2018年11月19日(月)10時57分
キタコマ映画祭6th「憲法九条・国民投票」
第六回 喜多見と狛江の小さな映画祭+α上映作品5
今年のテーマは“密室の対話”
憲法九条・国民投票
(ドキュメンタリー 98分/2018年)
監督:宮本正樹
市民14人が本音で議論して視えたもの

前回のキタコマ映画祭2017では宮本正樹監督の映画『第九条』を取り上げた。
⇒第五回 喜多見と狛江の小さな映画祭 上映作品5
それは台本のある劇映画であったが、今回監督は2018年2月に、『第九条』と同じような状況を実際に設定し、その集中的な議論の模様を記録してドキュメンタリー映画に仕上げた。憲法9条に関する模擬国民投票、熟議によって、はたして参加者の意見はどう変わっていくのか。
自前で文字起こしした日本語字幕付きで上映!
※スクリーン脇の別途スペースに縦書きで映写します。
①日時:12月14日(金)18:30~
①会場:狛江中央公民館 講座室
②日時:12月16日(日)13:30~
②会場:M.A.P.
※各回上映後、皆さんと色々お話をしたいと思います。
⇒Facebook個別上映作品イベントへ
【チケット料金】
前売り 1,000円(当日1,200円)
※介助の方と御同伴の場合は、お二人で一人分の料金、またはチケット1枚
(なおM.A.P.会場は車椅子の対応が出来ていません。お問合せください。)
学生及び75歳以上 前売り 500円(当日700円)
※受付で学生証・保険証等を提示してください。
※ご予約を頂けば、前売り扱いにて、チケットを受付にお取り置きいたします。
ご予約・お問合せ:
TEL:03-3489-2246(M.A.P.担当うぶかた)
FAX:03-3489-2279
Mail:kitamitokomaenoeigasai@gmail.com
⇒オフィシャルサイトのチケット購入ページ
⇒総合案内記事へ
集客が心許ない。
だからというワケではないのですが、この作品を取り上げるまでの経緯を、今まで既にブログに投稿した文章を再構成してここに掲載したいと思います。どうかお読みください。
宮本正樹監督の前作『第九条』の中で、最後に女性が次のような意見を表明する。戦争放棄してそのために殺されてしまうとしても受け入れる、それが未来の世界平和に繋がると信じると。でも、そういう意見は「お花畑」なのだろうか。
『第九条』の監督の考えは、きっと最後の女性の発言に託したのではないか、そんなふうに思う。つまりたとえお花畑と言われても、未来の世界中の人々のために、憲法第九条は維持すべきだと。実はその思いに、僕も心情的には深く同意する。
お花畑かどうかはともかくとして、たとえそのような感動的な文学的世界観があるとしても、一方それとは無関係に、選択を変えることのない一群の人たちがいるということ。たぶん、憲法擁護派には、現象数理学的な「理屈」が不足していることは確からしい。
昨年の映画祭で、『第九条』の一回目の上映会に、泉龍寺のお経の会でお会いする女性が見に来てくださっていた。その方は元々「改憲反対」の方であったが、映画を見た後、「憲法は変えた方がいいと思うようになった」という話を後日聞いた。伝えてくれたのはやはりお経の会のメンバーで、その方にチケットを売った実行委員のおひとり。
「そんなふうに変わってしまう映画を、わたし奨めてもよかったのかしら」
ボクはそれに対して、「へえ、そのはなしすごく面白い。問題ないです。かえってよかったと思いますよ」と答えた。
つまり、この映画には人を変える力があるのである。第九条と真摯に向き合い、維持か、破棄か、どちらの意見も公平に示して議論をするという「正しい対話」が、『第九条』という作品の根幹となっている証拠である。この映画は、観た者に、自ら深く憲法を考えるための扉を開かせる作品であるという証ではないか。
但し、ココから先こそが重要なのである。扉はただ開かれたに過ぎない。深い思索の森への入口。だからその扉を開けた者は、その先へと踏み出さなければならない。『第九条』を見て、維持から破棄へと考えが変わったというその人は、この問題について自分の頭で考えたことがないということを白状してしまっただけなのである。お花畑なのは「第九条」を維持するという結論の特性ではない。憲法は変えた方がいいと思うようになったその人は、いまだ「お花畑」の中にいるのである。「お花畑」は、「維持」か「破棄」かの違いとは関係ない。
