2021年09月21日(火)23時23分
ゲストへの質問を心から待っております
まずは昨日20日の夜遅くから見始めた「八月十五夜の茶屋」のことから。
宇夫方先生曰く「お笑いだからね」
なんでもかんでもジェンダーの話と絡めちまったら、その時に語られている問題から離れて浅くなる。今話題にしているのはそれじゃないと。ジェンダー問題は重要、それは分かっていても、白けるのである。冷や水をかけられ、弾んでいた会話は停滞し気分は落ちる。何より話が詰まらなくなるのが最悪。でも、言った本人はそれに気づかない。
「在日差別」は障害者に対する差別と同じとか、沖縄の基地問題は福島の原発問題と同じとか、全部に同じことが言える。
というワケで(…って、どういうワケだかよくわからないがw)、今度の火曜日の“まんちゃーひんちゃー”第98回は、この「八月十五夜の茶屋」の話をすることにした。
中秋の名月はとっくに過ぎてるのに間抜けてないかって? いやいや、現在一年かけて開催中のよんたま映画祭と大いに関係があるのだ。それにね、「八月十五夜の茶屋」の八月十五日は旧暦ではなく、新暦の8月15日、つまり終戦の日のこと。この一点でも、沖縄に対する無理解を表しているのではあるが、そのあたりも放送で話そう。
さあ、間抜けたついでに、「名月」について、ちょいと横道に逸れてみたい。
今まで、過去のブログに、いくつか「名月」について記事を書いた。
ひとつ目。
⇒「名月か」(2011年9月12日のブログ記事)
もうひとつ過去のブログのご紹介。上の「名月か」が中秋の名月一般の話なら、こちらの沖縄に特化した「中秋の名月」の話。
⇒「中秋の名月」(2018年9月24日のブログ記事)
こうして二つの表題を並べてみると、分かりにくいな。いずれ修正しよう。
さらにもうひとつ。
昨日のまんちゃーひんちゃーに、珍しくメッセージが届いた。きっとこれは、そら姐さんがスタジオの外で聞いているからである。そらぼっくり効果、そうに違いない。「芋名月」や「豆名月」のこと、知っていますか?というご質問である。
「これ、僕が答えるの?知らないよ」
こんなふうに対応するから、僕にはメッセージが来ないのである。
そこで、送ってくださった方に陳謝し、心から感謝しつつ、ご質問に対して、過去のブログを紹介することでお答えしようと思う。
⇒「月が美しいのは十三夜」(2017年11月1日のブログ)
でも、質問を送ってくださった方は、きっと「芋名月」のことも「豆名月」のこともよくご存じなのだろう。でなければ、「芋名月」や「豆名月」という言葉が出てくるはずもない。つまり、番組でお答えしなければいけなかったのである。
まんちゃーひんちゃーは、できるだけ皆さんがご存じのないコアな沖縄をご紹介しようと努めている。なので、それ以外の一般的?な質問は、なかなか拾いにくいのだ。そのまま横道に逸れて、肝心な沖縄の話をする時間が無くなってしまっては困る。要するに、戴いたメッセージにきちんとお答えしようとすると、どうしても話が膨らんで時間が無くなる。でもそれはボクの責任、うまいこといい塩梅の対処ができない小生の能力、というか悪い性癖なのであり、それが自分でも分かっているからこそ触らぬ神(メッセージ)に祟りなし、そうするしかないのですと、弁解させていただきたいと思う。
でも、沖縄に就いての質問なら大歓迎、沖縄のことならば、いくらでも逸れた道を突き進む。時間が足りなくなれば、「来週に続く」にしてしまえばいいのであるから。
なので、アメラジアンである藤本朱里さんに聞きたいことがおありなら、こちらの記事を参考にしていただき、是非とも番組あてにメール等いただきたいと思っている。
⇒“まんちゃーひんちゃー”のご案内
