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胃痛とPCその2

結局24時間待ってもPCの状況は変わらず。PC屋へ。

「なんか手があるの?強制終了するしかないんじゃないの」
「そうですねえ」

なんじゃそりゃ。だったら昨日の早い段階で自分で強制終了しているよ、何か手がありそうなことを言うから持って来たのに!ということを、やんわり伝えた。

「強制終了した後に、不具合が出る場合もあるので…」
「不具合出てから持って来るんでよかったんじゃない?」
「そうですねえ…」

お陰で昨夜はゆっくりできました、とさ。

結果、強制終了して問題なし。ところが再起動したら、アップデートの続きが始まった。
「まだ、だいぶ時間がかかる感じがしますね」
「あっそ…」
そのままPCをお店に預けて、アップデート終わったら電話してもらうことにして、いったん事務所に戻ることにした。

胃痛もまだ治らない。

そんな時、ある方から「クローズの情報提供」としてDMが届く。
一昨日の調布の狸こと小野寺とおるのハナシといい、これといい、語れないことばかり。最近そういう裏話が集まってくる。穴掘って大様の耳はロバの耳!と叫んでみたいのだが、できないのでそのかわり、Twitterという小さな穴にむかって呟いてみた。その呟きを、一部伏字にしてここにコピペしてみる。ブログではそれが精一杯。

JA●●の「恥部」…なのかどうか。 表の、知ったかぶりたちの、「反原発」を卑しめたいがためだけの「評論」。その時、裏に届いたDM、教えられた「恥部」の、その本質は何なのか…

頂いたDMに、この話は公になる予定はあるのかどうか?と返信してみた。その答えについてはノーコメント。

tag: 311 

“原発対話の会”前日の予習「トリチウム」のこと

明日は「原発対話の会」である。トリチウムの勉強会である。難しすぎるのか、マニアックすぎるのか、こんなこと勉強しても何にもならないと思われているのか、総選挙前の喧騒の所為か、はたまたもはや原発問題について考えることにみんな疲れたのか、ちっとも人数が集まらない。
でも続けるしかない。それが、責任というものだろう。
 ⇒告知記事「徹底的にトリチウムを考える」

《7月14日共同通信記事》
東電、トリチウム水は海に放出へ
川村会長が明言、漁業者ら反対

東京電力福島第1原発で高濃度汚染水を浄化した後に残る放射性物質を含んだ処理水を巡り、同社の川村隆会長が13日までに報道各社のインタビューで「(東電として)判断はもうしている」と述べ、海に放出する方針を明言した。処理水はトリチウムを含み、第1原発敷地内のタンクに大量に保管されているが、風評被害を懸念する地元の漁業関係者らが海への放出に反対している。
東電の経営トップが公式の場で海洋放出に言及するのは初めて。トリチウム水については、有識者による政府の小委員会が現在、海洋放出を含めた処分方法を絞り込む議論を続けており、川村氏の発言は波紋を広げそうだ。


それについて吉川宏彰君がFacebookに次のように投稿した。
「現場がどれだけ理解を求めようと、次の未来のために海洋放出という選択を地域で暮らす方と本当に悩みながら進めていることを知ってる身の上としては、丁寧な発言を考えて欲しいと思います。こういった発言からは反発しか生みません。東京電力HDはトップを外部から力を借りていますが、その発言は政治家と同義で一言一言が問われ続けます。未来のための協働として、東京電力も地域も本当に話し合える対話環境づくりを昨年から進めています。(中略、しかし)こうしたニュース一発で元の木阿弥、水泡に帰すです。」

それに対して、僕は次のようなコメントをした。

吉川君の言いたいことはよく理解しているが、それでも残る違和感がある。

第一に、トリチウムの危険性について「ほぼない」(少なくとも致し方のないレベル)という大前提であること。この吉川君の投稿に共感する多くの人が、トリチウムの危険を言う「はんげんぱつ」の人たちを「放射脳」だといって見下している。吉川君はそんなこと一言も言っていないのに、である。
ネットには、水と同じ振る舞いをするトリチウムの危険を警告する多くの言説が散見する。それに対して僕は、全てデマのレベルだと規定してしまうことがどうしてもできない。それは僕に知識が足りないということなのかもしれない。しかしながら、気にするなという方々は、果たしてこの僕よりも多くの知識を持っているのだろうか。
原発事故前から、原発周辺の環境を調べて、殆ど世間から顧みられない状況でも、生態系の変化などをずっと報告し、原発から出る排水の危険性を指摘し続けている方がいることも知っている。もしも本当に、トリチウムが危険でないというなら、まずそのことを丁寧に説明することから始めなければならないはず。しかしながら、吉川君を含め、残念ながらそれが十分なされているとは、僕には思えないのである。

もうひとつ。
世界に繋がる海にトリチウムを放流することについて、福島に住む人たちと、日本政府、あるいは日本の人々だけでの共感で決めていいのだろうか、その「内向き」な在り方に疑問を感じるのである。
もちろん、原発事故から遠い世界の人々は、その知見においてかなり貧弱であり、勝手であり、それこそ「風評」の如きモノだけでワイワイ騒ぐ、そういうモノであることも分かっている。別の問題、外国の不手際に関しては、日本人も同様だろう。しかしながら、それが世界の日本を見る目であり、それによって世界は日本を判断するのである。まさに政治家が最も気にかける「国益」は、そうした「いい加減な」目によって損なわれるのである。だからこそ、まずはきちんと説明すること、そこは吉川君も言っているわけだが、さらに加えて世界をも意識して、世界を納得させるように説明しなければいけないのだと僕は思う。世界の「環境を思う良心」にも届く発信をする努力を、不断に重ねていかなければならないのだ。そのためには、「大前提」を常に疑い続けることも重要なのだと思うのである。

少し話は変わるが、喜多見にある「電力中央研究所」、そのサイトでは、例えば「閾値なし」について、放射線業務管理において有効な概念なのであって(それだけのことなのであって、ということらしい)、それをもって環境について何らかを言うべきではないというような、最近の(?)ICRPの見解を紹介しているようだ。
こんな僕でも、一度に被曝するのと、同じ放射線量を長期にわたって少しずつ受けるのとでは、遺伝子の修復という現象があるのだから、人体に与える影響は全く違うのではないかと思っていた。つまり「閾値あり」ということも十分ありうるのではないか、と。でもそれは、僕が放射線の勉強を始めるにあたってテキストとしたゴフマンの「人間と放射線」(澤田哲生氏は古いと言ったが)、その地道なデータ処理から得られた結論とは違うものである。ゴフマンは「閾値なし」と結論付ける。

