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第一回 M.A.P.発表会“沖縄の歌と踊りとその仲間たち”

ubukatamichi

私たちM.A.P.の拡声器です。フォローしてくださったら嬉しいです!→ @mapafter5 は、 @gajumui と @ubukatamichi をフォローしてくださっている方々を、順次フォローしています。皆さんの呟き、(時々忙しくて抜けますが)読んでます。
11-11 07:49

箆柄暦に今日の案内見っけ!/第1回 M.A.P.発表会「沖縄の歌と踊りとその仲間たち」 | urumax http://t.co/5XegReUE
11-11 08:16

gajumui

やってはいけない事を指針にしたら、途端に楽しくなくなる。突き破るには気力がいる。あーあと、色々考えることあり、また今日の彼方此方での催しも気になるが、いいかげん自分のイベントに集中しなければ。さて、まずはリツイートだ!とは何とも情けないが…。そして間もなく出陣です。
11-11 08:35


狛江市西河原公民館にて…
第一回 M.A.P.発表会 沖縄の歌と踊りとその仲間たち

(※関連記事の都合上、スタッフさんの話題限定で暫定投稿)
照明さんは龍前正夫舞台照明研究所の代表取締役、坂本義美御大。というかこの日スケジュール開いてたのが坂本さんだけだったということ。
さかもとさんが竿を持ってるの、久しぶりに見ました。
当り合わせ
(※照明の当り具合を直す棒を竿といいます。昔は竹竿を使ったから。今は殆ど金属製の専用のものになりました。でもこの会場にはどっちもないので吊りモノ用の角材を裏から見つけてきて使ってます。)

調光室さかもとさんが竿を持っているのに、僕が出演者然として楽屋に引っ込んでいるわけにはいきません。手伝わないとねえ。
何年振りでしょうか、調光室に入ってトランシーバーで舞台とやり取りするなんて。

「せっかくの休みだったのにさあ、直接電話してきたら断れないだろう。」
「だってたじやんに言ったら、坂本さんしか空いてませんから直接連絡してくださいって言うんだもん」
「田島のやつ、余計なこと言いやがって。今日は孫が来てるんだよ。ハイ地明かりOK、次、2サスのぶっち、ちょうだい」
「ほーい」

本番の話は本日の座長、宇夫方路担当のティーダブログにて……
 ⇒この日のことを書いた沖縄教室のブログ記事

玄羽哲雄さんでも玄羽さんは僕の担当ですね。

わざわざ広島から(といっても出張のついでですけれど)来てくださいました。お忙しい方で公演後は次の予定があって挨拶だけ。今度は是非ゆっくりと。


終演後、打ち上げ。
音響の渡邉禎史さん照明の坂本さんは、お孫さんのところへとっととお帰りになりましたが、音響の渡邉禎史さんは打ち上げに参加してくれました。

おや、久しぶりの顔が…
山川夏子と
山川夏子、相変わらず落ち着かない女だ。今日も会場を間違えていたらしいし、打ち上げの時もどこかに電話していたり。
今は彼女は沖縄グラフ東京特派員といったところ。プラスでいい仕事も見つかったらしく、よかったよかったとおじさんは思ったのです。

と、夏子がなにやら渡邉さんに仕事を頼んでいる。これも相変わらず。フットワークがよくて結構じゃあ~りませんか。


【2017年11月13日追記】
この日が狛江市民まつりだと知っていたら、発表会はこの日にはしなかったかもしれない…

tag: 玄羽哲雄  渡邉禎史  坂本義美  西河原公民館  山川夏子  狛江市民まつり 

「沖縄の歌と踊りとその仲間たち」M.A.P.発表会の御案内

ちょっとでも上手くなりたいのならば、本当に楽しみたいのならば、人様に観て聞いた頂くのが一番なのです。
私たち、まだまだ上手くないけれど、やっぱり上手くなりたいし、そして本当に楽しみたいから、やっちゃうのです!
というワケで、またまたちょっと急ですが、告知させていただきます。

