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オキナワンクラフト“うりずん”と“シーサーえかきうた”【うりずん】の薀蓄

お土産、その1
新しい100店シリーズ

100店シリーズが入ったダンボール

これ、観光客用のガイドブックではありません。地元の人に向けて編集されているもので、沖縄県内でのベストセラーです。わざわざ沖縄まで行って、ラーメンなんか食べないよといわれるかもしれませんが、どっこいこのシリーズを眺めていると、コテコテの沖縄っぽさなんか全く売り物にしていないのだけれど、それだけにさり気ない沖縄が感じられて、とても素敵なのです。
沖縄民謡が流れる店で沖縄ソバを食べるのもいいけれど、このシリーズを頼りに、自然体の沖縄を見つけて訪れてみるのもお勧めです。
 ⇒販売サイトへどうぞ!

その他の土産ばなし。

“しよん”の長池さんの作品が「オキナワンクラフト“うりずん”」でご覧になれます。

オキナワンクラフト“うりずん”案内カード

会場は京都の左京区にある“ギャラリー花いろ”です。
“ギャラリー花いろ”アクセスマップ
 京都市左京区鹿ヶ谷桜谷町47番地
  Tel・Fax 075-761-6277

5月2日から10日まで、11:00〜17:00、開催です。

出展される皆さんです。
 陶芸  金城有美子
 漆芸  謝敷 眞起子
 紅型  田中 紀子
 紅型  金城 宏次
 織物  長池 朋子
 木工  西石垣 友里子
 ガラス 屋我 平尋

外間守善氏の著作に「うりずんの島」という本があります。
そのことは、去年記事に書きました。
 ⇒http://lince.jp/hito/hokamashuzen…

その「うりずんの島」の前書きには、こう書かれています。

「『うりずん』というやわらかなリズムを聞くだけで、沖縄の島に住む人々の心はうるおいなごんでいく。
旧暦の二月頃から三、四月にかけ、枯れ枯れの冬期をくぐりぬけた大地が、ひそやかに黒土を盛り上げ、心の疼きを示そうとするその頃の季節が『うりずん』である。」

「枯れ枯れの冬期」という表現が、なんだか沖縄らしくないと感じてしまうとしたら、やっぱりステレオタイプの沖縄のイメージを疑ったほうがいいのかもしれません。
なんだかむしろ、沖縄は、古い大和が残る京都と、とても似合うという気もしてくるのです。

ちなみに、私、高山正樹は、小学校の3年間、京都の朱雀第二小学校に通っていました。
山陰本線沿いの学校で、木造二階建ての校舎の教室の窓から、校庭を隔てた向こう側に、大量の煙を噴き上げて走る蒸気機関車を、よく眺めていたことを思い出します。
まるで、夢のよう……

どうぞ足を運んでくださいといいたいところですが、京都近辺にお住まいの方で、このサイトを読んでくれている人っているのかなあ。
できれば僕も、懐かしい京都の街で沖縄の作品に触れてみたいのだけれど、忙しくて行けそうもありません。残念です。

最後に、井上真喜ちゃんからメールが届きました。

 公演おつかれさまでした!
 路さん、お美しかったですよ!!!!
 さてさて
 友人が「シーサーえかきうた」の動画を
 YOU TUBEにアップしてくれました!
 良かったらお仕事の合間にちょい見してくださいませ〜
 高山さんにも宜しくで〜す!
 真喜
 


真喜ちゃんの作品です。沖縄のテレビで放映中!

続きを読む

tag: 外間守善  うちなーぐち  京都  シーサー  井上真喜  長池朋子  沖縄の旅_2009年4月 

本番当日だって忙しいのです!

おきなわ堂へ。
M.A.P.の扱う“OKINAWA100シリーズ”
新しいものが出たようです。
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今回は「昼ごはん夜ごはん」及び「ラーメン」を入荷、近日中にM.A.P.で販売開始です。

カフェ・SMOOTHギャラリーへ。
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那覇バスターミナルから国際通りへ入って20秒の右側。
4月8日から開催されている“April GARDEN 5+1”展です。

目覚めた金城君が紅型を出品しているのです。
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5月2日までやってますので、ぜひ覗いてみてください。

そして本番…

ごみ箱の前でポーズ

もうちょっといい撮影場所なかったのかしらん。
でも、いったい何の本番?

【追記】
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“浜うりて語ら”を踊りました。

tag: 宇夫方路踊る  100シリーズ  おきなわ堂  紅型  金城史彦  琉球舞踊  沖縄の旅_2009年4月 

織物工房“しよん”(21日のこと)

昨日21日のご報告です。
※M.A.P.after5のルールでは21日の日付でアップすべき記事。それをそのママにする理由は下のリンク記事の末尾に…
 ⇒http://mapafter5.blog.fc2.com/blog-entry-926.html


おきなわワールドにて。

あらためて、織物工房“しよん”です。
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左から、喜久村敦子さん、牧山昌子さん、そして長池朋子さんです。
今日からM.A.P.の正式な仲間です。

皆様、よろしくお願いいたします。

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詳しいご紹介は、近日中に。

しよんのそばに咲いていた「オオベニゴウカン」
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マメ科の花。赤い綿のよう。不思議。
花が終わると、木苺みたいな実になるのです。

花は咲きました。後は実をつけるのです。なんとしても。


それから…

紙漉き工房「紙芳」
前回の訪問の時の記事

こちらは会社組織なので、クリアしなければならなことが多いのです。

今日の「海」
アイヌ犬「海」

これ、いいよねえ…
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それから西岡美幸さんにもお会いしました。
急いでいたので写真が撮れませんでした。今度は必ず。
 ⇒前回お会いした時の記事

