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沖縄の秋(沖縄通信no.5)

【沖縄通信 No.5】(担当:金城史彦)

このところ、沖縄の空の青さがすこぶる気持ちイイ。

とりあえず、外に出かけずにはいられない。
「カタブイ」はたま〜にあるけれど、空を占める青い色の面積がとても広くて思わず見上げてしまいたくなる。
そうそう、「カタブイ」とは一部の地域でスコール的な雨が降るコトを言いますね、日本語ではなかなかニュアンスが伝わらないウチナーグチ。日本語風に書くとすれば「片降り」という感じでしょうか。 それでもなんだかチョット違う。

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朝晩もだいぶ過ごし易くなってきました。沖縄のかすかな秋到来。写真の黄色っぽい葉っぱは桜の葉。コレを沖縄の黄葉(紅葉?)だと言うヒトもいるようです。


そういえば、月桃(げっとう、ウチナーグチではサンニン)の実も鮮やかなオレンジに色づき始めた。
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これも沖縄の秋かな?

昼間はまだまだ暑いけど、ゆっくり季節が動いてます。
(9月30日投稿)
[subcate.沖縄通信]

tag: 沖縄の自然  うちなーぐち  金城史彦  月桃 

隣人を愛するということ(6月の沖縄13)

金曜日の夜に続いて、今日もまた生活の柄へ。
生活の柄の入口

ちょっとまじめな感じでしょ。
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そうなんです。まじめに語り合っているのです。

今日は、サンパレス球陽館の木佐木さんと、一杯やりましょうとお約束していたのですが、そこにみんなが合流してくれました。
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「最近の沖縄のホテル、すごく安いと思いませんか?安くしないと、お客さんが来ないんです。」
確かに、ちょくちょく沖縄へ来なければならない私たちにとっては、安いホテルが多いのは、とっても嬉しいことだったのですが、問題は、そう単純ではないらしい……。
「ホテルで沖縄の地のものをお客様に提供したい、でも、そういうものは、とっても値段が高くて使えないんです。」
いいものなら高く売れる、そんなふうに考えていたのだけれど、そういうものが高いのは、それだけ手がかかっているからであって、決して作り手が潤っているわけではないのです。ただ、苦労に見合った値段というだけのこと、でも、そうしたものを手に入れることができるのが、内地のお金持ちだけなのだとしたら……。
それが、沖縄のもの作りを担う人たちの望んでいることなのでしょうか。

null null 井上真喜ちゃん null

誰もが皆、自分の経験からでしか考えられないのかもしれません。でも、隣にいる人の語る言葉を、あたかも自分が経験したことのように耳を傾けることならば、きっと出来るはずです。

そうだよね玉城さん。肝ぐりさの本当の意味を、どうかもう一度、教えてください。

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栄町の夜は更けゆく……
電気は煌々と点いていますが…
お店はもうやってません…

旅の続きへ

tag: 井上真喜  金城史彦  西岡美幸  栄町  玉城郁恵  沖縄の旅_2009年6月  沖縄工芸  沖縄の呑食処.生活の柄 

比嘉光龍(6月の沖縄12)

夕方の5時ごろ、比嘉光龍さんから電話が入った。
「今、ラジオ沖縄の本番が終ったところです。ココの一階を使わせてもらえることになったので、ココで待っていましょうね」
おっと、6時半にお会いする予定で動いていたので、ともかく大急ぎで恩名村から那覇へ向かいました。金城君と合流して、ラジオ沖縄に到着したら、「結局6時半だね」と、大きな声とおおきな笑顔の比嘉光龍さんが迎えてくれました。

初めてぃやーさゐ!
それとも
初めてぃ拝(をぅが)なびら
光龍さん、こういう場合、どちらが正しいの?
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ちょっとデカ過ぎますか?
でも、色々な意味で存在感はまさにこんな感じ。

