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金沢公会堂で「仲里節」【金沢区民参加ステージ第2回公演「潮の音」】

横浜市金沢区の金沢公会堂にて。
金沢区民参加ステージ2010 第2回公演「潮の音」
「潮の音」のチラシ
昨年から始まったこの公演は、金沢区を拠点として活動する様々なジャンルの芸術家を一堂に会しての催しです。
私は佐藤美智子さんと「仲里節」を踊ります。私も佐藤さんも金沢区とは関係がないのですが、昨日の記事でも書きましたが、野村流古典音楽保存会の水谷亮介さんに声を掛けていただいての出演となりました。

私たちが楽屋入りしたときは第一部のお芝居の準備中でした。
地元の民話を元に作られた「身代わり観音」というお芝居には、金沢区民の皆さんが出演します。小学生も一緒です。金沢区にお住まいの水谷さんご夫妻は村人役でのご出演。
水谷さん御夫妻
奥様がかわいい!
さらに水谷さんは、このお芝居の音楽を担当していらっしゃるとか。大活躍ですね。

第二部はいよいよ地元の芸術家たちの競演です。
筝・尺八、かっぽれ、民謡、パントマイム、三線、フラダンス、創作舞踊というさまざまなジャンルの舞台が続きます。
水谷さん出番は5番目。お琴の嶺井幸枝先生の伴奏で水谷さんの独唱が2曲。3曲目が「仲里節」で、私たちが踊るのです。地元の方たちは、琉球舞踊を見たことのない人がたくさんいるとのこと、そこで踊りも見せたいという水谷さんの思いから、私と佐藤美智子さんが踊ることになったのです。
宇夫方路と佐藤美智子さん
「仲里節」は今度の私のお披露目公演でも踊らせていただこうと思っている曲です。本当は踊り手が舞台に出る前に、袖で琉歌を歌うのですが、これが難しい。発音もイントネーションも難しいのです。今回は残念ながら歌なしでやりました。
沖縄語と唄三線を頑張って勉強して、お披露目公演では何としても歌入りでやりたいと思っています。

私が所属している玉城流喜納の会では、通常は安冨祖流の地謡をお願いします。毎年夏に行われる古典芸能コンクールを受けるときにも安冨祖流の音楽で踊ります。コンクールの本番は琉球新報が用意するCDで踊るので、受験生は予めそのCDを買って練習するのです。そんな関係もあって、三線を習うなら安冨祖流の古典と決めていました。
けれども、実際に県人会のフェスティバルや琉球新報主催の公演など、色々な舞台で踊るときには、野村流の地謡で踊ることもしばしばです。同じ曲でも、歌い方や伸ばし方が微妙に違って、微妙だからなおさら音取りが難しいのです。でも、安冨祖流でも野村流でも踊れなければプロとはいえないのです。
今回野村流の水谷さんの地謡で躍らせていただいて、踊り手と地謡との気持ちが合えば、流派は関係ないと感じました。一緒にやらせていただけたことは、とても有意義だったと思っています。

楽屋でも舞台裏でも、スタッフや他の出演者の皆さんがとても一生懸命で、私たちも気持ちよ躍らせていただきました。ありがとうございました。また機会があれば、是非呼んでいただきたいと思いました。
みんなで記念撮影
(左から、私、水谷さんの奥様、水谷亮介さん、嶺井先生、佐藤美智子さん)
(宇夫方路)

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tag: 宇夫方路踊る  三線  水谷亮介  仲里節 

金沢公会堂でリハーサル

代田橋での稽古のあと、横浜市金沢区の金沢公会堂へ。
明日、地域の芸術家たちを集めた公演「潮の音」がここで行われます。そのリハーサルに来ました。

今年4月の東京琉球舞踊協会公演の時、組踊り「執心鐘入」に地謡で参加された三線の水谷亮介さんのことは、打ち上げの記事でご紹介しました。その水谷さんがこの「潮の音」に関係していらっしゃるのですが、せっかくだから踊りも見せたいということで私にお声がかかりました。

水谷亮介さんとお琴の嶺井幸枝先生のリハーサルをちょっと撮影させていただきました。
水谷亮介さんと嶺井幸枝先生 リハ1 リハ2

さあ、明日は私も頑張ります。
(宇夫方路)
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tag: 琉球舞踊  水谷亮介 

東京琉球舞踊協会公演 “翔舞Ⅳ”の打ち上げ

本番が終わって皆さんリラックス、打ち上げ会場は何故か山形料理のお店。お酒も泡盛なんてありませんでした。そのことに誰も疑問なんて抱きません。考えてみれば、それが普通です。
ちょうど真ん中くらいから、上座に向けて写してみました。
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ずっと向こうには瀬底先生と名誉会長の仲田清祐さんと、それから川口喜代子会長が並んでいらっしゃいますね。
瀬底正憲先生は今回の公演では眞境名正憲というお名前で出演されました。今後はこの由緒あるお名前で活動されるのかもしれません。

以下、写真の順序は無茶苦茶です。上座も下座もなし、写っていない方もいらっしゃればお名前を失念した方々もあり、この際は無礼講ということでどうかお許しくださいませ。

上座とは反対方向の謙虚な(?)方々。
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(って、宇夫方路はどっちにも写ってるし……)
アップ。
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左から首里製麺初代オーナーの久保頼野先生、瑞慶山和子先生(中央)、瑞慶山先生のお弟子さんの大和田さん(右)です。
久保先生と高山正樹は、沖縄料理店についての話で盛り上がっていました。

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ちょんまげの男性は金城康子先生のご長男、今回は事務局として頑張ってくださいました。宇夫方路と関りえ子先生の間に小さく写っていらっしゃる方は仲宗根善久先生ですね。

関りえ子先生のお母様と高山正樹のツーショット。
関りえ子先生のお母様と高山正樹
高山正樹の結婚式以来、募るハナシもあったようで。

野村流古典音楽保存会の水谷亮介さん、ヤマトゥンチュです。
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今回の組踊りの地謡をお願いした比嘉先生が、是非とも東京で頑張っている若者もメンバーに加えて勉強させたいと参加させたおふたりのうちのひとりです。

関先生を真ん中にして……
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若いふたりは双子の尭之と杏那。関先生の御子で教室のホープ。そして東京沖縄県人会および東京琉球舞踊協会の名誉会長、仲田清祐さんと奥様の仲田美智子さんです。

執心鐘入の“宿の女”で頑張った野原千鶴先生と。
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左の方は、川口会長のお弟子さんで独立された川口弘美先生です。
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名誉会長ご夫妻も加わって。
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田中京子さんと。
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今回は事務局で頑張ってくれました。
もう一枚!
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(※撮影は山川夏子さんでした。)

tag: 仲田清祐  仲田美智子  山川夏子  水谷亮介  野原千鶴  川口喜代子  関りえ子