プログラム8「靖国・地霊・天皇」

第四回 喜多見と狛江の小さな映画祭+α 上映作品7

ドキュメンタリー(90分/2014年)
監督:大浦信行

上映日時:8月28日(日)17時(開場は30分前)
会場:M.A.P.

※上映後、元一水会最高顧問 鈴木邦男氏を迎える!
  ⇒FBのイベント
料金:前売り 1,000円(当日 1,200円)
   割引チケット 500円
※必ずご予約下さい
    ≪割引対象≫
     75歳以上(年齢の分かるものをご提示ください)
     学生(学生証提示してください)
     高校生以下
     障がいをお持ちの方

電話予約・お問い合せ:M.A.P.(03-3489-2246
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靖国

※以下公式サイトより…
靖国に眠る264万の死者の声に耳を傾ける時、イデオロギーを越えた【靖国】の新たな姿を目撃するドキュメンタリー
21世紀の今も、なお問題であり続ける「靖国」。現在、靖国神社には246万余りの戦没者が合祀されています。
静かに佇む社の地下には、おびただしい人々の「血の海」が激しい怒りや哀しみをたたえ、たゆたっています。
靖国をめぐっては「歴史認識」「A級戦犯合祀」「政教分離」「首相参拝」などの論点について、今も多くの意見が激しく対立しています。本作品では、合祀撤廃、政教分離を訴えた「ノー!ハプサ(NO!合祀)訴訟」でも弁護人を務る大口昭彦氏と、右派陣営の代理人弁護士として、歴史認識問題や靖国問題、政治思想をめぐる事件を数多く手がける徳永信一氏、この左派・右派を代表する弁護士2名が、それぞれの「靖国への想い」を熱く語ります。彼らの意見に静かに耳を傾けると、様々な想いが蠢く軟体動物のような生物としての【靖国】が、無数の死者たちが奏でる沈黙の声に誘われるかのように浮かび上がってきます。

思想やイデオロギーを越えた地点から靖国を感じ、靖国の地下に眠る【地霊】の声に耳を傾けてみること。それこそが、8月の終戦記念日を控えたこの時期に【靖国とは何か】を考えるきっかけとなるでしょう。
監督は、異端の美術家、大浦信行(65歳)。美術家・映画監督として40年以上のキャリアを持つ大浦が【表現者としての集大成】として選んだテーマは【死者との対話】。映画でしか表現できないアプローチで、今まで【誰も見たことのない靖国】の姿を写し出します。

靖国



【鈴木邦男氏プロフィール】
鈴木邦男氏1943年、福島県郡山市生まれ。政治活動家。合気道三段。柔道三段。
67年、早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。在学中から「生長の家」学生会全国総連合(生学連)に所属し、書記長として活動。その後、全国学生自治体連絡協議会(全国学協)委員長。
早稲田大学大学院修士課程を中退して産経新聞社に入社。70年の三島由紀夫事件に衝撃を受け退社。
72年、犬塚博英、四宮正貴、阿部勉らと新右翼団体「一水会」を創設し会長に就任。99年、同会代表を退任し顧問に。
一水会結成当初は暴力的な行動右翼そのもののスタイルだったが、冷戦終結後から「宿敵・左翼の崩壊を危惧する」「左右の超越を訴える」といった独自の立ち位置を確立し、左右の友人と幅広い交流関係を持つ。
著書に『腹腹時計と〈狼〉』『闘うことの意味─プロレス、格闘技、そして人生』『夕刻のコペルニクス』『公安警察の手口』『増補 失敗の愛国心』『反逆の作法』『愛国者は信用できるか』『「蟹工船」を読み解く』など多数。

言論の覚悟

プログラム7「ゆきゆきて、神軍」

第四回 喜多見と狛江の小さな映画祭+α 上映作品6

ドキュメンタリー(1987年/122分)
(企画:今村昌平)
監督:原一男
製作:小林佐智子

【8月25日追記】
上映後のトークに、元一水会最高顧問の鈴木邦男さん決定!

上映日時:8月28日(日)13時30分(開場は30分前)
会場:M.A.P.