二回目の上映会に、あのちんどん屋さんのボス嶋崎靖さんが観に来てくださった。そして上映後、次のようなことをおっしゃった。「この映画は、へたすると改憲のプロパガンダになる」
この嶋崎さんの御意見は、一回目の女性のエピソードを裏付ける。しかし、女性と嶋崎さんとが決定的に違うのは、この映画の改憲派の論理くらいでは嶋崎さんの意見が揺るがなかったということである。といっても、一回目の女性も、映画を見たことによって意見がすっかり変わってしまったのかといえば、ちょっと揺らいだくらいのことで、結局は今の憲法を守るという気持ちまで変わることはなかった。
女性は、感覚的に憲法は守るべきだと思っていらっしゃったのだが、この映画で展開される改憲派の「理屈」を聞いて、自分の思っていたことは違うのかもしれないと考えた。けれどたぶん、彼女の感覚まで変わることはなかったのである。
一方嶋崎さんは、もっと深く論理的に思考されているのだろうと推測する。だからこそ、この映画で改憲派が語る「理屈」を、冷静に、批判的に受け止めることがたのだろう。
しかし、と僕は思うのだ。
はたしてそこに決定的な違いはあるのだろうか、程度問題でしかないのではないかと。
篠崎さんにして、改憲派の理屈を完全に論破するだけの力のある論理を獲得しえているのだろうか。そして同様のことは日本の改憲反対論者のすべての方々に当てはまることでもあり、この僕、自分自身にこそ問わねばならないのである。
深い考えなしに「憲法改正反対」を叫ぶ人々が「お花畑」だというならば、やはり深い考えなしに権力の喧伝を鵜呑みにして改憲に賛成する人もまた「お花畑」だということは先に述べた。さらに思うことは、どうやらほぼすべての日本人が、真に「対話」する能力を欠き、結果自らの思索を深める機会を持たず、お花畑の中で分裂し、右左の陣営が、文字通りその中で右往左往している。右の左派と左の右派さえ、出会うことは稀という状況なのではないかということ。
このままではいけない。ひとつ上の段階の論理をそれぞれの人が持ち、そしてそれをもって対話できるような場を確立しなければいけない。なんとかそういう場を作ることができないだろうか。その第一歩として、この作品を、そういう意識のを持ってもう一度どこかでやりたいとこの時ボクは思ったのである。
(そう思うには、この映画祭に、狛江の共産党や革新系の方々が、殆ど来ないという現状も大いに影響している。対話が出来ない人々とまでは言いたくないのだが…)
そうして、あらためて上映会をやる、その方向で宮本正樹監督とやり取りをしていた。しかしなかなか色々事情もあって、その機会を作れずにいた。
そうしているうちに宮本監督があたらしい作品を完成させたことを知る。「第九条」は劇映画だったが、新しい作品は同じ状況をつくってそれを記録したドキュメンタリーである。
今回はなるべく劇映画をやりたいと考えていた。そのことは別の話だが、それから言えば第一作「第九条」の方が今回のコンセプトには合っている。しかしそれなのになぜそ新作のドキュメンタリーの方をやろうと思ったのか、それはネタバレになるので、今は控える。上映の際、来てくださった皆さんには、この経緯を語ってみたいと思う。映画祭が終わったらブログにも書こうと思う。
ただ、黙ってはいられないしょうぶんなので、謎めいた一言だけ。
会議に参加した人物たちの感情が動いたふたつの場面…
いずれにしても、宮本正樹監督の「さほど遠くない時期に必ず憲法改正を問う国民投票が行われることになる、しかしこのままみんなが深く考えていない状況で、国民投票が行われてしまうことに危機感を感じる」という問題意識は、大いに共感する。
是非とも、まずは深い思索の入口に、皆さんと一緒に立ちたいと思う。
今年のテーマは“密室の対話”
憲法九条・国民投票
(ドキュメンタリー 98分/2018年)
監督:宮本正樹
市民14人が本音で議論して視えたもの

前回のキタコマ映画祭2017では宮本正樹監督の映画『第九条』を取り上げた。
⇒第五回 喜多見と狛江の小さな映画祭 上映作品5
それは台本のある劇映画であったが、今回監督は2018年2月に、『第九条』と同じような状況を実際に設定し、その集中的な議論の模様を記録してドキュメンタリー映画に仕上げた。憲法9条に関する模擬国民投票、熟議によって、はたして参加者の意見はどう変わっていくのか。
自前で文字起こしした日本語字幕付きで上映!
