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08/02のツイートまとめ

gajumui

これ、けっこう意味深なツイートなのだけれど…やっぱり伝わらないか。 https://t.co/WBnxYR4kDL
08-02 00:12

つまり、オリンピックとコロナ。それが三チームの意味。 https://t.co/1CGdengy8k
08-02 00:16

@komakomachi 今ならドーナツあるよ。ボク、食べられないしさ。。。
08-02 00:20

@komakomachi 🍑 https://t.co/a1EM3k6A6F
08-02 00:41

8年前、島尾伸三氏とのツーショット。ん?誰に撮られたんだろう。思い出せない… https://t.co/JUZ8tn1wcb https://t.co/RSF8CrNJqQ
08-02 00:50

伸三じゃなくて腎臓の話。生体を維持するには、腎臓1/2個あれば十分だという。それがなぜ二個あるのか、不思議なんだという話を、昔、俺の腎臓ガンの手術をしてくれた泌尿器科の医師から聞いたことがある。腎臓の機能は年と共に落ちるのだが、たいがい腎臓がダメになる前に寿命の方が先に尽きる…
08-02 00:57

だから、腎臓の正常な数値は、年と共に低くなる。つまり、年齢によって減っていく寿命、その残された時間だけ、なんとか腎臓がもってくれれば問題ないというわけなのだが、それにしても二個はいらないらしい。そこで、僕はつらつらと考え始めた…
08-02 01:07

もしかすると、いずれ人間の寿命が200年になることを見越して、神様は未来の人間のために、2個の腎臓を用意したのではないか。その神様からの贈り物を、散々痛めつけてしまった罪、その罰で、今のボク、食事を厳密に管理され、それで慢性的にひもじいのである。因みに「餓い」と書くらしい。
08-02 01:13

さあ、寝よう。夜更かしは腎臓に悪いらしい。でももうこんな時間、遅きに失したか。何もかも後手後手の人生。今の政権並み。寝て起きたら病院。決して良くなることはないという腎臓の数値。神様、反省していますからどうか奇跡を!なんてね。やめておこう、似合わないから。
08-02 01:23

そんなに都合のいい神様はいません。ま、腎臓君、僕が死ぬまでなんとか耐えてくれればいいわけで。でもそのためには、一生諦めなければならないならないものを指折り数えてみれば、親子丼、ホルモン、ラーメン、焼肉寿司食い放題、納豆スパゲッティ、ソーキそば…寂しき余生。
08-02 14:01

特殊清掃の仕事をしている知人からの報告。地獄の忙しさ、日に救急車3台を清掃消毒。政府の無知・無能・無策が招いた状況に憤り。先日は都立小児総合医療センターで2台、子供も重症化している。8月は医療崩壊するだろう。1月とは比べものにならないくらい酷い。
08-02 14:07

死亡者も、病床が逼迫したら増える。たぶん、重症者が1月の時より増え、中等症からの重症化が深刻な問題になるはず。水際対策とやらも徹底されず、指示命令系統が一本化されずにバラバラ。まさに昔の大本営と同じ。いずれラジオのゲストに来てもらうつもりなのだが。#コマラジ
08-02 14:12

若い主治医に聞いてみた。「ワクチン効くの?」「デルタ株には…(と口ごもり)、ただ重症化しないために打っておいた方がいい」「弱毒化は?」「その可能性、あるんですよね」つまり、医療逼迫の原因は、コロナというより、指定感染症の患者が増えること。それは確かにそうなのだが…
08-02 14:19

しかし今コロナを指定感染症から外せばたぶん大変なことになる。それもすべて政府が無策だった所為。この一年、いったい何をやっていたのか。あれ、なんか橋下徹みたい? いや違うんだなあ。今なすべきことは何か、ここからが違う。でもそれについては半可通だから、SNSなんかでは言わぬ方がいい。
08-02 14:30

ガンバハルさん…「ともかく都は全国基準の重症者数も発表せよ。検査最大限に増やして、できるだけ実態が把握できるようにせよ。検査して『感染者数』が増えたら医療逼迫に拍車をかけるだと? 阿保か!一事が万事、あらゆる資料・データを確信犯的に棄損する者たちは万死に値する。投獄せよ!」
08-02 14:37





はたして「まずは島尾敏雄の話を」という希望を叶えていただけるものかどうか。 https://t.co/TTX3my3Q8E
08-02 23:35

tag: しまおまほ  島尾伸三  島尾敏雄  コマラジ 

文藝家協会訪問記

麹町の文芸春秋社ビルの中に、日本文藝家協会の事務所があります。御無沙汰なので、大城立裕先生の「ノロエステ鉄道」CD完成のご報告がてら、お邪魔しました。
 ⇒前回伺ったときのことをちょっこと書いた記事

前回も感じたことなのですが、ここにお邪魔すると、なんだかうれしくなるのです。
ここで働いている方々が、みなさん心底文学が好きで、そして作家の方々をとても尊重していらっしゃるという感じがひしひしと伝わってくるのです。まあ、となりの芝生は青かったという類の話なのかもしれませんが、役者の世界とはちょっと違うなあなどと、ひがんでみたくなるのです。

