この日のツイートは麻生区の……

(※以下、赤字は3月26日に追記しました。何のための追記なのか、何かを主張したいわけではありません。この日、このようなことを考えながらツイートしていたということを、弁解じみて報告することにどんな意味があるのかと問われれば、その通りとお答えするしかありません。しかしそれはこのブログ全てに当てはまること。右、左、多くの人が揺るがぬ主張でやり合う中、腕組みして、いや、しかし、とはいうものの、と、接続詞ばかり並べて揺れる考えを吐露してみるのも、一興かと思っているのです。「一興」などといえば、またお怒りになる方もいらっしゃるのでしょうけれど……)

gajumui

(計測され投稿された0.77μSv/hという数値が)もし本当なら市に報告すべき値(※と、この日の時点で僕はそう信じていた。)、そこで今朝測りに行ってきました。(数ヶ月前の情報では川崎市の対応基準は0.19μSv以上ということでした。)
01-16 10:35

現地は急な斜面で簡単に立ち入れるところではなく、建物をぐるりと回ればたどり着けたのかもしれませんが●●●の社宅なので遠慮しました。
(※ツイッターは難しい。「●●●の社宅なので」と言えば、●●●という会社だから遠慮したように聞こえる。そんな意図はなかった。どんな会社であれ、社宅ならそこには守られるべきプライベートがあると思ったから遠慮したのである。だが、実際のツイッターでは会社名を伏字にはしなかったのだし、現地の画像まで公開してしまったわけだ。とても迷っていた。しかし、0.77μSv/hという数値が既にネットで公開され、サイトの地図には社宅の会社名がはっきりプロットされている。そうである以上、検証したことも公開したほうがいいという考えがこの時は勝っていた。)
ツイッターで公開した画像
画像の左の方には公園があったので、そこで計測してみました。
01-16 10:49

近くの公園の線量

DoseRAEで0.9~1.0μSv程度、この数値なら現在この周辺では特別に高い値とはいえません。RADEX1700は0.17μSvという高めの値を示していますが、これも珍しくはありません。仕事前なので時間に余裕がなく、再挑戦する予定。
(※ツイッター本文も、分かりにくい部分を若干手直ししています。)
01-16 10:59

……ということを、事務所に戻って呟いてみたら、何人かの方から続報を待つ旨のコメント(メンションというのだろうか)を頂いた。

そんな時、宮台真司氏の言葉が流れてきた。
「教育とは、恣意的な境界線を必然的であるかの如く思い込ませる操縦であり、自明でない事物を自明であるかの如く思い込ませる操縦」
僕は思わずそれに反応して呟いた。

実にタイムリー。でも物事をオリジナルにカテゴライズすることは重要。しかし結局、自ら構築した自明性から抜け出せなっていく。
01-16 11:30

いったい僕は何を思っていたのか。
ある者は絶対に危険だと言い、またある者は大したことはないと言い、どちらも自説を自明なこととして相手を罵る。しかし果たして放射能の危険性を自明なこととして語ることが出来るのだろうか。だからある者はハナから考えることを放棄し、またある者は早急な答を求めて躍起になる。僕はといえば、「自明性」を獲得したくて勉強を続けるのだが、そう易々と結論に辿りつけるわけもなく、ともかく「生死に関わること、放射能は甚だ危険なものとして処するべきだ」と決めている。しかし、本当に僕は冷静なのだろうか。「恐怖」が生んだひとつの感覚を、論理的な帰着と思い込んで固定化してはいないか。「もしかすると安全かもしれない」などと主張したいわけでは決してない。ただ、僕の自明と信じて疑わないことに、信じるに足る根拠があるのかどうか、再確認したいと思ったのである。

ふたつの線量投稿サイトを、あらためてじっくり閲覧してみた。と、マイナーなサイトの方にも、同じ1月9日の計測データがあることに気がついた。(それは現時点でも残っている。)なるほど、二つの場所のデータは、同一人物が計測したものだったのか。さらにその投稿者が、どうやら中学生らしいということも分かった。
そうだ、0.74μSv/hの場所の方は、確か公道から簡単に入れるところだ。ということは、知らずに子供が入り込んで遊んでいてもおかしくないということだ。
仕事が一段落したところで、僕は再度現地へ行ってみることにした。