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料金:前売り 1,000円(当日 1,200円)
   割引チケット 500円
※必ずご予約下さい
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奥崎謙三

日本映画界を震撼させた驚愕の作品
天皇の戦争責任に迫る過激なアナーキスト・奥崎謙三を追った衝撃のドキュメンタリー

日本映画監督協会新人賞
ベルリン映画祭カリガリ映画賞
日本映画ペンクラブベスト1位
毎日映画コンクール監督賞、他

知らぬ存ぜぬは許しません
神戸市で妻とバッテリー商を営む奥崎謙三は、たったひとりの「神軍平等兵」として、神軍の旗たなびく車に乗り、今日も日本列島を疾駆する。生き残った元兵士たちの口から戦後36年目にしてはじめて、驚くべき事件の真実と戦争の実態が明かされる…。



1951年、サン電池工業所を開業しバッテリー商を営む。
1956年、金銭トラブルから不動産業者を刺殺、懲役10年の刑に服する。
1969年、皇居の一般参賀で昭和天皇にパチンコ玉を発射、懲役1年6か月。
1974年、残留日本兵救出の目的でグアムを訪問。
1976年、『宇宙人の聖書!?』を自費出版。
 その宣伝のためポルノ写真に天皇の顔をコラージュしたビラをまく。懲役1年2か月。
1977年、獄中から参院選全国区に出馬し、神軍新聞を発行。
1980年、ふたたび参院選全国区に立候補。
 選挙広告の掲載を拒否した朝日新聞社社長・渡辺誠毅の襲撃を計画。
1981年、『田中角栄を殺すために記す』を自費出版。殺人予備罪で書類送検、不起訴。
1982年から『ゆきゆきて、神軍』の撮影が始まる

プログラム6「さようならCP」

第四回 喜多見と狛江の小さな映画祭+α 上映作品5

CP

日本語字幕付きで上映します!
ドキュメンタリー(1972年/82分)
監督:原一男

上映日時:8月28日(日)10時(開場は30分前)
会場:狛江市中央公民館地下1F視聴覚室

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料金:前売り 1,000円(当日 1,200円)
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CP(脳性麻痺)者の急進的な団体「青い芝」の人々の生活と思想をカメラに収めた、原一男監督の第一作。
障害者だからといって自ら片隅でこっそりする生き方は、障害者差別を容認することになると考え、その不自由な体を積極的に人前にさらしていく。
 ⇒公式サイト



電話予約・お問い合せ:M.A.P.(03-3489-2246)
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上映後は、上田要さんと新澤克憲さんのゲストトーク

≪トークゲストプロフィール≫
上田要(うえだ もとむ)
上田要さん1948年8月4日広島県江田島市で生まれる。68歳。
血液型B型。
生後1週後高熱を発し以後現在まで脳性麻痺者として生きる。
25歳の時、中国地方で初の療護施設に入所するも、あまりにも非人間的な扱いに絶望し、7か月で退所する。母がリウマチを発症し両親の老齢化を考慮して唯一の兄弟である姉を頼り、世田谷の地に移住する。
25歳の時に味わった社会における障害者の差別構造を、障害者自らが打破していく活動をしていきたいと、ある組織に関わっていく中で世田谷の地域運動にふれる。障害者だけの大規模収容施設ではなく様々な立場で生活している一市民として、自らが使いやすい地域を作っていくという主旨に賛同し以後活動を継続中。
1986年から91年まで、健常者仲間と(みんなの広場)という無農薬の八百屋を運営。
92年に東急バスに乗車拒否を受けて、その後バスの改善運動に着手、現在のノンステップバスの道を開く。
一方その流れの中で東急世田谷線のバリヤフリー化を手がけた。
現在は、映画会を区内で催して、様々な問題を啓蒙する活動に身をおく。

新澤克憲(しんざわ かつのり)
新澤克憲さん
1960年広島市生まれ。狛江市在住。
精神保健福祉士、介護福祉士。
東京学芸大学教育学部卒後、デイケアの職員や塾講師、職業能力開発センターでの木工修行を経て1995年に心の病を持つ人たちのための施設ハーモニーを開所。

tag: 上田要 

プログラム5「ありふれたファシズム」

第四回 喜多見と狛江の小さな映画祭+α 上映作品4
小野寺とおるプロデュース
ありふれたファシズム― 野獣たちのバラード
ドキュメンタリー・ソ連(1965年/109分)
監督:ミハイル・ロンム

ありふれたファシズム

上映日時:8月27日(土)18時(開場は30分前)
会場:M.A.P.