発表会のチラシ

まあ、日頃の成果を皆さんに見ていただくということだけで言えば、狛江市の公民館の集いや、新年会や、またあちこちいろいろなところに呼ばれてやっちゃったりしているのですが、本格的にホールを借りて、音響さんも頼んで、照明も入れたりしてやるのは初めて。さて如何なります事やら。

チラシの画像だけでは検索に引っかからないので、あらためてテキストでの御案内……

第一回(…ということは第二回もやるつもり?)M.A.P.発表会 
沖縄の歌と踊りとその仲間たち
日時:11月11日(日)13時30分(開演は13時)
(※実はこの日、狛江市の市民祭りなのです。吉と出るか凶と出るか…?)
入場料はもちろん無料!
会場:狛江市西河原公民館
(※ちょっと分かりにくい地図ですが…)
公民館の地図狛江市元和泉2-35-1
TEL 03-3480-3201
小田急線狛江駅 徒歩15分
※バス「狛江駅」から「多摩川住宅」行
 「福祉会館前」下車
 ⇒「西河原公民館の御案内」

【出演】
  M.A.P.琉球舞踊教室
  M.A.P.安冨祖流三線教室
  洋子ハワイアンヴィレッジプチロゼ教室
【STAFF】
  照明:坂本義美(龍前正夫舞台照明研究所)
  音響:渡邉禎史

【協力】玉城流喜納の会 関りえ子琉球舞踊教室

もちろん宇夫方路も踊ります。うちなー口で口上もします。三線も弾くらしい。
高山正樹は地謡担当ですが、どうやら司会もやらされるらしい。ノーギャラで!

tag: MAP琉球舞踊教室  MAP三線教室  渡邉禎史 

最終告知【をぅどぅい・うた・しまくとぅば・ひやみかち!】

新生M.A.P.未来に向けての出発です。

玉城流喜納の会 関東支部
宇夫方路初公演
をぅどぅい・うた・しまくとぅば・ひやみかち!
東日本大震災被災地支援チャリティー公演

いよいよ明日です!
皆様のお越しをお待ち申し上げています。


null 宇夫方路 20110602-sinsaku.JPG

日時:2011年6月4日(土) 昼の部 2時開演 夜の部 6時開演
   (※いずれも開場は30分前)
会場:成城ホール
料金:前売り3,000円 当日3,500円

出演:宇夫方 路
    玉城流喜納の会
    喜利の会
    喜琉の会
    玉城流喜納の会関東支部関りえ子琉球舞踊研究所
    M.A.P.琉球舞踊教室
    厚木カルチャー琉球舞踊
    大島 純(チェロ)
解説:新城 亘(知る人ぞ知る三線博士)

【地謡】
歌・三線:野村流古典音楽保存会 水谷亮介・野村香司
      安冨祖流弦聲会 西村 勉・川崎仙子・持田明美・平沢千秋
筝:琉球筝曲興陽会関東支部 山崎千鶴
笛:沖縄横笛協会 宮良政子
胡弓:安冨祖流弦聲会 持田明美
太鼓:光史流太鼓保存会 具志 忍

【スタッフ】
構成:関りえ子
舞踊監修:伊波正江
うちなーぐち指導:國吉眞正(喜多見で沖縄語を話す会)
舞台監督:池尾秀雄(加藤事務所)
照明:坂本義美(龍前正夫舞台照明研究所)
音響:渡邉禎史
着付・結髪:玉城流喜納の会・玉木流からじ結い喜瀬教室東京支部

総合プロデュース:高山正樹
制作:(株)M.A.P.