今まで、電研の方々をはじめ、実際に話を伺って信頼できると思った方たち全てに共通して言えることは、様々な危険性について、「ない」とか、「気にする必要はない」などと断言される方はひとりとしていなかったということ。吉川君しかり、越智小枝さんしかり、あの(笑)半谷輝己さんしかりなのである。厳密にいえば「わからない」としか言いようがない。そこから先、どういう選択をするかは、科学的な知見とは基本別の要素が必要なのだと僕は思っている。だから早く哲学の領域に踏み込みこみたい、多くの人々が原発について考えることに疲れて(もうそうなっているのかもしれないが)、現状の考えで思考を固定してしまう前に、と密かに思っているのである。

徹底的にトリチウムの勉強をしたくなってきた。


《以下、原発対話の会のメンバーとのやり取り》
S氏:厳密にいえば「わからない」、その代り、ざっくりと言えば「わかってることも多い」のです。放射性物質のリスクは数値化できます。トリチウムのリスクは、数ある放射性物質の中でも、特に低い。これが「わかってること」です。安易に「わかった」とは言えないのは、その数値をどう評価するかという点です。つまり、「安心していいか」ということ。
高山:ざっくりと言えば「わかってることも多い」、しかしその先が問題です。何が分かっているのか。その丁寧な説明のないことを問題にしています。さらにそれを説明する時、分かっていないことを隠すような発信はNGだということです。
S氏:民衆の側に「わかっている」ことを知ろうという意欲が足りないと、丁寧な説明も心に届きませんからね。こうした勉強会を通じて、知りたいという欲求を喚起していけたらと思います。
高山:でも、「安全」を喧伝する前提での勉強会には疑問を感じます。そうしたものをやる気は起こりません。
S氏:安全も危険も、安心も不安も、「喧伝」するのは間違いですね。


澤田哲生氏:高山さんは、1Fの現地を見学された際にサブドレン(地下水汲み上げ)装置をご覧になって、その説明を受けられたと思います。下記にあるように、トリチウムに関するWHOの飲用水ガイドラインは10000Bq/lです。サブドレン水の管理目標は1500Bq/l。
http://www.tepco.co.jp/decommision/planaction/monitoring/index-j.html
また、このページには〝浄化して水質を確認した上で海に排水するサブドレン他水処理施設を2015年9月より運用開始しました。〟と記載されています。サブドレン水と炉心部の地下から回収してアルプスなどでトリチウムを除く62核種を除去したいわゆる〝汚染水〟の間にある本質的な差異は何なのでしょうね。つまり度し難い何者かが横たわっている。そこに高山さんのいう哲学の出番がある!?


Y氏:1.トリチウムは自然界に存在します。原発がなくても地球上に太古からありました。原発による放出量とその比率はどんなものでしょうか。
2.1Fで観測されるトリチウムは多くが原発由来かと思います。その量はどれくらい?半減期12.3年なので現在はある程度は減っているはず。またトリチウムの生成には中性子が必要で、つまりは核分裂が起きていなければならない。現状は核分裂は停止しているのでトリチウムの総量は確定(推定可能としておいた方が良いか)しているはず。
3.トリチウムによる被ばく量は原発事故前からある程度はあったはず。この事故による放出されたトリチウムによる追加被ばく量はどれくらい?
安全か危険かを問う前に前提としてこれくらいはみんなが確認しておくべきではないでしょうか。


《参考》
「トリチウムの排出基準が 1,500Bq/Lなのはどうしてか」
 ⇒https://togetter.com/li/1083147

高山:リッターあたり~bqという排出基準ではなくて、海に排出される総量で考えるとどうなるんでしょう。というか、総量で考えるべきなんではないですかねえ。事故前、原発から排出されていたトリチウムの総量と比較して今はどうなのか。
(事故直後、汚染水を希釈して海に流す、あれって、やはりどう考えてもペテンだとしか思えなかった。総量は一緒でしょと)
さらに一歩進んで、地球規模で汚染される状況を考えなければならない。そのへんが哲学の入口かな。
と、そういえば、トリチウムなんて大したことはない、もっともっと重大な影響を及ぼしている化学物質はいっぱいあるという話になる。もちろんその通りなのですが、といって、それを理由に、だからトリチウムぐらい気にするなって話にもならないはずで。いずれにしても、じゃあ総量は?ということですかね。
ああ、なんだかうすっぺらな自然環境絶対主義者みたいなこと言ってるボク、ちょっと自己嫌悪ですが、しかし総量を語らず基準値とやらだけで安全を喧伝する政権発表について、突っ込みを入れたくなるわけです。


Y氏:直接の安全だけなら濃度でもいいかもしれません。環境中のトリチウム濃度に関しては学生時代から話題になっていましたが、たぶん一般には知られていないのでしょうね。

澤田哲生氏:総量なのか濃度なのかーーートリチウムの総量は局所的(<ー空間的・時間的、1F周辺)では増えているんでしょうねえ。トリチウムというのは核燃料(放射線源)と冷却水との関係性の中で埋めれてきますので、通常運転時の原子炉ではじわじわと発生しているものが、事故によって溶けた核燃料によって両者の関係性がドバーッと一気に進んでしまった。しかし高山さんがこだわっている総量ということでいえば、この地球にあるトリチウムを含む放射線源の総量、また地球は宇宙の一部で宇宙線という線源(これによって大気中でトリチウムが作られている)つまり宇宙の線源の総量も気になるところですねえ。

S氏:地球上に存在する自然由来のトリチウムは96京ベクレル。福島第一の原子炉だと、一基あたり毎年20兆ベクレルずつ蓄積するそうです。
《参考》
「原発きほん知識 >トリチウム(水素-3、3H)」
 ⇒http://www.cnic.jp/knowledge/2116

S氏:トリチウムについて考えると、放射性物質の問題は放射能、即ちベクレルだけで測れないと言うことを痛切に感じます。トリチウムから出る放射線は、セシウム137に比べると、100分の1くらいのエネルギーしかないんですよね。しかし、規制の基準はベクレル、即ち1秒に何発の放射線がでるか、なので。
高山:それについては、例えばプルトニウムや内部被曝に関しては別の方向として作用するわけですよね。だからこそSvがあるはずなのだけれど、変換の過程の係数に任意的な要素がありすぎて…
S氏:そうした数値に関しては、明確な矛盾でも出てこない限り、既存のものに従うしかありません。さもないと、「懐疑の暗黒面」に堕ちてしまいます。
高山: いえ、先日のSvの勉強会を企画しての結論です。


《7月23日》「原発対話の会」Vol.19
東京電力復興本社前代表の石崎芳行氏を迎えて
この時に、トリチウムについて石崎氏に質問をした。
※トリチウムだけ残った「処理水」を海に放出することについては、いまだ漁協の皆さんに納得してもらえていないとのことだった。

