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ゲストのボク、ポリポリ【“伊江島の村踊”関東公演】

"伊江島の村踊”関東公演
(横浜市鶴見会館大ホールにて)
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国の重要無形民俗文化財だそうです。
若い男の子がいっぱいです。
みんなこんな感じ。
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なかなか論評が難しい。ただ、帯の位置が高過ぎる天才バカボンのオンパレードでした。(これは今時の男の子たちの着方が下手だったから。それを後で聞いて、何故かホッとしたのでした。)
伊江島の総地頭が約200年間ヤマト旅(琉球の領主が薩摩や江戸に行く旅)に随行していたらしく、その折に見聞した芸能を取り入れたヤマト系の踊りがたくさんあるというのですが、正直よくわかりませんでした。なにしろ、なんで重要無形民俗文化財なのというような、いたって素朴な(でもちょっと変わった)村踊りなのですから。
(※首里の総地頭家に奉公していた上地太郎なる人物が作った「組踊忠臣蔵」は、今も伊江島で受け継がれています。)

とにかく大ホールは人でいっぱい。殆どが沖縄の人。そのうち半分くらいは伊江島を故郷と思っているひとたち。あの小さな島の単なる村踊りの公演に、これほど多くの人が集まるとは、本土のウチナーコミュニティの存在を、つくづく思い知らされる感じなのでした。

思った通り、伊江島出身の金城さんも来ていました。
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「あらー、来てくれたの、ありがとう」
この言葉の意味するもの。金城さんはスタッフではないのですから。

《おまけ》
じーまみ甘納豆。これね、おいしいんだから。
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「じーまみ」は、じーまみ豆腐のじーまみ。ピーナッツのこと。
ゲストのボク、これポリポリやりながら見てました。
(高山正樹)

tag: 金城多美子  沖縄芸能 

三板(サンバ)の日

3月8日、三板の日
三板と書いて「サンバ」と読む。「沖縄三板協会」というのもあるらしい。『沖縄大百科事典』によると「琉球楽器の図」(『江戸上り史料』のなかに両班・壇板・挿板などとともに掲載され、〈拍板以指鳴之〉と奏法まで記されている」とあるくらいだから、決してブラジルのサンバと関係あるんじゃないのなんて、いい加減なことを飲み屋などで言わないでください。

tag: 沖縄この日何の日  沖縄芸能  沖縄大百科事典 

八重山はわかりません

関連記事を読む(たきどぅんで見つけた今日のチラシ)

麻生市民館
八重山芸能 あやぱに会 第一回公演
結(ゆい)ぬ心(くくる)大空(うふずら)ゆ舞いつぃけ

八重山の芸能については、勉強不足のため、何も申し上げられません。
宇夫方隆士さんのお友達の小浜島出身の平田大一さんのミニコンサートもあるというので、是非観たかったのですが忙しくて行けませんでした。観ていれば何かを語れたかもしれないのですが。

でも、私(高山)の愚妻が観にいきました。
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公演看板そこで、ブログネタに感想など聞いてみたのですが……

 「どうだった?」
 「歌ってたさあ」
 「何を?」
 「わからん」

ウチナーグチを7〜8割は理解する妻でありますが、今日は全くわからなかったようであります。

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よく分からないのではありますが、だんだんと宮古や八重山に惹かれ始めています。
理由は色々とあるのですが……
言えません。そんなこと。

tag: うちなーぐち  沖縄芸能  川崎 

八重山古典民謡保存会の皆様【竹富島の種子取(タナドゥイ)】

朝。
まだ咲くのか……
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昼。
代田橋で稽古。
夜。
“たきどぅん”へ。

“イーヤチー”です。
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種子取(たねとり)祭りの時に作るもの。本来はもち米、粟、小豆で作るのだけれど、ママのアイデアで十六雑穀米で作ったそうです。マスター曰く、「こっちの方が旨いかも」

『沖縄大百科事典』によると……
「種子取(たねとり」(奄)タネトゥイ、(沖)タントゥイ、(八)タニドゥル、タナドゥイ:稲種子(メーダニ)を蒔く種おろしの日の行事。奄美諸島から竹富島まで分布している」
…とある。
また「竹富島の種子取(タナドゥイ)」の項には「竹富島に古くから伝わる祭りの一つ」で、「1977年に国指定民俗文化財」、そして「毎年、旧暦9月か10月の甲申(きのえさる)の日からはじまる」「祭りは10日間おこなわれる」と書いてあります。
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主婦が祭りの主食であるイバツィ(飯初:イーヤチー)を作るのは5日目の行事です。

ちょうどいい時にお邪魔したんですね。種子取祭にはいつもは帰るママですが、今年はたまたま帰らなかった、ということは、もう二度と食べられないのかも。薄味で、身体が清められるようで、いやいや、ほんとにおいしかったのです。

お隣のテーブルでは、三線のおさらい会の打合せをしていらっしゃいました。八重山古典民謡保存会の皆様です。
一緒に記念撮影。
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高山正樹の隣でソッポを向いているのはたけみママのお兄さま、東玉盛靖修さんです。八重山古典民謡保存会の教師で、関東支部の支部長。なんでソッポを向いているのかはミステリー。そのお隣が、やっぱりミステリーの“たきどぅん”の生シーサー(マスター)。ママを飛ばして右奥が慶田盛宏さん、師範でいらっしゃいます。偉いんですよ、きっと。そのお隣、右奥から2人目の方は芦垣博志さんで教師です。手前のおふたりの美女が、いろいろ事務方を引き受けていらっしゃるようにお見受けしました。

