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うぶかたみちの沖縄日報(8)はパラダイス

【うぶかたの夜の報告】
“ななしん屋”のママ。いままでちゃんと撮ったことがなかったので。
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“土”の夜を任された大西君。兵庫県出身。
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おやすみなさい……

tag: 渡久山トヨ  大西ナオキ  パラダイス通り  沖縄の旅_2009年3月  沖縄の呑食処.ななしん屋  沖縄の呑食処.Bar土 

その頃の東京では…《中真光石君の優しい掌》

しんゆり芸術祭の取材がありました。
そのあと、丸屋さんへ食事しに行きました。
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別にご機嫌斜めってわけではないのですよ。でも、ちょっとしゃべりすぎてお疲れかな。
居酒屋“あさの”にでも行かないとお誘いしてみたのですが、今日のところは、お酒飲まずに、健康的にご帰宅ということに。
「お疲れさんでした」

と、携帯に水才君からメールが。
「これから弟と浅野さんのところへ食事に行きます。」
こりゃあ顔出さないわけには行かないでしょう。

暖簾をくぐると…
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光石君はコーラ。お酒は浅野さんが飲ませてくれなかったんだろうな。試合の後、ボクサーは絶対に酒なんか飲んじゃいけない。だって世界チャンピオン狙ってるんだろ。ダメージ受けてる体にアルコールなんか入れたら、取り返しがつかなくなる。
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僕は手を差し出して光石くんと握手した。どれほど強い握力なのか、でも彼は、ほんとに優しく握っただけだった。ああ、きっと、光石くんは、兄貴に輪をかけて優しい男なんだ。この前の試合を観て、そうかなあと感じていたのだが、今日、それを確信したような気がした。この優しさを捨てたら、きっとチャンピオンだよ。でもおじさんは、とてつもなく優しいこのママで、世界チャンピオンのベルトを巻いて欲しいと思った。
「やめるまで、ちゃんと応援するからな」
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沖縄のリングで、タイトルマッチ、見てみたいな。

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スナッピー浅野さんの講義は、いつまでも…

追伸。
土曜の夜は“酒菜”に行くらしい。おじさんは立川で怪談話するから行けないや。
ハメ外すなよ。

tag: 喜多見_蕎麦屋.丸屋  中真光石  中真水才  しんゆり芸術祭  山猫合奏団  スナッピー浅野  松原通_居酒屋.あさの 

うぶかたの沖縄日報(7)【眺望の茶や“ちぃぱっぱ”】

M.A.P.が委託販売を始めた100シリーズ。
そのうちの“海が見えるお店”の一軒が近くにあるということで、寄ってみることにしました。
眺望の茶や“ちぃぱっぱ”です。
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おかあさん、ボカシて撮ってね、だって。

ちぃぱっぱの正体はこれです。
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和名はつわぶき。キク科の多年草。花言葉は「謙譲、困難に傷つけられない」
ちぃぱっぱのおそばの麺にはつわぶきの葉っぱが練りこんであるのです。
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こういうところで食べられるんです。
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厨房からここまでおかあさんが届けてくれるのですが、雨の日はどうするんだろう。雨の時は大変ですねっていったら「そうなんです。傘さしていくんです」だって。

さあすごく綺麗な海です。でも写真は全然わかりません。だからあんまりきれいに撮れなくてごめんなさい。
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下から“ちぃぱっぱ”を見たところです。
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これから100シリーズを、本とはちょっと違った角度から、ひとつひとつご紹介したいと思っているのですけど、うーん、でも、「内地」で本が売れてくれないとだめかな。
是非、お買い求めください。おねがいしまーす!
 ⇒M.A.P.販売サイトへ
 ⇒“ちぃぱっぱ”のホームページ


※追加画像による報告3月12日
だんだん近づいていくようで、なかなかいい感じ。
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泊まれるんですね。
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でも、いくら?

メニューです。これは重要な情報です。
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ピザ。おいしそう…
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でも、たべ過ぎじゃない?