0.77μSv/hの箇所は敷地内奥なのでやはり立ち入ることは遠慮しました。しかし同一建物の真反対に、同じ方が計測し0.74μSv/hを投稿されている場所がありました。ソコは公道との間に遮断物がなく、誰でもスッと入れる場所なので測定してみることにしました。
01-16 18:05

サイトにプロット

再度現地へ行った報告をひとつツイートした時、川崎市の危機管理室から電話が来た。実は事務所に戻ってすぐ、僕は川崎市へ電話を掛けていたのである。行政に報告しようと思ったのは、勿論線量が高さが一番の理由だが、誰でも入れる場所であったこと、そして計測し続けているのが中学生であるということが気になったから。なぜこの線量のデータが、ただひっそりと、殆ど誰にも注目されずに投稿されているのだろうか。もしかするとその少年は、身近の誰にも相談できずにいるのではないか。
始め、総合案内の女性には、そうした窓口はないと言われた。だが話しているうちに少々お待ちくださいと待たされ、再度電話に出た彼女は「あまりに数値が高いので、危機管理室の者がお話を伺いたいと……」と来た。なんだ、窓口、あるではないか。

すいません。続きのご報告が遅くなりました。川崎市の危機管理室の方から電話があり、たった今まで話していました。少し問題を整理させてください。まずこういう場合の市の対応について一般的なご報告をします。
01-16 18:50

事務所では琉球舞踊教室が始まる。僕は“かぎやで風”を聞きながらツイッターで呟く。

川崎市では現在も0.19μSv/hで何らかの対応をするそうです。しかしそれはあくまで市の施設内でのこと。民間の私有地となると話は別です。国からは民間でも1μSv以上は対処するようにという指示があるとのこと。しかしそれ以下は……
01-16 20:41

しかし1μSv以下はなかなか手が出せない。基本的には各自考えて処理して欲しい。聞かれれば、例えば土を掘り返して下の土を被せて線量を下げるとかの指導はしますとのこと。「例えば、汚染された土をビニールに入れて捨ててもいいのですか?」すると危機管理室の方は……
01-16 20:54

「捨てていいかという質問にはなんともお答えできないです」「捨てていいかどうか答えられないものなのに、そっちで勝手に決めて処理してくれというのは、なんだか変ですねえ」「はあ、うーん……」←ここまでは川崎市の一般対応基準。さて今回の件は……
01-16 21:01

今回の件は民間の敷地内のことで、その上、小生は全くの部外者。これ以上はお話しにくい。顛末はいずれ報告できるようになった時に。ともかく1μSv以下の非常に小さいスポットに過剰反応は必要なし。ただ仕切なく近所の小さな子供でも簡単に入れる場所なのはやはり問題、だから報告しました。
01-16 21:13

しかし過剰反応とは何なのだろう。勿論過剰はよろしくない。しかしそれでは言葉の遊び、要は何を基準にして過剰なのかを判断するのか。毎時1μSvという数値で騒ぎ立てるのは過剰なのかどうか。
「この数値が高いとは認識されていても、さてそれが本当に危険なのかどうか、危機管理室の方々も実は判断基準を持っていらっしゃらない、わからないってことなんですよね」
「確かにそうです」
危険であるという確信が持てれば、行政も動くと思われた。確信がなければ動けない、これが行政なのだ。しかし、危機管理室の人に1μSvの危険を説明し納得させる知識など僕にあろうはずもない。
(※【直置き1μSv程度の汚泥について考える】を、この記事の最後に追記します。)
「民間の施設に対しては手が出せないのです。出来れば高山さんから管理人さんにでも話して貰えませんか」
「いえいえ、僕の家から近いと言っても、車で10分です。決してご近所さんでもないし、顔見知りの方さえ一人もいません」
「そうなんですか」
「だけど、公道から誰でもヒョイと入れるところなんですよ」
「うーん……」
こんなやり取りを何度か繰り返して、ようやく次のような約束を引き出した。
「分かりました。こちらから●●●に連絡しましょう」
「是非お願いします。それからね……」

何より僕は、数値をサイトに投稿した中学生のことが気になっていた。敢えて「過剰反応は…」と言ったのもそれがあったがためである。
しかし、本当にその中学生のことを考慮するならば、中学生と分かった時点で、キッパリとツイッターで呟くことを一切やめるべきであったのかもしれない。