※スクリーン脇の別途スペースに縦書きで映写します。
①日時:12月14日(金)18:30~
①会場:狛江中央公民館 講座室
②日時:12月16日(日)13:30~
②会場:M.A.P.
※各回上映後、皆さんと色々お話をしたいと思います。
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【チケット料金】
前売り 1,000円(当日1,200円)
※介助の方と御同伴の場合は、お二人で一人分の料金、またはチケット1枚
(なおM.A.P.会場は車椅子の対応が出来ていません。お問合せください。)
学生及び75歳以上 前売り 500円(当日700円)
※受付で学生証・保険証等を提示してください。
※ご予約を頂けば、前売り扱いにて、チケットを受付にお取り置きいたします。
ご予約・お問合せ:
TEL:03-3489-2246(M.A.P.担当うぶかた)
FAX:03-3489-2279
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集客が心許ない。
だからというワケではないのですが、この作品を取り上げるまでの経緯を、今まで既にブログに投稿した文章を再構成してここに掲載したいと思います。どうかお読みください。
宮本正樹監督の前作『第九条』の中で、最後に女性が次のような意見を表明する。戦争放棄してそのために殺されてしまうとしても受け入れる、それが未来の世界平和に繋がると信じると。でも、そういう意見は「お花畑」なのだろうか。
『第九条』の監督の考えは、きっと最後の女性の発言に託したのではないか、そんなふうに思う。つまりたとえお花畑と言われても、未来の世界中の人々のために、憲法第九条は維持すべきだと。実はその思いに、僕も心情的には深く同意する。
お花畑かどうかはともかくとして、たとえそのような感動的な文学的世界観があるとしても、一方それとは無関係に、選択を変えることのない一群の人たちがいるということ。たぶん、憲法擁護派には、現象数理学的な「理屈」が不足していることは確からしい。
昨年の映画祭で、『第九条』の一回目の上映会に、泉龍寺のお経の会でお会いする女性が見に来てくださっていた。その方は元々「改憲反対」の方であったが、映画を見た後、「憲法は変えた方がいいと思うようになった」という話を後日聞いた。伝えてくれたのはやはりお経の会のメンバーで、その方にチケットを売った実行委員のおひとり。
「そんなふうに変わってしまう映画を、わたし奨めてもよかったのかしら」
ボクはそれに対して、「へえ、そのはなしすごく面白い。問題ないです。かえってよかったと思いますよ」と答えた。
つまり、この映画には人を変える力があるのである。第九条と真摯に向き合い、維持か、破棄か、どちらの意見も公平に示して議論をするという「正しい対話」が、『第九条』という作品の根幹となっている証拠である。この映画は、観た者に、自ら深く憲法を考えるための扉を開かせる作品であるという証ではないか。
但し、ココから先こそが重要なのである。扉はただ開かれたに過ぎない。深い思索の森への入口。だからその扉を開けた者は、その先へと踏み出さなければならない。『第九条』を見て、維持から破棄へと考えが変わったというその人は、この問題について自分の頭で考えたことがないということを白状してしまっただけなのである。お花畑なのは「第九条」を維持するという結論の特性ではない。憲法は変えた方がいいと思うようになったその人は、いまだ「お花畑」の中にいるのである。「お花畑」は、「維持」か「破棄」かの違いとは関係ない。
二回目の上映会に、あのちんどん屋さんのボス嶋崎靖さんが観に来てくださった。そして上映後、次のようなことをおっしゃった。「この映画は、へたすると改憲のプロパガンダになる」
