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沖縄の秋(沖縄通信no.5)

【沖縄通信 No.5】(担当:金城史彦)

このところ、沖縄の空の青さがすこぶる気持ちイイ。

とりあえず、外に出かけずにはいられない。
「カタブイ」はたま〜にあるけれど、空を占める青い色の面積がとても広くて思わず見上げてしまいたくなる。
そうそう、「カタブイ」とは一部の地域でスコール的な雨が降るコトを言いますね、日本語ではなかなかニュアンスが伝わらないウチナーグチ。日本語風に書くとすれば「片降り」という感じでしょうか。 それでもなんだかチョット違う。

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朝晩もだいぶ過ごし易くなってきました。沖縄のかすかな秋到来。写真の黄色っぽい葉っぱは桜の葉。コレを沖縄の黄葉(紅葉?)だと言うヒトもいるようです。


そういえば、月桃(げっとう、ウチナーグチではサンニン)の実も鮮やかなオレンジに色づき始めた。
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これも沖縄の秋かな?

昼間はまだまだ暑いけど、ゆっくり季節が動いてます。
(9月30日投稿)
[subcate.沖縄通信]

tag: 沖縄の自然  うちなーぐち  金城史彦  月桃 

月桃の使い道(M.A.P.的ミステリー)

9:30
沖縄ワールド、その2

紙漉工房“紙芳”
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まもなく楽天市場沖縄mapにお目見えです。

そして月桃。ウチナーグチでは「サンニン」。
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もっときれいな画像はこちら…
http://lince.jp/hito/okinawatuusin3…

最近よくお世話になる「沖縄大百科事典」にはこう書いてあります。
「観賞用として植栽され、根茎は健胃整腸、消化不良などの薬用とし、種子は仁丹の主要原料となる。葉は独特の香りがあり、鬼餅を包むムーチーガーサに用いられ、茎は結束用として利用される。」
『沖縄大百科事典』が出版されたのは1983年。つまりその頃はまだ今ほど月桃が様々な商品に使われてはいませんでした。その防虫防菌効果や吸湿性などに注目が集まって、月桃を混ぜた建材や化粧品が多く出回るようになったのは2000年以降で、その茎の繊維を混ぜた紙が作られるようになったのも、比較的最近のことのようです。

沖縄で古くからある芭蕉紙や百田紙については、またあらためてご紹介します。

ともかく、月桃は体によさそう、ならば他にも使えそう……
M.A.P.的ミステリー……

tag: 沖縄大百科事典  おきなわワールド  月桃  沖縄の旅_2009年7月  紙漉き工房“紙芳” 

いぎみてぃぐま展(沖縄通信no.3)

【沖縄通信 No.3】(担当:金城)

大宜味村の『第6回いぎみてぃぐま展』へ足を運びました。「いぎみ」とは「大宜味」、「てぃぐま」とは「手仕事」とか「手先が器用」といった意味です。
大宜味村WEBSITE
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大宜味村の手仕事と言えば、よく知られているのは喜如嘉の「芭蕉布」なんですが、村にはその他にも「ヤチムン」「和紙」「染色」「木工」「漆工」等々、様々なモノづくりをされている方々がいらっしゃいます。このイベントはそんなモノづくりをされてる方々の成果と、村でつくられた産品・文化を発信する場となっています。

会場となる大宜味村農村環境改善センターで、モノづくりの成果を展示即売。入口前では「陶芸玉城」の玉城望さんがろくろの実演をされてました。
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イベントのもう一つの見ものがアヤメ科の「オクラレルカ」(別名アイリス)。この辺りは水田が広がっていて、「オクラレルカ」が栽培されています。なんでも葉や切花が生け花に利用されるんだそうです。青紫色がとてもキレイです。

農村環境改善センターから「オクラレルカ」の水田へと向かいます。途中、おなじみの芭蕉畑。芭蕉には主に糸芭蕉・実芭蕉・花芭蕉と3つの種類があり、糸芭蕉は幹から採れる繊維が芭蕉布や芭蕉紙の原材料になり、実芭蕉からはバナナの実が、花芭蕉はキレイな花がといった感じでそれぞれ異なる特徴があります。
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糸芭蕉

実芭蕉(バナナ)

花芭蕉

月桃(ゲットウ)も栽培されてました。旧暦12月8日のムーチーの行事でお餅を独特の香りのある葉で包むコトでおなじみですが、花も艶っぽくてとてもキレイです。ウチナーグチでは「サンニン」と言います。
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月桃の花(サンニン)

さらに歩くとアグーやヤギの姿も観られます。
アグー

ヤギ

小川にはシロサギが。
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10分程歩いて「オクラレルカ」の水田に到着しました。青紫色の花がよく映える沖縄の田園風景です。
青紫色の花

「オクラレルカ」の水田

村の繁栄を願いつつ、ずっと変わって欲しくない風景だという勝手な思いが沸き起こってきます。どの場所にも言えるコトかもしれませんが「開発と環境保全」を両立させる発展は無いものでしょうか。

那覇へ帰る途中、枝振りがおもしろいデイゴの樹に出会いました。
枝振りがおもしろいデイゴの樹

沖縄ではデイゴの咲き具合で台風の襲来を占うコトがあります。水不足も心配され始めている時期です。様々な被害をもたらすと同時に、恵みの雨ももたらす台風。さて、今年の台風襲来はどんな感じなんでしょうか。
デイゴの花

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tag: デイゴ  大宜味村  金城史彦  沖縄の自然  壺屋焼  玉城望  芭蕉  島バナナ  月桃  オクラレルカ