映画祭三日目は山口泉さんがゲスト


gajumui

6月23日は、沖縄の「慰霊の日」なのである。色々ややこしい思いもあるから、呟くのはこれだけにする。この日に山猫合奏団で山之口獏をやる。その感慨は、きっと誰に言っても伝わらないだろう。たった一人、僕だけで抱えていよう。寝て、起きれば…
06-23 00:38

今、「カメジロー・沖縄の青春」上演中です。山之口獏の娘さんの泉さんと、泉さんのだんな様もいらしています。お客様、とっても少ない。慰霊の日、せめてこの日くらい、なんてこと言っても詮無い事、これが始まりです。みんな選挙かな。きっとそうだ。僕はこのところずっと狛江市在住川崎市民です。
06-23 11:10


山之口獏を語る

山口泉さん登場
泉さん登場

山口泉さん

トークショー開始

客席には斉藤暁さんも…
客席には…

さらに泉さんの御主人も一緒に記念撮影。
泉さんと記念撮影

そして、会場には山之口貘さん直筆原稿のコピーを展示していました。
山之口貘直筆原稿コピー1
山之口貘直筆原稿コピー2

tag: 山口泉  山猫合奏団  斉藤暁  山之口貘 

山猫合奏団ライブ「山之口貘を奏でる」

【出演】
作曲・電子ピアノ:白石准
言葉(語りか歌か):高山正樹/楠定憲
※楠定憲の参加は6月16日に決定しました。

null

サプライズもいくつか用意している…

上演日時:6月23日14:00~
(※貘さんの娘さん山口泉さんを迎え、お話を交えながら進めます。)
※6月23日は他に10時から「カメジロー」、17時から腹話術(無料高座)、19時から短編芝居二本立がございます。是非併せてご覧ください。お得な3枚綴りチケットもあります。)
 ⇒喜多見と狛江の小さな小さな映画祭+α オフィシャルサイト


『思弁』や『雲の上』では戦争や衝突を繰り返す大国の理不尽さを、『鮪に鰯』ではビキニ核実験を描き、『貘』では獏に核兵器廃絶の願いを託した。
『不沈母艦沖縄』では沖縄戦で無残に破壊された遠い故郷を想い、『沖縄よどこへ行く』では中国の脅威に脅えた沖縄県の歴史を辿り、アメリカ統治下に置かれた故郷の祖国・日本への復帰を切実に願った。『弾を浴びた島』では久し振りの帰郷で、琉球語が消失した戦後の姿に直面した困惑を描いた。
(※Wikipedia「山之口貘」より)

喜多見と狛江の小さな映画祭を企画運営するM.A.P.は、“おきなわおーでぃおぶっく”というシリーズで、CDを制作している。沖縄関連の小説・戯曲・エッセイなどの音声化、いわば聞く書物である。
これまでのラインナップがこれ。



最近、たくさんのウチナーンチュの方々に御協力を頂き、ウチナーグチに挑戦してCDを作った。


そんな“おきなわおーでぃおぶっく”が、ずっとやりたかった素材、それが日本を代表する詩人の一人、沖縄出身の山之口貘であった。
娘の泉さんには、もう数年前に詩を使う許可を頂いていたのだが、いざ手を付ける段になって、誰に読んでもらうのがいいのか、どのような料理の仕方ができるのか、なかなか定まらず、いよいよ今年の7月、貘さんの没後50年がやってくる。そして著作権が切れる。そうなれば、きっと多くの表現者が貘さんの詩を使いはじめるに違いない。できればその前になんとか形にしたい。それが許諾してくださった泉さんに対しての感謝と、そして何よりも詩人山之口貘に対して敬意を表すことになると思っていたのだ。しかし、なかなか具体的なアイデアが浮かばず、もうこれまでかと諦めかけていた。

ところが、答えは意外と身近にあったのである。
小生M.A.P.代表の高山正樹が参加しプロデュースもしている山猫合奏団は、言葉と音楽の化学反応を標榜する実にユニークなユニットである(と信じている)。たまたま宮沢賢治を素材にした作品が多いが、特に宮沢賢治に対する拘りはない。おもしろい言葉があればすぐに飛びつく習性がある。