でもね、当の問題を理解しているからこそ質問できるのであって、社会的問題を扱うイベントなどで、登壇者に質問といいながら、自説を繰り広げる方々とそれを嫌悪する主催者という光景をどれだけ見てきたか、これは「問う」ということの哲学的な意味と関係しているのである。
そしてもしかすると、決して質問者が悪いのではなく、質問を求める側にこそ問題があるのかもしれない。一度、そう考えてみてはいかがだろうか。例えば、問いを求める我々主催者の側が、あらかじめ色々な問いに対して、優劣を決めつけているのではないか、というふうに。
自戒を込めて。
加那よー、宇夫方先生「似てる〜!」と手を叩いてバカ笑い。京マチ子の日舞は「これは素晴らしい、もう一回見てもいい」だって。 pic.twitter.com/hOxA2teQe5
— 高山正樹 (@gajumui) September 20, 2021
確かに劇場での上映は躊躇するが、しかし色々な意味でかなり面白い。ウチの映画祭にはピッタリな映画。そして、全てをジェンダーのヒィルターを通して語る女性に対して、例えば牧瀬茜さんとかは正直どう思うのだろうか、聞いてみたい、と、ふと思ったのである。 pic.twitter.com/OVF92mWEAv
— 高山正樹 (@gajumui) September 20, 2021
宇夫方先生曰く「お笑いだからね」
なんでもかんでもジェンダーの話と絡めちまったら、その時に語られている問題から離れて浅くなる。今話題にしているのはそれじゃないと。ジェンダー問題は重要、それは分かっていても、白けるのである。冷や水をかけられ、弾んでいた会話は停滞し気分は落ちる。何より話が詰まらなくなるのが最悪。でも、言った本人はそれに気づかない。
「在日差別」は障害者に対する差別と同じとか、沖縄の基地問題は福島の原発問題と同じとか、全部に同じことが言える。
というワケで(…って、どういうワケだかよくわからないがw)、今度の火曜日の“まんちゃーひんちゃー”第98回は、この「八月十五夜の茶屋」の話をすることにした。
中秋の名月はとっくに過ぎてるのに間抜けてないかって? いやいや、現在一年かけて開催中のよんたま映画祭と大いに関係があるのだ。それにね、「八月十五夜の茶屋」の八月十五日は旧暦ではなく、新暦の8月15日、つまり終戦の日のこと。この一点でも、沖縄に対する無理解を表しているのではあるが、そのあたりも放送で話そう。
さあ、間抜けたついでに、「名月」について、ちょいと横道に逸れてみたい。
今まで、過去のブログに、いくつか「名月」について記事を書いた。
ひとつ目。
⇒「名月か」(2011年9月12日のブログ記事)
もうひとつ過去のブログのご紹介。上の「名月か」が中秋の名月一般の話なら、こちらの沖縄に特化した「中秋の名月」の話。
⇒「中秋の名月」(2018年9月24日のブログ記事)
こうして二つの表題を並べてみると、分かりにくいな。いずれ修正しよう。
さらにもうひとつ。
昨日のまんちゃーひんちゃーに、珍しくメッセージが届いた。きっとこれは、そら姐さんがスタジオの外で聞いているからである。そらぼっくり効果、そうに違いない。「芋名月」や「豆名月」のこと、知っていますか?というご質問である。
「これ、僕が答えるの?知らないよ」
こんなふうに対応するから、僕にはメッセージが来ないのである。
そこで、送ってくださった方に陳謝し、心から感謝しつつ、ご質問に対して、過去のブログを紹介することでお答えしようと思う。
⇒「月が美しいのは十三夜」(2017年11月1日のブログ)
でも、質問を送ってくださった方は、きっと「芋名月」のことも「豆名月」のこともよくご存じなのだろう。でなければ、「芋名月」や「豆名月」という言葉が出てくるはずもない。つまり、番組でお答えしなければいけなかったのである。
