能ほどに鍛えた声は不要。扱いを間違えると、むしろ鍛え上げられた声は邪魔にさえなる。でも今日の呟きはココまで。(大和の芸能を知らぬ方には異論もおありだろう。決してどちらの方が上等と申し上げているのではないことだけは御理解を。)
08-07 01:11

沖縄へ来てから、線量計は0.04μSv/hでずっと安定している。スーパーの食材の多くは県産ものか九州産。キャベツやレタスは北関東のものもあるが、放射能を気にするストレスは殆ど無い。東電という会社のことを伝えるテレビニュースは、どこか遠い国のトピックス。(俺の子供たちは、今…)
08-07 02:07

tag: 沖縄_おーでぃおぶっく.語てぃ遊ばな島くとぅば  沖縄の呑食処.Bar土  儀間進  沖縄_沖縄の人.北村三郎 

磯野波平と同い年、矢吹丈はあの1962年生まれ(12/12のツイート)

gajumui

なんだって!磯野波平が54歳だって!同級生かい。なんだか絶望的な気分だ。星一徹にいたっては33歳。丹下段平はいくつ?
12-12 09:23

丹下段平は当時推定45歳~50歳。
因みに矢吹丈は1962年生まれ。
※この年米ソによって実施された大気圏核実験は人類史上最悪の核汚染を引き起こしたと言われる。アメリカ合衆国が行った核実験は105回。この翌年、米・ソ・英の間で部分的核実験禁止条約調印、以降は大気中での核実験が禁止され地下の核実験が主流となる。62,3年に生まれた子供たちへの核実験の影響を調査をすべきなのか否か、なかなか難しい問題である。福島の事故においても、この議論はやがてタブーとされ、2チャンネル的な領域に追いやられてしまうのだろうか。
なお波平の妻ふねさんは48歳。
オマケ、バカボンのパパは41才。

「絆」は諸刃の剣。
12-12 14:34

10月頃、福島のスーパーには福島産の食品はほとんど置いていないという話しがあった。怖さを知っている福島の人達は福島産の食品を買わないのだと。 福島産は東京に流れて来ていると。今は関西。親に一切無心せず、アルバイトふたつ、京都で生活している娘が心配なのだ。
12-12 19:57

こちらこそ。子供が小さかった時のことを一生懸命思い出そうとしています。そうしないと想像力がわかないのです。情けないことですが。 @0954yoko @gajumui 大きいお子さんをお持ちの方のお話ききたいです、ぜひ次回お会いできるのを楽しみにしていますよ~!
12-12 20:15


宇夫方女史が儀間進さんに電話をした。女史の呟きふたつ…
「まずは儀間進さんに『お疲れ様でした』の連絡しなくちゃ」
「儀間進さんにさっそくお電話をしました。『もう知ってるの、早いねえ』といつもの笑い声。2年間ウチナーグチを勉強して、いよいよ先生のエッセイの音声化に挑戦したいと思いますとお伝えしました。『楽しみにしています』と、とってもうれしいお言葉を頂きました。」
それを受けて、僕は呟いた。

まずは、俺が全責任を負う。M.A.P.の行き先を照らしてくださった儀間さんの笑顔が見たい。
12-12 22:02

tag: 儀間進  沖縄_おーでぃおぶっく.語てぃ遊ばな島くとぅば 

12/11のツイート

大震災から275日目……

gajumui

M.A.P.after5には「儀間進」さんのカテゴリがあります。http://t.co/jxY3bvfg /沖縄タイムス | 儀間進さん、ウチナーグチ連載終了へ http://t.co/bX2zVQws via @theokinawatimes
12-11 10:43

儀間進さんから頂いた言葉「第三の眼を持ってください。じゃないと立体になりませんから」、これがM.A.P.がやっている沖縄関連の仕事の原点です。http://t.co/2K3l2bNs #沖縄
12-11 10:49