「線量をものすごく気にする人もいます。でも、ガイガーカウンターなんか持って測ってるんじゃねえというような人もたくさんいる。線量を測っていた僕の友達には、『殺すぞ』という脅迫メールが届いた。色々な人がいます。くれぐれも中学生が傷つくことのないように、十分に気をつけて欲しいのです。」
「わかりました」

危機管理室の方々に大した権限はなさそうであったが、間違いなく誠意があり謙虚な方々だと僕には感じられた。もちろん、「いい人」に現状をどうにかする力があるわけはない。むしろ逆かもしれない。でも、納得できる理由さえ見つかれば、協力してくれる可能性のある人たちだとも思った。


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今日のM.A.P.琉球舞踊教室は「かぎやで風」と「四つ竹」、定番ふたつのお稽古でした。どちらも奥が深くてちゃんとやろうと思ったら難しい踊り。でも最初に憶えます。それは「かぎやで風」は基本の動きがたくさん入っているから。「四つ竹」は華やかな衣装でゴマカシが効くから。(笑)
01-16 22:04

gajumui

昨日は横浜にコンサートを聞きに行きたかったのだが仕事があって断念した。今日も昼間仕事を頑張って夜は新宿のイベントに行きたかったのに、高線量のゴタゴタで、結局仕事もロクスッポできず、イベントもダメだった。今日は事務所の床に布団敷いて寝る。
01-16 23:07

中学生のツイッターのハンドルネームは“いたち君”

本日の総括。麻生区のある社宅、雨どいの出口。9日に“いたち君”がエステーエアカウンターで測った時は0.74μSv/h。本日の計測では、DoseRAE:0.66、RADEX1700:0.69、いたち君、相談があります。連絡ください。
01-16 23:29

雨どいの出口

DoseRAE2は0.66 RADEXは0.69

彼は僕をフォローしてはいなかったから、DMという機能は使えなかった。だから公開で伝えるしかなかった。僕は、まず社宅の住人であるのかどうか彼に確認したかった。住人でないなら、もう他人の敷地に入って線量を測ることなどやめるように伝えたかった。またもし住人であったなら、誰かに相談して、後はその方に任せるように言いたかったのだ。

だが、僕も彼をフォローしていなかったのであるから、彼もまた僕にDMは送れなかったわけで。本当に彼のことを考えていたのかという謗りを、僕は免れないのだ。

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辺野古の前に(1)【日米安全保障条約50周年記念イベントの画像】

《辺野古のことを書く前に報告しておきたいこと》
※この記事は、実は8月13日に書いたものである。
沖縄ツアーの記事がなかなか書けずに、ようやく21日のご報告まで書き終わって、いよいよ22日というところで、ハタと止まった。22日は、朝、辺野古に行ったのだが、その報告をする前に、面倒な記事をふたつばかり書かなければならない。

ひとつめ
6月26日、僕は宜野湾市長伊波洋一の講演を聞きに行った。そして記事を書いた。
 ⇒http://mapafter5.blog.fc2.com/blog…
その中で、サンディエゴ市の上級政策補佐官が、普天間飛行場受け入れを示唆している、という話をご紹介した。そして、その話には補足が必要なので、その時、ちょうどサンディエゴに行っていた宇夫方女史が帰ってくるのを待って、現地の情報を加味してあらためて書くと言った。その「ひとつめ」がまだ書けずにいる。
宇夫方路は6月29日に帰ってきているのだから、もうひと月半になる。それなのに、約束した記事が書けないのには理由がある。

僕は宇夫方女史に、はたしてサンディエゴの一般の住民たちは、基地のことをどう考えているのかということを聞いてきて欲しいと連絡をしたのだ。その実際に現地で聞いた声が、僕が加味したいと考えた情報であった。しかし残念ながら、僕のメッセージが彼女に伝わったのは、彼女がサンディエゴを離れたあとだったのである。

そこで宇夫方女史の帰国後、サンディエゴでお世話になった日本人向けフリーペーパー“ゆうゆう”のスタッフ、Noriko_Sato_Sahara(佐藤紀子)さんに宇夫方のほうからメールを送ってもらって、このM.A.P.after5を御案内したうえで、僕が知りたかった内容を質問してみたのである。
佐藤さんからは「週末に記事を読んで、お答えします」という嬉しいお返事をいただいた。
しかし、結局未だにそのお答えが届かない。多忙な方なので、もしかするとお忘れなのかもしれないとも思ったが、催促のメールを差し上げるのは控えている。