※そしてこの後、初めて全員合わせて稽古だったということらしい。
 ⇒http://mapafter5.blog.fc2.com/blog-entry-927.html

tag: 長池朋子  牧山昌子  喜久村敦子  西岡美幸  アイヌ  オオベニゴウカン  紙漉き工房“紙芳”  織物工房“しよん”  沖縄の旅_2009年4月  おきなわワールド 

日が変わって届いた弁解

【午前0:20に届いた沖縄からの報告】

明日(つまり今日)は本番です。
今日(つまり昨日)の夜、初めて全員合わせて稽古。

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やっと自分の位置が分かりました。
その後続けて、6月のお披露目公演のための稽古です。
みんなは毎週2回稽古をしています。私はせいぜい月に1度か2度沖縄へ来るのが精一杯。だから遅れを取らないようにするのは並大抵のことではありません。そんな私のために、私が沖縄へ来た時には、みなさん何とか仕事のやりくりをして、稽古に駆けつけてくれるのです。
「じんがきの花」という群舞。
亡くなった初子先生の作品です。頑張らなくちゃ。

これが“じんがきの花”、西原町の花です。
じんがきの花

稽古の後はミーティング。演目が変わって、もう一曲覚えることになっちゃった。もう頭いっぱい。あと何回稽古できるんだろう。

今日(昨日)の昼間は、楽天市場の件であっちこっち行ったのですが、そんなわけでホテルに戻ってきたのが24時過ぎ、これから楽天のために必要な資料を作らなければならないので、昼間の詳しい報告は、あらためていたします。
ごめんなさい。
※その昼間の詳しい報告は…
 ⇒http://mapafter5.blog.fc2.com/blog-entry-929.html


【高山正樹のコメント】
誤字脱字その他を修正して記事をアップする、おいらの身にもなってくれ。
「郡部」は「群舞」に勝手に直しましたが、それでよろしかったのでしょうか?(この日本語、大嫌いだ!)

tag: 沖縄の旅_2009年4月  琉球舞踊  サガリバナ  楽天市場 

ヤンバルクイナはぐるぐる回り続ける

税理士さんが帰った。ようやく一仕事おわり。
あ、そうだ、税理士さん、この前の門天に、夢丸with奏楽舎を観に来てくださったのに、経理のことで頭がいっぱいで、お礼を言うの忘れた。失礼いたしました。率直な感想も聞きたかったなあ。
【作業対効果について】
つまり、優秀なクラシックのプレイヤー三人が加わって、さて、それに見合うプラスアルファの付加価値を創出できていたのかどうかについて。ほとんど経済学ですな。

今日の猫(モルツ)

早めに事務所を退散して、たまにはゆっくり休もうと思っても、やっぱり頭の中はぐるぐると回り続けている。
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1981年、山階鳥類研究所の研究員によって、学問の世界における未知の鳥、ヤンバルクイナが新種として発表された、微妙ですよね、要するに、地元では昔から知られていた鳥だったということ。「ヤマドゥイ」と呼ばれていたらしい。つまりは「山鳥」。
赤い花はアカバナー、その辺に生えているのはどれもみんな「くさ」なのです。
あたりまえのはなし。
「くさ」のはなし

ここに、商売のヒントが隠されているのかもしれない……
こういう言い方をすると、不愉快に思う沖縄の人たちもいるんだろうなあ。ヤンバルクイナを狙う猫。

沖縄では普通だが、その中に、まだよく知られていない、あるいは忘れられた貴重なものが、まだあるのかもしれない、それを、ただ僕自身が知りたいのです。そして、沖縄の若者たちが、そういうモノを作る営みに、継続的に携わっていけるシステムを作りたい。

かつて商人は、モノを海を越えて移動させた、そして新たな価値を生み出し、世界を変えていったのです。そう考えれば、ビジネスもロマンです……

昨日から、宇夫方女史が沖縄へ行っているのですが、残念ながら、沖縄からの報告が、いっこうに届きません。昨日は稽古三昧だったらしいけれど、今日はいろんな人に会っているはずなのに。
現代は、海を越えなくても、メールだけで簡単に情報を送ることができる時代、でも、ほんとに欲しい情報はやってこないのです。
M.A.P.は、ほんとうのことを発信したい、どこまでそれができるのか、許されるのか、これもまた密やかな実験です。

さあもうそろそろ明日だというころ、沖縄からようやく一報が届きました。

題名は【沖縄のコンビニ】、どうやら今日の朝のことらしい…

 ホテルの近くのコンビニに行きました。
 そしたら、レジの奥に三線が飾ってありました。
 人工皮ではありますが、ちゃんと弾ける三線です。
 
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 ちなみに国道58号線の前島の交差点のところにあるファミリーマートです。
 お近くをお通りの方は是非ご覧ください。
(特派員報告)


この情報って、どうなんだろう。
誤解の無いように申し上げておきますが、沖縄ではどこのコンビニでも三線を売っているなんて決して思わないでくださいね。M.A.P.の沖縄特派員U女史は、何を伝えるべきかを、はたして理解しているのでしょうか。

《追伸》
この日ことの、もう少しマシな報告が届いたのは22日の夜だった。2019年時点のM.A.P.after5の厳密なルールを適用するならば、その情報は21日の日付でアップしなければならない。しかし、次の投稿(日が変わって届いた弁解)と、次の次の投稿(書斎から出ることなく)は、どうしても遅れて届いた報告の前に置いておきたい。それを変えてしまうと(起こった出来事の順番で並べ替えてしまうと)、伝わらなくなる「空気」のようなものがある。というわけで、今回は特別な例外として、当時のママにしておくことにする。

tag: 三線    沖縄の旅_2009年4月  ヤンバルクイナ  会社的業務