遅れていた儀間進さんのウチナーグチのエッセイの音声化する仕事、いよいよ始めようと決意しました。読み手募集、そのほか協力してくださる方、是非ご連絡ください。http://t.co/3Hclg9AZ #ウチナーグチ
12-11 10:55


【宇夫方路の呟き】

ubukataicon ubukatamichi

今月の17日、王子の“北とぴあ”で沖縄芸能フェスティバル2011があります。私も踊ります。昨日は夜まで稽古してました。
12-11 12:08

私はM.A.P.のスタッフ。まずは儀間進さんに、「お疲れ様でした」の連絡しなくちゃ。
12-11 12:19

tag: 儀間進  沖縄_おーでぃおぶっく.語てぃ遊ばな島くとぅば 

素敵な仲間がたくさんできました

10ヶ月ぶりの“じんじん”です。
 ⇒前回“じんじん”に行った日の記事4ヶ月ぶりの儀間進さんです。
 ⇒前回、宇夫方が儀間進さんにお会いした日の記事null
そして2ヶ月前、宇夫方路が“儀間進のコラムを読む”那覇チームの皆さんとお会いしました。前回は6名のメンバーのうち2名でしたが、その後メンバーが1名増えて、今日はその7名のうち4名の方が集まってくださいました。僕は皆さんと初対面です。
 ⇒前回2名の方と宇夫方がお会いした時の記事
実際に儀間進さんのコラムを読んで録音するのは少し先になりそうですが、その準備段階として、とてもステキな広がりが見えてきました。
沖縄語を話す会の國吉眞正さんにも、大変お世話になっています。今日のところは、その全てをミステリーということにしておきますが、近日中に、色々な発表ができると思っています。

それにしても、今日はわたくし高山正樹が喋りすぎました。まずは僕の知っている大好きな儀間さんを、どうしても皆さんに伝えたくて仕方が無かったのです。本当は儀間先生がいらっしゃるのだから、儀間さんご本人のお話をたくさん聞けばよかったのに。
 ⇒わたくし高山正樹が儀間進さんのことを書いた文章

しかし、やっぱり今日も儀間進さんは儀間進さんでした。
「訛っている言葉なんてない。みんな同じ言葉なんですよ」
ややもすると首里や那覇の言葉が正しいといいたくなる、それを笑顔でたしなめる儀間さん。それは儀間さんのエッセイそのものです。

「はいさい」。沖縄の挨拶としてよく知られた言葉です。しかし女性は「はいさい」とは言わない。「はいたい」が正解。そのことも、コアな沖縄フリークたちには常識になりつつあります。でも、この日、儀間さんは教えてくださいました。女性が「はいたい」というのは、首里や那覇あたりでのこと。ちょっと北に行けば男も女も「はいさい」と言っています。
(もちろん、これにも注釈があります。北部でも、「はいさい」と「はいたい」を言い分けるところもある。どちらの方が多いかは定かではありません。)
さらに田舎へ行けば「さい」も言わずに「はい」だけ。
「まるで英語のようだ」
ウチナーグチは一筋縄ではいかない、と、ますます気が引き締まります。たとえば、と僕は思うのです。「沖縄の標準語」ということを、慎重に考えてみるのはどうだろう。首里という政治・文化の中心地。那覇という街の経済の力。沖縄芝居の心。先日会ったうるま市のおばあさんのように、日本の標準語と、沖縄の標準語と、そして自分の間切りの言葉と、とりあえず三つの言葉を勉強してみるというのはどうだろう。
うるま市のおばあさんに会った日のこと
(でも、それには異論があるでしょう。宮古や石垣などは全く別の言語なのですから。使われている音韻さえ違う。首里や那覇の言葉に関わる人たちが、それぞれの地域はそれぞれでおやりなさいというのは簡単です。しかし、首里や那覇だからできるという状況もあるのではないでしょうか。たとえば鹿児島県の奄美はどうするのだろう。沖縄県の条例からは漏れてしまう。間切りが違えば言葉が違う沖縄。いったいどうすればいいのか。このことはいずれ考えたいと思います。)