この嶋崎さんの御意見は、一回目の女性のエピソードを裏付ける。しかし、女性と嶋崎さんとが決定的に違うのは、この映画の改憲派の論理くらいでは嶋崎さんの意見が揺るがなかったということである。といっても、一回目の女性も、映画を見たことによって意見がすっかり変わってしまったのかといえば、ちょっと揺らいだくらいのことで、結局は今の憲法を守るという気持ちまで変わることはなかった。
女性は、感覚的に憲法は守るべきだと思っていらっしゃったのだが、この映画で展開される改憲派の「理屈」を聞いて、自分の思っていたことは違うのかもしれないと考えた。けれどたぶん、彼女の感覚まで変わることはなかったのである。
一方嶋崎さんは、もっと深く論理的に思考されているのだろうと推測する。だからこそ、この映画で改憲派が語る「理屈」を、冷静に、批判的に受け止めることがたのだろう。
しかし、と僕は思うのだ。
はたしてそこに決定的な違いはあるのだろうか、程度問題でしかないのではないかと。
篠崎さんにして、改憲派の理屈を完全に論破するだけの力のある論理を獲得しえているのだろうか。そして同様のことは日本の改憲反対論者のすべての方々に当てはまることでもあり、この僕、自分自身にこそ問わねばならないのである。
深い考えなしに「憲法改正反対」を叫ぶ人々が「お花畑」だというならば、やはり深い考えなしに権力の喧伝を鵜呑みにして改憲に賛成する人もまた「お花畑」だということは先に述べた。さらに思うことは、どうやらほぼすべての日本人が、真に「対話」する能力を欠き、結果自らの思索を深める機会を持たず、お花畑の中で分裂し、右左の陣営が、文字通りその中で右往左往している。右の左派と左の右派さえ、出会うことは稀という状況なのではないかということ。
このままではいけない。ひとつ上の段階の論理をそれぞれの人が持ち、そしてそれをもって対話できるような場を確立しなければいけない。なんとかそういう場を作ることができないだろうか。その第一歩として、この作品を、そういう意識のを持ってもう一度どこかでやりたいとこの時ボクは思ったのである。
(そう思うには、この映画祭に、狛江の共産党や革新系の方々が、殆ど来ないという現状も大いに影響している。対話が出来ない人々とまでは言いたくないのだが…)
そうして、あらためて上映会をやる、その方向で宮本正樹監督とやり取りをしていた。しかしなかなか色々事情もあって、その機会を作れずにいた。
そうしているうちに宮本監督があたらしい作品を完成させたことを知る。「第九条」は劇映画だったが、新しい作品は同じ状況をつくってそれを記録したドキュメンタリーである。
今回はなるべく劇映画をやりたいと考えていた。そのことは別の話だが、それから言えば第一作「第九条」の方が今回のコンセプトには合っている。しかしそれなのになぜそ新作のドキュメンタリーの方をやろうと思ったのか、それはネタバレになるので、今は控える。上映の際、来てくださった皆さんには、この経緯を語ってみたいと思う。映画祭が終わったらブログにも書こうと思う。
ただ、黙ってはいられないしょうぶんなので、謎めいた一言だけ。
会議に参加した人物たちの感情が動いたふたつの場面…
いずれにしても、宮本正樹監督の「さほど遠くない時期に必ず憲法改正を問う国民投票が行われることになる、しかしこのままみんなが深く考えていない状況で、国民投票が行われてしまうことに危機感を感じる」という問題意識は、大いに共感する。
是非とも、まずは深い思索の入口に、皆さんと一緒に立ちたいと思う。
2018年11月19日(月)08時28分
キタコマ映画祭6th「ある取り調べ」
第六回 喜多見と狛江の小さな映画祭+α上映作品4
今年のテーマは“密室の対話”
ある取り調べ
(90分/2015年)
監督:村橋明朗
死んだ妻と子のもとに行きたい
取調室という密室。妻と息子を殺害した容疑者の男(佐藤B作)は、「死刑にしてください」と懇願する。鬱病の妻を抱えた取り調べ刑事(中西良太)も、家庭崩壊の危機に直面していた…

【キャスト】
佐藤B作
中西良太
他
自前で文字起こしした日本語字幕付きで上映!