先日、草野新平記念館で演奏した際、記念館の希望で、草野新平と坂本遼という詩人の言葉に曲をつけた。これがなかなか楽しかった。それ以来、山猫合奏団の作曲家白石准は、詩の言葉に曲を付けたがっている。この機を逃すと、いつ白石准の興味が失せるとも限らない。

「どう、やらないか」「やる」
ふたつ返事で決まった。
「でも、あんな尖がった映画祭なのに、大丈夫かな」
「大丈夫、山之口貘の詩は十分に尖がっている」
冒頭のWikipediaの引用を読んでもらえばわかろうというもの、でも、白石准のことだから、もっと柔らかい詩を選ぶかもしれない。彼の耳は、言葉の意味ではなく、ことばの音を聞いている。それでかまわない。山之口貘であればそれでいい。

「でも、ミミさん(娘の泉さん)のことを詠った詩は必ずひとつ」
「わかった」

さて、いったいどんな音に仕上がってくるのか、小生は読まされるのか歌わされるのか、はたまたラップでもやらされるのか、期待して待っているのである。

【おまけ】

tag: 山猫合奏団  津嘉山正種  山之口貘 

沖縄出張の最後はフェードアウト

DFSでは、結局食事はしなかったので…

cafe sui

タコライス

カレー

まだ、報告すべきことがないわけではないのだけれど…

今回は、もうフェードアウト。

null

null



飛行機は、また雲の上に昇っていきます。

そういえば昨日、儀間進さんが、山之口貘は雲の上の人だと言っていたっけ。
標準語をしゃべれという学校の指導に反発してわざと琉球語を使った山之口貘さんだけれど、その詩は概ね「標準語」というやつで書かれています。貘さんは、東京に出て行ったきり、沖縄には晩年半年ほど戻ってきただけでしたね。貘さんが死んだのは59歳。もう10年もないな。

いったい雲の上からは何が見えるのでしょうか。沖縄の若者たちに笑顔があるのかどうか、貘さん、あなたには見えているのでしょうか。
往きと違って、夜を飛ぶ飛行機からは、残念ながら雲も何も見えませんが、この旅で出会ったたくさんの沖縄の「オジイ」の笑顔を、僕は暗闇の中に思い浮かべています。何故、「オジイ」たちは、こんな僕を暖かく笑顔で迎え入れてくれるのか、その意味を考えているのです。

そういえば、「オバア」にはカミさんの実家のばあちゃん以外には会ってないなあ。僕は流行に乗り遅れてる?

ブログとは、気が向いた日に、軽くその日だけ覗いて読むものだということはよくわかっておりますが、どうかお願いです。旅の最初から読んでいただきたいと、心より思っているのです。
旅の最初http://lince.jp/hito…

《おまけ》
企画室に着いて、腹が減れば“あさの”に行くしかない。
水才君を呼び出して付き合わせてしまいました。
水才くん
彼の両親も沖縄の人。東京で生まれた水才君には、沖縄に対する思いは全くない。沖縄のおじいさんの言葉は分からないが、悲しみなんか微塵もありません。それはそれで素敵なことです。

沖縄から一歩も出たことのない「沖縄」の人、東京という色のない街で、さほど自分と違わぬ人たちの中で「沖縄」を考えようとした人、留学してたくさんの「異人種」との交わりの中で、自らの「沖縄」に出会った人、はるか遠くブラジルで、「沖縄」という祖先の故郷を思う人、そして、雲の上から沖縄を眺める神のごとき人。

環境が、人の考え方に影響するのは致し方のないこと。しかし僕は…

ここでは、もうこの辺でやめておきましょうね。
あとは「社長とは呼ばないで」にて…

tag: 沖縄の呑食処.cafeSui  沖縄の呑食処.パラダイスカフェ  中真水才  沖縄の旅_2009年2月  山之口貘  松原通_居酒屋.あさの  オジイ  オバア  タコライス  FMタイフーン