まんちゃーひんちゃーは、できるだけ皆さんがご存じのないコアな沖縄をご紹介しようと努めている。なので、それ以外の一般的?な質問は、なかなか拾いにくいのだ。そのまま横道に逸れて、肝心な沖縄の話をする時間が無くなってしまっては困る。要するに、戴いたメッセージにきちんとお答えしようとすると、どうしても話が膨らんで時間が無くなる。でもそれはボクの責任、うまいこといい塩梅の対処ができない小生の能力、というか悪い性癖なのであり、それが自分でも分かっているからこそ触らぬ神(メッセージ)に祟りなし、そうするしかないのですと、弁解させていただきたいと思う。
でも、沖縄に就いての質問なら大歓迎、沖縄のことならば、いくらでも逸れた道を突き進む。時間が足りなくなれば、「来週に続く」にしてしまえばいいのであるから。
なので、アメラジアンである藤本朱里さんに聞きたいことがおありなら、こちらの記事を参考にしていただき、是非とも番組あてにメール等いただきたいと思っている。
⇒“まんちゃーひんちゃー”のご案内
でもね、当の問題を理解しているからこそ質問できるのであって、社会的問題を扱うイベントなどで、登壇者に質問といいながら、自説を繰り広げる方々とそれを嫌悪する主催者という光景をどれだけ見てきたか、これは「問う」ということの哲学的な意味と関係しているのである。
そしてもしかすると、決して質問者が悪いのではなく、質問を求める側にこそ問題があるのかもしれない。一度、そう考えてみてはいかがだろうか。例えば、問いを求める我々主催者の側が、あらかじめ色々な問いに対して、優劣を決めつけているのではないか、というふうに。
自戒を込めて。
2018年09月24日(月)23時56分
中秋の名月
花より団子、月より月餅か。 https://t.co/Dm2OIiYlrl
— 高山正樹 (@gajumui) September 24, 2018
大和の十五夜のことは以前記事にしたことがある。
⇒2011年9月12日「名月か」
十三夜は特に沖縄とは関係ないのだが記事にしてしまった。
⇒2017年11月1日「月が美しいのは十三夜」
ところ変われば色々。
さて、沖縄のこと。
旧暦8月15日、八月十五夜(ハチグヮチジューグヤー)
豊作祈願のお祭り。村によっては、月の様子を見て、この年の豊作不作を判断した。
お月お祭り(ウチチウマチー)という「月拝み」や「月見の宴」が催され、この日の前後3日間、村遊び(ムラアシビ)が行われる地域もある。各地で綱引き、村芝居(狂言・組踊り)、獅子舞、棒術、また宮古では伝統集団舞踊であるクイチャーが行われる。
火の神(ヒヌカン)、仏壇、床の間にフチャギ(吹上餅)を供える。
フチャギとは、餅粉に水を加え、こねて蒸したものに、塩茹でした小豆をまぶしつけた俵型の餅。 北陸地方での「ささげ餅」と同じような食べ物。おもちが「月」を表し、まぶした小豆は星で、「子ども」「子孫」を表すとされている。子孫繁栄のため、まぶす小豆は多ければ多いほど良いとされる。
沖縄大百科事典ではこんな感じ。

フチャギ、気持ち悪いですか?でもね、この小豆は魔除けでもあるらしい。つまり、この小豆を気持ち悪いと感じてしまう人は、何か体の中に悪い虫がいるのかもしれないと、どこかのサイトに書いてあった。そういう人は、「すぐ食べた方がいい」とのこと。真偽は不明。
ヒヌカンに拝するヒラウコー(沖縄のお線香)は2枚と半分、つまり3枚目を半分に割って供える。
仏壇にはヒラウコー2枚。
お線香を「本」じゃなくて「枚」で数えるとか、半分に割るとか、いったいどういうこと? 分からないのも当たり前。こちらの記事に画像とちょっとした説明があるので是非ご覧いただきたい。
⇒2009年11月23日のブログ