そのあと、僕がTwitterで呟いた関連ツイートを、ここに転載する。
「1F規模の原発が一年の通常運転で放出するトリチウムは20兆ベクレル。すぐ東電の技術者はスマホで調べている。それに対して自然環境に存在するトリチウムは100京ベクレル、ボクはその少なさに驚いたと問うた。すると彼はむしろ20兆と比較して十分に多いと思うと見解を述べた。しかし…」
「日本の原発50基が全て稼働すれば、一年間で1000兆ベクレルを放出することになる。それは自然界に存在するトリチウムの総量の1/1000、それは問題のない量だと言えるのか。徹底的にトリチウムを勉強して、もう一度、東電に問うてみる。あくまでも対話。納得できる回答があればそれでいい」
「その時、この件について問題としたのは、~bq/リットルという濃度で安全性を語る東電に対し、放出される量で説明されなければいけないのではないか、ということだった。結局、その場には原子力規制庁、原発研究者、東電の技術者、といった多くの専門家がいたのだが…」
「…僕を含めて、総量を説明出来る人は誰もいなかった。しかし、たとえ~兆だろうが~京だろうが、数値が分かったとして、それだけで安全性云々など全く評価できないということ。トリチウムの勉強会が待ち遠しい」


そのツイートを読んだ方が、次のTweetを紹介してくださった。

《10月1日のブログ》
「原発を詩的に語るには時期尚早だという個人的な思い」
 ⇒http://mapafter5.blog.fc2.com/blog-entry-3057.html

《10月4日》
今は「対話の会」から抜けられたが、度々会に参加してくださっている須貝さんが、事前にトリチウムについて調べられたことを送ってくださった。全てはネットから拾ったデータとのことだが、ここに転載させていただく。


【トリチウムについて調べたこと】
  1. トリチウム(三重水素:トリチウム:tritium、記号:3H または T)は、質量数が3、すなわち原子核が陽子1つと中性子2つから構成される水素の放射性同位体。水素より重い(陽子:1、電子:1、に対して、陽子:1、中性子:2、電子:1)
  2. 普通の水素とは物理的性質が異なる
  3. 同位体の化学的性質は最外殻電子の数によって決まるので、三重水素の化学的性質は水素と同一、化学的には水とトリチウム水を分離することは困難。物理的な同位体効果を利用した分離技術が確立されており、トリチウム含有水の蒸留や電気分解、ガス拡散法、ガス遠心分離法、同位体交換法など、ラニウムを濃縮するのと同じプロセスなどで、何十段階も繰り返していくとトリチウムだけを取り出すことは可能。しかしそれには莫大な費用がかかる。
  4. 大気中においては、トリチウム水蒸気 (HTO)、トリチウム水素 (HT) および炭化トリチウム (CH3T) の3つの化学形で、それぞれ水蒸気、水素、炭化水素として混在。
  5. 海水のトリチウム濃度は、通常は数Bq/Lより少ない
    半減期:12.32 年
  6. トリチウムは宇宙線と大気との反応により地球全体で年間約72[PBq](7.2京ベクレル、7.2 X 10^16)ほど天然に生成される。
  7. 過去の核実験により環境中に大量に放出され未だに残っているトリチウム(フォールアウトトリチウム)+ 原子力発電所または核燃料再処理施設などの原子炉関連施設から大気圏や海洋へ計画放出されたトリチウム(施設起源トリチウム)
  8. 高純度の液体トリチウムは核融合反応のD-T反応を起こす上で必須の燃料 =>水爆
  9. トリチウムは最も毒性の少ない放射性核種の1つと考えられ、生物影響の面からは従来比較的軽視されてきた。体内濃縮がないとされてきた。
  10. トリチウムを大量に取扱う製造の技術者ではあるものの、内部被曝による致死例が2例報告されている。また、英国食品基準庁の指針に従い、1997年より10年間、毎年調査をし続けた結果では、海水が5~50Bq/Lであったのに対し、ヒラメは4,000~50,000Bq/kg、二枚貝イガイは2,000~40,000Bq/kgの濃縮が認められ、濃縮率の平均値はそれぞれ3,000倍と2,300倍であった。魚の体内で濃縮されていた。
  11. 規制基準:トリチウム水については、周辺監視区域外の水中の濃度が60[Bq/cm3](=6×10^4[Bq/L]) を超えてはならないと定められている。トリチウムには海産生物による濃縮効果がないと考えられている。そのため、他の核種の100倍を越える量が海洋に放出されている。
  12. 一般的な原子力発電所では年間約1.0~2.0×10^12[Bq](1~2兆ベクレル)ほどトリチウム水を海洋に放出している。福島第一、六カ所村は(注)参照
  13. トリチウムはベータ線を出して→ヘリウム3に変わる。中性子が1個→陽子に変わって陽子が2つになり、陽子2個と中性子1個のヘリウム3になる。
  14. トリチウムの放射線のエネルギーは小さく、0.0186MeV(百万エレクトロンボルト:食品用ラップでも防げるレベル)のエネルギーを持つベータ線で、体内では0.01㎜ほどしか飛ばない。 しかし、エネルギーが低いベータ線の特徴はエネルギーの高いベータ線より相互作用が強く、電離の密度が10倍ほどにもなる。
  15. トリチウムは原爆爆発での高温・高圧を利用して水素を核融合する水素爆弾に使われることで有名。このときは水爆の爆弾の中でリチウムに中性子を当ててトリチウムを作る。
  16. 事故前から全国各地の原発はトリチウムを海に放出していたが、福島第一原子力発電所の1~6号機だけの1年間の(2009年度)海洋放出 (2×10^12:2兆ベクレル)。この数字と比べると、タンクに貯められているトリチウムの総量(800兆ベクレル)は約400倍(=400年分)にも上る。
  17. 日本のトリチウムの水中放出の濃度限度は、1リットル当たり6万ベクレル(6 X10^4)。逆にいえば1リットル当たり6万ベクレル未満に薄めてしまえば堂々と海洋放出できる。
  18. 2009年度、日本の54基の原子力発電所全体ではどうかと言うとトリチウムを392兆1千億ベクレル(3.921 × 10^18)放出
  19. 「地層注入」「海洋放出」「水蒸気放出」「水素放出」「地下埋設」の5つの選択肢
  20. 希釈後海洋放出がもっとも処理コストが少ない:調査から設計、建設、処分、監視までのトータルコストは「18億~34億円」で済む
  • (注)
    実用発電用原子炉施設からの年度別トリチウム水放出量(単位:[Bq])

    東京電力(株)福島第一原子力発電所
    2007年 1.4×10^12
    2008年 1.6×10^12
    2009年 2.0×10^12
    2010年 -

    東京電力(株)福島第二原子力発電所
    2007年 7.3×10^11
    2008年 5.0×10^11
    2009年 9.8×10^11
    2010年 1.6×10^12

核燃料の再処理施設からの年度別トリチウム水放出量
(単位:[Bq])
六カ所村(2003年度 年間トリチウム放出量)
(気体:大気中へ)1,900 兆 = 1.9 x 10^15 
(液体:海洋へ)1京8000兆=1.8x10^16
http://www.jnfl.co.jp/…/busi…/monitoring/periodic/discharge/