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料金:前売り 1,000円(当日 1,200円)
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ナチの行進

これは、ソ連が描いたファシスト・ドイツの記録映画である。
誰の心の中にも巣食っているファシズム!
今、あらたに起り得るファシズム!
ヒットラーの狂気、ドイツ人の思考停止、ヒットラーのコピーロボットたち…

監督は「十月のレーニン」のミハイル・ロンム
脚本はミハイル・ロンム、マイヤ・トウロフスカヤ、ユーリー・ハニューチンの共同執筆
日本語版解説は宇野重吉が各々担当



小野寺通はおかしな男である。
元々この映画、彼がウチの事務所に持ちこんできた。選挙前にやりたいという。「どうぞおやりあそばせ」「では」と、やることになったのだが、そのままホッタラカシで、ちっとも宣伝をしない。致し方なく本番3日くらい前に僕が告知したのだが、それでお客がいっぱい入るわけはない。ソ連から見たナチスと第二次世界大戦、実に面白い映画なのにである。

ナレーションが宇野重吉で、何ともユーモラス、それもいい。古い演劇人、つまり小生は興味津々。

そんなわけで、このままではなんとももったいないので、映画祭で取り上げることにした。
「小野寺とおるプロデュース」としたのは、どうせ奴さん、宣伝なんかしないだろうから、せめて責任だけは押し付けることにした。
当日、彼が来て喋るのかどうか、来なければ来ないで、僕があることないこと小野寺とおるについても語ってやるか。
いずれにしろ、面白い上映会になること、請け合いなのである。
(文責:高山正樹)
≪8月4日追伸≫
小野寺とおる氏からメッセージが届いた。
「ファシストの血が半分(正確には4分の1)が流れている自分には説明義務があるようですね。高山氏、友人小野寺とおる参加しますよ」
というわけで…
小野寺とおる(←政治家は名前を平仮名にしたがる)が来る!

【小野寺とおる プロフィール】
小野寺通1969年生まれ。
外交官の父とドイツ人の母のもとに生まれ、世界各国で育ちながら多角的な視点を身につける。
国際基督教大学で学び、また音楽家として活動しながら世界平和を訴え続けていた。豊かさと環境の調和した社会づくりを目指す。祖母の小野寺百合子は「ムーミンパパの思い出」「ムーミンパパ海へ行く」の翻訳者。仙川町在住。

プログラム4「迷子の警察音楽隊」

第四回 喜多見と狛江の小さな映画祭+α 上映作品3
迷子の警察音楽隊タイトル
実行委員長イチオシにつき、アンコール上映!
日本語字幕付きで上映します!
イスラエル(87分/2007年)
監督:エラン・コリリン

上映日時:8月27日(土)14時(開場は30分前)
会場:西河原公民館

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料金:前売り 1,000円(当日 1,200円)
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音楽が大好きなこと。
人が恋しいこと。
家族が大切なこと。
言葉が違っても、神様が違っても、
国が仲良くなくても、それはおなじ。
エジプトから来た警察音楽隊が、
イスラエルの寂しい町に届けたものは、
そんな当たり前のことが
大事に思える素敵な夜でした。


迷子の音楽隊1

言葉も国境も越えて人と人をつなぐ
あたたかい一夜がはじまる


迷子の音楽隊2

主人公は文化交流のためにイスラエルに招かれてやってきたエジプトのアレキサンドリア警察音楽隊。なぜか空港に出迎えはなく、自力で目的地にたどりつこうとするうちに、彼らは一文字間違えてホテルすらない辺境の町に迷い込んでしまう。そこで食堂の美しい女主人に助けられ、地元民の家で一泊させてもらうことに。でも、相手は言葉も宗教も違い、しかも彼らアラブ人と長年対立してきたユダヤ民族。空気は気まずく、話はまったくかみあわない。しかし、一人が「サマー・タイム」を口ずさんだ時、その場の空気が変わってゆく。国を越えて愛されてきた音楽の数々、それが彼らの心を解きほぐし…愛や友情、家族について語り合う、忘れられない一夜がはじまる。