※スクリーン脇の別途スペースに縦書きで映写します。
①日時:12月14日(金)13:00~
②日時:12月16日(日)10:00~
会場:M.A.P.
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【チケット料金】
前売り 1,000円(当日1,200円)
※介助の方と御同伴の場合は、お二人で一人分の料金、またはチケット1枚
(なお当作品の上映会場は車椅子の対応が出来ていません。お問合せください。)
学生及び75歳以上 前売り 500円(当日700円)
※受付で学生証・保険証等を提示してください。
※ご予約を頂けば、前売り扱いにて、チケットを受付にお取り置きいたします。
ご予約・お問合せ:
TEL:03-3489-2246(M.A.P.担当うぶかた)
FAX:03-3489-2279
Mail:kitamitokomaenoeigasai@gmail.com
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今年のテーマは“密室の対話”
ある取り調べ
(90分/2015年)
監督:村橋明朗
死んだ妻と子のもとに行きたい
取調室という密室。妻と息子を殺害した容疑者の男(佐藤B作)は、「死刑にしてください」と懇願する。鬱病の妻を抱えた取り調べ刑事(中西良太)も、家庭崩壊の危機に直面していた…

【キャスト】
佐藤B作
中西良太
他
自前で文字起こしした日本語字幕付きで上映!
※スクリーン脇の別途スペースに縦書きで映写します。
①日時:12月14日(金)13:00~
②日時:12月16日(日)10:00~
会場:M.A.P.
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【チケット料金】
前売り 1,000円(当日1,200円)
※介助の方と御同伴の場合は、お二人で一人分の料金、またはチケット1枚
(なお当作品の上映会場は車椅子の対応が出来ていません。お問合せください。)
学生及び75歳以上 前売り 500円(当日700円)
※受付で学生証・保険証等を提示してください。
※ご予約を頂けば、前売り扱いにて、チケットを受付にお取り置きいたします。
ご予約・お問合せ:
TEL:03-3489-2246(M.A.P.担当うぶかた)
FAX:03-3489-2279
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2018年11月18日(日)20時05分
キタコマ映画祭6th「12人の優しい日本人」
第六回 喜多見と狛江の小さな映画祭+α上映作品3
今年のテーマは“密室の対話”
12人の優しい日本人
(116分/1991年)
脚本:三谷幸喜
監督:中原俊
これは、言うまでもなく
「十二人の怒れる男」のオマージュである。

「12人の優しい日本人」夫殺しの罪に問われた女性は無罪なのか…
「十二人の怒れる男」父親殺しの罪に問われた少年は有罪なのか…
【キャスト】※は「十二人の怒れる男」
塩見三省(1号:陪審員長)女子高校体育教師。※中学校の体育教師。
相島一之(2号)精密機械製造会社従業員。有罪を主張。※銀行員。無罪説に同意。
上田耕一(3号)喫茶店店主。議論が苦手なアル中。※会社経営者。息子との確執から有罪に固執。
二瓶鮫一(4号)元信用金庫職員。終始一貫無罪を主張。※株式仲介人。論理的に有罪を主張。
中村まり子(5号)商事会社庶務係。※工場労働者。
大河内浩(6号)医薬品会社セールスマン。審議は上の空。※塗装工の労働者。義理人情に篤い。
梶原善(7号)職人。中盤以降意見を一切発しない。※食品会社のセールスマン。裁判に興味なし。
山下容莉枝(8号)主婦。被告に近い境遇。※建築家。検察の立証に疑念を抱き最初から無罪主張。
村松克巳(9号)歯科医。議論のために有罪説を展開。※最初に有罪意見を翻す老人。
林美智子(10号)クリーニング店経営。純真。※自動車修理工場経営。貧困層への偏見。有罪主張。
豊川悦司(11号)役者。中盤から有罪説を論駁。※ユダヤ移民の時計職人。誠実で責任感が強い。
加藤善博(12号)大手スーパー課長補佐。仕切りたがり。※広告代理店宣伝マン。軽薄。
久保晶(守衛)
近藤芳正(ピザの配達員)
自前で文字起こしした日本語字幕付きで上映!