僕の質問をお送りするよりも前に、佐藤さんが取材で撮影されたサンディエゴの6月の催し物の画像を、こちらのブログで紹介してもよろしいということで大量にお送りくださっていた。そのうちの“赤い靴像除幕式”の画像は、既に7月4日の記事でご紹介した。“少女像贈呈祝賀昼餐会”の画像は、それより前の6月28日の記事に追加でアップした。
大量の画像データをお送りくださったことに感謝し、また大変お手間を取らせてしまったのではないかと恐縮もしている。

しかし、そんな面倒なことをしてくださったにもかかわらず、その後の質問に対するお答えは届かない。もしかすると、とても答えにくい質問を僕はしてしまったのかもしれない。我々はできるだけ中立にと記事を書いているつもりなのだが、それでも反米反基地の傾向は否めない。あるいはそれがお気に召さなかったのかもしれない。

ともかくここで、佐藤さんが送って下さった画像データのうち、まだご紹介していない画像、“赤い靴像除幕式”の前日(6月26日)に開催された日米安全保障条約50周年記念イベントの画像をアップしておくので、どうかご覧いただきたい。

質問のお答えは、今少し待ってみようと思っている。

※そして11月12日に追記。
いくらなんでも、もうお答えはいただけないだろう。残念ながら現地の一般の方々の声は聞かぬまま、伊波洋一氏(今現在沖縄県知事戦を戦っている)の講演で聞いたサンディエゴの基地事情をご報告したいと思う。

サンディエゴの基地は(サンディエゴに限らずアメリカ国内の基地は全てということらしい)、市民の住居とは数十キロ離れていて(法律で決まっているらしい)、騒音や危険が市民に及ぶことは決してない。仮に決まっている距離以内に誰かが住めば、移動しなければならないのは基地の方だという。だから、基地を新たに作った場合、その周り数十キロの範囲は人が住んではいけないという法律をまず作るのだという。サンディエゴにおける基地と住民は、基地はただ市民に利益をもたらす存在として、いたって友好な関係にあるというのだ。そしてサンディエゴ市には、まだまだ基地を受け入れる余地があり、誘致した基地は、さらに市を潤すことになる。従って、サンディエゴは普天間の米軍基地の受け入れを表明したのだと。

そんなサンディエゴの市民たちは、遠く離れた沖縄の基地事情を全く知らない。「世界一危険な基地」と呼ばれる普天間基地の航空写真をアメリカ人に見せると、こんな基地が存在するなんて信じられないことだと誰もが驚くという。アメリカだったら、絶対に許されない基地だと。

僕は8月13日にアップした日米安全保障条約50周年記念イベントの画像に一切コメントをつけるのをやめることにした。この記事の「続きを読む」にアップした大量の画像をご覧になって、皆さんは何を感じるだろうか。このM.A.P.after5は、なかなかコメントしていただけないブログ、歯がゆいが、全てこちらの責任と、半ば諦めている。

面倒な記事のふたつめは次の記事で。
次の記事「辺野古の前に(2)」へ

見ていただきたい画像は……

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tag: 日の丸  沖縄_戦争・基地など.普天間  沖縄_沖縄芸能.琉球舞踊.四ツ竹 

食べて踊った3泊5日【サンディエゴ踊りの旅スナップ集】

夕方4時過ぎ、成田に到着到着しました。
みんなはまだサンディエゴ。私は仕事があるので一足先に帰ってきました。
(宇夫方路)

アメリカから送れなかった画像を、食べ物中心でお送りしてみます。

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tag: 片野すゞ子  カチャーシーの光景  沖縄_沖縄芸能.琉球舞踊.日傘  沖縄_沖縄芸能.琉球舞踊.四ツ竹  沖縄_沖縄芸能.琉球舞踊.太鼓囃子 

麻生区文化協会の文化祭

新百合ヶ丘にある麻生市民館の大ホール。午前11時から、延々と5時間近く、50近い団体(?)の出し物が続きました。そのほとんどが、いわゆる新舞踊。歌謡曲(主に演歌)に合わせて踊る日舞の一種です。