プログラム3「豚がいた教室」

第四回 喜多見と狛江の小さな映画祭+α 上映作品2

豚がいた教室

日本語字幕付きで上映します!
配給:日活(109分/2008年)
監督:前田哲

映画祭を何年も続けてくると、いくつかの糸が出来てきます。

「壊された5つのカメラ」
「イヨマンテ ~熊送り~」
「やぎの冒険」

「生き物を食べるということ」…特に意識したわけではないのに、これも映画祭のテーマの如きものに育ってきました。
え?「壊された5つのカメラ」は?と思われるかもしれませんが、実はあの映画の中にも、僕にとってとても印象的な場面がありました。

「ジブリールには、何でも見せるんだ」
スクリーンには、何かをジッと見つめるもう笑わないジブリールの横顔が映し出される。ジブリールの視線の先には、ヤギだか羊だか、大人たちが家畜を絞めている光景。真っ赤な血が流れ出す。
イマードは言う。
「生きる事は困難だ」


そして僕は、僕の裏のブログに書いてみました。
 ⇒ベジタリアンになっても食べるものに事欠かない国

先生はこのブタを育てて
最後にはみんなで食べようと思います!


夏休みも終わりに近い土曜日、是非ご家族で「豚がいた教室」を見てください。そして、親子で話し合ってみてください。結論なんか出ない話をすることは、きっととっても大切なことだと僕は思うのです。
(高山正樹)

そうだ、子供割引も作らなくっちゃ。500円で、よろしいですか?

上映日時:8月27日(土)10時30分(開場は30分前)
会場:西河原公民館

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料金:前売り 1,000円(当日 1,200円)
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プログラム2は「TRY&kyat monthly live ~ゆしぐとぅ~」と提携!

第四回 喜多見と狛江の小さな映画祭+α 提携イベント
TRY&kyat monthly live vol.10

Kyatライブちらし

日時:8月26日(金)18時30分 開場
会場:中目黒トライ
料金:予約4,000円 当日4,500円

  ※食べ放題付き・各ドリンク別途500円
 ⇒FBのイベント

タイムスケジュール:
18:30~19:50 食べ放題屋上BBQ&流しそうめん(雨天会場内)
20:00~ Milk[弥勒] & kyat ライブ
      短編映画「ゆしぐとぅ」上映
      仲村颯悟監督のトークショー


※8月4日追伸
仲村颯悟監督のトークショーで、高山正樹がMCを担当することになりました。また、宇夫方女史が琉球舞踊をご披露します。

※ライブから入場される方はお知らせ下さい。(1,500円引き)
※ライブ開演後のお食事は、BBQプレートを1,000円でご用意します。


お問い合せ:M.A.P.(03-3489-2246
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当日は、仲村颯悟監督と皆さんと一緒に
大きなスクリーンで観ましょうね!

プログラム1「土徳流離~奥州相馬復興への悲願」

第四回 喜多見と狛江の小さな映画祭+α 上映作品1
「原発対話の会」Vol.16

※本イベントは映画祭と対話の会の共同企画です。

ドキュメンタリー(102+103分/2015年)
監督:青原さとし
  ⇒「土徳流離~奥州相馬復興への悲願」公式サイト

吉川彰浩氏を迎えての「原発対話の会」Vol.15の翌日です。
ここ数年、全く福島や原発関連の映画を取り上げる気になりませんでした。結論ありき、そのための「事実」のみが迫って来る画面、そうした印象が、どうしても拭えなかったのです。映画を観ることによって、新たな視点を獲得するとか、深く考える糸口にはなかなかなりにくい。我々が目指す「まずは知って、そして考えよう」という立場から言えば、知らないことを知るには3.11から時間が立ち過ぎている、あるいは一方、まだ福島第一原発の事故は未だ進行中で、とてもゆっくりと深く考える段階には至っていない、つまり時間が近過ぎているとも言える。ドキュメンタリーであろうがフィクションであろうが、映画がひとつの作品である限り、その「まとめ感」というようなものが、どうしてもストンと僕の腹に落ちてこない。「対話の会」で原発を勉強すればするほど、その感覚は強くなっていきました。
個人的に色々な映画は観るけれど、上映会をして誰かに観てもらいたいとまでは思えない、そんな感覚。