昼間、大城立裕さんに「新沖縄文字」について話したことを、僕は儀間さんに報告しました。
「驚きました。こんな若造の意見をきちんと聞いてくださり、ご自分にはなかった視点だということを認めてくださった。大城さんは、とても柔軟な頭脳をお持ちだということを、あらためて感じました。」
儀間さんはそれに対して、次のように答えられたのです。
「そうですね。彼のそういう柔軟さのことを、一番分かっているのは、僕だと思うんだ。」
その言葉に、僕は鳥肌が立ちました。
あの琉大文学時代にあったこと、それは調べれば調べられます。ここで僕が書くことは控えましょう。そのかわり、「社長とは呼ばないで」という怪しげなブログに書いた文章ふたつ、どうかお読みください。
 ⇒儀間進氏の「ほんとうのはなし」(儀間進氏のひとつの負い目)
 ⇒三太郎からのバースデーカード(儀間進氏のふたつ目の負い目)
そして、今まで儀間さんが話されたユーモアたっぷりの大城立裕氏のことを、きっといつかここでお話できる日が来るだろうと、確信したのでした。

今日も、じんじんのマスターが、こんな差し入れをしてくださいました。
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マスター、いつもありがとうございます。

そして、この日初めてお会いした皆さま。今日はちょっと遠慮してご紹介を控えましたが、もしお許しいただけるのなら、次回は是非とも皆さん一人ひとりのウチナーグチに対する熱い思いをご紹介させていただきたいと思っています。

宜(ゆた)さる如(ぐとぅ)御願(うにげ)ーさびら

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tag: ごうさん  沖縄_うちなーぐち.  首里  沖縄(2009年秋)  儀間進  大城立裕  沖縄の呑食処.じんじん 

小禄の目白

私、高山正樹は、6月20日の記事にコメントをつけ、そこでおきなわおーでぃおぶっくの“儀間進のコラムを読む”という企画に関して、次のように書きました。
「儀間さんの視点は、首里を飛び出し、大和の田舎から奄美、果てはいわゆる『先島』にまで及んでいます。この儀間さんの実に奥行きのあるコラムの下に、どうしたらたくさんの若者が集まってくれるのか、毎日毎日、切実に考えています。」

このことについて、もう少し説明したいと思います。

儀間進さんのコラム「うちなぁぐちフィーリング」および「語てぃ遊ばなシマクトゥバ」で扱っているのは、沖縄で標準語的な役割を果たしている首里の言葉が中心です。儀間さん自身が首里の御出身ですから、そうなるのは当然でしょう。でも首里の言葉をメインの食材にして出来上がった料理は、冷静に首里を見つめ、さらには首里以外の地域にも気を配り、結果、重層的な奥深い味付けになっています。
単なる地域の比較にとどまらず、沖縄全体を地理的・歴史的に俯瞰する視点によって、儀間さんのコラムは優れた沖縄社会学としても読み応えのあるものになっているということを、お伝えしたかったのです。

儀間さんは、「首里だらぁ」という言葉について、あるコラムの中で次のように書いています。

「(この言葉は)首里ン人(スインチュ)が口にするものではない。ためしに『沖縄語辞典』を調べてみたがなかった。士族たちが、働きもせずに、だらりと日を暮らしているからともいわれ、首里ことばが悠長で、ゆったりしていることから、ともいわれるが、いずれにしても、悪口であることにかわりはない。色が生白くて、生活能力のない街育ちの首里ン人への侮蔑である。」

続けて「ンムニー カディン 首里ン人」の説明が始まるのですが、これ以上はネタバレ、もうじきデータ配信されますので、携帯電話からでもダウンロードしてお聞きください。

