第12回 喜多見で沖縄語を話す会

今日のお土産です。
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今日は疑問詞の「ちゃっさ(どれくらい、いくら)」と「じる(どれ)」のお勉強。珍しくあんまり横道に逸れませんでした。だからご報告することはあんまりありません。

というわけで、いきなりお勉強の後のお楽しみの場へ。今日も“串かん”です。なにしろ時間が時間なので、駅から近いのがいいですな。それと、沖縄について色々語らうには、まったく気取らないこういうお店がいいみたいです。
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西山監督作品の上映会に続いて、ハンサム・マーキーさんが沖縄語を話す会にも見学に来てくれました。

國吉先生は、明日が本家大崎の「話す会」なので、その準備のため、残念ながらafter勉強会には欠席でしたが、前回お話しした沖縄の老人ホームで國吉先生が紙芝居をやられたことが、琉球新報と沖縄タイムスに掲載されたので、その記事をご紹介したいと思います。
(※それぞれの記事をクリックして大きくして読んでください!)
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「来れたら来るさ」うちなーぐち講座《3》

電話で話しているアメリカ人に、今からそっちに行くという事を伝える時、I'm coming. といいます。決してI'm going. とはいいません。英語のgoとcomeを、日本語の「行く」と「来る」だと思ってしまうのが間違い、goは離れる、comeは近づく感じだと思えばいいでしょう。私があなたに近づくのだから、comeが正解です。

駅に着いたら生憎の雨、家にいる沖縄出身のカミサンに電話をして、傘持って迎えに来られるかどうか聞いてみる。すると、「来れる」とか「来れない」とか、一見まるで幼児の鸚鵡返しのような(それも「ら」抜き言葉で)返事が返ってきます。でも考えてみると、これって英語のcomeと同じではありませんか。ただ、その「来る」という感覚の背景に、英語と同じ「近づく」イメージがあるのかどうか、それは定かではありません。かみさんに聞いても、「わからんさー」とツレナイお答え。
さて、ウチナーグチでは、こういう場合どういうのだろう。そこで、こういう時は、“沖縄語を話す会”の國吉眞正さんに伺うしかないと、ご迷惑を顧みず、質問のメールを送ってみたのです。

國吉眞正様
まことに恐縮なのですが、次の文章を、うちなーぐちに翻訳してはいただけませんでしょうか。

1:「あした、うちに来れる?」
2:「行けたら行くよ」
(うちの女房は「来れたら来るさ」言います。)

3:「あした、海に行ける?」
4:「行けたら行くよ」
(この場合は、うちの女房も「行けたらいくさ」と言います。)

何とぞご教授のほど、よろしくお願いいたします。


すると、國吉さんは早々に回答メールをくださいました。

はいさい、高山さん。
むちか(難)しー質問やいびーさやー。

1:あちゃ(明日)ー、わったー(我達)やー(家)かい、く(来)らりーみ。
2:いー、く(来)らりーねー、ち(来)ゅーさ。
※この頃は、まぎらわしくなったので、私は「いー、い(行)かりーねー、い(行)ちゅさ。」
と言っております。

3:あちゃー(明日)、うみ(海)かい(い)行ちゆーすみ。
4:「いー、いかりーねー、いちゅさ。」

しかし、沖縄人の思考のプロセスというか、この分野を調べると何かが分かりそうですね。(笑)


國吉さん、ありがとうございました。
本当ですね、「ち(来)ゅーさ」は、うちなーんちゅの、どういう精神のあり方と結びついているのでしょうか。とても興味があります。それを理解した時、はじめてこの言葉の使い方の大切さが見えてくるのだと思います。

「沖縄語」と「日本語」は、やはりかなり近しいので、「ち(来)ゅーさ」と「行くよ」のような食い違いは、どうしても居心地が悪くて、修正したくなってしまうものなのかもしれません。しかし多勢に無勢、こういうとき、いつだって変わってしまうのはウチナーグチのほう。しかし、もしこの違いが、文化の個性と密接に関係しているのだとしたら、「come」と「行く」と同じように、差異は差異として残しておくことの方が望ましいのではないでしょうか。

いずれにしても、「来(ら)れたら来るさ」はやはり間違い。日本語を使うなら「行けたら行くさ」と言わなきゃね。
「く(来)らりーねー、ち(来)ゅーさ」と「行けたら行くさ」を使い分けられてこそ、「沖縄語」と「日本語」の真のバイリンガルだといえるのではないでしょうか。
バイリンガルとは、二つの文化を知る人の謂いなのですから。そして、二つの文化を相対的に獲得できた時、沖縄も日本も、より豊かになれるのだ思うのです。

tag: 國吉眞正 

新宿で会って食って飲んで…

一夜明ければ、次へ向かって走り出さなければなりません。
船津好明さんのご紹介で、「沖縄語を話す会」の事務局長、國吉眞正さんに、新宿でお会いしました。
國吉眞正さん
(國吉さんの右には、もう一人いらっしゃるのですが、今日のところはご紹介を控えます。)

たっぷりと5時間近く、お話ししました。ウチナーグチについて、お伝えしたいことが山のようにあるのですが、しかし、ブログというような時間にせっつかれた場所では、なかなかご報告することは困難です。したがって、慌てて語ることは諦めました。いずれアカデミックに、“おきなわおーでぃおぶっく”のOfficial_Siteに専用のページを作成して、そこできちんとまとめようと考えています。

とはいえ、今までのブログ記事と関連のあることを、エピソードっぽくご披露しましょう。
でもそれは次の記事にて、「うちなーぐち講座」というカテゴリーを立てて。


おなかがすいた…
そうだ、喜多見のお寿司屋さんにいた菊地さんとこ行こう!
「おや、久しぶりだねえ」
菊地さん
今は歌舞伎町で板さんやってます。
花粉症で鼻声(ハナムニー)の男が江戸前の寿司を食う…
ご馳走さんでした。

さあ、帰ろう(けえろう、これも、高舌化なのかな?)…
夜の新宿

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