那覇へ(なふぁかい)向かって、ラジオ沖縄に(らじおおきなわんかい)到着して…、という感じでしょうか。
この「〜かい」「〜んかい」、それに「〜なかい」については、日本語の「〜へ」と「〜に」とともに、現在さらに研究中、東京に戻ったらゆっくりとここで研究発表したいと思っています。
関連記事(6月6日の沖縄語を話す会のこと)を読む

「比嘉光龍」という名前を初めて聞いたのは、儀間進さんのお話からでした。うちなーぐちについて、いったいどんな方々にご指導をお願いしたらいいのかご相談した時に、儀間さんから出てきたお名前なのです。
儀間さんから光龍さんのことを聞いた日の記事を読む

光龍さんにお会いできることになったのは、金城史彦くんのお陰、金城君のお知り合いの親川志奈子さんが光龍さんをよくご存知で、それでご紹介いただいたのです。ふたりに感謝。
親川志奈子さんに会った日の記事を読む

今日のことは、“おきなわおーでぃおぶっく”のオフィシャルブログでも記事にしましたので、必ずお読みくださいね。
http://ameblo.jp/okinawaaudiobook…

比嘉光龍さんから頂いた名刺には「ふぃじゃ ばいろん」とルビが振られていました。
肩書きは「唄三線者」。
比嘉光龍さんについて、慌てて書くことはしません。ひとつひとつ、私たちも考え、理解したうえで、見極めたうえで書きたいと考えています。

とりあえず、今日は会ったということと、もしかすると、これから何かしら相談することになるかもしれないという報告。

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あ、それからもうひとつ、比嘉光龍さんは“沖縄語を話す会”の國吉眞正さん船津好明さんもよく知っていて、尊敬もしているらしいことが分かって、ふ~んと思ったことを申し添えておきたいと思います。
(問題は表記ということなのかな…)

tag: 比嘉光龍  金城史彦  うちなーぐち  おきなわおーでぃおぶっく  沖縄の旅_2009年6月  別ブログへ 

12日の26時(6月の沖縄6)

国際通りを歩いていたら、本物と思われる島バナナに遭遇。
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ずんぐりむっくり。これだ!
偽物らしき島バナナの記事を読む。

黄色くなったのをバラ売りしてた。
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隣にはサトウキビが。
へえ、最近はちゃんと袋に入って売ってるんだね。

島バナナを3本150円で購入。
今日はまだ食べちゃダメ。明日まで待つこと。

バナナをポケットに入れて、“生活の柄”に向かいます。
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西岡美幸さん、玉城さん、金城君、乾杯!
2時間後、宇夫方路さんは稽古へ。入れ替わって、長池朋子さんが合流。
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お開きは深夜25:00過ぎ。
宿まで長池さんに送ってもらって26:00。
今朝、起きてから、既に22時間が経過……

tag: 長池朋子  西岡美幸  玉城郁恵  沖縄の呑食処.生活の柄  島バナナ  沖縄の旅_2009年6月  金城史彦  国際通り 

北村三郎さん(6月の沖縄3)【運玉義留(ウンタマギルー)】

今年の2月5日、金城君と待ち合わせたのと同じ場所で、今日も同じく金城君を待ちました。
2月5日と同じ場所で、空を撮影してみました。
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2月5日の空を見る
2月には無かった葉っぱがたくさん。

そしてこんな実もついていました。
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これ、何の木なんだろう。金城君、教えて。

はたして、私たちM.A.P.の「沖縄」という樹木にも、あれからいくつか実がついたのでしょうか。青く硬い実であるにしても。

車で、日航那覇グランドキャッスルへ向かいました。1973年に開業した首里の老舗のホテルです。
日航という名前は残っていますが、2007年に外資系の会社に売却され、今は別会社が運営しているようです。
今回の旅のテーマのひとつは、もしかするとホテルかな…。

一階のラウンジには、北村三郎さんがもうすでに来ていらっしゃいました。
ああ、また沖縄の「オジイ」(失礼)をお待たせてしてしまいました。申し訳ありません。沖縄全部が沖縄タイムだなんて、やっぱり間違っています。
関連記事を読む