また、先日の沖縄語を話す会で、こんな話を聞きました。那覇空港の東に小禄という地域がありますが、その小禄の言葉は汚いと、那覇や首里から差別されているというはなし。小禄では犬の鳴き方も違うらしい。
船津好明さんによると、あの伊波普猷でさえ 「小禄の目白」という文章で、小禄の言葉の汚さに言及しているというのです。
僕はそれがどうしても読みたくて、宇夫方女史におきなわ堂へ寄った時に探してくれるように頼んだのです。そして7月22日に届いた本がこれです。

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伊波普猷全集第十巻。
「小禄の目白」は次のように始まります。

「子供の時分、大人たちにつれられて、目白を捕りに能く大嶺辺に出かけたものだが、その為に小禄に行つたことはつひ一度もなかった。といふのは、小禄の方言は語調が悪いので、目白も自然その影響を受けて、音がだみてゐる、といふ理由からであった。」

たとえ本当に小禄の語調が悪かったとしても、まさかそれがメジロの鳴き声に影響するとは思えません。

そういえばもう40年も前のことでしょうか、僕の母方の田舎は千葉の佐倉あたりなのですが、鳥モチやカスミ網を仕掛けて、小さな野鳥を捕獲し(もう時効ということでお許しを)、その泣き声を楽しんでいました。若い鶯には、その鳥籠に黒い布切れをかぶせ、それを優秀な鳥の籠の傍に置いて鳴き声を憶えさせていたのを、子供心に不思議な思いで眺めていた記憶があります。

佐倉あたりの言葉は、とても汚ないという評判でした。しかしそれが鶯の鳴き声を乱したという話など、もちろん聞いたことはありません。
そんなことよりも、佐倉の言葉は汚いというような会話は、田舎の人たちとよく笑いながらしていたし、それでもって誰かを傷つけたというようなことは全くなかったように思うのです。(本当は違うのでしょうか。)
それが沖縄の小禄ということになると、どうしてこれほど気にかかるのでしょう。

ともかく、伊波普猷の「小禄の目白」が書かれたのは昭和14年という昔のこと、今はもうそんな差別はないと思いたいものです。

でも、沖縄語を話す会で、少しナイーブな話を聞きました。
現在の首里と小禄はどちらも行政的には那覇市ですが、東京にある那覇の人たちの集まりには、久しく首里や小禄の出身者は参加していませんでした。しかし同じ那覇市だからと、首里や小禄の人たちに参加を薦めたときのはなしです。
「小禄」は、やっと「那覇」の仲間入りができると喜んだ、しかし「首里」はいい顔をしなかった、そして今でも首里の人たちは「すいの会」で活動しているとのこと。

ちなみに「すいの会」の「すい」は純粋の「粋」の字を充てているのだそうです。

首里(スイ)や揃(ス)リィ揃(ジュ)リィ 那覇(ナーファ)なあはいばい
首里ン人はいつも揃って連れだち、那覇ン人は離ればなれ…



tag: 儀間進  沖縄_うちなーぐち.  沖縄_おーでぃおぶっく.語てぃ遊ばな島くとぅば  首里 

全てを結ぶ“しりとり”

【ねこ】←昨日の猫
自宅にて。
しかし、なんで自分から籠に入るんだ。
眠る猫(ごま) 起き出した猫(ごま)
あんたらの勝手でオイラ達を去勢したくせに。
にゃにを今さら…
「ねこ」の“
ーやー】←一昨日のゴーヤー
事務所にて。
プランターに植えかえました。
広いところですくすく育て!
プランターに植えかえたゴーヤー
2日後のゴーヤーへ

「ごーやー」の“
きとり】←前回の鳥力中央研究所
ちょっと早めに仕事を切り上げて。
卵かけご飯がメニューにあるんです。
無精卵かな、でも新鮮上等な卵です。
卵の殻と手羽元の骨
すいません、食いっ散らかした後の画像で。

