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“六千人の命のビザ”千秋楽(とりあえず画像だけ先行アップ)

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null null null 山脇葉さん 山脇葉ちゃんの背中は花やしき null null null null 



tag: 六千人の命のビザ  ふじたあさや  高山正樹外部出演 

“六千人の命のビザ”初日(とりあえず画像を何枚か先行アップ)

(2015/3/11に貼り付け)


喫煙室に佇む音響の渡邉禎史さん null null null null null

tag: 白石准  楠定憲  渡邉禎史  六千人の命のビザ  高山正樹外部出演 

照明というお仕事

東放学園専門学校照明クリエイティブ科演劇照明実習公演。
(照明クリエイティブ科舞台照明コース卒業制作)。
二人の俳優による演劇的報告“六千人の命のビザ”杉原千畝の名誉ある犯罪。

本日は仕込み(準備)の日。照明の仕込みはまず吊り込みをして(機材をよきところに吊って)、回路を取り(機材のプラグを決められたコンセントに差し)、ゼラを入れ(耐熱のセロハン紙のようなものを各機材に仕込み)、パッチを組んで(各コンセントの回路を調光卓の何十本もあるフェーダーに振り分けて)、すべての機材の当たりを合わせ(方向やフォーカスを決めて固定して)、各場面の明かりを作り(各場面でどの照明を何パーセントの強度で点灯させるかを決め)、そのデータをコンピューターに記憶させる。それが終わった段階で場当たり(役者の出入りや大道具の転換、それに合わせてどのように明かりを変化させるかなどのタイミングを決める作業)となります。役者はその場当たり開始時間に合わせて着到(ちゃくとう、小屋入り)すればいいのですが……。

予定では場当たりは4時から、でもやっぱり押して(予定より進行が延びて)ました。
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サスバトンに吊った照明の当たりは、まずバトンを下ろした状態で機材の向きとフォーカスをだいたい調整して、それからバトンをアップします。照明のプロ、それもベテランともなれば、バトンが決まった高さに上がった時、ほぼピッタリの位置と大きさの明かりが出来上がっていて、後は竿を使って微調整して終わりとなるのですが、学生さんにはそれが難しい。
たとえばフォーカスの大きさは竿ではどうにもなりませんから、もう一度バトンを下ろさなければいけません。
またネジを強く締めすぎていると、いくら竿で突いても動かない。逆に弱すぎると、ちょっと動かしただけでネジが緩んで、機材はゆらゆらと下を向いてダランとなってしまいます。やっぱりもう一度バトンを下ろしてやり直し。
方向が違いすぎていると竿でたくさん動かさなければならないので、ネジも緩みやすくなるのです。
他にも色々あります。ひとつの回路に何キロまで入れていいのかとか、後で下から竿で動かすときにコードが絡まないように捌いておくとか、右に向けて使う機材があれば、その右隣の機材は少し離して吊っておくとか、バトンの長さに余裕があればいいのですが、小劇場でたくさんの機材を吊り込まなければならないような場合がこのあたりのちょっとした配慮が、仕込み時間に大きく影響してきます。サスバトンの照明だけでも、まだまだあります。それが当然のように出来てはじめて、プロとしてお金が貰えるようになるのです。

ピンスポットだって簡単ではありません。袖から出てきた瞬間、すばやく役者にピンを当てる(今回はありませんが)なんてなかなか難しい。さらに場面全体の明かりや衣装の色に合わせて微妙に明るさを調節しなければならない。役者のせりふのニュアンスやしぐさは毎回微妙に違います。そうなればピンスポの消すタイミングやスピードも、毎回違わなければなりません。昨日と全く同じことをやって、昨日はOKだったのに今日は怒鳴られた、なぜだろう、芝居心を養わなければ、あるいは芝居を感じる余裕がなければ、今日怒鳴られた理由はきっとチンプンカンプン。

でもね、どうかここで怒鳴られた経験が、いつかみんなのためになりますように……。

結局、今日は場当たり半分しかできませんでした。残りは明日。

午後9時退館。
東高円寺、太陽食堂にて、龍前照明の田嶋くんと(西田敏行さんたちと)。
龍前照明の田嶋くんと高山正樹
田嶋先輩、明日からもよろしく。

tag: 六千人の命のビザ  龍前正夫舞台照明研究所 

セシオン杉並に向けて出発

稽古最終日です。
荷出し。
荷積み中
セシオン杉並に向けて出発です。

この芝居については色々思いがあります。なぜ今、この芝居なのか。もし外務省のロシア派閥といったような内実に切り込めれば、ムネオハウスの真実とか、満州に日本が建国しようとしていたユダヤ人の国とか、そんな部分に光を当てることができたなら、杉原千畝を今やることにも意味があるのかもしれないのに、しかし……