沖縄大百科事典によると、古く南島では、麦の播種(たねまき)儀礼と籾種の発芽の試みが9月になされた。つまりそれは「死と再生」であり、その直前の時期は共同体の最大の危機と考えられていた。したがって、8月は「柴指八月」「遊び月(アシビジチ)」といって、祓えと予祝の行事が集中しているのだ。町では、8日から15日までを「ヨーカビー」といって、爆竹を鳴らして妖怪を退散させた。
(農村では、9日から11日まで「柴指」をして邪気を払い、八月遊びの村踊りを催したという。)
書斎から中秋の名月とやらを眺めてみるが…
— 高山正樹 (@gajumui) September 24, 2018
明日も明後日も雨らしい。 pic.twitter.com/mJwzQYq685
2017年11月01日(水)23時41分
月が美しいのは十三夜、泡盛でも飲みながら
今日11月1日は泡盛の日でした。
“沖縄この日何の日”「泡盛の日」一巡目から。
「沖縄県酒造組合連合会が1989(平成元)年に制定。今日から冬に向けて泡盛製造が最も盛んな時期」
かつて酒の精度を泡を盛って確かめたらしく、その「泡を盛る(あーむい)」が語源なんだとか。泡盛も語り始めればキリがないので、詳しい話は三巡目にしましょ。
でもこれだけじゃちょっと申し訳ないので、沖縄の古いお酒についてだけ、少し。
沖縄大百科事典を参考に…
沖縄の酒の古い記録は『李朝実録』にあり、目録のなかの「天竺酒」について、「朝鮮王に贈った酒壺の中味は砂糖であった」という記事がある。その後の文献等にも「焼酒」や「焼酎」、「南蛮酒」などの名前はあるが「泡盛」は見当たらない。ずっと遅れて、1671年の幕府への献上品の目録に出てくるのが初見らしい。
「泡盛」の二巡目はここまで。
さて、本日は旧歴の話です。
今日は旧暦の9月13日。旧暦8月15日は誰もが知っている十五夜、そして9月13日の夜は密やかに十三夜。「中秋の名月」に対して「後の名月(のちのめいげつ)」と言われます。
十五夜は中国や韓国や香港、台湾など東アジアに広まる文化、平安時代に中国から日本にもたらされたようです。お供え物は、月餅から団子になりましたが。
芋名月とか、栗名月や豆名月と言われる名月もあります。芋名月は中秋の名月と同じ、つまり八月十五夜の月ですが、栗名月と豆名月はどちらも「後の名月」の別名。十五夜と違って日本独特の風習らしい。秋も深まり、食べごろになった栗や枝豆を供えて収穫を感謝するのですね。
十五夜と十三夜、この両方、どちらも月見しないと、片月見(かたつきみ)といって、良ろしくない、縁起が悪いなんて言われているの、ご存知でしたか?
でもまあ、いずれにしても、十三夜は沖縄に限った話ではなく、日本に広く共通しています。つまり、これだけでは「沖縄この日何の日」の範疇にはならない。
それはそうなんですけどね、ウチで販売している沖縄手帖には、旧暦が記されていて、その日の欄には沖縄にちなんだ記念日が記されているのです。
こんな感じ…

そこに「九月十三夜」とあるのが気になってきました。
でも、併記されている「灯台記念日」も「計量記念日」も沖縄とは関係ないし、つまり「十三夜」もそれらと同じ、日本共通のものとして載せているということらしい。この件はこれで終了かなと思ったのです。でも、ふと思い出した八重山民謡の“月のかいしゃ”
つきぬかいしゃ とぅかみっか
みやらびかいしゃ とおななつ
月が美しいのは十三夜
娘が美しいのは十七歳
なんだかねえ、こいつが頭にこびりついて離れなくなっちまったので、ちょいと「沖縄この日何の日」に追加しておくことにしました。
※でも「沖縄大百科事典」には、やはり「ジューサンヤ」の項目はありません。
旧暦9月13日、ジューサンヤ
沖縄では商売の神・金銭の神をまつる門中の例祭らしい。つまり、沖縄的特色もある。
もう少し調べてみれば、沖縄ならではの何かが出てくるのかもしれません。
というワケで、来年の沖縄手帖、ご予約受付中!
