アウトローの人生こそおもしろい

※ひと月前の検査結果を聞いて……

新卒の就職が大変らしい。
M.A.P.的就職支援。「青年座の制作さん募集」に続く第二弾。
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アイアンポットではオカマ募集中!
アイアンポットでオカマ募集中

働こうと思えばきっと働き口はいくらでもある。大学生たち、それほど大企業の正社員がいいのだろうか。

今から16年前の春。僕は(入社試験の面接では「私」と言わなければいけないらしいが)、泌尿器科の患者ばかりの大部屋に入院していた。まわりは殆ど前立腺肥大の簡単な手術を受ける患者ばかりだった。聞こえてくる彼らの会話は、手術後どれだけ勢いよく小便が出るようになったかを競う話と、長年勤めた会社の苦労話ばかりで、大企業に就職すれば一生安泰という時代だから、どれもこれも変わり映えのしない詰まらない話だった。
僕だけが若く、ひとり浮いていた。だから誰一人僕に話しかけるようなおじさんはいなかった。

それでも、大きな会社の管理職といった風の男性がちょっとしたはずみで僕に声を掛けたことがある。
「あなたは何で入院されているんですか」
「腎臓ガンです」
「ああ」
彼はそれ以上何も言わずに、薄ら笑いを浮かべて、何も聞かなかったかのように、また他の患者との相も変らぬ話の輪に戻っていった。

彼らは大概10日ほどの入院で、名刺交換などして順次退院していった。僕に声を掛けていく人は皆無であった。空きベッドはまたすぐに埋まった。半日もすると、同じような人が笑顔で入ってきて、そして同じような話を始めるのである。

ある日そんな病室に、パンチパーマにだぶだぶのジャージという40歳くらいのガタイのいいの男性が、毛皮を着た金髪美女を引き連れて入ってきた。とめどなく続いているおじさんたちの話し声が一瞬途絶えた。これで浮いた患者が二人になった。

僕は、談話室にいた彼に聞いた。
「どうしたんですか」
「金玉が腫れちまってよう」
彼はニヤっと笑った。だから僕もニヤっと笑って「へえ」と答えた。
「にいちゃんはどうしたんだい」
「腎臓ガンです」
笑っていた彼が真顔になった。
「そうか」

もうひとり、パンチパーマの彼に病名を尋ねたお調子者のおじさんがいた。しかし聞かれた彼はベッドに座って雑誌に目をやったまま何ひとつ答えず、質問をしたおじさんをチラとも見なかった。

彼は3日ほどで退院となった。きっと金玉の腫れがひいたのだろう。金髪美女が迎えに来た。荷物をまとめ終えると(というか美女にまとめさせると)、彼は僕のベッドまでやってきて、僕の目をまっすぐに見た。
「にいちゃん、がんばれよ」
僕は目頭が熱くなった。そして、小さく頷いた。彼の顔が少し笑ったように思えた。それから彼は、病室の外で待っている美女の方へ歩いていった。

あれ、僕はいったい何を書いているのだろう。つまりさ、どうしてそんなに大企業の正社員になりたいの、という話。

今、人形町から喜多見に戻ってきたところだ。16年前に僕の右腎臓を摘出した医師が人形町で開業医をやっている。今日はそこへ10月30日にやった血液検査の結果を聞きに行ったのだ。
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ちょいと気にかかることがある。で、さらに再々度の検査とあいなった。今日の検査の結果は、12月6日の月曜日に聞きに行こうと思っている。
少なくともそれまでは、オカマ募集の看板を撮影して、金玉が腫れた話をするくらいには能天気でいられそうだ。

健康ゲームなんてカテゴリを作らなければ、こんな話はきっとしなかった。人間は、自分の病気の自慢が大好きなのである。死に至る病でない限り。僕は、小便の勢い談義に花を咲かせるおじさんたちと全く一緒である。

tag: 健康ゲーム  喜多見_Bar.アイアンポット 

腰が引けると腰を据えることができない

人形町から喜多見に戻る間、ボーっと考えていたのです。検査結果がもっと徹底的に悪ければ、例えば会社を大幅に縮小するとか、思い切ったこともできただろうに、しかしそうもいかなくなって、まあ、普通に考えればよかったねということなのでしょうが、ちょっと拍子抜けした感じです。