※当日、ロビーにて、又吉健次郎氏が製作したジーファー(かんざし)と房指輪を展示いたします。
 20110602-ginzaiku.JPG

※またM.A.P.が楽天市場などで扱っている沖縄関連商品なども販売いたします。
 ⇒楽天市場沖縄map

主催:をぅどぅい・うた・しまくとぅば・ひやみかち!公演実行委員会
後援:沖縄コンベンションビューロー
    琉球新報社
    沖縄タイムス
    岩手日報
    沖縄芸能連盟
    東京沖縄県人会
    東京琉球舞踊協会
    (株)厚木カルチャー
協力:玉城流喜納の会

なお、本公演はたくさんのM.A.P.縁の方々の御協力・御支援に支えられて実現できることになりました。皆様には深く深く感謝申し上げます。

M.A.P.after5情報には御協力頂いた方々のカテゴリがたくさんあります。よろしければどうぞそれらの記事をお読みくださいませ。
 ⇒[subcate.龍前照明]
 ⇒[subcate.新城亘]
 ⇒[subcate.喜多見で沖縄語を話す会]
《プログラムにメッセージを頂いた方のカテゴリ》
 ⇒[subcate.大城立裕]
 ⇒[subcate.又吉健次郎]
 ⇒[subcate.ふじたあさや]
《プログラムに広告を頂いたお店のカテゴリ》
 ⇒[subcate.魯園菜館]
 ⇒[subcate.スナックぎま]
 ⇒[subcate.酒菜]
 ⇒[subcate.中む食堂]
 ⇒[subcate.鳥力中央研究所]
 ⇒[subcate.忠兵衛]
 ⇒[subcate.ななしん屋]

なお、カテゴリのない皆様やお店については、あらためて別途記事にてご紹介していく予定です。
皆様、ありがとうございました。

間もなく、幕が開きます。

続きを読む

tag: 渡邉禎史 

影武者が欲しい

《5月22日(日)》
あらためて、東日本大震災から72日目……
6月4日の公演のリハーサルを、新百合ヶ丘の麻生市民館の和室で行った。地謡付きである。
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今回の地謡にはM.A.P.三線教室の先生であるお二人も参加。奥から、シーサーズの持田明美さんと川崎仙子さん。そしてやはりシーサーズの平沢千秋さん(手前)も特別に加わることになった。どんなにライブ活動を頻繁にやっていたとしても、地謡ができる機会なんて、滅多にないことなのだ。
 ⇒シーサーズのライブ記事

音響をお願いした渡邉禎史さん山脇葉ちゃんと一緒に来てくれた。
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その他に、本日は三線の水谷亮介さん、笛の宮良政子さん、そして舞台監督の加藤正信さんが来てくださった。

あれ、これ市民館の明日の施設利用状況の掲示板なのだが……
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こんなのあるんだ。でも、あさやさん、日本にいないはずなんだけど。さてはふじたあさやには影武者がいたのか。どうりであの年齢で同時に3本も演出を抱えてやっていけるわけだ。みんな不思議がっていた秘密がようやくわかった。

しかし、市民劇を演出していたふじたあさやは、「あさや第何号」だったのだろうか……

因みに、俺はたったひとりだ!
……と叫びたくなった理由は、6月4日の公演が終わったら告白します。
あはは……

tag: 渡邉禎史  「枡形城落日の舞い」 

宇夫方路初公演のお知らせ【をぅどぅい・うた・しまくとぅば・ひやみかち!】

すでに御案内していた“宇夫方路教師披露公演”を、ようやくM.A.P.after5にて告知いたします。
※宇夫方路が琉球舞踊の教師免許を頂いたのは2008年6月、間もなく3年になろうとしています。教師披露公演と銘打つには少し間が空きすぎてしまいました。したがって、この度の公演の名称を次のようにすることといたしました。

玉城流喜納の会 関東支部
宇夫方路初公演
をぅどぅい・うた・しまくとぅば・ひやみかち!
東日本大震災被災地支援チャリティー公演

null 宇夫方路

日時:2011年6月4日(土) 昼の部 2時開演 夜の部 6時開演
   (※いずれも開場は30分前)
会場:成城ホール
料金:前売り3,000円 当日3,500円

出演:宇夫方 路
    玉城流喜納の会
    喜利の会
    喜琉の会
    玉城流喜納の会関東支部関りえ子琉球舞踊研究所
    M.A.P.琉球舞踊教室
    厚木カルチャー琉球舞踊
解説:新城亘