六カ所村(2017年度 年間トリチウム放出量)
(気体:大気中へ)   
管理目標値 = 1.9×10^14
月(7月)  = 2.6×10^9
(液体:海洋へ)
管理目標値 =1.8×10^16
月(7月)  =7.4×10^9

福島第一原発 タンク内のトリチウム
「トリチウム水タスクフォース」は2016年4月19日、約1000基のタンクに保管

2013年12月時点での汚染水のトリチウムの総量は8×10^14(=800兆ベクレル)。
これは原発事故前に東電が保安規定で定めていた年間の放出管理基準値(2.2×10^13=22兆ベクレル)の40倍近い。



そして…
次週の「原発対話の会」Vol.21の講師、篠原美陽子さんからFBにコメントと、僕のやり取り。
篠原美陽子さん:今はトリチウムとは言わなくなりました。
多核種除去設備等処理取り扱い検討委員となりました。

※そして紹介して下さったサイト…
「多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会(第1回)‐配付資料」
 ⇒http://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/osensuitaisaku…
高山:「今はトリチウムとは言わなくなりました」とは、どういうことなのでしょうか。ご説明いただけるとありがたいのですが。まさかトリチウムを「多核種除去設備等処理水」というようになったとか?
篠原美陽子さん:トリチウムだけの"放出問題"ではなくなったというのが正しい説明でしょうか。
多の核種を除去設備等をした、処理水をどうしていくのか、、、という議論の段階(=汚染水用タンクをもう増やせない)なので、せっかく佐々木さんを講師に呼ぶようなので、トリチウムだけのお話ではもったいないと思いました。現段階での現場の問題での議論が必要だと思います。URLから資料や議事録が読めますので、事前に学習していく人がいるといいかなとおもい、コメントさせて頂きました。
高山:当然、処理水をどうするのかという問題が残っているということは理解しています。それは、また石崎氏をお呼びした時の課題でもあると思っています。また、佐々木氏も今回二度目、それで終わりというワケでもありません。
今回の前提として、トリチウム以外は全て除去することが可能で、海に流そうとしているのは、トリチウム以外の核種は全て除去された水であるという前提の上で、まずそのトリチウムを勉強しようという趣旨です。ひとつ確認したいのは、今海に流そうとしている「処理水」は、実はトリチウム以外の核種も含まれているということなのでしょうか。
すいません。教えて頂いたサイトの資料を精読すれば分かるのかもしれませんが、なかなかその時間が捻出できません。ご教授いただければと思います。
篠原美陽子さん:そこを佐々木様に確認して、議論を進めてください。私は放射性物質は確認して、気にしているだろうけれど、冷却に使った化学物質はないのだろうかetcと気になり、第5回目の検討委員を傍聴にいきました。でも、それまでの資料を読み込んでいなくて、これって何の議論?っていう所謂、風評被害対策会議になっていました。前提としてお話を聞いてしまうと、固定観念が出てしまいがちです。私自身がそうでしたので
高山:なるほど。大変よく分かりました。まず、その点を、化学物質を含めて確認してから話を始めたいと思います。もし佐々木さんが分からなければ(きっとお分かりにならないような気もしますが)、その場合は石崎氏の会でも確認したいと思います。されにそれでも疑問が残れば、次の手を考えます。ありがとうございました。
篠原美陽子さん:電中研の顧問も見逃している点であり、石崎さんが理工学的な視点をお持ちではないので、本当に放出される前に是非議論して頂きたいです。


と言っても、残念ながら議論するほどの力はなく、資料を読む時間もないのだが。
明日の佐々木氏と議論が出来たとしても、きっと東電には届かない。篠原さんの次は東電の福島復興担当顧問である石崎氏がやってくるわけだが、さて、その先の東電の上層部に届くのかどうか、純粋に福島の人たちのことを、そして海で繋がる全世界の人々のことを、考えてくれるのかどうか。
少なくとも僕は、目を曇らせず、耳を澄ませたいと思う。

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長瀨隆「トリウム原子炉革命」


以下『トリウム原子炉革命』より抜粋・要約
※順次追加していきます。
「(米ソ冷戦の時代)軍と軍需産業が多大の発言力を行使してきた。すなわち核弾頭の製造に多量のプルトニウムが必要だったので、商業用原子炉の製造にあたって、天然ウラン(を燃料とする原子炉)が選ばれ、プルトニウムを極めて微量にしか産せず安全なトリウム(原子炉)が忌避された」

「トリウム熔融塩炉の開発研究は、その実験炉段階での未曾有の成功にもかかわらず、既得権益を獲得していた政産軍複合体の圧力により、陰謀的に予算を停止され、挫折せしめられた」

「1979年にスリーマイル島原発で事故が発生し、この結果米国では原発の新設が停止になったのに対し、日本ではラッシュ状態になり、ついに2011年の3.11を迎えたわけである。トリウム溶融塩炉が採用されていたならば、起こらなかった事故であった」

「(日本でも)1981年、トリウム・エネルギー学術委員会が発足する。これに呼応して会員108名の自民党トリウム利用推進議員懇話会が発足する。経団連会長の土光敏夫も動く。しかしこれらすべては中曽根政権によって潰された。米国の産軍複合体と同じように、中曽根はプルトニウムをもたらさないトリウムを嫌ったのである」

「原子力ムラ=体制は多少は変化してきていて、2013年5月、吉岡律夫と木下幹康が原子力委員会に呼ばれて報告し、それが資料として採用された。しかし安倍内閣のもとで『もんじゅ』の続行は決定され、トリウム熔融塩炉が採用される可能性は無い」

「(対立する反・脱原発と推進・擁護の双方とも原発をウランを燃料とする原発だと)それ以外にはないと認識していることにおいて一致共通している」

「(日本で早くからトリウム熔融塩炉に強い関心をもち、生涯一筋に研究し、福島原発事故の年に84歳で亡くなった理学博士古川和男は、反原発派が)ウラン原発を否定することには賛成するが、エネルギー問題の解決を再生可能な自然エネルギー(だけ)に求めたり、ライフスタイルの転換(節約)に求めることには同意しないのである。(中略)したがって古川和男の理想の実現のためには、これら反・脱派の『改宗』もまた望まれ、差し当たって対話を目指し、『プルトニウム消滅!―脱原発の新思考』の著者である森中定治は(中略)シンポジウム(※僕が参加した2014年4月12日の催し)を主催、反・脱派の論客小出裕章を招いた」
「小出は『トリウムに夢をかけようとする人もいるがそれも誤りである』と述べ、一切の核分裂によるエネルギー取得に反対した」
※著者の長瀨隆氏は、続けて「不勉強も甚だしい」と言うのだが、どこがどう不勉強なのか、残念ながらきちんと説明されていないと僕には思える。

tag: 泉龍寺  木下幹康  溶融塩炉  311 

シンポジウム「次世代にどのような社会を贈るのか?」に関するツイートと…

gajumui

【一昨日呟いた今日のこと】

@TokikoKato 12日のシンポジウム「次世代にどのような社会を贈るのか?」への参加申し込みをしました。すると森中定治さんから、「まだ申し込みが少なく 心当たりがあれば,お誘いあるいはご案内頂ければ」という返信が来ました。 http://t.co/zP2AmC6NkA
04-10 00:21