北村三郎さんについては“おきなわおーでぃおぶっく”のオフィシャルブログに書きました。どうぞそちらをご覧くださいませ。
http://ameblo.jp/okinawaaudiobook…

ホテルの方にお願いして、記念撮影です。
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「ウンタマギルー」という映画をご存知ですか。1989年の映画、小林薫主演、監督は高嶺剛。その映画に、北村三郎さんは安里親方役で御出演されています。そればかりではなく、「方言指導」もなさっていたはずです。また「ウンタマギルー」は字幕スーパー付きの映画で、多分その翻訳も担当されていたのではないでしょうか。
この映画には、他にもたくさんの沖縄の芸能関係者が出演しています。間好子、平良トミ、玉城満、照屋林助、大宜味小太郎、藤木勇人、嘉手刈林昌。聞き覚えのある方だけでもこんなにたくさん。これからもっともっと沖縄と深く関わるようになれば、テロップで流れる方々のうち、さらにたくさんのお名前を知ることになるかもしれません。

北村三郎さん曰く、「僕も出てたけどね、あの映画はさっぱり訳がわからなかった」
シュールで好きな映画だったのですが、なんだか我々の青臭さを、たしなめられたような気もしたのでした。

Wikipediaの「ウンタマギルー」の項には、沖縄県西原町に伝わる民話「運玉義留」という記述がありますが(2009年6月時点)、1983年に沖縄タイムスから刊行された沖縄大百科事典では、船越義彰氏が、運玉義留は「沖縄芝居で有名な義賊」で、「あくまで明治以後発達した商業演劇の創作で、歴史上、運玉義留のモデルらしき人物はみあたらない」と書いています。
私たちにどちらの記述が正しいのかを判断する能力はありませんが、みんながWikipediaの記述の印象から判断して、「運玉義留」のことをインターネットに書き込むようになると、いつしか「運玉義留」は古くからの伝説であるということになってしまうのかなあと、ちょっと心配になりました。

「インターネットの情報とは」、そのことが、今回の旅の、ふたつ目のテーマかもしれません。
私たちも、こうして世界に情報を発信している限り、気をつけなければいけないのだと、あらためて襟を正しています。

私たちの記事においても、シーサーの歴史についての記述に誤りがあったことを発見し、直ちに修正をしました。
あたかも単体のシーサーが、もともとの沖縄土着の信仰であるかのような説明をしてしまったのですが、それは間違いでした。ここで謹んでお詫びを申し上げます。
修正した記事はこちら

また、修正した記事に対して、さらにここで補足の説明を掲載しておきたいと思います。
(『沖縄大百科事典』「シーサー」大城精徳氏による記述から)
「魔除けの獅子像のこと。(中略)獅子像を魔除けまたは守護神として用いる習俗は遠くオリエントにその源を発し、B.C.2世紀ごろ西域をへて中国に入り、中国―琉球の交流がさかんになった14,5世紀ごろ沖縄にもたらされたものと考えられる。(中略)明治以降瓦葺き建築がさかんになるにつれ、屋根に獅子像を据える習慣が一般に浸透していった。(中略)獅子像を据える形式には二通りあり、一つは開口・閉口の形態をもって対で据える形式で、城門や寺社の門に多く、いま一つは屋根獅子のように単躯のものである。」

今後は、十分注意をしていきたいと思っていますが、もし正確さを欠いた記述にお気づきならば、是非ともご連絡、コメントなどを頂きたいと思っています。よろしくお願いいたします。

【おまけ】
書斎で見つけた“ウンタマギルー”
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テレビ放映を録画したCDと、新里堅進さんの漫画。

旅の続きへ

tag: モモタマナ  沖縄大百科事典  金城史彦  北村三郎  沖縄の旅_2009年6月  シーサー  うちなぁぐちフィーリング  別ブログへ 

本番当日だって忙しいのです!

