“しよん”さんの朝のお仕事

朝早く“しよん”さんの工房へ。
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三線グッズがいよいよ販売間近。送付用の箱を届けに。
“しよん”さん、朝のお掃除の時間。

山城恵美子さんと…
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喜久村敦子さん。
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ちなみにこの敦子さんは、楽天市場沖縄mapの“機織工房しよん”のページのトップを飾る貴子さんの妹さんです。
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楽天市場沖縄mapの“機織工房しよん”のページ

文字通りお邪魔しました。
飛行機の時間があるので、あわただしく失礼しました。

たった2日の沖縄出張終了。
とっとと帰りまーす!
宇夫方路でした。

tag: 織物工房“しよん”  沖縄の旅_2009年8月  おきなわワールド 

コンクール最高賞発表

第44回琉球古典芸能コンクールの最高賞の最終日。、受験者全員の踊りが終わり、いよいよ合格発表です。

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私たちの教室のメンバー佐藤さんも無事合格です。良かった、おめでとう!

合否がホールのロビーに張り出された瞬間、喜ぶ人泣き出す人、何だか感動してしまいました。
私の時はどうだったんだろう。見に行った覚えがないなあ。行かずに誰かに聞いたのかもしれない。将来、私のお弟子さんがコンクールに参加するようになったら、その発表には見に行くようにしようと思ったのでした。

tag: 沖縄芸能コンクール  沖縄の旅_2009年8月 

詩画集と「房指輪」の謎解き

【宇夫方路の沖縄報告】
朝一番、いつもの通り調布からバス。
朝の調布駅前

この日は遅れることもなく、順調に那覇空港に到着。その足で、大城立裕先生のお宅へ向かいました。
そうだ、ご報告していませんでしたが、この度、私の父、宇夫方隆士の詩画集を、M.A.P.で出版することになりました。
詩画集「幻影」
詩画集「幻影」表紙
10月10日、出版予定です

で、本日は、その詩画集の推薦文を、大城先生にお願いをしに伺ったのです。
もともとこの出版のハナシは、又吉健次郎さんが火付け役のひとりで、やはり今度の詩画集に一文を寄せてくださるのですが、今日大城先生のところへ行くという話を、ちょっと又吉健次郎さんにお話したら、是非とも同行してご挨拶に伺いたいと健次郎さん。先日、沖縄タイムス賞を受賞された時、大城先生からお祝いのお葉書を戴いたので、そのお礼をしたいということでした。
というわけで、私と父と又吉健次郎さんと、3名でお邪魔しました。

大城立裕先生のお宅にて

大城先生は又吉健次郎さんへの手紙について、受賞パーティーに行っても大勢の人で、肝心の受賞者御本人には会えないことが多いので、パーティーに行かずにお手紙をお出しになったのだそうです。

大城先生と又吉健次郎さんの会話…
「どうして『くがにぜーく』といわずに『かんぜーく』と言うの?」
「まあいいかな、と思ってたんですが、やっぱりちゃんとしようかな」
健次郎さんの、いい感じのテーゲーさ。
「かんぜーく」は鋳掛屋のことで、銀細工職人のことは「くがにぜーく」というのが正解なのです。私、ちっとも知りませんでした(汗)。
又吉健次郎さんも、だんだん大御所になってしまって、きちんと伝統を背負わなければならなくなったということなのかもしれません。

大城先生から名刺を頂戴した又吉健次郎氏、「私の名刺は『くがにぜーく』と直してからあげましょうね」と、ご自分の名刺はお出しになりませんでした。

今現在、ネットで「かんぜーく」を検索すると「金細工」のルビとしていくらでも出てきますが、「くがにぜーく」は殆ど出てきません。なんでこんなことになってしまってんでしょうかねえ。
ともかく、いつのまにかそれが定着しちゃって、又吉さん御自身も「まあいいか」というテーゲーな感じでそれに乗っちゃったのかもしれませんね。なにしろ、ご自分の名刺の肩書きもそれで印刷しちゃったくらいなんですから。
それから、又吉さんの工房の表札にも「かんぜーく」というルビがふってあるんですよ。証拠写真は下の記事でご確認を。
http://mapafter5.blog.958…