4月12日 ミニシンポジウム「次世代にどのような社会を贈るのか?」13時半から 会場 立教大学 (池袋) 主催 日本生物地理学会 @TokikoKato http://t.co/dIiPIp870L
04-10 00:52

生物学的知見無しの僕に語る資格などありません。ただ、科学者はあまりにも無邪気であり、庶民の善意はあまりにも貧弱で惨たらしく、それらを陰で操り、まったく別の目的に利用する何者かの存在を想像しています。原発もまた然りだと。
04-10 12:06

【そして今日】
小出さんの講演

おときさんが帰った後の後半、たくさんの方々が登壇され、さらに厚みのある実に有意義な会になりました。反原発の人たちだけで集って「そうだそうだ」やってるだけでは新たな気づきはないと。 @TokikoKato 私も行きます。 @nazenikebukuro 今日小出さんが立教大で講演…
04-12 21:23

@TokikoKato はい!できれば例の日に・・・
04-12 21:28

【追伸 次の日呟いたこと】

昨日の日本生物地理学会主催のシンポジウム「次世代にどのような社会を贈るのか?」、いくつか備忘録として残しておく。小出裕章氏、もう「そうだそうだ」といような会合に出るつもりはない、敵地ならば出向くと。
04-13 15:22

百田尚樹の「永遠の0」について森中定治氏。若者が命を懸ければ感動的に決まっている。涙も出る。しかし違うのだ。「永遠の0」の若者たちは、人を殺すために命を懸けた。しかし本来人間は、相手が敵であろうが味方であろうが、人の命を生かすために自らの命を懸けるべきなのだ。 @gajumui
04-13 15:32

「丸腰で敵陣に乗り込み、敵の大将と一晩飲み明かす、もしかすると殺されてしまうかもしれない、それはそれで仕方ない、その覚悟にしか、この世界を変える活路はない」… 僕はその時、シャモとチャランケしに行って殺されたアイヌのシャクシャインを想起していた。 @gajumui
04-13 15:39

須永昌博氏がスウェーデンの話を紹介する。日本よりはるかに安全を重視した原発。3.11にも全く影響されることなく続ける原発。成熟した民主主義を言う。日本人は多数決の意味を軽んじていると。強い違和感。数の力で迫害されてきた「先住民」のこと、氏の視野にあるのか否か。 @gajumui
04-13 15:52

山脇直司氏。「規制委員会は安全かどうかを決めるのではなく、基準に見合っているかどうかを判断するだけ。政府は安全か危険かではなく、規制委員会の判断に従うだけ。いったい誰か安全だと言っている者はいるのか。誰もいないではないか!」それで稼働?日本は狂気に満ちている。 @gajumui
04-13 21:50

このところ、単純に反原発を主張しない立場の人たちを探し出すようにして会い、そしてその話に耳を傾けてきた。その中でひとつわかったことがある。今の日本の政府や電力会社に、原発をコントロールする能力はないということ。この見解は、あの御用学者と呼ばれる澤田哲夫氏でさえ同じであった。
04-13 21:58

近日中に告知出来ると思うが、来月、元東電社員のY氏を喜多見の事務所に招いて話を聞く会を催す。そのあとの懇親会に、澤田哲夫氏も参加することになった。氏にもまた、敵陣にやってこようとする意志を感じる。腹を割って、酒を飲むしかないのである。だから、楽しみなのである。 @gajumui
04-13 22:06

再び、日本生物地理学会主催のシンポジウム「次世代にどのような社会を贈るのか?」の備忘メモ。原発推進派だけの集会や反原発論者だけの集会に出ても何もならない。また単純な推進50人対単純な反原発50人が対決する会も参加するに値しない。対話にしか、活路はないのである。 @gajumui
04-13 22:12

そしてそれは、哲学の場でなければならないのである。 @gajumui
04-13 22:13



【さらに4年後に呟いたこと】


【この日購入した本】
プルトニウム消滅

森中定治『プルトニウム消滅!』より
「"熔融塩原子炉"という工学・技術は、ウラン・プルトニウムを用いる軽水炉を廃棄する道であり、同時にまた世界を平和に導く道であり、どうにもならない劣化ウランや核廃棄物の袋小路から人間を救い出す福音的な可能性を秘めています。そしてこの熔融塩炉以外に、これを成就できる現実的な方法は、今のところありません」

※さらに、この日の小出裕章氏の「トリウム熔融塩路」の可能性を否定する講演の動画を見つけたので、それをここに貼り付け、いつ削除されてしまうか分からないので、トリウム熔融塩炉の部分(38分くらいから)だけだが、文字起こしもしておく。


今日これから森中さんはトリウム熔融塩炉の話をしてくださいます。あんまり細かい議論をする時間はないはずですけれども、「それを作ってプルトニウムを消そう」という提案を森中さんもしてるし、関係している学者の方々もこの会場に今日は来ています。

しかし、長い原子力の歴史をたどってきて、なんで今の原子力発電所、軽水炉が生き延びてきたかといえば、もちろん理由があるのです。
原子力というのは、ウランの核分裂反応を利用して、エネルギーを取り出すわけですが、天然にあって核分裂をする物質というのは、ウランの235以外には無いのです。そしてそれを使ったってエネルギーにならないということは、わたし先ほど聞いていただいたわけだけれども、でもそれしかないからとにかくそれを使おうとやってきた。そして出てくる熱を水を使って冷やそうとしてきました。水というのはこの世界にある最高の冷却材です。もともと核分裂する性能のものがある。そして最高の冷却材である水というものを組み合わせて軽水炉というものができた。ようやくにして今日まで来たわけですけれども、でもその軽水炉さえ安全でもなければ経済的でもなく、生み出す毒物の始末さえわからないという、そういうものだったのです。

先ほど聞いていただいたように、役立たずの非核分裂性ウランを、プルトニウムに変えてエネルギー源にしようとした核燃料サイクルはもう破綻しています。そしてこれからトリウム熔融塩炉というのをやろうとしているわけですけれども、トリウムというのは一切核分裂性がありません。
もともと核分裂性でないものを核分裂性のウランというものに変えてそれをエネルギー源にしようとする試みなのですけれども、もともとプルトニウムの核燃料サイクルすらできなかったし、このサイクルもほとんど実現の見通しは私はないと思います。