そんな頃、「土徳流離~奥州相馬復興への悲願」を見ました。
3時間半の大作、皆さんに先入観をもって頂きたくないので、結論だけ申し上げますが、この映画なら、人様に見てもらいたいと思うことが出来る、そう感じました。ここ数年、そう感じた殆ど唯一の原発関連映画かもしれません。

本上映会を「原発対話の会」Vol.16として、「喜多見と狛江の小さな映画祭」との共催とすることにしました。
(文責:高山正樹)

福島県の相双地方、天明の大飢饉以後、相馬中村藩が人口増幅と農村復興を計って、はるか越後、越中、加賀、因幡などから1万人以上の浄土真宗の門徒を入植させ、さらに二宮尊徳の農村復興政策「ご仕法」により、移民と土着の人との長い葛藤と融和を繰り返しながら荒廃した土地を見事に蘇らせたという歴史があった。
そして3・11。今、この地の人々が培ってきた「土徳」を見つめる…


上映日時:8月25日(木)
  ①前半11:00~12:42(昼食可能な休憩)後半13:15~14:58 +監督トーク予定
  ②前半18:30~20:12(休憩)後半20:17~22:00 +監督との懇親会
会場:M.A.P.
  ⇒FBのイベント
料金:前売り 1,000円(当日 1,200円)
   割引チケット 500円
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[前編] はるかなる山河をこえて(102分)
東日本大震災から1年半、相双地方・奥州相馬の国を訪ねた映像作家・青原さとし(広島の真宗寺院生れ)はこの地方の歴史を支えた真宗移民と二宮仕法のことを知り、映像記録の旅を決意する。映画は、相馬野馬追の姿を追いながら女性説教師・葦原理江が古風で親しみやすい語り口で、相馬中村藩の成り立ち、天明の大飢饉の惨状を紐解いていくことから始まる。移民たちが語る真宗門徒の相馬入植史(光善寺、正西寺、勝緑寺、常福寺)、今日の相馬に残る移民の痕跡、「富山柿」「屋敷林」「携帯仏像」。そしてカメラは越中へ、富山県南砺市に残る相馬との接点、移民国外脱出の苦労、親鸞の道に重なる移民の道。常陸にもあった移民の歴史!そして前編のクライマックス、相馬移民が今日伝える惣報恩講から浮かび上がる移民家族史、それは200年を経て移民に直面した原発事故被害の苦難でもあった!

[後編] 無量の時のあなたたちへ(103分)
後編では、移民寺の歴史を主軸に奥州相馬復興史200年の今昔をさらに深く紐解いていく。津波被災にみる勝縁寺移民の相馬開拓史、小高光慶寺の歴史と今日の苦難、野馬懸け祭、一向宗と土着文化の差異からくる軋轢、萱浜入植史苦闘の今昔、農村復興への道・二宮仕法をたどって、荒至重による広大な土木事業・七千石水利組合、避難区域の真宗寺院(飯舘村、富岡、双葉、浪江)、そして原町別院の開基に見る激動の明治時代、小田原、広島からのボランティア(冥加人足の心)。映画は 相馬農業高校生による相馬民謡「相馬二遍返し」と「相馬流山」の踊りと歌声で相馬の未来を暗示しながらエピローグを飾り、壮大な叙事詩が終る。



【青原さとし監督の映画制作履歴】
青原さとし監督
ドキュメンタリー映像作家。1961年広島生。
2003年『土徳-焼跡地に生かされて』。2004年『雪国木羽屋根物語』、2005年『山踏み-森林再生への道』、2006年『望郷-広瀬小学校原爆犠牲者をさがして』、2007年『藝州かやぶき紀行』、2009年『三百七十五年目の春風』、2011年『タケヤネの里』、『時を鋳込む』、2013年『音の記憶・つながり』、2015年『誰もそなたも御苦労様よ』