あら宣伝しちゃった。だって商売の神様の日だから、どうかお許しを。
Coccoの「月ぬ美しゃ」です。
きっとすぐ削除されてしまうので、お早めにどうぞ~~
※1年後、まだ削除されていないみたい。
因みに、十五夜の話は…
⇒http://mapafter5.blog.fc2.com/blog-entry-2421.html
“沖縄この日何の日”「泡盛の日」一巡目から。
「沖縄県酒造組合連合会が1989(平成元)年に制定。今日から冬に向けて泡盛製造が最も盛んな時期」
かつて酒の精度を泡を盛って確かめたらしく、その「泡を盛る(あーむい)」が語源なんだとか。泡盛も語り始めればキリがないので、詳しい話は三巡目にしましょ。
でもこれだけじゃちょっと申し訳ないので、沖縄の古いお酒についてだけ、少し。
沖縄大百科事典を参考に…
沖縄の酒の古い記録は『李朝実録』にあり、目録のなかの「天竺酒」について、「朝鮮王に贈った酒壺の中味は砂糖であった」という記事がある。その後の文献等にも「焼酒」や「焼酎」、「南蛮酒」などの名前はあるが「泡盛」は見当たらない。ずっと遅れて、1671年の幕府への献上品の目録に出てくるのが初見らしい。
「泡盛」の二巡目はここまで。
さて、本日は旧歴の話です。
今日は旧暦の9月13日。旧暦8月15日は誰もが知っている十五夜、そして9月13日の夜は密やかに十三夜。「中秋の名月」に対して「後の名月(のちのめいげつ)」と言われます。
十五夜は中国や韓国や香港、台湾など東アジアに広まる文化、平安時代に中国から日本にもたらされたようです。お供え物は、月餅から団子になりましたが。
芋名月とか、栗名月や豆名月と言われる名月もあります。芋名月は中秋の名月と同じ、つまり八月十五夜の月ですが、栗名月と豆名月はどちらも「後の名月」の別名。十五夜と違って日本独特の風習らしい。秋も深まり、食べごろになった栗や枝豆を供えて収穫を感謝するのですね。
十五夜と十三夜、この両方、どちらも月見しないと、片月見(かたつきみ)といって、良ろしくない、縁起が悪いなんて言われているの、ご存知でしたか?
でもまあ、いずれにしても、十三夜は沖縄に限った話ではなく、日本に広く共通しています。つまり、これだけでは「沖縄この日何の日」の範疇にはならない。
それはそうなんですけどね、ウチで販売している沖縄手帖には、旧暦が記されていて、その日の欄には沖縄にちなんだ記念日が記されているのです。
こんな感じ…

そこに「九月十三夜」とあるのが気になってきました。
でも、併記されている「灯台記念日」も「計量記念日」も沖縄とは関係ないし、つまり「十三夜」もそれらと同じ、日本共通のものとして載せているということらしい。この件はこれで終了かなと思ったのです。でも、ふと思い出した八重山民謡の“月のかいしゃ”
つきぬかいしゃ とぅかみっか
みやらびかいしゃ とおななつ
月が美しいのは十三夜
娘が美しいのは十七歳
なんだかねえ、こいつが頭にこびりついて離れなくなっちまったので、ちょいと「沖縄この日何の日」に追加しておくことにしました。
※でも「沖縄大百科事典」には、やはり「ジューサンヤ」の項目はありません。
旧暦9月13日、ジューサンヤ
沖縄では商売の神・金銭の神をまつる門中の例祭らしい。つまり、沖縄的特色もある。
もう少し調べてみれば、沖縄ならではの何かが出てくるのかもしれません。
というワケで、来年の沖縄手帖、ご予約受付中!