「やきとり」の“
ゅうきゅうこ、はっかんのことば】←前回「琉球弧」のことを書いた記事

焼き鳥を肴にホッピーを飲みながら、読んでいた本。
儀間進『琉球弧』。
儀間進『琉球弧』の表紙

その「まえがき」から…

「『琉球弧』という手書きの個人誌を書きはじめたときは、活字にすることなど考えてもいなかった。沖縄が本土復帰する二、三年前から、折にふれて感じたり、考えたり、疑問に思っていたことを、気負うことなく、憶することなくわりあい静かな気持で書いた。他人に自分の考えを主張するという形でなく、むしろ自分に語りかけるつもりで書くことによって、考えを整理したといったほうが当を得ているのかもしれない。」
「『沖縄人のままで日本人になる」ということを以前に書いたことがあるが、『琉球弧』の底にあるのもそれである。『沖縄人』ということを、どのように解釈するかで、その人の生き方も変っていくものだが、わたくしとしては、声を荒げずに静かに強く生きることが出来たらと思っている。しかし、このことは自分自身に向っていうことばだと思っている。つぶやくように語ったつもりのことばがマイクに入って、スピーカーから流れ出したようなとまどいを一面では感じている。」
1979年1月10日儀間進

ページをめくると、続いて目次があって、その次のページに、手書きの創刊号の表紙が刷られてあります。
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そしてその、「発刊のことば」(1970年9月)から…
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「こんど個人誌を出すことにした。長くへこたれずに続けていくために、見てくれは悪くても、資金の関係もからんでガリ刷りの小さな雑誌にして、とにかく書けるところまで書いていこうと考えている。」
「この小さな雑誌ですぐさま『政治』を語るつもりはない。むしろ、ある意味では逆に政治から遠ざかるかもしれない。現代においては、政治に背を向けることが許されなくなっているが、政治的次元での人間解放には深いところで大きな限界があると思うからである。」


僕は、儀間進氏のウチナーグチのコラムをたくさんの人たちと読むという企画を進めようとしているのですが、あらためて儀間進先生の思索の深さを、この書物を通して再確認しています。
それについては、今後このM.A.P.after5において、折々、ご紹介していこうと思っています。そして、ある程度記事が溜まったら、それらをまとめて、おきなわおーでぃおぶっくOfficialサイトあたりに掲載しようと考えています。
(文責:高山正樹)

「りゅうきゅうこ、はっかんのことば」の“
じめちゃん】←前回のはじめちゃんの「カラボ」
酒撲滅運動。世界の酒を飲み尽すためにハシゴするのです。
火曜日のMIRROR_BALLは、はじめちゃん担当。
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「はじめ」なのに、「はじめちゃん」の“”で「しりとり」は終わり。
飲み過ぎて、お釈迦なんてことになりませんよう。いくら苗を植えても、実の成る前に死んでしまったら、何も植えなかったのと同じことですから。

でも、沖縄語には“ん”から始まる言葉がたくさんあります。だから、沖縄の「しりとり」はエンドレス……

「はじめちゃん」の“
なばた】
何も植えていない畑のこと…

今日は7月7日。
「んなばた」ならぬ「たなばた」は、ウチナーグチでなんていうのでしょう?

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tag: 喜多見_Bar.MirrorBall  沖縄_おーでぃおぶっく.語てぃ遊ばな島くとぅば  ゴーヤー栽培記.2009年    沖縄_うちなーぐち.  儀間進 

「豚」の「わー」は声門破裂音です!【うちなーぐち講座“プロローグ”】

まずは鼻濁音のはなし。
去年の12月、アナウンス講座なるものを見学した際に、僕はこんなことを書きました。まずはお読みください。
 ⇒http://mapafter5.blog.fc2.com…

3ヶ月前は、ずいぶんと講座の先生に気を使って書いているようですが、あらためて僕は、「鼻濁音が日本語の美点というのはおかしい」と、大きな声で叫びたい気持ちになってきました。
沖縄には鼻濁音はありません。それは、なにも沖縄に限ったことではないのです。日本のかなり多くの地域で、鼻濁音などないのですから。