※スクリーン脇の別途スペースに縦書きで映写します。
①日時:12月14日(金)10:00~
②日時:12月15日(土)19:00~
会場:M.A.P.
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【チケット料金】
前売り 1,000円(当日1,200円)
※介助の方と御同伴の場合は、お二人で一人分の料金、またはチケット1枚
(なお当作品の上映会場は車椅子の対応が出来ていません。お問合せください。)
学生及び75歳以上 前売り 500円(当日700円)
※受付で学生証・保険証等を提示してください。
※ご予約を頂けば、前売り扱いにて、チケットを受付にお取り置きいたします。
ご予約・お問合せ:
TEL:03-3489-2246(M.A.P.担当うぶかた)
FAX:03-3489-2279
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今年のテーマは“密室の対話”
12人の優しい日本人
(116分/1991年)
脚本:三谷幸喜
監督:中原俊
これは、言うまでもなく
「十二人の怒れる男」のオマージュである。

「12人の優しい日本人」夫殺しの罪に問われた女性は無罪なのか…
「十二人の怒れる男」父親殺しの罪に問われた少年は有罪なのか…
【キャスト】※は「十二人の怒れる男」
塩見三省(1号:陪審員長)女子高校体育教師。※中学校の体育教師。
相島一之(2号)精密機械製造会社従業員。有罪を主張。※銀行員。無罪説に同意。
上田耕一(3号)喫茶店店主。議論が苦手なアル中。※会社経営者。息子との確執から有罪に固執。
二瓶鮫一(4号)元信用金庫職員。終始一貫無罪を主張。※株式仲介人。論理的に有罪を主張。
中村まり子(5号)商事会社庶務係。※工場労働者。
大河内浩(6号)医薬品会社セールスマン。審議は上の空。※塗装工の労働者。義理人情に篤い。
梶原善(7号)職人。中盤以降意見を一切発しない。※食品会社のセールスマン。裁判に興味なし。
山下容莉枝(8号)主婦。被告に近い境遇。※建築家。検察の立証に疑念を抱き最初から無罪主張。
村松克巳(9号)歯科医。議論のために有罪説を展開。※最初に有罪意見を翻す老人。
林美智子(10号)クリーニング店経営。純真。※自動車修理工場経営。貧困層への偏見。有罪主張。
豊川悦司(11号)役者。中盤から有罪説を論駁。※ユダヤ移民の時計職人。誠実で責任感が強い。
加藤善博(12号)大手スーパー課長補佐。仕切りたがり。※広告代理店宣伝マン。軽薄。
久保晶(守衛)
近藤芳正(ピザの配達員)
自前で文字起こしした日本語字幕付きで上映!
※スクリーン脇の別途スペースに縦書きで映写します。
①日時:12月14日(金)10:00~
②日時:12月15日(土)19:00~
会場:M.A.P.
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【チケット料金】
前売り 1,000円(当日1,200円)
※介助の方と御同伴の場合は、お二人で一人分の料金、またはチケット1枚
(なお当作品の上映会場は車椅子の対応が出来ていません。お問合せください。)
学生及び75歳以上 前売り 500円(当日700円)
※受付で学生証・保険証等を提示してください。
※ご予約を頂けば、前売り扱いにて、チケットを受付にお取り置きいたします。
ご予約・お問合せ:
TEL:03-3489-2246(M.A.P.担当うぶかた)
FAX:03-3489-2279
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2018年11月17日(土)19時31分
キタコマ映画祭6th「スルース」
第六回 喜多見と狛江の小さな映画祭+α上映作品2
今年のテーマは“密室の対話”
スルース
(89分/2007年)
監督:ケネス・プラナー
ジュード・ロウ×マイケル・ケイン
主演!二人の男の知性と理性がぶつかりあうサスペンス
72年にローレンス・オリビエ&マイケル・ケイン主演で製作され、2人揃ってアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた傑作サスペンス「探偵スルース」を、マイケル・ケイン&ジュード・ロウ主演でリメイク。
ベストセラー作家(ケイン)とその妻の浮気相手の若手俳優(ロウ)が、ロンドン郊外にある作家の豪邸を舞台に、エゴとプライドをかけて繰り広げる、高貴で不健全な徴発のゲーム。

「妻が欲しいなら、私の提案に乗らないか?」

(C)MRC II Distribution Company L.P.All Rights Reserved.