おきなわ堂へ。
M.A.P.の扱う“OKINAWA100シリーズ”
新しいものが出たようです。
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今回は「昼ごはん夜ごはん」及び「ラーメン」を入荷、近日中にM.A.P.で販売開始です。

カフェ・SMOOTHギャラリーへ。
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那覇バスターミナルから国際通りへ入って20秒の右側。
4月8日から開催されている“April GARDEN 5+1”展です。

目覚めた金城君が紅型を出品しているのです。
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5月2日までやってますので、ぜひ覗いてみてください。

そして本番…

ごみ箱の前でポーズ

もうちょっといい撮影場所なかったのかしらん。
でも、いったい何の本番?

【追記】
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“浜うりて語ら”を踊りました。

tag: 宇夫方路踊る  100シリーズ  おきなわ堂  紅型  金城史彦  琉球舞踊  沖縄の旅_2009年4月 

いぎみてぃぐま展(沖縄通信no.3)

【沖縄通信 No.3】(担当:金城)

大宜味村の『第6回いぎみてぃぐま展』へ足を運びました。「いぎみ」とは「大宜味」、「てぃぐま」とは「手仕事」とか「手先が器用」といった意味です。
大宜味村WEBSITE
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大宜味村の手仕事と言えば、よく知られているのは喜如嘉の「芭蕉布」なんですが、村にはその他にも「ヤチムン」「和紙」「染色」「木工」「漆工」等々、様々なモノづくりをされている方々がいらっしゃいます。このイベントはそんなモノづくりをされてる方々の成果と、村でつくられた産品・文化を発信する場となっています。

会場となる大宜味村農村環境改善センターで、モノづくりの成果を展示即売。入口前では「陶芸玉城」の玉城望さんがろくろの実演をされてました。
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イベントのもう一つの見ものがアヤメ科の「オクラレルカ」(別名アイリス)。この辺りは水田が広がっていて、「オクラレルカ」が栽培されています。なんでも葉や切花が生け花に利用されるんだそうです。青紫色がとてもキレイです。

農村環境改善センターから「オクラレルカ」の水田へと向かいます。途中、おなじみの芭蕉畑。芭蕉には主に糸芭蕉・実芭蕉・花芭蕉と3つの種類があり、糸芭蕉は幹から採れる繊維が芭蕉布や芭蕉紙の原材料になり、実芭蕉からはバナナの実が、花芭蕉はキレイな花がといった感じでそれぞれ異なる特徴があります。
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糸芭蕉

実芭蕉(バナナ)

花芭蕉

月桃(ゲットウ)も栽培されてました。旧暦12月8日のムーチーの行事でお餅を独特の香りのある葉で包むコトでおなじみですが、花も艶っぽくてとてもキレイです。ウチナーグチでは「サンニン」と言います。
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月桃の花(サンニン)

さらに歩くとアグーやヤギの姿も観られます。
アグー

ヤギ

小川にはシロサギが。
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10分程歩いて「オクラレルカ」の水田に到着しました。青紫色の花がよく映える沖縄の田園風景です。
青紫色の花

「オクラレルカ」の水田

村の繁栄を願いつつ、ずっと変わって欲しくない風景だという勝手な思いが沸き起こってきます。どの場所にも言えるコトかもしれませんが「開発と環境保全」を両立させる発展は無いものでしょうか。

那覇へ帰る途中、枝振りがおもしろいデイゴの樹に出会いました。
枝振りがおもしろいデイゴの樹

沖縄ではデイゴの咲き具合で台風の襲来を占うコトがあります。水不足も心配され始めている時期です。様々な被害をもたらすと同時に、恵みの雨ももたらす台風。さて、今年の台風襲来はどんな感じなんでしょうか。
デイゴの花

続きを読む

tag: デイゴ  大宜味村  金城史彦  沖縄の自然  壺屋焼  玉城望  芭蕉  島バナナ  月桃  オクラレルカ 

ノロエステ鉄道のジャケットデザイン決定

今月28日発売予定のノロエステ鉄道。そのジャケットデザインが決定しました。

ノロエステ鉄道のジャケットデザイン

絵・題字はおなじみの宇夫方隆士さんです。

ちなみに、「おばちゃん」が作ってくれたTシャツのデザインも隆士さん。
紺色のLサイズを送ったら、大変お喜びとのこと、でもやっぱりおなかが大きくて入らなかったんだって。
沖縄で世話になってる方々に差し上げたいとのことで、間もなく隆士様よりご注文が入りそうです。
おばちゃん、LLサイズはありますか?