あら宣伝しちゃった。だって商売の神様の日だから、どうかお許しを。
Coccoの「月ぬ美しゃ」です。
きっとすぐ削除されてしまうので、お早めにどうぞ~~
※1年後、まだ削除されていないみたい。
因みに、十五夜の話は…
⇒http://mapafter5.blog.fc2.com/blog-entry-2421.html
tag: 沖縄この日何の日 ダイアリー 月のこと 泡盛.(泡盛のこと)
2011年09月12日(月)23時25分
名月か
《9月12日(月)》
【この日呟いたこと……】
※琉球新報のツイッター「鉢呂経産相辞任、耐え難い感受性の鈍さ」を受けて。
10:31
拝啓、琉球新報殿。日頃からお世話になっています。しかし…。お願いです。どうかこの出来事の背景にあるものを、ちゃんと検証してみてください。お願いです。どうか、どうか。
10:39
琉球新報と同じことを、沖縄タイムスには言わなかった。いずれ、直接話す。
中秋の名月である。旧暦8月の15日である。つまり十五夜である。この日の月が満月になるのは、6年に一度なのだという。
はて、「十五夜」は満月が見られる夜のことだと思っていた。満月の夜は十五夜だと少しも疑っていなかった。しかしそうではないらしい。
新月を一日(朔・ついたち)として、そこから数えて15番目の日の夜を十五夜と呼ぶのだと思っていた。また、新月が満月になるまで15日かかるということも知っていた。だとするなら、満月は16日目の月ではないのか。考えてみれば、なんだかおかしいのに、今までそんなふうに思ったこともなかった。
【追伸】
調べると、事はさほどに単純ではないことが分かった。まず、新月は朔(ついたち)なのかというと、どうもそうとも限らないらしい。初めて見える月のことを新月という場合もあって、その場合は、朔の月は見えないので、月齢2日目あたりの月を新月というらしい。しかし、ここは朔の、月齢0の月を新月としておこう。
また、月齢というのは新月の0から満月まで刻々と増えていくわけで、誕生日みたいに、午前零時に一つ年を重ねるのではない。新月の日というのは、その24時間のうちどこかで月齢が0になるという日である。同様に、15夜の日というのは、その日のどこかで月がぴったり月齢14になる日ということなのである。つまり、13より多く15より少ない月齢、例えば13.6から14.5までの月が現れたりする日だということ。でも、そうなのだとしたら、やっぱり満月である月齢15の月が現れるのは16夜ではないか。ところが、月は夕方に出て朝には沈んでしまうので、十五夜に見える月の方が満月に近いことが多いということらしいのである。
さて、何故、6年に一度、十五夜が満月になるのか。
午前0時から23時59分の間に新月になる日を月の一日(ついたち)とする暦、それが旧暦、月の暦でなのであるが、新月が満月になるまでの日数は、ピッタリ15日なのではない。平均約14.76日で、15日より少し短いのだ。
例えば今年だが、旧暦の、1月と3月と4月は30日まであるが、2月と5月は29日までしかない。それは、月の一巡が15日よりおよそ平均1/4(0.24)日くらい短いから、一か月の日数を、時々短くして調整しているのである。それに月の軌道が楕円だという要素が加わることによって、時々(6年に一回くらい)8月15日が満月になるということらしい。
【追伸】
これもどうやらそういうわけでもないらしい。まず新月が満月になるまでの日数が平均14.76日と言ったけれど、その幅は13.9日~15.6日で、その最大と最小の差はかなり大きい。また、軌道が楕円というのもかなり影響大で、15夜に満月が見られる年が何年も続いたり、逆にしばらく無かったりするらしい。
そして今年が、8月15日が満月になる年なのだという。
というわけで、事務所から表に出て、デジカメで撮影してみた。

ちっとも美しくない。なんだかな、“ふくいち”のライブカメラみたいになっちまった。と、思ったら、電線がやけに気になりだした。
大震災から185日目。
7度目の満月というわけである。
月あかりでゴーヤーを撮ってみたかったが、ダメだった。

ゴーヤーはやっぱり太陽が似合う。明日、晴れたら撮ろう。
事務所の線量……