【地謡】
歌・三線:野村流古典音楽保存会 水谷亮介・野村香司
      安冨祖流弦聲会 西村勉・川崎仙子・持田明美
筝:琉球筝曲興陽会関東支部 山崎千鶴
笛:沖縄横笛協会 宮良政子
胡弓:安冨祖流弦聲会 持田明美
太鼓:光史流太鼓保存会 具志忍

【スタッフ】
構成:関りえ子
舞踊監修:伊波正江
舞台監督:加藤正信(加藤事務所)
照明:坂本義美(龍前正夫舞台照明研究所)
音響:渡邉禎史
着付・結髪:玉城流喜納の会・玉木流からじ結い喜瀬教室東京支部
制作:(株)M.A.P.

主催:をぅどぅい・うた・しまくとぅば・ひやみかち!公演実行委員会
後援:沖縄コンベンションビューロー
    琉球新報社
    沖縄タイムス
    岩手日報
    沖縄芸能連盟
    東京沖縄県人会
    東京琉球舞踊協会
    (株)厚木カルチャー
協力:玉城流喜納の会

是非ともご支援と応援のほど、宜しくお願い申し上げます。

tag: 渡邉禎史 

“オツベルと象”本番前日のリハーサル

東日本大震災から50日目……

【この日呟いたこと】
7:38
ツイッターにアクセスしようとしたら「Twitter is over capacity」と出たり、繋がっても呟けないことがよくある。そこでmixiの「つぶやき」をツイッターに飛ばす設定にしてここで呟くことにした。こんな使い方もあるんだな。
7:44
相変わらずなぜがツイッター本体では呟けない状態が続いている。mixiからツイッターへはすぐに反映された。これ、使えそうだ。しかしリツイートができない。


いよいよ明日が本番であるということを、ツイッターから発信してみたかったのである。やっとその方法を見つけて、山猫合奏団専用の「呟き」から呟いた。
17:33
ずっと忙しくて呟けませんでした。さあ、いよいよです。これから最後の合わせに本番会場へ出陣です。明日から、ブログも怒涛の更新?だめだな、白石准はこのブログの管理画面に入る方法を忘れたらしい。楠定憲は言うに及ばず。せめてここで呟けよってか


昨年は山猫合奏団のOfficial_Blogカテゴリ「過去のNEWS」の中に、「2010しんゆり芸術祭」というサブカテゴリを作って、公演までの道のりをわりと丹念に報告した。
 ⇒http://lince.jp/lince/oldnews/2010art/

しかし、今年はそれができなかった。それは高山正樹が市民劇に参加していたり、宇夫方路が琉球舞踊公演を6月に控えていたり、ということもあるのだが、それよりも、今回の“オツベルと象”は、今までにない練習回数が必要で、山猫合奏団についての突っ込んだブログを書くなどという余裕がなかったのである。
畢竟、山猫合奏団のブログは開店休業、練習報告はこのM.A.P.after5で、「今日は山猫合奏団の練習だった」みたいな一言で済ませることと相成った。
まあ、それはそれでよしとしよう。そこでM.A.P.after5の「山猫合奏団」のサブカテゴリに、さらに「2011しんゆり芸術祭」という分類を作ってみることにした。
 ⇒http://lince.jp/hito/mapinfo/yamaneko/2011art
でも、これで全てというわけではない。今回は高山正樹はずいぶんと練習を欠席したので、練習回数はさらに多いのである。
そして、その成果が明日出る。

夜7時。新百合ヶ丘へ。
昭和音大北校舎第一スタジオ改めスタジオ・リリエ。
本番前日のリハーサルである。
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古本大志クンはアコーディオンも弾くのだぞい。
null 
この演目は音響さんなくしてはできない。渡邉禎史さんにお願いをした。
null
照明は龍前正夫照明研究所。
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稲垣護さんはスケジュールの関係で欠席。明日の本番前、Bassメインの部分のみをアタる予定。
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 ⇒この日のことについての白石准のブログ記事

