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またもや宇夫方路の沖縄報告その7「MOSO’S」

北中城にあるMOSO’Sの工房へ。
機織機

MOSO’Sの三人です。
真ん中の橋川さんは、先日お会いした時にご紹介しましたが、今日また、あらためて。
MOSO’Sの三人
左から
“きのこ”こと大城智海(ともみ)さん。
“お団子”こと橋川初美さん。
“大人の女”こと玉城由加さん。

まだまだ織物だけではとてもやっていけない。だからみんなアルバイトしながら頑張ってます。決して楽ではないはずですが、なんて素晴らしい笑顔なんでしょうか。笑顔を忘れないこと、今の日本、彼女たちに見習わなければならない人たちがたくさんいるのかも。ねえ高山さん。
三人の笑顔のアップ
わたしたちは、もうすっかりMOSO’Sの三人のファンになってしまいました。
M.A.P.は、MOSO’Sの作品を、“しよん”に続く第2弾として、全国に届けるお手伝いができればいいなあと思っているのですが。

きのこさんのおばあちゃんが住んでいらした古い民家がMOSO’Sの工房。
トートーメー(仏壇)もそのまま。きっとおばあちゃんが見守ってくださっているのでしょうね。
トートーメーの前でお仕事

さあ、皆さんの作品をご紹介しましょう。
専属モデルでもある、“大人の女”さんに、作品のショールを巻いてもらいました。
ショールを巻いた“大人の女”さん
めがねを外して、ちょっとお化粧なんかしたら、きっと楽天市場で初のアイドルなんてことになったら楽しいのになあ……

3人の大切な作品たちです。
コースター、エコバック、箸袋(箸付き)、はがき、手ぬぐいなど。
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一点一点丁寧に織られていて、色合いも落ち着いていて、どれもこれもとてもいい感じ。染料も糸もすべて天然の素材を使って作っているのです。染料は草とか虫とか、虫? ひえー。

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今、化学製品アレルギーの子どもたちも増えています。そんな方たちには最適なのではないでしょうか。

きのこさん、グァテマラで織物の勉強をしていたことがあります。
最初は、グァテマラの織物の色に惹かれて興味を持ちました。調べるうちに色んなことを知りました。グァテマラでは各家庭で子供たちに着せるために織物をするのが当たり前、食事を作ったり掃除をしたりすることと同じように機織の仕事があるのです。村や家庭によってそれぞれ柄が違い、柄を見ればどこの村の誰が作ったものなのかがわかるのだそうです。
(もしかして、これが「生活の柄」ということかしら?)
それがとても素敵なことだと思ったきのこさんは、グァテマラまで飛んでいっちゃった、そして本格的にグァテマラ織を習ったのです。
でも、いくらやってもきのこはきのこ、グァテマラ人にはなれない、やっぱり自分の故郷で作りたい、そう思って沖縄に帰ってきたのです。

グァテマラ織は、木の棒に糸を巻き、それを自分の体に固定させて、反対側を柱などにくくりつけて織っていきます。
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え、それじゃあトイレにいけないじゃない、確かにトイレに行けないときもある、ってきのこさんは言ってました。
きのこさんのブログのサイドバーに、実際に木に括りつけているところの画像があります。どうぞご覧あれ。
 ⇒きのこ(Tonmy)さんのブログ

グァテマラ織りです。
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きのこさんの織ったグァテマラ織りを、金城君が紅型で染めた作品です。コラボレーションですね。
金城君、「やっちゃいました」
これからどしどしやっちゃいなさい。

オマケに続く…

≪追伸≫
どれもこれも捨てがたい笑顔だったので、全部のっけちゃいました。
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染織ユニットMOSO’Sのブログ

tag: トートーメー  大城智海  橋川初美  玉城由加  沖縄の旅_2009年3月  MOSO’S  沖縄の織物  沖縄の染物  紅型  金城史彦 

うぶかたみちの沖縄日報(3)【プラザハウスで妄想?】

【うぶかたの報告】
朝、大城立裕先生のお宅に行きました。
先生のお宅の近くで島バナナ見つけました。
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いつものとおり、帰る前に写真をお願いしたのですが、撮った画像をチェックなさって、「笑ってないからだめだ、もう一回」だって、うふふふ…
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先生、まんまとM.A.P.に影響されつつある?
 ⇒大城先生の笑顔にまつわる記事

  ※追加画像3月12日
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  鑑定能力なし。

その後、金城君と待ち合わせて沖縄市のプラザハウスへ。昨日まで仕事で忙しかった真喜ちゃんも息抜きにドライブに付き合ってくれました。
織物を作っている橋川初美さんに会いました。
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橋川さんはお仲間3人でMOSO'Sという織物のグループを作っています。
名前の由来は「妄想」。
初美さんのブロマイド風アップ。
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橋川さんは音楽好きで、自分が聞きたいキングブラザーズというグループと直接交渉し、4月11日に沖縄でライブが実現、今そのチケット販売で忙しいそうです。

ここプラザハウスの3階にとてもおいしいカレー屋さんがあると井上真喜ちゃんがいうので、お昼ご飯を食べに上がって行きました。
真喜ちゃんにこのお店を教えてくれた人の話では、ここは沖縄で一番おいしいカレー屋さんだそうです。
なんて話をしながら店に入ったら、その教えてくれたという方にばったり。
本当に久しぶり、とても不思議な再会。真喜ちゃんて、そういう偶然が起きそうな、不思議な女って感じ。

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カレーだけじゃなくて、焼きたてナンもとってもおいしかったです。
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壁にかかっていた像のアップ。
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特に意味はありません。

おなかがいっぱいになったところで、プラザハウスから少し北にある、劇団「創造」の稽古場へ向かいます。

続く。

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