こうなると、山積みの課題に、あらためて向き合わなければならないわけで。
駅から事務所へトボトボ。徒歩と「トボ」って関係あるのかなあ、なんて。
だんだんとはっきりしてくるこの現実感覚を、何故かちょっと持て余しています。

はーん、また沖縄物産の店舗が出てる。
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期間貸しのスペースなのですが、いつもそれほどお客さんが入っている様子がない。でも定期的に来ているところをみると、商売になっているということなのでしょうかねえ。
わが楽天市場沖縄map、いいものを扱っていることは間違いないのだから、うまく認知されれば大きく化ける可能性を十分秘めているのです。でも、なにぶん手が回らない。さあ本腰入れて頑張らなくちゃねえ。でもオイラの腰、一個しかないもんなあ、なんて思いながらトボトボ。

お隣はアイアンポット。あ、iPotだ。おもしれえ。
チャンプルーを目指す我がM.A.P.とすれば、オカマバーは絶対に外せない店なんですけどねえ、なんとなく一度も訪れていません。だって、お客さんが入っていくのも出てくるのも、一度も見たことがないんです。それでも閉店しない、なんでだろう。お金持ちの固定客がいるということなのかなあ。それと地下通路?
どんな店でもたいがいは平気なんですが、何故かここの階段を下りてみようとすると、一個しかないオイラの腰が引けるのです。勇気が出ない……
どなたか知っている方、コメントください、という虚しいお願い。

さてと、身体メンテナンスの健康ゲーム、どうしようかなあ。まずは第1ステージとして、減塩を頼めそうなお店の研究というゲームを始めてみよう。
(主治医に叱られる……?)

よし、さっそく今夜からゲーム開始しよう!
(だから、主治医に叱られるってば)

次の記事に続く……

【この日呟いたこと……】

12:16
1854年の琉米修好条約、1855年の琉仏修好条約、1859年の琉蘭修好条約って知ってますか。日本政府は無視だが。尖閣で中国をぼろくそに言う前に自らを知ろう。国家が国家である限り50歩100歩であるということ。行くべき道はきっと別にある。でもそれは遠い未来のことかな。

14:39
北方領土が日本のものだとしている根拠は1855年の日魯通好条約。1859年の琉蘭修好条約よりも前の話。決してロシアが正しいわけではないが。

14:40
近代国家で最初に禁煙を言ったのはヒトラーだったとか。アウシュヴィッツと無縁ではない。要するに、色々な角度から物事を見てみようということ。

14:59
三笑亭夢丸師匠によると、ツシマヤマネコやイリオモテヤマネコの6〜7割がネコエイズに罹っているとおっしゃっていました。彼らはケンカも家猫よりずっと弱いらしい。

16:18
10月3日の東京新聞朝刊に三笑亭夢丸with東京奏楽舎の“深川江戸資料館公演”の記事が掲載されるという連絡が、今しがた東京新聞からありました。



※もうこのリンク先の記事はない…
(2016/10/25に貼り付け)

tag: 東京奏楽舎  喜多見_Bar.アイアンポット  三笑亭夢丸  沖縄_沖縄の自然  沖縄_戦争・基地など.(その他)  楽天市場  健康ゲーム  ユダヤとイスラエル  山猫合奏団 

カテゴリーを飛び越えて、その2「おかま」

喜多見の商店街に、いつのまにかできた「アイアンポット」。直訳すると「おかま」。
夜から飛び出して、ついに昼間の営業を始めました!
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どういう店だろうとずっと気になっていました。でも看板はピンクだし、店は地下だし、時々深夜、立ってるし、いや立ってていいんですけどね。
それが昼間っからカラオケ、ランチもある。
「PM20:00よりオカマBarになります」
こんな看板見たことない。
ん〜、これがチャンプルーでなくてなんだろう。絶対行かなければ。それも19:00から21:00に掛けて・・・

では皆さん、ご報告をお待ちくだされ。

tag: 喜多見_Bar.アイアンポット