今回、全員揃っての練習というのはほとんどなかった。そのくらい忙しい連中と仕事ができることを喜びとしよう。本番で初めて全員揃って通すという芝居ではありえない緊迫感、それが却って本番を良くする要素になると信じている。

続きを読む

tag: 渡邉禎史  「枡形城落日の舞い」  山猫合奏団 

夢丸with東京奏楽舎“かがみ”《深川江戸資料館公演のご報告》

三笑亭夢丸with東京奏楽舎の深川江戸資料館公演“かがみ”が無事終了しました。

プログラム

【第一部】
古典落語“辰巳の辻占”
三笑亭 夢丸

元禄花見踊りと変奏曲についての前説
モーツァルトの“きらきら星変奏曲”
菅野 恵子(ピアノ)
高山 正樹(いかがわしい大学教授風の男)

元禄花見踊りの主題による7つの変奏曲
菅野 恵子(ピアノ)
桃原 健一(オーボエ)
大島 純(チェロ)
名田 綾子(作曲)

《休憩》

【第二部】
コンサート“組曲 かがみ”
落語とクラシックのコラボレーション“かがみ”

三笑亭 夢丸
菅野 恵子(ピアノ)
桃原 健一(オーボエ)
大島 純(チェロ)
名田 綾子(作曲)

スタッフ
音響:渡邉 禎史
舞台監督:楠 定憲
制作:?M.A.P.
プロデュース:高山 正樹
協力
日本音楽家ユニオン
(社)落語芸術協会
公益財団法人江東区文化コミュニティ財団江東区深川江戸資料館



〜作曲にあたって〜  名田 綾子

「元禄花見踊りの主題による7つの変奏曲」
今回、落語と音楽のコラボレーションに参加させていただくことになり人生で初めて落語の世界に触れることができました。演芸場で生の落語を見て、クラシック音楽の演奏会とは一味違う自由で明るい雰囲気、会場が一体となってワッと笑う時の何とも言えない楽しさ、そして何より噺家さんたちのプロフェッショナルな話芸・・・。その時その瞬間の面白さと、同時にものすごい緊張感!すっかり魅了されてしまいました。
落語には「出囃子」があるということも知りました。噺家さんのいわば専用のイメージソング。夢丸師匠の出囃子は「元禄花見踊り」の一節。普段寄席では三味線や太鼓などの和楽器で演奏され、とっても素敵な雰囲気があります。
この元禄花見踊りのメロディーを元にして、クラシックの音楽形式のひとつである「変奏曲」なんて作ってみたら面白いんじゃない?という、かるーい冗談から始まり、いつの間にか本当にやる運びになり・・・(笑)、さてさてどうしよう!?思いっきり「和」のテイストの曲を、クラシックの「洋」の楽器と形式で・・・・。でも、これも落語の世界とクラシック音楽の世界のコラボレーション。しかも絶対に他にはないはず!どうせやるなら元禄花見踊りのメロディーが日本から世界へ飛び出すような面白い曲にできないかな?そうして完成した変奏曲。
花見踊りのメロディーが、リズムを変え、調を変え、拍子を変え、テンポを変え、えっ!そんなとこまで行っちゃうの!?というところまで自由気ままに旅をしていきます。突拍子もないところまで行ってしまっても、なぜか聴こえてくるメロディーは花見踊り。でもなんか違う!?・・・皆さまにも一緒に変奏の旅を楽しんでいただけたら嬉しいです。

落語×音楽コラボレーション「かがみ」
寄席で夢丸師匠の「かがみ」というお噺を聞かせていただき、ぜひこの題材で曲を書きたい!と思いました。痛快でありながらほろりとさせられ、時代は違いますが主人公が嫁入り前の女の子、ということでなんとなく親近感が湧き(笑)、世界に入り込んでしまいました。
コラボレーションするにあたり「落語」と「音楽」をどのように両立するかメンバーで話し合う中で、お噺の前に「かがみ」の世界を音楽だけで表現する組曲をやったらどうか?というひらめきが生まれました。まずは物語の中に出てくる登場人物それぞれのテーマ曲を聴いていただいてお客様に自由なイメージ作りをしていただき、そのあと音楽と共に落語を聴いていただいてイメージが完結する、という新しい試みです。お美代、おとっつぁん、辰っつぁん、新吉、おっかさん、そして「この世で見たこともないきれいな化け物」とは一体・・・?さあ、「かがみ」の世界へようこそ!