金城君は最近ものづくりに没頭しているらしく、インターネットの世界に顔を出さなくなった。
白石准は、空から音楽の神が降りてくると、全くブログを更新しなくなる。
宇夫方隆士氏は、ハナっからパソコンなんか持っちゃいない。
ヤンバルでやちむん焼いてる玉城さん御夫妻もしかり。

アーティストたるもの、それが正しい生き方なのかも。

というわけで、ブログランキングのボタンを、いちいち貼りつけるのを、本日をもって、もうやめることにしました。
(だって、うちのお客さんたち、ちっともクリックしてくれないんだもの。)

最後のクリック、よろしくお願いします!
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でも、サイドバーの地味なボタンは残しておきますので、これって未練でしょうか。
いえいえ、再度下の記事をお読み頂きまして、お客様を呼ぶために、是非サイドバーの地味ボタンクリック、お願いいたします。
 ⇒http://lince.jp/hito…
(※新ブログに移行してサイドバーのボタンも廃止しました。2012/5/5)

tag: 知り合い  宇夫方隆士  ノロエステ鉄道  白石准  金城史彦 

またもや宇夫方路の沖縄報告その13(最終日)

16:00、琉球新報。

7:00、沖縄タイムス。
そこで受付の山田早希さん(左から2番目)を囲んで記念撮影。
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(山田さんの右から玉城さん、金城君、そして宇夫方隆士、父です。)

国際通りで買い物。
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キーストーンというお店。金城君お勧め。
いってみればM.A.P.のライバル。でも私たちは正直に、いいものならばライバルだってなんだって紹介していきます。
だから、当ブログを、今後とも御贔屓に!

わたくし宇夫方路は、18:00より稽古。

これをもちまして、今回の「またもや宇夫方路の沖縄報告」は終了です。ご愛読、ありがとうございました。

沖縄報告その1から読む

tag: 琉球舞踊  キーストーン  琉球新報  沖縄の旅_2009年3月  国際通り  沖縄タイムス  山田早希  玉城郁恵  金城史彦  宇夫方隆士 

またもや宇夫方路の沖縄報告その12(壺屋周辺)

壺屋焼物博物館のそばにある“にしのみや(北の宮)のうがんじょ(拝む処)”
北の宮
「北の宮」と書いて「にしのみや」と読むのです。

それから“フェーヌガマ(南窯)”
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沖縄の東西南北は難しい。
登り窯なのです。
フェーヌガマ
今は使われていません。というか使えません。修復は可能なのですが、煙害でご近所に迷惑がかかるからダメみたいなのです。でも煙害って、どういう害なんだろう。まさか有害物質が出るとか、そういうこともあるんでしょうか。それとも単なる匂いとか、洗濯物が干せないとか、それだけのことなのかなあ。

ダイオキシンが言われだしてから、東京あたりでは、もうすっかり焚き火が見られなくなってしまいました。もちろんビニールなんかを燃やしちゃいけないけど、落ち葉だけ燃やしていても文句を言う人たちがいます。今の子どもたちは、落ち葉を焼くあの焚き火の匂い、きっと知らないんだろうなあ。焚き火の煙の匂いがついた布団で寝るのも、なかなかいいもんだったんだけど。
「あーたろうか あたろうよー」
ところで、落ち葉のない、あったかい沖縄にも、焚き火の習慣はあったのでしょうか。

理科の教科書に、風速30メートルで瓦が飛ぶと書いてあったけど、沖縄の瓦は飛びません。
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カシャ!
null シーサーとマヤー
「ねーこは こたつで まるくなる」
そんな猫、沖縄にいるのかしら。

tag: 赤瓦  北の宮  沖縄の旅_2009年3月  南窯  シーサー    金城史彦