【キャスト】
マイケル・ケイン
ジュード・ロウ
①日時:12月13日(木)14:00~
②日時:12月15日(土)10:00~
会場:M.A.P.
⇒Facebook個別上映作品イベントへ
【チケット料金】
前売り 1,000円(当日1,200円)
※介助の方と御同伴の場合は、お二人で一人分の料金、またはチケット1枚
(なお当作品の上映会場は車椅子の対応が出来ていません。お問合せください。)
学生及び75歳以上 前売り 500円(当日700円)
※受付で学生証・保険証等を提示してください。
※ご予約を頂けば、前売り扱いにて、チケットを受付にお取り置きいたします。
ご予約・お問合せ:
TEL:03-3489-2246(M.A.P.担当うぶかた)
FAX:03-3489-2279
Mail:kitamitokomaenoeigasai@gmail.com
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今年のテーマは“密室の対話”
スルース
(89分/2007年)
監督:ケネス・プラナー
ジュード・ロウ×マイケル・ケイン
主演!二人の男の知性と理性がぶつかりあうサスペンス
72年にローレンス・オリビエ&マイケル・ケイン主演で製作され、2人揃ってアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた傑作サスペンス「探偵スルース」を、マイケル・ケイン&ジュード・ロウ主演でリメイク。
ベストセラー作家(ケイン)とその妻の浮気相手の若手俳優(ロウ)が、ロンドン郊外にある作家の豪邸を舞台に、エゴとプライドをかけて繰り広げる、高貴で不健全な徴発のゲーム。

「妻が欲しいなら、私の提案に乗らないか?」

(C)MRC II Distribution Company L.P.All Rights Reserved.
【キャスト】
マイケル・ケイン
ジュード・ロウ
①日時:12月13日(木)14:00~
②日時:12月15日(土)10:00~
会場:M.A.P.
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【チケット料金】
前売り 1,000円(当日1,200円)
※介助の方と御同伴の場合は、お二人で一人分の料金、またはチケット1枚
(なお当作品の上映会場は車椅子の対応が出来ていません。お問合せください。)
学生及び75歳以上 前売り 500円(当日700円)
※受付で学生証・保険証等を提示してください。
※ご予約を頂けば、前売り扱いにて、チケットを受付にお取り置きいたします。
ご予約・お問合せ:
TEL:03-3489-2246(M.A.P.担当うぶかた)
FAX:03-3489-2279
Mail:kitamitokomaenoeigasai@gmail.com
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2018年11月17日(土)15時41分
キタコマ映画祭6th 特別上映「グッバイエレジー」
第六回 喜多見と狛江の小さな映画祭+α
上映作品1は特別上映
グッバイエレジー
(118分/2016年)
監督:三村順一
大杉漣 追悼上映
狛江在住の三村順一監督がいっぱいの思いを込めて…
舞台は福岡県北九州市。
夢を追うために故郷を捨てた60代の映画監督・晄(大杉漣)は、かつて将来を語り合った親友(吉田栄作)が亡くなったことを知り、数十年ぶりに帰ってくる。懐かしい街並みを歩きながら親友に思いを馳せるうちに、自分の中に眠っていた郷里愛や映画への思いを再認識した晄は、親友を主人公にした脚本を書き始める…
大杉漣最後の主演映画である。
※最後の主演映画とは何か、クランクアップの日か、完成した日か、公開日か、完成しても公開されなかった作品などもあり、なかなかその判断は難しいのだけれど、三村順一監督によると、公開は早いが、最後に撮影された映画ではないかとのこと、「大杉漣最後の主演映画」で間違いはないとのことであった。


【キャスト】
大杉漣(深山晄)
石野真子(井川和代)
藤吉久美子(山口淳子)
吉田栄作(井川道臣)
中村有志(虎さん)
仁科亜季子(清美)
大和田獏(高木)
森田順平(やまだホームのオーナー)
森永悠希(圭一郎)
遠藤健慎(道臣の中学時代)
飛葉大樹(晄の中学時代)
佐々木すみ江(晄の母親)
自前で文字起こしした日本語字幕付きで上映!