【高山正樹による報告】

深川江戸資料館のホールは2階にあります。そのロビーから、ガラス越しに展示室の江戸の町並みが見下ろせます。
ガラス越しに見る展示室
土曜日なのに、資料館に来るお客さんは疎ら。

今年のテーマは“鏡”です。去年の“夢”ほどには表立ったテーマではありません。もしかすると、僕だけの隠しテーマかな。異質な他者という鏡に自らの姿を写してみると、いったいどんな姿が見えるくるのだろう。去年の夢が形になる瞬間、立ち現れるのは美しい女性なのか、はたまた手に負えない化け物なのか。

舞台では、すでに幕が上がり、夢丸師匠の「辰巳の辻占」が始まっています。
僕は楽屋前の通路で、僕自身を鏡に写して撮影してみました。
楽屋前の通路
遠くて、なーんにもわかんねえや。

去年は場末のいかがわしいキャバレーの支配人風を装ったのですが、今日は新設音楽大学のいかがわしい准教授でいこうと、さっき決めました。
新設音楽大学のいかがわしい准教授風の高山正樹
鏡の向こうとこちらで分裂しています。出演者とプロデューサー。もうひとつ会社の代表という厄介な立場もあるのだけれど、それは今日一日忘れることにしました。

第一部が終わって。
おなじみの楠定憲氏と調律師の新井吉一氏です。
楠定憲氏と新井吉一氏

縁の下で支えてくれたお二人です。今年も楠さんには舞台監督を頼みました。感謝。

【新井さんの証言】
「いい企画だね。とてもおもしろい。」
「辛口の新井さんにそう言ってもらえるのはうれしいですなあ」
「落語が」
「またそれだよ」
「いやいや、音楽がすばらしい」

いよいよ第二部。
大島純と楠定憲
夢は少しでも形になったのだろうか。やればやるほど、困難な挑戦をしているのだと不安になります。
本番中
本番については、僕の口から語ることは控えましょう。言ってはいけない立場のような気もするし。

そして終演後。
まずは奏楽舎の面々での記念撮影。
大島純と菅野恵子と名田綾子と桃原健一
左から大島純、菅野恵子、名田綾子、桃原健一。
去年の顔と見比べてみようと思ったのですが、去年は集合しての記念撮影はしなかったらしい。ともかく、笑顔で良かった。

続いて、夢丸師匠を交えて、スタッフも一緒に集合写真。
東京奏楽舎の集合写真
撮影してくださったのはお弟子さんの朝夢さんです。
三笑亭朝夢さん

新井吉一さん

あらためてピアノの調律の新井さん。
調律は大変だったようです。音程が下がっていたらしい。資料館の担当者はそのこと知っていらっしゃるのでしょうか。

渡邉禎史さんと大島純くん
それから、今回は音響を渡邉禎史さんにお願いしました。

特に効果音があるわけではありません。夢丸師匠の声を拾っていただくという目立たないお仕事。でも、我々の出し物にとってはとても重要な役割です。それを見事にを担ってくださいました。まさに縁の下の力持ちです。ありがとうございました。
ちなみに、渡邉さんは奏楽舎初代作曲者の内田くんの先輩でした。どっきりびっくり大島くん。


【大田区文化の森ホール松坂さんの証言】
松坂さんと宮本一路氏
「文化会館の時は、少し落語が聞きにくいという感じもあったのですが、これなら誰もが喜んでくれます」
確かに。でも上野の東京文化会館の音響は会館のスタッフの方にやっていただいたのですが、基本的に上野は音楽専用のホールの老舗、言葉を聞かせることについては考慮されていないのです。それでなかなか難しかった。