【この人だあれ?】
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おまけ。
玉城さんに教えていただいた、近くで開催中のつつじ祭りです。
東村つつじ祭り

tag: 沖縄の人  東村つつじ祭り  沖縄そば  100店.海が見える  沖縄の旅_2009年3月  沖縄の呑食処.ちぃぱっぱ  ちぃぱっぱ  別ブログへ 

うぶかたみちの沖縄日報(6)【陶芸玉城】

【うぶかたの報告】
(※括弧内は高山正樹のコメントです)

今日は、金城君の運転でやんばるへ。
大宜味村で焼き物(やちむん)をやっている玉城さんご夫婦に会いに行きました。
国道58号を北上し、山の方へ入っていく曲がり角のファミリーマートで一服。
あ、100シリーズが置いてある。
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(※ファミマの陳列棚じゃないみたいですね。)

コンビニから道を隔てた向こう側は海。いい天気、とても気持ちが良いです。
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(※絵になってるんだか、なってないんだか)

金城君がカニを見つけました。
掌の上の極小の蟹
(※おじさんには、よく見えないのですが)

いよいよ山へ
この先、目的地への目印が何もないということで、玉城さんが途中のスーパー(?)まで迎えに来てくださいました。
お店の入り口に「ハイケイあります」という張り紙。
「ハイケイあります」という張り紙
「ハイケイ」ってなんだろう。どなたか教えてください。
(※なんで玉城さんに聞かなかったの。奄美にはケイハンという食べ物がありますが、ケイは鶏、ハンは飯。関係ないかしらん?)

陶芸玉城に到着です。
陶芸玉城

玉城望さん若子さんご夫婦です。
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(※どうして奥さん、旦那さんの影に隠れていらっしゃるのしょう)

この辺は寒いのです。だから、去年薪ストーブを買ったそうです。
薪ストーブ
といっても沖縄で薪ストーブを見つけるのは困難。パソコンもお持ちでないので、ネット購入もできず、寒いところならあるだろうと、北海道に住んでいるのお友達に頼んだのですが、結局そのお友達もネットで探して、ストーブは新潟から届いたそうです。
(※沖縄のパソコン普及率、低い感じです。いいことなのですが、M.A.P.としてはなかなか辛いなあ)

登り窯です。
登り窯
工房も、この登り窯も、ご自分たちで作られたのだそうです。
(※ほー!)

一番手前に火を入れて、そこが1200度くらいになったら次の窯に火をいれて、だんだんに上の窯まで行くのです。
一回火を入れたら40時間は付きっ切り、お二人交代で作業するそうです。
(※ふーん!)

お二人の作品です。
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(※このカラカラで泡盛を飲みたいなあ。あれ、後ろに見えるのは、もしかして島バナナじゃないの? でも島バナナにしてはちょっと細いかなあ……)

玉城さんが拾って育てている犬です。
ポチと……
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ケンです。

ケンはオスとメスの双子でした。でもメリーは死んでしまいました。
ポチは大怪我をして倒れているのを、ここで死なせてはかわいそうと連れてきたら元気になったんですって。
夏休みや連休になると、ヤンバルの森に、たくさんの犬が捨てられるのだそうです。
(※押井忍のファンというわけではありませんが、ちょっと思い出しました。犬が捨てられるのは、都会だけではないんですね。ここでもやっぱり、野犬は嫌われ者なんだろうなあ。心優しい人間でも、犬が自由に生きることを許すまで寛容にはなれない。捨てるのが無責任、それはそうなのだろうけれど、飼われている犬は、本当に幸せなのでしょうかなんてね。言っちゃいけないこと言いました。)

続く。(※また続くのかい)



※追加画像による報告3月12日

焼く前。
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登り窯の火加減を覗く穴。
登り窯の火加減を覗く穴

穴のアップ

登り窯は火力の調節がとても難しいのです。でもその揺らぎがあるからこそ、思いもよらぬ味のある作品が生まれることがあるのです。つまり、陶芸とは偶然の芸術と言えるのかもしれませんね。他力本願のようにも聞こえますが、人間というものが本来自然から生かされている存在だと考えるなら、なんだかそれが、正しいあり方のように思えてきませんか。
とはいうものの、安定しない火力のせいで、せっかくの作品が割れてしまうこともよくあるなのことです。
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でも、いちいちそれを残念がっていては、陶芸に携わることなんて出来ません。なんだか人生みたい。ふっと「諦念」という言葉が浮かんできました。

できあがり!
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