麻生区に本拠を置く関りえ子琉舞研究所の生徒さんたちはトリで踊ります。はたしてM.A.P.琉球舞踊教室のメンバーの出来栄えはどうだったのか、きっとまだまだ修練しなければならないところもたくさんあったのでしょう。でも僕は思わず感動してしまいました。何故か、それはきっと、他の出し物とは格段に差があったからに違いありません。

日舞よりも琉球舞踊の方が優れているなどというつもりはありません。
例えば、海老蔵の踊った“七つ面”はやっぱり見事でした。
http://lince.jp/hito/kabuki…
また、演歌で踊る新舞踊を、どうのこうのいうつもりもありません。かつて僕は、演歌を踊った花柳紀寿郎に、心揺り動かされたこともあるのです。
http://lince.jp/mugon/kudakajima…

また、今日の新舞踊について、とやかくいうつもりも全くありません。お年を召した方々が一生懸命に練習した成果を、一年に一度、お知り合いを招いて大きな舞台で観て頂く、それはそれでとてもいいことだと思うのです。

ただし、です。お客様たちは、ご自分のお知り合いの踊りが終ると、その後の出し物には見向きもせずに会場を出て楽屋に向かわれます。まあ、それも致し方のないこと、だって他人様を楽しますことを目的にしている踊りではないのですから。
そういうわけで、トリで踊るということは、一番お客さんが少ない状態で踊るということに他なりません。

今日の催しにいったいどのくらいの方がいらっしゃったのでしょう。出演者を加えれば、1,000人を越えるのではないでしょうか。でも、そのほとんどの方は、琉球舞踊をご覧にならずにお帰りになりました。その方々が、例えばM.A.P.琉球舞踊教室のメンバーがこの麻生区文化祭に参加していたということを後で知ったら、どう思われるでしょう。きっとM.A.P.琉球舞踊教室も、ただ自分たちが楽しいだけの踊りを習っていると思われるかもしれません。しかし、それは断じて困る! M.A.P.琉球舞踊教室は、見せる(魅せる)ことを重要なことだと考えているのです。プロではないけれど、お客様を感動させることができたとき、はじめて踊りの本当の楽しさを知ることができるはずなのです。

「プログラム48番、かりゆしの宴、琉舞の会のみなさんです」
場内アナウンスが流れ、今までの演歌とは全く違う音楽が聞こえてきます。それでも一つ前の踊りの関係者は、ざわざわと席を立って出て行きます。残ったお客様は100人足らず、内輪ではないお客様もそれなりには残っていらっしゃいましたが、会場はやはりざわついています。

そして四ツ竹。静かに、流れるように歩みを進めます。岡本太郎が感動したのはこれだという感じ。
http://ameblo.jp/okinawaaudiobook…
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一見、ただ立ち、そして歩いているだけ、しかし、この姿勢を獲得するのに、どれだけの稽古を積まなければならないのか、どれほどの途切れぬ集中力が必要なのか、少しでも踊りの経験がある方ならばきっとわかっていただけるでしょう。
いつしか、会場からざわめきは消え、全てのお客様の目は舞台に釘付けになりました。踊りに造詣のあるなしに関わらず。僕はその場にいて、鳥肌が立ったのです。

みんな、勝ったよ……

3曲踊って、最後はみんなで深くお辞儀をして…
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ところがです。(ここからはオマケ)
このあと、ライトが落ちて、みんな引っ込んで、そしてプログラム49番、「麻生まつり唄」を全員で踊るという段取りになっていたようですが、何故かいつまでたってもライトが消えません。「え、これで終わりなんですか」という陰アナの声がスピーカーから聞こえてくる始末。そうしたら、主催者らしき方が出てこられて、平伏して動けずにいる琉球舞踊のメンバーをそのままにして、舞台の真ん中で挨拶をはじめられました。
「本日は事故もなく…」
え? たった今が事故なのでは?

ラストの全員参加の「麻生まつり唄」は急遽中止になったらしい。みなさんご自分の踊りで精一杯、だからもう帰っちゃったのかな。

どうすれば出演者とは関係のないお客様にも楽しんでいただけるような公演ができるか。麻生区を本当に文化の町にしたいのならば、もっともっと考えるべきことがあるのではないでしょうかねえ。
(文責:高山正樹。かなりソフトにお伝えしました?)

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