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5月沖縄出張報告《2》

《この日、お邪魔したところ・お会いした方々リスト》

●琉球新報社 出版部の伊元さん
●いしだ文栄堂 ⇒[subcate.いしだ文栄堂]
●昨日に続いて湖城三線店
●⇒西原の稽古場

家元の伊波正江先生と教師になったお披露目の公演について相談して内容を決めました。
正式な告知は記事をあらためます。
 ⇒次の記事
(宇夫方路)


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このところ、新しい100店シリーズを入荷してもいちいちご報告しなくなってしまいましたが、現在31冊がラインナップ。ご存知でしたか?
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琉球新報社の伊元さんのお話。
ウチナーグチは聞けばわかるけれど、ほとんど話さない。子供のときはしゃべっていたけれど、学校で禁止されて話さなくなって、だから子供がしゃべる言葉しかわからない。敬語がきちんとしゃべれないから年上の人と話せない。だからほとんど話すことがなくなってしまった。

これに類したハナシをよく聞くのです。沖縄生まれの青年から、本当は話したいのだけれど、敬語がしゃべれないから、お年寄りに失礼があってはいけないから、だからしゃべらないんです、そう聞かされた時は、何故だかその青年の優しさに涙がこぼれそうになりました。その経験が沖縄語を残すために何か出来ないだろうかと思ったひとつの大きなきっかけでもありました。

でも、後にそのハナシを國吉眞正さんにしたら、國吉さんは笑って、そんなのしゃべらないことの方便ですよとおっしゃられた。
確かに首里あたりの誇り高いお年寄は、きちんとしたウチナーグチがしゃべれないならウチナーグチを使うことはまかりならぬ、標準語を使え、という残念な方も居られたようですが、ヤンバルのオジイオバアなら、いくら間違ったウチナーグチを使っても、喜んで教えてくれるはずですよと國吉さん。国際通りの市場でウチナーグチ使えば、きっとオマケしてくれるはず。
なるほどそうかもしれないと、最近は思うようになったのです。
「敬語がしゃべれないとお年寄りに失礼だから」
それが、ウチナーグチが消えていく理由としてよくあげられるのだけれど、これも一種のステレオタイプの沖縄なのかもしれません。

でも伊元さんは最後に「しかし今話さないと無くなりますね」と言われたのだとか。
そうです。沖縄のお年寄りにとって、それが一番悲しいことなのではないでしょうか。
「敬語がしゃべれないとお年寄りに失礼だから」
やっぱり、方便だな。
(高山正樹)

《おまけ》
そういえば家元の伊波正江先生ですが、M.A.P.after5 にちょくちょくお名前は出てくるのですが、今まで一度もお顔を拝見したことがありませんなあ。

tag: いしだ文栄堂  國吉眞正  うちなーぐち  楽天市場  100シリーズ  沖縄の旅_2010年5月  琉球舞踊 

5月沖縄出張報告《1》【親富祖恵子さん・湖城三線店・金武酒造の酒蔵】

酔っ払いの高山正樹氏と西山監督をほったらかして、那覇への1便に乗りました。色々と問題のあるスカイマークですが、背に腹は変えられません。

《この日、お邪魔したところ・お会いした方々リスト》
湖城三線店
●又吉健次郎さんの工房 ⇒[subcate.又吉健次郎]
●森山さんご夫妻 ⇒[subcate.沖縄の石鹸]
○金武酒造(…ここは観光)
●MOSO'Sの工房 お団子さん ⇒[subcate.moso's]
●水道局の会議室 親富祖恵子先生と沖縄語を勉強するチーム琉球のみなさん
 ⇒“おきなわおーでぃおぶっく情報”のこの日の記事
●“しよん”の長池朋子さん ⇒[subcate.しよん]
手話ダンスの真栄城麻利子さん

それぞれに発表間近のミステリーがあったりなかったり。

※そして後日追記しました…

水道局の会議室でお会いした親富祖恵子さん
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今日の又吉健次郎さん。
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いつもの首里の工房にて。
2月6日の新聞4月17日の新聞をいただきました。

【12月に追伸】
それぞれの新聞の画像を、発行日に遡ってアップしました。

 ⇒ 「金細工の妙技映像化」の記事(2/6)
 ⇒ 「又吉健次郎さんとCoccoの対談」の記事(4/17)

そして今日はもうひとつの工房を、ちょっと並べてみたくなった。
湖城三線店の工房。
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なんか不思議。
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なんとなく調布にある久泉清之さんの工房を思い出しました。

ちょっと金武町まで足を伸ばして金武酒造の酒蔵へ。
鍾乳洞の中で泡盛を寝かせているのです。
ここでお酒を買うと、鍾乳洞の中で5年間預かってくれます。
急な階段を下りると、そこに棚があり、たくさんのお酒が並んでいました。
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なにしろ泡盛は瓶熟成するんだもんね。
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涼しい鍾乳洞の中で熟成される泡盛は、きっとおいしいんだろうなあ。
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ああ、おもしろかった……
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なお、鍾乳洞見学は400円です。
おみやげ……
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(宇夫方路)
出張報告《2》へ


(高山正樹のコメント)
金武酒造の酒蔵は、もう何十年も前から気になっていました。でもガマであるということで、なんとなく訪れることを躊躇していました。あの戦争の時、このガマはどう使われていたのか。
大江健三郎の言葉を借りれば……
「沖縄との関わりを意識的に持った者なら、たいていの人間が、自分の掌の汚れに気づくであろう」(文学者の沖縄責任)
ほんとうにそうなのだろうか。
23日の実験朗読会、お待ちしています。

tag: 泡盛.龍  金武の鍾乳洞  親富祖恵子  又吉健次郎  沖縄の旅_2010年5月