さて、いよいよ……
房指輪の七つの房の意味のミステリー解明の時がやってきたようです。
まずはこちらの記事をお読みください。
http://mapafter5.blog.1004.html…

今、又吉さんの工房で作っている房指輪の説明では、7つの種類は「魚」「灯明」「鳩」「扇」「花」「蝶」「葉」となっています。しかし、この中の「灯明」は実は「ざくろ」ではないか、また「鳩」は「桃」ではないかという説もある、又吉さんは、「ざくろ」と「桃」の方が本当かもしれないと仰っていました。
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しかし、房指輪が今こうして形になっているのは、ヤマトの陶芸家である濱田庄司さんが、又吉さんのお父様である6代目の誠睦さんに復元を託してくださったおかげなのだと又吉さんはおっしゃいます。「灯明」も「鳩」も、当時、濱田庄司さんが、沖縄で残されている房指輪を探し出し、その形を見たり調べたりしながら、一つずつ意味を解明をして、ようやくたどり着いたものなのです。健次郎さんは、その濱田さんとお父様の出会いを大切にしたいがゆえに、そのままの説明で通していらしたそうです。
楽天市場沖縄map「房ネックレス灯」
楽天市場沖縄map「房ネックレス鳩」

ちなみに結び指輪はあの版画家棟方志功さんが復元したデザインなのです。
楽天市場沖縄map「房指輪」

高山正樹が又吉健次郎さんの工房に伺った時も、健次郎さんはこの話をしてくださいました。それを聞いた高山が、是非そのお話を、ブログなどで紹介させていただけないだろうかとお願いしたところ、快くご承諾してくださいました。
また、健次郎さんも、その時のことがきっかけで、やはり「ざくろ」や「桃」のことも、きちんと伝えて残しておこうという気持ちになったのだそうです。
「M.A.P.のおかげです。ありがとう。」
又吉さんは、そうおっしゃってくださいました。

琉球王朝からの金細工の伝統を継いでいらっしゃる方は、もう今は又吉健次郎さん一人だけとなってしまいました。今まで何人か健次郎さんの元で修行をしたお弟子さんもいらしたそうですが、みんな途中でいなくなってしまう。それは仕方ないことだとも思うのだが、このままでは健次郎さんが亡くなったら伝統が途絶えてしまう。それを危惧され、せめて映像で残しておこう、そうすればもしまたやろうという人が出てきたときに、それを見て始めることが出来る、そう思い立って、たくさんの方に頼み込んで協力をしてもらい、現在8割方完成しました。ジーファーの説明の為に、髪結いの小波さん、そのモデルには大城美佐子さんなどなど、みなさん快く引き受けてくださったそうです。

その中で、房指輪についても、「ざくろ」や「桃」のことを、きちんと説明をすることにしたと、又吉健次郎さんは仰っていました。

大城先生に父の詩画集の校正版をお渡しして、お読みになってもしよろしければ推薦文をお願いしますとお願いしました。
先生は一寸ごらんになって「いい絵ですね」と。あとで父は「みんな絵はいいねえと言ってくださるけど、詩の事は何も言わない」と言っていましたが、父もせっかち、お渡ししたばかりで、まだお読みにもならないうちに、コメントなんか言えませんよね。
大城先生は楽しい仕事を下ってありがとうございますと言ってくださいました。

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新報ホールに行かなければならないので、1時間ほどで失礼致しました。

【一方、東京で台本を読み続ける高山正樹の息抜き】
今日のゴーヤー、今日の雌花!
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明後日のゴーヤーへ

tag: 大城立裕  金細工  又吉健次郎  房指輪  沖縄の旅_2009年8月  宇夫方隆士  ゴーヤー栽培.2009  MAP扱い商品 

帰途

宇夫方路です。
明日のコンクールの稽古を手伝って、私は東京へ戻ります。
那覇空港の夕日。
那覇空港のロビー

そして、戻ってきました。
喜多見は深夜。
喜多見駅前の広場

tag: 沖縄の旅_2009年8月  喜多見 

ゆくいどぅくる

今日は新人賞のコンクール。私の役目は付き人。
朝、ホテルを出たら、こんなのを見つけました。
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「ゆくぃどぅくる」って書いてあるけれど、「ゆくぃ〜」じゃなくて「ゆくい〜」が正しいんじゃないのかな。[jukwi]ではなくて[jukui]。これをきちんと書き分けなければいけない。そうしないと間違ったウチナーグチが出来上がる。これが表記問題なんですねえ。