というわけで、ここにいると気分が緩んで、ついついいらぬ話をしてしまうことになります。

なにを喋ったのか、バラしちゃおう。
まずは去年来た時しゃべっちゃったこと。

私、高山正樹は、島尾敏雄氏の小説「出発は遂に訪れず」を、ふじたあさや氏が脚色した芝居に出演したことがあるのですが、その打ち上げの時のエピソードです。



島尾敏雄氏の奥様でエッセーイストの島尾ミホさんが、宮城まり子さんとご一緒にお芝居を観に来てくださいました。なぜ宮城まり子さんも御一緒だったのかというと、島尾敏雄氏と吉行淳之介氏が親友で、そんな関係でお二人も仲がおよろしかったようです。そして打ち上げの乾杯の際に、ミホさんが御挨拶をしてくださることになりました。
島尾敏雄氏は、終戦間近に奄美大島に配備された人間魚雷部隊の隊長でした。その時に、島の「おひーさま」であったミホさんと出会い、そして恋に落ちます。特攻隊としての出発命令がいつ来るのか、今日か明日かという極限状況の中で、二人の逢瀬は繰り返されます。ちなみに、僕はミホさんの父親、島で一番の名士という役どころでした。
このお芝居が上演された時には、もう敏雄氏も淳之介氏も亡くなられていましたが、お二人の、ミホさん宮城まり子さんそれぞれとの関係には、どことなく似通った感じがあるといえば、文壇に詳しい方ならご理解いただけると思います。
ミホさんは、御挨拶の最期に、御自分の肩にそっと手をやって、「ここに島尾がいて喜んでおります」とおっしゃいました。すると、並んで立っていらっしゃった宮城まり子さんが、やはり御自分の肩に手をやって、「ここに、吉行もおります」。お二人とも真顔なので、僕らは笑うことなどできず、みんな同様に、なんとなく背筋に冷たいものが走ったのでした。


てな話を面白おかしくしてみたら、パソコンを前に仕事をしていらっしゃった10人くらいの協会の皆様にも大受け、あれれ、皆さん、僕のはなし、仕事しながら耳をそばだてて聞いていらしたわけですな。登場人物4人のことをよくご存じであればあるほどおかしみのあるはなし、それがスウっと伝わっていく感じが、このエピソードをご披露する方とすれば、何とも気持ちがよかったのであります。

そして今日です。
いくつか興味深いお話を伺いました。
わりと大きな出版社でも、その売り上げにおいて、amazonでのそれが店頭販売の数を抜いてしまったというはなし。書店をぶらぶらして、これはと思うものを手にとって買ってみるということを、読者はしなくなった。みんなamazonにアクセスして、買うと決まっている本だけを買う、これでは新しいものが育たない、どんどん価値観が一元化している。こんなことでいいのでしょうか。

オーディオブックも大変厳しい、そんなことをお伝えしたら、いろいろと考えてくださいました。
老人介護の世界に、朗読サービスというものがあるのですが、今予算削減のあおりを受けて、御老人のために朗読サービスを頼みたくても、そこにまでお金を掛けられなくなってきたという状況なのだそうです。そこらあたりにビジネスチャンスがあるのかもしれない、しかし介護を受けるような方々は、音声だけではなかなか集中できないので、やはり視覚に訴えるものが加わる必要があるらしい。ということは、いよいよDVDかなとも思うのです。

僕は、「社長とは呼ばないで」で連載中の「朗読の形而上学」の中で、視覚障碍者がテキストを音声データにしたものを聞くということについてこんな話しをご紹介しています。
「朗読の形而上学」連載第1回
要するに、感情を込めた表現は聞き手の想像力を却って阻害するのではないかということなのですが、今日は、ちょっと面白いことを伺いました。
「障がいのある方は、感情を込めた朗読を聞くと、意味が分からないのだそうですね」
僕は思わず聞き返しました。
「え? それは聴覚障がい者ではなくて視覚障がい者のことですか?」
「そうです。視覚に障がいのない方は感情が入っている方がいいらしい」
僕はうなりました。ここらあたり、なんだか研究しなければいけないことがたくさんありそうです。

それにしても、介護の必要な方だとか視覚障がい者の方々ばかりではなく、一般の方々に、どうしたらオーディオブックを売っていけばよいのか、なかなか多難であります。
協会の方は同情してくださいました。しかし同情されて嬉しがっている場合ではありません。

酔っ払って裸になってニュースになって、それでCD売れるんなら、逮捕されたってなんだって、いくらでも裸になりますよ。なんでしたら今ここで裸になって、消化器でも振り回してみましょうかねえ……
それだけは勘弁してくださいと頼まれました。
酔っ払ったら裸になる人、大概の会社にひとりや二人いませんか、といったら、うちにはいませんと笑われました。そうかなあと、事務所内を見回したら、皆さん各自御自分のPCのモニターに目をやったまま、クスクス笑いながら首を横に振っていらっしゃいました。あれ、また皆さん、僕の話に耳をそばだてていたわけね。

文藝家協会の皆様、大変お騒がせいたしました。
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