僕の友人からメールが届きました。
【Yusuke氏の証言】
「ジャンプしたね。去年のはどうも音楽と落語が邪魔し合ってる感じだったんだが、今年のはすごく良くなったな。登場人物のテーマ曲ってアイディアで音楽と落語が繋がったし、お前の解説と夢丸さんの曲紹介もうまく連動したね。チェロのハイトーンとオーボエがハモるとあんなになるんだということにも感心したし、そんなことはどうでも良いほど名田さんの曲がすごく良かった。
映画音楽やらせたら面白いことになる気がする。彼女には面白い映画監督を取っ捕まえてティム・バートンとダニー・エルフマンみたいな黄金コンビをつくってもらいたいね。名田音楽なくして××の映画は成立せずみたいなさ」

アンケートもたくさん書いていただきました。今年は高山正樹の司会を褒めてくださるものは一通もありませんでした。役者高山正樹がどう思っているかは分かりませんが、プロデューサー高山正樹は喜んでいます。この企画において、司会がよかったなどという批評は決して喜ばしいものではないのですから。司会があくまで縁の下の力持ちになれたのだとしたら、大正解です。

またアンケートをくださらなかった方の声なき声を想像することも必要なことです。
やはり、まだ落語が聞きにくいというご意見が全くなかったというわけではありません。言葉が聞きにくかったか、あるいは特にそうは感じなかったか、落語を聞きたい方と音楽を聴きたい方で大きく意見の分かれるところです。また、落語目当てのお客様にはお年寄りが多い。特に男性のお年寄りは、低音の男性の声が聞き取りにくいといいます。全ての方に100%満足いただけるものは不可能でしょうが、ちょっとした気配りでまだまだ変わるかもしれない、そのことも忘れてはいけないと考えています。

もうひとつ、資料館でチケットを買われた方から、窓口の対応について痛烈な批判のアンケートがあったということも、申し添えておきたいと思います。資料館の方々が、これをお読みくださることを願って止みません。

最後に……
【資料館前のおみやげやさんのたかはしさんの証言】
たかはしさんアップ
「今回は近所の人たちもけっこう来てたね。前も来たし、この公演にはいつも来るって言ってた人もいたよ。うちじゃああんまり協力できなかったけど、ごめんなあ。続けなきゃねえ。そのうち追っかけができるんだよ。そのうち火が付くことがあるんだよ。頑張ってよ」
「でもさあ、資料館がねえ」
「そうだろう、お役所はダメさ。でも、やっぱり続けなきゃあ」
「おじさんありがとう」
「また、来年なあ」

今日は土曜日。それなのに資料館通りの人通りはとっても少なかったらしい。そういう現実を、資料館の人たちは分かってるのかなあ。落語とクラシックのコラボにあわせた企画を考える、そういう発想はないのだろうか。この町を活性化するために。それがまた資料館に人を呼ぶことにもなるのに……

官僚とは、やらない理由を生み出す天才だと、テレビで言ってました。これって、官僚や役人に限ったことではないのですが。

打ち上げを終えて。
東京奏楽舎、打ち上げ終了後のスナップ写真
(劇団あとむの大女優が撮影してくれました!)
菅野さんはお子さんの元へ。それでもかなり遅くまでお付き合いくださいました。大島君も明日は広島だというのに最後まで。また、集まりましょう。なんとしても。やらない理由はありません。

最後に、ご来場くださった皆様に、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
次の記事へ

tag: 名田綾子  駒場28  渡邉禎史  東京奏楽舎  三笑亭夢丸 

エコルマホールのリハーサル室で【場末のキャバレーの支配人が復活?】

狛江のエコルマホールのリハーサル室で、三笑亭夢丸with東京奏楽舎、深川江戸資料館公演の合わせ。

三笑亭夢丸師匠です。
三笑亭夢丸

東京奏楽舎の面々と……

リハーサル室のピアノ。
菅野恵子さんと狛江エコルマホールリハーサル室のピアノ

今日はお弟子さんの三笑亭夢吉さん(右)もお出でになりました。
大島純と桃原健一と三笑亭夢吉
昭和58年生まれの二ツ目さんです。若いなあ。
 ⇒三笑亭夢吉さんのブログ