きっと、1年後くらい後に「社長とは呼ばないで」に書くことでしょう。

明日は仕込みを待って場当たり。そしてあさっての本番へ。
とりあえず、準備完了です。
ヒゲ剃って七三に分けて
似合わねえなあ……

芝居が終わったら、パレスチナのこと、勉強しよう。

夜、酒菜で一杯やりました。
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ボトル入れました。今日は請福。
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瓶に詰めた日が刻印されています。
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泡盛が瓶熟成するというハナシは一昨年記事にしました。その後、泡盛の瓶に詰日が表示されるようになって、古いものは高く売ってもいいようになったと、籠屋さんで聞いたことがあります。やっぱりその時にお店の若い人に聞いたのですが、彼は泡盛が瓶熟成することを知らずに、棚に並べる時も古いものを手前に置いて、できるだけ古いものから売れるようにしていたそうで、大失敗しましたって言ってたっけなあ。

そして……
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8月30日の中真光石君の試合のハナシをスーさんから聞きました。なるほどさすがボクシング経験者だと思わせる奥深い分析。でも、今日は書きません。兄貴の水才と、やっぱりスナッピー浅野さんの見解も聞いて、その上であらためて別途記事で書きたいと思います。

だから今日は、新メニュー(この日だけの特別メニューかも)を紹介して終わります。白いキッス。
キスのてんぷらにホワイトドレッシングをかけたもの

tag: 泡盛.(泡盛のこと)  六千人の命のビザ  喜多見_居酒屋.酒菜  泡盛.請福 

豆助を食す

今日、稽古場でのこと。
小道具の通信機はこう使うんだそうで。
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というわけで、8日の記事に追記しました。
 ⇒密かに世界のことを考えている【杉原千畝・鈴木宗男vs.エリート官僚】

そして夜は、豆助をスライスして、ツナと和えて食べたのでした。
黄色くなったゴーヤーのスライス ゴーヤーのツナ和え

沖縄ではツナのことを「トゥナ」と言う人が時々います。(宇夫方路:談)

tag: ゴーヤー栽培.2010  六千人の命のビザ  ゴーヤー 

和田屋さんで5,000円の商品券GET!《喜多見でアルバイト募集》

mixiの日記というやつを、このBlog(M.A.P.after5)にした。これでいわゆり「マイミク」とやらの皆様には最新更新情報が届くのでしょうか。

RSSのURLはこれ。
http://lince.jp/hito/update/rss2.xml
当ブログの新規・更新情報のカテゴリとリンクしています。

かく言う自分がさっぱり理解してないんですけどね。

昨日投稿した過去の記事です。
 ⇒持田明美と鳥研に(7/7)
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他にもまだアップしていない記事がたくさん。あの時あんなところで会った方、こんなところでお話した方、もうしばらくお待ちを。

ああそして、ついに今日、豆助も黄色くなってきたので切りました。
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そして今日の墓碑銘。
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一生懸命探してみると、こんなのもいるにはいるのですが……
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たぶんダメかな。

これで今年のゴーヤーもついに打ち止めでしょうか。
最初のゴーヤーから見る
【追伸】ところが……
あさってのゴーヤーへ

それから、喜多見の商店街にある和田屋さんという洋服屋さんで、「6000人の命のビザ」で使う衣装を調達しました。昔の外交官という役柄でおかしくないような服。かつ、芝居が終わっても着れる服。
ちょっと白すぎるかな。
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実はこのお店、おじさんは秘かに気に入っているんです。流行とは関係のない、いいものが比較的安く買えるのです。
和田屋さんでのお楽しみ、福引をやりました。そうしたらね一等賞が当たったんです。
5,000円分の商品券!
本当に一等の黄色い玉、入っているの、と疑うお客さんもいると伺ったので、ありますよ!ということを喜多見情報でお知らせすることにしました。
ほらね!
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というわけで、今日はいい気分。
というわけで、今日はアルバイトの募集をしてみよう。
9月の下旬から10月中旬にかけて、東京周辺の女性が好きそうな街を歩いてお店を調べてくるお仕事。主に女子大生中心に働いてくださる方を探しています。