そしてトリウムというものは、核兵器を作るのにはあまり適さない特性があるという議論もあるんですけれども、そんなものはほとんど意味がないです。
例えばテロリストが取っていくとかということを考えれば、それに対しては抵抗性があるかもしれませんが、国家というものが原子炉を作る限りは、そこでできてくるウラン233、要するに核分裂性ですけれども、それをどう扱うかは国家の意思によるのであって、それを核兵器にするということはもちろんできてしまうと私は思います。

さらに、プルトニウムを消したいと私も思うし、森中さんも今日その話をしてくださるのですけれども、でも、プルトニウムを消すというその目的だけに関しても、熔融塩炉、また要するに核分裂反応を利用して核分裂生成物を作りながら、一方のゴミを消すということに期待をするというのは、私は間違いだと思います。

tag: 加藤登紀子  小出裕章  木下幹康  溶融塩炉  311 

年末特別企画 「どうする原発?異なる意見で対話する会」の御案内

“喜多見と狛江の小さな映画祭+α”年末特別企画
「どうする原発?異なる意見で対話する会」
「異なる意見」といっても、白か黒かではなく、その間の灰色にはきっとグラデーションがあるはず。
「原発推進」か、「原発反対」か、「どっちかといえばどっちだけど」とか、「わたしまんなか」みたいな人たちみんなで語り合う会を「原発対話の会」と共同開催 します。

日時:12月21日(土)13時30分スタート
 ※会自体は3時間ほどを予定。終了後は会場で自由参加の交流会。
会場:M.A.P.
 狛江市岩戸北4-10-7-2F
 小田急線喜多見駅徒歩5分 島田歯科2階
   ⇒会場へのアクセス
会費:1,000円(※会場維持費・資料代・今後の運営費に充当)
  ※学割・無職割 500円(自己申告制)
定員:25名 ※従って、お早めにお申し込みください。
お問合せ:M.A.P. 03-3489-2246

こういう会は、なかなか「原発推進」寄りの方が参加してくださらなくて実現が難しいのですが、今回、原子推進寄りの方(原子力関連産業の方と、TVタックル等にも出演されている原子力関連の学者の方※12月16日現在)から参加表明を頂き、実現の運びとなりました。
【17日13時50分に追伸】
TVタックル等に出演された原子力関連の学者とは…
東京工業大学、原子炉工学研究所 助教 澤田哲生氏です。他の方々と区別なく、一参加者として、会費も当然いただきます。名前の公開についても、快く!許可を頂きました。
 ⇒WIKIPEDIA「澤田哲生」

MBSラジオ“たね蒔きジャーナル”2012.3.7
   ~東日本大震災から1年~
 『日本の原発どうする!?東西の専門家が本音で生トーク』小出裕章 vs 澤田哲生
  

【井上大輔さん(「原発対話の会」代表)のメッセージ】
原発について推進や反対など様々な意見をもった人が集まり、対話をする会です。多くの人にとってあまり話す機会のない、推進(容認)の立場からも、原子力関連の学者の方、原子力関連産業の方の来場が予定されています。 「お互い論破するのではなく、自分の考えはしっかり伝えつつ、異なる意見から学び合う」という趣旨に賛同される方はぜひご参加を!

《当日の進め方》
原発について、各々が思うメリットとデメリット(原発をやめることのメリットとデメリット)を挙げ、論点を全体的に出してから、当日議論するトピックを絞っていく、という進め方を考えています。

FBのイベントページに、原発を続けることのメリットとデメリットを書き込むコメント欄を設けました。ご自身がどちらの意見かに関わらず、ぜひ思いつく限りのメリットとデメリットを書き込んでください!当日は、この事前書き込みをもとに議論を進めていきます。
参加されない方の書き込みも歓迎!
 ●メリット記入欄→ https://www.facebook.com/events/137425…
 ●デメリット記入欄→ https://www.facebook.com/events/137425…

tag: 311    澤田哲生 

取り急ぎ「どうする原発?異なる意見で対話する会(仮)」のご案内

まだ仮称ですが…
「どうする原発?異なる意見で対話する会(仮)」
「異なる意見」といっても、白か黒かではなく、その間の灰色にはきっと(グラデュエーション
…と書くと間違いだと怒られる場合もあるので)グラデーションがあるはず。
「原発推進」か、「原発反対」か、「どっちかといえばどっちだけど」とか、「わたしまんなか」みたいな人たちみんなで語り合う会を開催します。

日時:12月21日(土)13時30分スタート
会場:M.A.P.

 狛江市岩戸北4-10-7-2F
 小田急線喜多見駅徒歩5分 島田歯科2階
   ⇒会場へのアクセス

【追伸】会費が決定しました!
会費:1,000円(会場維持費・資料代・今後の運営費に充当)
※学割・無職割 500円(自己申告制)

【追々伸】定員が決定しました!
定員:25名
※従って、お早めにお申し込みください。
お問合せ:M.A.P. 03-3489-2246

こういう会は、なかなか「原発推進」寄りの方が参加してくださらなくて実現が難しいのですが、今回、原子推進寄りの方から積極的な(?)参加表明を頂き、実現の運びとなりました。

【この会を企画した井上大輔さんのメッセージ】
原発について推進や反対など様々な意見をもった人が集まり、対話をする会です。多くの人にとってあまり話す機会のない、推進(容認)の立場からも、原子力関連の学者の方、原子力関連産業の方の来場が予定されています。 「お互い論破するのではなく、自分の考えはしっかり伝えつつ、異なる意見から学び合う」という趣旨に賛同される方はぜひご参加を!

これは 楽しみだ!

さらに何かご報告することがあった場合、追って発表いたします。

そして“喜多見と狛江の小さな映画祭+α”12月定例会の新しいチラシを作りました。
12月定例会のチラシ

tag: 311 

日本人は、一人ひとり責任もって日本国を監視しているのだろうか

《1月4日(金)》
2013年になって最初に測った事務所の外の空間線量…
18:10
0.06μSv/h(DoseRAE2)
13年1月4日の事務所外の線量
小数点第三位まで測れる正確な線量計が欲しい。

もしかすると、もう測る事にあまり意味はないのかもしれない。しかし、あの原発事故以来、文部科学省が計測し発表している福島県の放射性物質の降下物のデータを、僕はずっとチェックしているのだが、去年の暮れにまた数値の上昇傾向が見られた。
一番高かったのは12月19日で、その日降下したセシウム134が16mbq/km2、セシウム137が27mbq/km2であった。この数値は、東京の2011年の3月後半と同じくらいだし、また福島の計測可能となった3月の終わり頃の、降下物の少なめな日と大差がないのである。
(因みに、東京は、2011年8月6日にセシウムそれぞれ4.5と3.9を記録して以来、ずっとNDという発表である。)