※スクリーン脇の別途スペースに縦書きで映写します。
①日時:12月13日(木)10:00~(映画祭幕開け上映)
②日時:12月16日(日)18:00~(映画祭エンディング上映)
会場:M.A.P.
⇒Facebook個別上映作品イベントへ
【チケット料金】
前売り 1,000円(当日1,200円)
※介助の方と御同伴の場合は、お二人で一人分の料金、またはチケット1枚
(なお当作品の上映会場は車椅子の対応が出来ていません。お問合せください。)
学生及び75歳以上 前売り 500円(当日700円)
※受付で学生証・保険証等を提示してください。
※ご予約を頂けば、前売り扱いにて、チケットを受付にお取り置きいたします。
ご予約・お問合せ:
TEL:03-3489-2246(M.A.P.担当うぶかた)
FAX:03-3489-2279
Mail:kitamitokomaenoeigasai@gmail.com
⇒オフィシャルサイトのチケット購入ページ
⇒総合案内記事へ
上映作品1は特別上映
グッバイエレジー
(118分/2016年)
監督:三村順一
大杉漣 追悼上映
狛江在住の三村順一監督がいっぱいの思いを込めて…
舞台は福岡県北九州市。
夢を追うために故郷を捨てた60代の映画監督・晄(大杉漣)は、かつて将来を語り合った親友(吉田栄作)が亡くなったことを知り、数十年ぶりに帰ってくる。懐かしい街並みを歩きながら親友に思いを馳せるうちに、自分の中に眠っていた郷里愛や映画への思いを再認識した晄は、親友を主人公にした脚本を書き始める…
大杉漣最後の主演映画である。
※最後の主演映画とは何か、クランクアップの日か、完成した日か、公開日か、完成しても公開されなかった作品などもあり、なかなかその判断は難しいのだけれど、三村順一監督によると、公開は早いが、最後に撮影された映画ではないかとのこと、「大杉漣最後の主演映画」で間違いはないとのことであった。


【キャスト】
大杉漣(深山晄)
石野真子(井川和代)
藤吉久美子(山口淳子)
吉田栄作(井川道臣)
中村有志(虎さん)
仁科亜季子(清美)
大和田獏(高木)
森田順平(やまだホームのオーナー)
森永悠希(圭一郎)
遠藤健慎(道臣の中学時代)
飛葉大樹(晄の中学時代)
佐々木すみ江(晄の母親)
自前で文字起こしした日本語字幕付きで上映!
※スクリーン脇の別途スペースに縦書きで映写します。
①日時:12月13日(木)10:00~(映画祭幕開け上映)
②日時:12月16日(日)18:00~(映画祭エンディング上映)
会場:M.A.P.
⇒Facebook個別上映作品イベントへ
【チケット料金】
前売り 1,000円(当日1,200円)
※介助の方と御同伴の場合は、お二人で一人分の料金、またはチケット1枚
(なお当作品の上映会場は車椅子の対応が出来ていません。お問合せください。)
学生及び75歳以上 前売り 500円(当日700円)
※受付で学生証・保険証等を提示してください。
※ご予約を頂けば、前売り扱いにて、チケットを受付にお取り置きいたします。
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TEL:03-3489-2246(M.A.P.担当うぶかた)
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