もしこんな告知で人が集まったらびっくりだね。

tag: ゴーヤー栽培.2010  地図の仕事  喜多見  六千人の命のビザ 

6と8と10と17

今日は本部の近くで稽古。

去年の第5期に続いて、あさやさんの朗読クラブ第6期のチラシ。
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あら、若いこと。
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ゴーヤーたち。大きくなってるのかなあ。よく分からないので寸法を測ることにした。
豆太、8cm。
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豆助、10cm。
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明日のゴーヤーへ
最初のゴーヤーから見る

夜の第17回喜多見で沖縄語を話す会については、別ブログにそのうち宇夫方路女史が書く予定。

大切なのはコツコツ積み重ねていくこと。

tag: ふじたあさや  朗読  ゴーヤー栽培.2010  六千人の命のビザ 

密かに世界のことを考えている【杉原千畝・鈴木宗男 vs.エリート官僚】

上野の東京文化会館を後にして、代田橋の稽古へ向かう。
小道具が来ていた。
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杉原千畝が外務省と交信する通信機。本当にこういうものを使っていたのかどうかは定かではないが、それらしきものが見つかるのだから、やっぱり高津小道具はたいしたもんだ。
(※9月14日追記:実はこれ、昔のレジの一部分なんだとか。いくら高津だって第二次世界大戦中に日本が使っていた通信機などありっこない。
それを本番ではこんな風にひっくり返して使うのです……
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……いつでもどこでも持ち運べるようにカバンに入っているものなので、お客さんからはカバンからちょっとはみ出している部分しか見えないのです。)


小生の父親は第二次世界大戦で通信兵であった。できれば本物の通信機がどんなものであったのか、聞いてみたいと思うのだが、要介護5の老人から要領を得ない話をじっくりと聞いている時間がない。いけないことだと思いながら、今の多忙に追い回されている。
晩年の千畝を演ずる時、いつも弱ってしまった父親の姿を思い出している。こちらの言葉はちゃんと理解している。しかし、それに対してこちらが分かる反応は返ってこない。だが、稽古場で千畝をその父のように演じるてみると、「ト書きに合った反応を」とダメが出る。

先日、母親が「こんなものが出てきたよ」と持ってきた古い手紙。
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「謹啓猛暑凌ぎ堪く覚え候折柄高堂皆々様には苛烈なる現時局下愈々御勇健の趣と存じ大慶至極に御座候
陳者●●殿には入隊以来頗る志気旺盛にて目下将校としての修養に専心努力致居り候間何卒御安心被下度候 小生儀
今般幹部候補生隊長の大命を拝し微力乍●●殿の訓育に全力を尽し居り候間御連絡御援助の程願上候
就いては●●殿将校軍装品の調達の件に御座候共甚だ不躾乍其の費用約七百円十月中に當隊ニ到着する如く御配慮相成度候
時局愈々重大の秋我等も又来るべき大陸決戦場に備へ磐石の決意を固め居候間何卒皆々様にも更に御自愛の上邦家の為御奮闘の程祈上候
右簡単乍御挨拶御連絡迄斯の如に御座候」


●●の部分には父の名が入っているのだが、明らかに他の部分より太く墨が濃い。おそらくガリ版で印刷した原本に、後から名前だけ書き込んだのであろう。最後に「幹部候補生隊榎本登」とある。日付は昭和20年7月20日、終戦間際である。
お宅の息子は間もなく将校になるので、そのための軍装品の費用700円(今の30万円から40位万円くらいといったところだろうか)を送れという手紙である。封筒の裏、差出人は「北支派遣北支第一八六九部隊力隊」。
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そして軍装品の一覧表も同封されている。
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祖父母はとっくに他界しているから、この手紙の「御援助の願い」をどう受け止めたのか、今となっては確かめようもないが、当時そんな大金があったとは思われないから、たとえ払いたくても払えなかったに違いない。しかしおそらく同じ内容の手紙が相当数送られたに違いないから、息子のためならと大枚七百円を送ってしまった親がいてもおかしくはない。だが、そんな話しは聞いたこともない。これは北支第一八六九部隊だけの特殊な出来事だったのか、それなら裏にどんな事情があったのか、興味は尽きないのだが、いったいどうやって調べればいいのか、何の手掛りもない。
ご存知の方がいらっしゃったら、是非ご教授いただきたい。

休憩時間、ロビーのテレビで速報。鈴木宗男氏の上告を最高裁が棄却し、実刑が確定したというニュース。
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「検察権力」
「青年将校化した検察官」
そうした鈴木宗男の言い分が100%正しいというつもりはないが、検察も巨大な官僚機構の一部、それを前提にして出来事を見直せば、マスコミが流す情報とは全く違うものも見えてくる。