音響の渡邉禎史さん(真ん中での男性)も来てくださいました。
合わせが終わって

いい曲に仕上がってきました。本番を聴いてくださればいいわけで、今とりたててご報告することはないのですが……私ごとではございますが、場末のキャバレーの怪しい支配人風の司会者に、また変奏、じゃない変装することになるかもしれません。
鏡に映った高山正樹
(※右の椅子に座っている後姿が作曲の名田綾子さんです。)
カメラを持つ手の爪が伸びている。実は僕、クラシックギターを弾くのです。え?左手の爪が伸びているのはおかしいって? いいんです。これ「鏡」ですから。

いわゆるクラシックという範疇の音楽、夢丸さんの言葉を借りるなら洋楽。その洋楽を落語という鏡に映してみる。反対に落語を洋楽という鏡に映してみる。そうすると何が見えてくるのか、何が聞こえてくるのか、その手助けをすること。でもそんな難しいこと、できるのかなあ。
 ⇒場末のキャバレーの支配人風の司会(2009/5/20)を動画で見る

本番まで、もう一週間を切りました。

続きを読む

tag: 渡邉禎史  三笑亭夢丸  東京奏楽舎 

秋なのに、なんだか騒がしい

朝食はM.A.P.プラントで育てたゴーヤー。
ゴーヤーのスライス
自分で言うのもなんだが、なかなか味が濃くて美味い。
それから沖縄産のもずく。
もずく
あとは納豆。なかなか健康的。

わがM.A.P.プラントは、もうすっかり秋の様相。
黄色くなったゴーヤーの葉 黄色くなったゴーヤーの葉その2

新しい雌花は見当たらないが、ゴーヤーたちは頑張っている。
26日の身体測定(右の小さな画像)と比較してみましょ。
ゴーヤー1 26日のゴーヤー1
ゴーヤー2 26日のゴーヤー2
ゴーヤー3 26日のゴーヤー3
ゴーヤー4 26日のゴーヤー4
ゴーヤー5 26日のゴーヤー5
ゴーヤー6 26日のゴーヤー6
大きくなっているのかどうか、微妙な感じですなあ。

そして新たにみつけたチビ。
ゴーヤー7はチビゴーヤー
最初のゴーヤーから見る
しあさってのゴーヤーへ

今日は“FMつやま”の「山猫合奏団 東京ニャイト倶楽部」第4回のためのナレーション録音をしました。その音声データを、編集担当の大島純君が取りに来ました。

事務所にはたくさんの人たち。
事務所の人たち
どこかで見たお顔も……
どこかで見たお顔

高山正樹は、昨日の記事を書きました。
 ⇒経堂散策の記(9/29)
  29日の画像


奥の部屋では山猫合奏団専属カメラマンに就任した白石准が、なにやら作業をしています。
奥の部屋の白石准
ああそうだ。白石カメラマンは、昨日、喜多見の花屋さんの姫リンゴを撮影したようです。
 ⇒http://juninho.blog16.fc2.com…

秋なのに、なんだかザワザワしています。

山猫合奏団でも、ツイッターを始めてみました。
(2015/3/11に貼り付け)

【高山正樹が自分のアカウントで呟いたこと……】
20:43
たった今やってる日テレの番組。「敵役」を「てきやく」とナレーターが読んだ。たくさんのタレントも出ている。クボジュンとかいう元NHKのアナウンサーもいる。だーれも気づかずにスルーして放映。最低。

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“六千人の命のビザ”初日(とりあえず画像を何枚か先行アップ)

(2015/3/11に貼り付け)


喫煙室に佇む音響の渡邉禎史さん null null null null null

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