昼は税金の計算をして、そして支払って。
夜は、大城洋子さんと国弘泉さんが来て、そして色々と相談をして。それからコンケン・アイへ行ったのだ。
オヤジさんの釣果。

考えることあり。いずれ……
【この日呟いたこと……】
※琉球新報のツイッター「鉢呂経産相辞任、耐え難い感受性の鈍さ」を受けて。
10:31
拝啓、琉球新報殿。日頃からお世話になっています。しかし…。お願いです。どうかこの出来事の背景にあるものを、ちゃんと検証してみてください。お願いです。どうか、どうか。
10:39
琉球新報と同じことを、沖縄タイムスには言わなかった。いずれ、直接話す。
中秋の名月である。旧暦8月の15日である。つまり十五夜である。この日の月が満月になるのは、6年に一度なのだという。
はて、「十五夜」は満月が見られる夜のことだと思っていた。満月の夜は十五夜だと少しも疑っていなかった。しかしそうではないらしい。
新月を一日(朔・ついたち)として、そこから数えて15番目の日の夜を十五夜と呼ぶのだと思っていた。また、新月が満月になるまで15日かかるということも知っていた。だとするなら、満月は16日目の月ではないのか。考えてみれば、なんだかおかしいのに、今までそんなふうに思ったこともなかった。
【追伸】
調べると、事はさほどに単純ではないことが分かった。まず、新月は朔(ついたち)なのかというと、どうもそうとも限らないらしい。初めて見える月のことを新月という場合もあって、その場合は、朔の月は見えないので、月齢2日目あたりの月を新月というらしい。しかし、ここは朔の、月齢0の月を新月としておこう。
また、月齢というのは新月の0から満月まで刻々と増えていくわけで、誕生日みたいに、午前零時に一つ年を重ねるのではない。新月の日というのは、その24時間のうちどこかで月齢が0になるという日である。同様に、15夜の日というのは、その日のどこかで月がぴったり月齢14になる日ということなのである。つまり、13より多く15より少ない月齢、例えば13.6から14.5までの月が現れたりする日だということ。でも、そうなのだとしたら、やっぱり満月である月齢15の月が現れるのは16夜ではないか。ところが、月は夕方に出て朝には沈んでしまうので、十五夜に見える月の方が満月に近いことが多いということらしいのである。
さて、何故、6年に一度、十五夜が満月になるのか。
午前0時から23時59分の間に新月になる日を月の一日(ついたち)とする暦、それが旧暦、月の暦でなのであるが、新月が満月になるまでの日数は、ピッタリ15日なのではない。平均約14.76日で、15日より少し短いのだ。
例えば今年だが、旧暦の、1月と3月と4月は30日まであるが、2月と5月は29日までしかない。それは、月の一巡が15日よりおよそ平均1/4(0.24)日くらい短いから、一か月の日数を、時々短くして調整しているのである。それに月の軌道が楕円だという要素が加わることによって、時々(6年に一回くらい)8月15日が満月になるということらしい。
【追伸】
これもどうやらそういうわけでもないらしい。まず新月が満月になるまでの日数が平均14.76日と言ったけれど、その幅は13.9日~15.6日で、その最大と最小の差はかなり大きい。また、軌道が楕円というのもかなり影響大で、15夜に満月が見られる年が何年も続いたり、逆にしばらく無かったりするらしい。
そして今年が、8月15日が満月になる年なのだという。
というわけで、事務所から表に出て、デジカメで撮影してみた。

ちっとも美しくない。なんだかな、“ふくいち”のライブカメラみたいになっちまった。と、思ったら、電線がやけに気になりだした。
大震災から185日目。
7度目の満月というわけである。
月あかりでゴーヤーを撮ってみたかったが、ダメだった。

ゴーヤーはやっぱり太陽が似合う。明日、晴れたら撮ろう。
事務所の線量……

昼は税金の計算をして、そして支払って。
夜は、大城洋子さんと国弘泉さんが来て、そして色々と相談をして。それからコンケン・アイへ行ったのだ。
オヤジさんの釣果。

考えることあり。いずれ……
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