かつて外務省のラスプーチンと呼ばれた佐藤優氏はこう語った。
「このタイミングでの上告棄却は非常に政治的。10日の郵便不正事件の公判では厚生労働省の元局長に無罪判決が出る公算が大きく、検察捜査への批判が高まる。また民主党代表選で鈴木氏を衆院外務委員長に抜擢した小沢一郎氏が勝って鈴木氏を要職に起用すれば手がつけられなくなる。その前に先手を打った。機密費問題などで外務省を追及する人物がいなくなって、一番喜ぶのは外務官僚。日本国家を支配するのは資格試験に合格したエリート官僚か、国民に信託された国会議員か、その権力闘争である」

関連記事ふたつ。
 ⇒http://mapafter5.blog.fc2.…(喜納昌吉のライブで)
 ⇒http://mapafter5.blog.fc2.…(~としては間違っている)

杉原千畝が外務省をクビになった理由はキャリアではなかったから。どうやらそれに間違いはないらしい。

専門学校の子どもたちは、そんなニュースに興味などない。
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さて、チラシが出来たようで。
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お時間がおありでしたならば、去年と同じ、照明を学ぶ若者たちの実習公演ですが、16日(木)は19時開演、17日(金)は18時の開演、東高円寺のセシオン杉並までお越しくださいますように。
 ⇒告知記事
このブログで書いてきたことを、ちょっと頭の隅においてご覧いただければ、少しは楽しんでいただけるかもしれない。

宇夫方路とふじたあさや氏の共演などもあり……
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(今年も子供たちとも共演…)
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最後に間もなく収監されるであろう鈴木宗男氏の会見から。
「アイヌ民族の権利の確立とか、政治は弱い人のためにあるということを、若い有為な人に訴えていきたい……」
 ⇒社長とは呼ばないでの“「アイヌ」のこと”というカテゴリ

稽古場で、密かに世界のことを考えていた。でも、あまりにも複雑な世の中で、考えれば考えるほど、何がなんだか分からなくなっていくのだった。

続きを読む

tag: アイヌ  沖縄居酒屋.たきどぅん  六千人の命のビザ  ふじたあさや  佐藤優 

龍前照明の田嶋氏と明大前へ【手造り楽器の店“ハナムラ”】

隠し撮り。
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今年も龍前照明の田嶋くんが助っ人です。
この画像のその他については一切ノーコメント。

ちょいと一杯行こうか、と、明大前まで歩く。
まだ5時前。寿司屋しか開いてない。糖尿には炭水化物を控えること、本日のお昼の時、ふじたあさや氏からの訓示。あさやさん、高山正樹が糖尿だと決めつけている。まあ今日のところは寿司はやめておこうか。

近くにあったこんなお店で時間を潰す。
ハナムラ楽器
手造り楽器だってさ。
手造り楽器の説明
ご主人です。
ご主人
試弾。
試し弾き
今度の“どんぐりと山猫”で使えるかもしれない。

(後から追記しようと思ったら、その前に准ちゃんがコメント付けたから、分かりにくくなりそうだったので、この後のことは次の記事で。)

tag: ふじたあさや  六千人の命のビザ  龍前正夫舞台照明研究所  山猫合奏団 

古酒の日に久しぶりの“たきどぅん”

岡山から東京へ。
稽古の時間までちょっと間があったので、いったん事務所に戻ってから自転車で行くことにしました。

(2015/3/11に貼り付け)

生徒さんたちへのお土産は黍団子。決してそれで買収して、お供にしようなんて魂胆はありません。

今日の稽古は夜まで。
というわけで、久しぶりに“たきどぅん”に行くことができました。だってお昼やってないんだもんね。

夕食です。
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ゴーヤーチャンプルー。
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ソバは本物。
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モズク。
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油味噌。
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じーまみ豆腐。
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うれしいサービスはナーベーラー。
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マスター、ありがとう。

今日は自転車で来ちゃったからね、アルコールなし。
今日は……
9月4日、古酒(クース)の日
……だというのに。

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竹富島のデイゴの話は、次回来た時に報告します。
次回来訪は9月8日水曜日の予定。その日は飲みますとも。

tag: 富本たけみ  ナーベーラー  じーまみ豆腐  油味噌  スヌイ  沖縄そば  ゴーヤーチャンプルー  沖縄この日何の日  沖縄居酒屋.たきどぅん  六千人の命のビザ