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嘉陽荘のスミオバア

《8月1日(月)-2》
あの大震災から143日目の朝……
お宿は大池さんに教えて貰った“嘉陽荘”という民宿。たった一人で切り回しているのは嘉陽スミさん。でも、スミオバアと呼ぶほうがしっくりする。

オバアと呼ばれて腹を立てる沖縄のオバアは殆どいない。でも首里あたりでは分からない。また、大和の人間が、初対面のお年寄りに「オジイ」「オバア」と気軽に声を掛けていることを、快く思っていない沖縄の人は意外に多い。
「オジイ」「オバア」と呼ぶのは失礼かに関する記事ふたつ。
 ⇒うちなぁやまとぅぐち・ミクストランゲージ・スラング
 ⇒愛すべき儀間進オジイ(失礼?)

でもやっぱりスミオバアはスミオバアでいい。スミオバアがいい。
スミオバアはホームページまで作っちゃうのである。
 ⇒ようこそ!!あばぁ~の民宿嘉陽荘へ
※(2015年7月17日に記す)このHP、デッドリンクになっていました。どうしたのかなあ、リニューアルでもしたのならいいのだけれど、スミオバア、元気なのかなあ…

ホームページにはこう書いてある。
「民宿を始めて30年になります。以前は食事付きでしたが年老いたので今は素泊りのみ、お一人様一泊2,000円~です。」
ところが、朝起きると、こんな具合なのである。
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きっといつもこうだって思っちゃいけない。あくまで素泊り2,000円。でも……
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ここは憩いの部屋。壁には三線が数本かかっていた。
こうなったら僕が三線弾いて宇夫方女史が踊りを踊ってオバアにお礼をしよう。
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スミオバアは踊りをとっても褒めた。三線のことは何にも言わなかった。スミオバアの眼と耳は、悔しいけれど、どうやら確からしい。

※(2015年7月17日に記す)実はこの後、スミオバアがあるビデオを見せてくれた。それは「花やから」という子供たちの舞踊集団だったと思う。いやはや驚いた。しかし、今思うと「すげーなあ」という驚きは変わらないものの、どうなのかなあという感じもないわけではない。きっと、色々な意味で目も耳も肥えてしまった。しかしそれは、もしかすると、沖縄に対してこうであって欲しいという、大和の人間の、勝手な思い込みなのかもしれない。いや、勝手な思い込みなのである。


大島君。来年はチェロをスミおばあに聞かせてみなさい。「上等さー」って言ってくれるかな。
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さあ、今日はオフ。どこへ遊びに行こうかなあ……

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tag: コザ  嘉陽スミ