「ゆくい」とは「休憩」とか「いこい」という意味。「ゆっくりどころ」ではありません。「休憩処」です。でも、「ゆっくりどころ」の方が、沖縄っぽくていいかも。ウチナーグチを直訳すると、堅苦しくなって「沖縄の心」が消えてしまう、これって、よくある話なのです。

それから、せっかくウチナーグチを使うのならば、「あっち」と「こっち」じゃなくて「あがた」と「くがた」にして欲しかったという気もしますが、それじゃあ何のことか分からないですよねえ。

それにしても、こんなところに座って休む人いるのかな〜。
おっと、ゆっくりしているヒマはありませんでした。早くあっちに行かなくちゃ。

新人賞は、まず女踊り「かせかけ」を踊って、化粧を直して着替えをして、そして男踊りは「上り口説」。
なんだかんだ丸一日、無事終了しました。

終わり次第すぐ稽古場へ、あさって5日に受験するメンバーの稽古です。
誰かが稽古場に持ってきたスナックパイン。
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手でもぎながら食べます。とうもろこしをおじょうひんに食べてるみたいな感じ。
でも、味は確かにパインでした。
(宇夫方路報告を元に高山正樹執筆)

tag: 沖縄の食物  沖縄の旅_2009年8月  うちなーぐち  沖縄芸能コンクール 

あららららららら

沖縄から、宇夫方路が報告します。

先日、コンクールのお話をしましたが…
http://lince.jp/hito/yuugao…
いよいよ、その本番です。
今朝羽田6時55分発の飛行機で那覇に到着。そのまま受験生の稽古に合流しました。
交代で稽古が続く中、食料の買出しに行ったスーパーでナーベーラー発見。
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恒例の『沖縄大百科事典』(1983年出版)から。
「ヘチマ:(沖)ナーベーラ、(宮)ナビャーラ、(八)ナベーラ。ウリ科に属しニガウリと並ぶ沖縄の重要な夏野菜である。本土において果実を食用とする地域はきわめて限られており、大半はタワシとして利用されるが、沖縄での調理法が見直され、野菜としての評価がしだいに高くなりつつある。」
そうかしら。ゴーヤーは全国区になったけど。やっぱりナーベーラーは「タワシ」のイメージが強すぎて敬遠されたとか。
でも『おきなわキーワードコラムブック』には「なーべらー(※ママ)」の語源は「なべあらい」らしいと書いてあります。ということは、身体を洗うものを食べるのに抵抗があったのかなあ。
と思いきや、『沖縄語辞典』の[naabeeraa]の項目には「へちま水は咳・やけどの薬、酒の酔ざましに用いる。熟して肉を取り去ったものは浴用に用いる」だって。
あら、もうわかんない。

今日受験する人もいるので、その舞台を見ようと、新報ホールへ。
途中、エイサーをやっていました。すごい人出です。
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エイサーを囲む人垣の後ろで、見えないものを何とか見ようと、自転車の上に立つおじさん発見。
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あらら、気持ちは分かるけど、とっても危ない感じ。

道の反対側では、出番を待つ団体がいくつかたむろしてました。
チョンダラーのグループがいたのでカメラを向けたら、あららら、みんな集まって来た!
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南灯寮のチョンダラーを見る。

私もゆっくりエイサー見たかったのですが、そうもしていられません。後ろ髪を引かれながら新報ホールへ。
信号を渡れば新報ホール、と、そこにサイレン鳴らして救急車が。その救急車に向かって、なんとまっすぐつっこむ一台の軽自動車。サイレン聞こえないのかな……
あ、ぶつかるぶつかる〜〜「どんっ!」
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あららららら〜

tag: エイサー  沖縄の旅_2009年8月  沖縄芸能コンクール  ナーベーラー