美女はアップにしたがる高山正樹の悪い癖。
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左にいる訳ありおじさんたちは、トリミングしてカット。
(芦垣さんの奥様と娘さんは、明日17日の国立劇場、川口喜代子先生の芸道六十周年公演に御出演されるらしい。お会いできるでしょうか。やっぱり狭い世界です。)

写真を撮ってくれたのは、龍前さんのたじやんでした。
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tag: 沖縄大百科事典  内地在住ウチナーンチュ  龍前正夫舞台照明研究所  沖縄の食物  ゴーヤー栽培.2009  沖縄居酒屋.たきどぅん  沖縄芸能 

“おもろ響む”と豆知識【クウェーナ】

うるま市から戻って、お昼から西原で稽古です。
伊波正江先生(玉城流喜納の会会主)から、今晩の国立劇場に誘われました。
“おもろ響む”
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録音する手段を持たなかった時代に、消えて無くなりそうな“おもろ”を、誰がどのようにして残してきたのか、それを芝居仕立てで紹介するという創作舞台。
“おもろ”とは、奄美・沖縄諸島に伝わる古歌謡で、それを首里王府がまとめたものが、かの「おもろそうし」(全22巻)です。

この公演に、首里クェーナ保存会の一員として井上真喜ちゃんが出るということは知っていました。そのチケットを正江先生から頂くとは、なんだか不思議。真喜ちゃんと一緒に眞境名由佳子さんも歌っていました。やっぱり沖縄は狭いということ。
楽屋でのふたり。
井上真喜ちゃんと眞境名由佳子さん
 ⇒境名由佳子さんの紹介記事

クェーナについて、ちょっと長くなりますが、大変興味深いので『沖縄大百科事典』から抜粋して引用しましょう。
「沖縄の古謡の一ジャンル。語義についてはクイナとよばれる鳥の鳴き声に由来するという説と囃子詞の<こいな>に拠るという説がある。くわいにや、こゑななどの表記がある。呪術的要素の濃い叙事的歌謡である。内容は雨乞い、五穀豊穣、航海安全、船造りなどの予祝で、対語・対句を連ねてそれぞれのことがらが理想的状態で展開するようすを謡う。そうすることによってことがらの理想的実現を祈願したのである。謡われる時間を起点にすれば、クェーナの内容は過去に起こったことを謡うのではなく、これから起こって欲しいことを、すでに起こったかのように謡う。」
歌ったクエーナは「アガリユー」でした。

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この画像は舞踊「聞得大君の舞」。
真ん中で踊っている人は玉城節子さん。1月に東京の国立劇場で撮った写真に写っていらっしゃいます。
その時の画像再掲。右から2番目の方です。
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記事はこちら…
 ⇒http://mapafter5.blog.fc2.com/blog-entry-791…

また、東江祐吉くんも、伊波普猷役で出演していました。
東江祐吉くんの紹介記事

そして特別出演の照喜名朝一先生は人間国宝。安冨祖流の歌三線の名手です。そして、なかじんさんのお師匠さんです。
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 ⇒三線を習うなかじんさんのこと

やっぱり沖縄は狭い……?

(沖縄で離婚率が高いのは、世間が狭くて、浮気を隠しておけないからだと、誰かが言ってましたっけ。真偽のほどはわかりません。)

明日朝一の飛行機で東京に帰ります。なにしろ、明日から“無伴奏デクノボー奏鳴曲”の稽古再開ですからね。
宇夫方路でした。

tag: 沖縄大百科事典  沖縄の旅_2009年9月  沖縄芸能  玉城節子  眞境名由佳子  照喜名朝一  井上真喜 

“華の松竹梅”の新聞記事とプログラム

この記事は23日の最後にアップした記事ですが、21日の最後に並べました。


宇夫方路女史が沖縄から持ってきたもの。
“華の松竹梅”関連です。

公演前の記事
数日前の新聞記事

公演プログラム大城立裕さんの解説
公演プログラム 大城立裕氏の解説

公演後の記事
公演後の記事

後でゆっくり読もう……

ゆっくりって…… いつ?

 ★そして通常運転へ

tag: 大城立裕  沖縄芸能 

歳末チャリティー公演(7日その1)

今日は那覇マラソンでした。
モノレールの壷川駅から見た光景です。
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あちこちからゼッケンをつけた人たちが続々と集まってきて、奥武山公園のスタート地点に向かっていました。

というのを横目にしながら、宇夫方路は宜野湾市民会館へと向うのでした。
歳末たすけあいチャリティー公演「芸能の夕べ」。琉球舞踊、民謡、日本舞踊などいろいろな団体が出演。
宇夫方路は、この昼の部で「乾流太鼓段の会」のメンバーとして出演し、太鼓を叩きました。この日は琉球新報主催琉球古典芸能コンクールの授賞式と重なり、各先生方はほとんど出演できないので、東京の宇夫方路にまで声が掛ったということです。

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以前御紹介したもんじゃメンバー
と再会、一緒に舞台に立ちました。左が江端妙子さん、右が笠原真理子さん。笠原さんは宇夫方より後に太鼓を始めたのですが、宇夫方が忙しくて休んでいるうちに最高賞まで取ってしまいました。うーん、なんとか追いつかなくっちゃね。

(江端妙子さんはM.A.P.の地図のお仕事のお手伝いをしてくださったこともあります。今はおまわりさんになられた息子さんの隆くんもM.A.P.で働いていたんですよ。)

おきなわ堂の店長、金城牧子さんが、観に来てくださって、差し入れもしてくださいました。
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あれ、おきなわ堂で売ってる商品とおんなじだ(笑)
ありがとうございました。

tag: 那覇マラソン  沖縄の食物  金城牧子  笠原真理子  太鼓  江端妙子  奥武山公園  沖縄の旅_2008年12月  沖縄芸能  MAPの人