八木政男さんとお会いした時にも、この話題が上りました。
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ウチナーグチに「はなむにー」という言葉があります。まあこれは、風邪なんか引いたときの「鼻声」みたいな状態を指す言葉ですが、沖縄では鼻濁音も同様に笑われる対象、風邪ひきの優男(やさおとこ)がもてるのは、江戸という街だけということなのかもしれません。
役者の場合、経験上、標準語なら鼻濁音であることが正しい場合でも、時に確信犯的に鼻濁音を採用しないことがあります。そういう経験談を、去年もアナウンス講座の先生にお話ししてみたのですが、黙って無視されました。
また鼻濁音には強弱があって、時に鼻にかかる度合いが強くて、鼻濁音としては実にすばらしいのですが、しかしなんとも気持ちが悪いという場合もあるのです。
おきなわおーでぃおぶっくのCDのはなしですが、津嘉山正種氏の「人類館」のこと、ウチナーグチの部分は当然ですが、地の文でも、本来は鼻濁音でなくてはならない箇所の多くを、津嘉山さんは鼻濁音で語ってはいません。この「人類館」という作品にとっては、それが正解であり、「美しい」と思うのです。
そして昨日、あの、久米明さんの「ノロエステ鉄道」の朗読でさえ同じだったのです。伺ったところによると、久米さんは「沖縄を読む」ということで、鼻濁音をどうするか、かなりお考え下さったようです。結果、大城立裕先生がおっしゃった「鼻濁音の気持ち悪さ」は完全に払拭され、逆に「清い」美しさが加味されたと思います。

沖縄という風土の中で、鼻濁音に出会うと、とても違和感を感じます、そんなお話を、今日もしたのでした。鼻濁音は美しいものだ、それが正しい日本語なのだということが、まことしやかに語られるのはいかがなものでしょうかと。

もうひとつ。「わー」のはなし。
「私」も「豚」も、ウチナーグチではどちらも「わー」だというはなしです。
FM世田谷の“せたがやじーん”に出演した時もこの話をしました。
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儀間進さんとの雑談をご紹介した時も、「わー」のしゃべり方について触れました。
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つまり、「私」も「豚」も「わー」であるという言い方は、実は正しくありません。「私」も「豚」も、ひらがなで表記するならどちらも「わー」と書くしかないということなのです。
言語学的に言うと、豚の方の「わ」は声門破裂音(Glottal_stop)という子音です。声門(声帯)を閉じた状態から、発声と同時に声門を開いて声を出す破裂音なのです。国際音声記号では、クエスチョンマーク(?)から下の点を外したような記号が使われます。PCではこんな記号はありませんから、ここでは便宜上「?」で代用しますが、「私」の「わー」の「わ」は「wa」で「豚」の「わー」の「わ」は「?wa」です。
これをむりやりひらがなを使って表記しようとすると、「ぅわ」というのが一番近いのかもしれません。しかしやっぱり近いだけで「ぅわ」ではないということが問題なのです。ウチナーグチに触れたことのない大和の人たちには、この「わ」の前の「ぅ」は聞き取れません。というより、「ぅ」ではないのです。日本語の感覚で「ぅわ」を読んでしまうと、それはやっぱり「うわ」であって、これは声門破裂音ではありません。

母音と「わ行」と「や行」と、それらの関係については、そのうちきちんと体系的にまとめてご説明したいと思います。
また、ウチナーグチの表記についても、いろいろな考え方があるようで、もう少しきちんと調べて、その勉強結果をご報告したいと思っています。少々お待ちくださいませ。

その他、「口蓋化」や「高舌化」など、なんだかちょっとおもしろくなってきました。ウチナーグチを考えることで、日本語を再発見することにもなりそうです。
(文責:高山正樹)

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