また、プルトニウムやストロンチウムについては、未だ様々なことが言われている。

性懲りもなくオリンピックを東京で…
「ノーリスク」
国がそういうんだからそうなんだろうという能天気で無責任な市民たち。サッカーの予選は東北でやるらしい。

世界は、この東京をどう見ているのか。オリンピックに立候補する前に、世界の人々を納得させることができるような測定をしているのか、そのことを日本人一人ひとりが責任もって監視し検証しているのだろうか。もしそうでないとしたら、日本という国は、世界中の人々から最低な国のひとつだと見なされても仕方あるまい。

【この日呟いたこと】

gajumui

京都から帰ってきている娘に聞いた。去年の6月、タリバンとカルザイ政権の代表が同志社大学の神学館で同席し会議をしたらしい。驚くべきニュースだ。でも僕は知らなかった。6月はいつも会社の決算書提出期限前で悪戦苦闘。全てを知るなんてできないことはよく分かっているんだけどさあ。
01-04 20:58


例えば、大東亜戦争を肯定するような論調に加担する気は全くない。だが、今ならまだまだ日本を信頼し、尊敬してくれる友好国はたくさんあるだろう。そうした国々から愛想を尽かされる前に、まだ間に合う、間に合うはずだと思いたいのである。

ああ、それから…
オリンピックはトルコのイスタンブールも立候補する。
「イスラム教国で初の夏季オリンピック開催」
こっちの方が、ずっと世界の平和のためには意味のある事だと思うのだが、どうやら日本人は、自国の株価しか見えていないらしい。

《1月5日(土)》 になった…

経済、経済、経済、経済。遠き何処かの小さき者の命など芥の如く。お前も、またお前も、何故狂気の饗宴に歓喜するのか。商人たちは自分の屋敷に隠って、蝕まれていく地球を顧みることはない。だが間違いなく、屍は累々と積み重なっている。経済学者の言う「期待」とは 、悪魔の気紛れの別名である。
01-05 00:21


今日は“舞初め”僕は地謡をやるのである。もう寝なくちゃな…

tag: MAP事務所の線量  311 

リック・タナカを囲んで、みんなでエネルギーと食糧問題を考えよう!

当ブログ“M.A.P.after5"では既にお馴染みの…
リック・タナカ氏を喜多見のM.A.P.事務所に招いて話を聞こう
…という催しの日程を、年明け1月16日水曜日に決めました。
リックにテーマはどうするかと聞いたところ、「内容は、何でもいいですよ。『お話会』って形で、適当に流れていくのがいいかなって気がします。いかがでしょう。話題は原発、エネルギーと食糧問題(特に化石燃料のピーク)、パーマカルチャーからエストニア独立革命まで、なんでもござれ」というメールが帰って来た。
エストニア独立革命も興味がないわけではないが、まあ今回は…
エネルギーと食糧問題を中心に始めてみよう。そうなれば原発を語らないわけにはいかないし、またそれによってパーマカルチャーの輪郭も見えてくるでしょう。

下記記事も併せてお読みください。
 ⇒川崎でリック・タナカがエネルギーの話をした…


大きな地図で見る
会費は資料代・会場維持費などを含め、おひとりさま1,000円でやります。
さて、どのくらいの方に集まっていただけるのか、皆さんの反響を見ながら、昼にするか、夜にするか、2回やるか、はたまたブッ通しで続けるか、とも思っていましたが、やっぱり決めとかないと皆さん集まりにくい。そこで…
14:00~19:00~のダブルヘッダーに決めました。途中入場も早退も、昼夜通しも1,000円で可。
(※当初一回目を15:00としていましたが14:00からに変更しました。午後2時からです!)
皆様、是非来てください。夜はそのまま飲み会へ突入!

お問い合わせは、M.A.P.まで。03-3489-2246

というわけで、リック・タナカのプロフィールと、今までの「お話会」に寄せられた感想を掲載しておきます。これ読んだだけで、もうお腹いっぱいなんて言わないでくださいね!

【リック・タナカ】
リック・タナカの横顔1980年、林立する原発に嫌気がさして離日。
シドニーに漂着後、音楽マネージャーなどを手がける傍ら、オーストラリアABCでラジオ番組の製作にも携わる。 13年間続いた『ニッピィ・ロック・ショップ』は放送が終了してから20年後も語り継がれる伝説の人気番組だった。日本の原発へも、番組の取材であちこちでかけた。彼の製作した東京大空襲を扱う番組は世界で最も権威ある伊RAIの大賞(ラジオドキュメンタリーのグラミー)を取る。
97年、シドニーでの都会暮らしから足を洗い、郊外で楽農生活を始める。その過程でパーマカルチャーの創始者、デビッド・ホルムグレンに出会い、04年の訪日ツアーでツアマネ、通訳を務める。
07年にはオーストラリア初の環境難民(国連未認定)として大陸の東南にある島に引越し、南緯46度にある人口300人の村はずれで牛や羊や鶴を飼い、野菜を作り、薪を割る生活をしながら、地域社会の構築、執筆やメディア活動を続けていた。
一時帰国していた日本で3.11に遭遇。原発やエネルギー問題に詳しいことから、あちこちで講演をしたり、ずるずると鴨川自然王国に居候し、農作業を手伝い、加藤登紀子をおっかけたりしながら執筆などメディア活動を続けている。
基本的には「地球がうち」だが、好きなフットボール・チームの試合見たさに南半球へ近々戻り、ホルムグレンのところでパーマカルチャーの修行を続ける予定。

主な著書
(日本語単著)
『おもしろ大陸オーストラリア コアラの経済学から宇宙基地まで』知恵の森文庫(2000/09)
『オーストラリア楽農パラダイス』東京書籍(2003/12)
『人工社会―エコビレッジを訪ね歩いて』幻冬舎(2006/03)

(日本語 訳書・共訳書、英訳本については割愛)
『日本軍捕虜収容所の日々 オーストラリア兵士たちの証言』(1995/08)
  ハンク・ネルソン 筑摩書房
『ピーク・オイル・パニック 迫る石油危機と代替エネルギーの可能性』(2006/09)
  ジェレミー・レゲット 益岡賢らとの共訳 作品社
『未来のシナリオ ピークオイル・温暖化の時代とパーマカルチャー』(2010/12)
  デビッド・ホルムグレン 農山漁村文化協会
『パーマカルチャー 農的暮らしを実現するための12の原理』(2012/11)
  デビッド・ホルムグレン著、共訳 コモンズ

(英語共著)
“Higher Than Heaven: Japan, War and Everything”by Tony Barrell, Rick Tanaka
“Okinawa Dreams”by Tony Barrell, Rick Tanaka

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tag: リック・タナカ  311 

幻の映画「ひろしま」が60年の時を超え狛江で上映!

“狛江良い映画を観る会”というのがあるのをご存知ですか。M.A.P.とは、私たちが西山正啓監督の「恨ハンを解いて、浄土を生きる」の上映会を企画した時からのお付き合いです。
先日の「主権在民 フクシマから東海村へ」上映会の時にも、宣伝などのご協力を頂きました。

その“狛江良い映画を観る会”主催の映画会が間もなく開催されますので御案内いたします。

上映作品は…
ひろしま ~1945年8月6日、原子雲の下の真実・愛~
監督:関川秀雄
監督補:小林大平
助監督:熊井啓
出演:岡田英次、月丘夢路、神田隆、加藤嘉、山田五十鈴、他

映画「ひろしま」のポスター  ←クリックすると大きくなります。

会場:狛江エコルマホール(小田急線狛江駅北口スグ)
日時:10月12日(金)
 昼 開場13:30 開演14:00 夜 開場18:00 開演18:30
料金:大学生以上1,000円、高校・中学生600円
  (※前売は100円引き、小学生以下は無料)
映画・チケットに関するお問合せ:エコルマホール(03)3430-4106
(※M.A.P.でも前売券をお預かりしています。)

※講演あり:映画「ひろしま」について
 小林一平(小林大平氏の御子息:狛江市在住)
 熊井明子(熊井啓監督夫人)

※映画の概略解説などは……
 ⇒ひろしま 1945年8月6日、原子雲の下の真実 - goo 映画
小生、役者という商売柄、岡田英次、加藤嘉の往年の演技を見られるというだけでも価値ありではありますが……。

この映画は終戦から8年後の1953年に、広島市民の全面的な協力のもと、約8万8,500人がエキストラ出演して完成しました。実際に原爆を体験した方も多くいらっしゃったそうです。そして1955年のベルリン国際映画祭において長編映画賞を受賞しました。にもかかわらず、日本で全国公開されることはありませんでした。それが「幻の作品」といわれる所以です。
なぜ全国公開されなかったのか、描写がリアル過ぎて大手の映画配給会社が配給を嫌がったとか、反米色が強いという理由で一部カットを要求されたがそれを断ったとか、ネットで調べると色々出てきます。

この映画「ひろしま」は、お隣の調布市でも上映されます。“ちょうふどっとこむ”という地域情報発信サイトで見つけた「ひろしま」の紹介文は、次のように結ばれています。
「被爆国ニッポンは、すべての核を否定すべきであった。唯一の被爆国だというのに、私たちは、核の恐ろしさをもっと大きな声で訴えてこなかったのか・・・。原爆も核開発に他ならない。」
また調布市の上映会では映像による講演、肥田舜太郎氏ビデオ出演による「原発と内部被曝」があります。

さて狛江市ですが、新市長の高橋都彦氏がこの映画会にメッセージを寄せられたようで、それが下記ブログで紹介されています。
 ⇒http://blogs.yahoo.co.jp/pepe_le_moco_0123/61522550.html
「(前略)核軍縮、廃絶へと世界の潮流が強まっている一方で、核実験や核開発を進める国があるのも現実です。このような状況で、わが国は(中略)核兵器のない世界の実現のために、大きな役割をはたさなければいけません。狛江市は昭和57年に『狛江市平和都市宣言」を採択し、『こまえ平和フェスタ』などの事業を通じて、核兵器完全禁止・軍縮。全世界の非核武装化にむけて努めているところです。今回、映画『ひろしま』の上映によって、広く市民が核兵器の恐ろしさや命の尊さを感じ、平和について考える良い機会となることを願っております。」

なんとも古めかしい典型的な核兵器反対の文章ですが、基本的に異論はありまん。しかし反面、狛江新市長は、基本的に脱原発には賛同するが「脱原発を目指す首長会議」には参加を見合わせるという。また、「原発の再稼働をやめ、原発からの撤退、再生可能エネルギーへの転換を求める意見書」は狛江の市議会において賛成少数で否決されました。

原発を維持する理由が、核兵器開発のためであるという言説について、高橋市長はどのように考えているのか、伺ってみたいものです。原発と核の関係が、永田町において恥ずかしげもなく明白になった今でも、狛江の市長は、やはり旧態依然、そんな話はありえないと言い張るしかないのでしょうか。それが国政から遠く離れた市の、文字通り明日の市民の利益だけで物事を考える小さな市の首長の政治的限界なのでしょうか。
(因みに、調布市も狛江市も、市も教育委員会も「後援」に名前を連ねています。まあ「後援」というのは、ポスターやチラシや案内に名前出してもいいよという許可だけなんですけどね。)

原爆投下から僅か8年で、「広島」ではなく「ひろしま」を受け入れた市民の方々の心情に思いを馳せ、その映画が60年経った今、人々の数限りない今日と明日と、たくさんの関係者の死をも越えて再公開されることの意味を、僕はひたすらに考えています。



それにしても狛江市長選挙で惜しくも負けた田辺さん、数年後の市長戦のために奔走していらっしゃるのでしょうか、それとも待ちきれず、都議会にでも立候補されるのでしょうか、ちっとも連絡いただけません。残念!って、なんとか侍の古いギャグですが。

tag: 狛江市の政治  311 

俺の呟きが傾き始めた

書斎にて…

gajumui

三年くらい前、ある芝居の打ち上げで文化座の人たちに会った。文化座はずっと沖縄に拘っている劇団、だから彼らに聞いてみた。「高江のこと、知ってますか」と。でも誰も知らなかった。オスプレイが日本の頭上に飛んできそうになって、やっと高江も知られてきた。皮肉なものだと、あまのじゃくは思う。
09-05 17:38

ubukataicon ubukatamichi

11月の発表会に向けて、三線自主稽古中!
09-05 19:41

gajumui

全くダメだった米GMが過去最高益。要するに円高はアメリカの国策。搾り取られるだけ搾り取られて、いよいよカスになったら円なんて紙くず。いわば今は円高バブル、円が異常に高いうちに海外脱出したもん勝ちだが、いずれにしても一億くらい持ってればの話。ならば働き蟻はどうすりゃいい?
09-05 21:22

日本と韓国で喧嘩なんかしてる場合じゃないのにねえ。このままだと、アメリカに(EUにもかな)まんまとやられて、イスラエルとパレスチナみたいになっちゃうぞ。打開策は、欧米の良心的市民に尊敬されるような歴史的選択をすること。しかし日本には想像力の欠如した真逆を行く政治家しかいない。
09-05 21:33

ニュースゼロ。「地熱発電は原発14基分、1/3にしかならない」だと。頭来た。「1/3にもなる」と表現したっていいわけで。だって今、たった1基しか動いてないのに、とりあえず足りてるんでしょうが。なんで50基もいるのさ。こうやって洗脳されて、土木優先の輩に投票するのはだーれ。
09-05 23:27

僕のツイートが傾き始めたのは、強烈な危機感の所為です。それは3.11の後より今の方がずっと大きい。分をわきまえ自分の役割から逸脱せず謙虚に生きている人たちを、50の齢を越えた僕は、それぞれの立場を理解して尊敬しているつもりでした。でも今は違う。そういう貴方たちが悪い!と叫びたい。
09-05 23:40


間もなく、日が変わる……。

tag: 高江  311