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C.W.KYOKOさん

最近、写真のことを考えています。
ひとつはiPhoneのアプリケーションであるBig Canvas PhotoShare、巨大な画像投稿サイトです。
“世界配信”という隠しサブカテゴリを作っちゃいました。)
http://www.bcphotoshare.com/photos/publicへアクセスしてみてください。世界中からやってくる画像たち。ちょっと眺めてから、PCの「F5」KEYを押して更新すれば、どんどんと新しい画像が集まってくることが実感できるでしょう。
なんなんだろう、このイメージの氾濫は。この大洪水の中で、写真のプロは、どうやって自らの作品を差別化して輝かせるのでしょうか。
僕は、写真家じゃなくてよかったなんて思ってしまうのです。

もう一つは、沖縄の那覇にある桜坂劇場のショップで見つけた一冊の写真集です。

ダニエル・ロペスという沖縄在住のスイス人が撮ったオキナワ。
ただただ沖縄の街で見つけた壁を写しているだけ。PhotoShareに投稿しても、きっと埋没して目立たないであろうと思われるような写真たち。作品の良し悪しについては僕にとやかく言う能力はないのですが、この本に掲載された77枚の写真には、確かに沖縄だと思わせる説得力があるのです。これって、沖縄の人には撮れないだろうなあと思ったのでした。沖縄の人でなくても、日本人ではやっぱり撮れないかもしれない、なぜなら近すぎるから、そんなことを感じさせられた写真集なのでした。

ちょいと屈折した前振りでしたが、さて、いよいよ本題です。
本日、事務所にKYOKOさんがいらっしゃいました。3月8日に目黒のギャラリーで開かれていた写真展、そこで作品とはお会いしていました。その時見たKYOKOさんたちの作品を、例えばポストカードのようなものにして販売できないだろうかとお伝えしていたのです。
KYOKOさんは沖縄に魅せられ、沖縄を愛し、沖縄を撮り続けている女性カメラマン。彼女の作品には、彼女の優しさが溢れています。

記念のセルフポートレートをお願いしちゃいました。
まずは1枚目。
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そして2枚目!
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写真という作品をネットで販売することには色々な困難がありそうで、それらは解決し乗り越えていかなければならないのですが、沖縄のことをやるならば、やはり一番大切なのは人と人との繋がり、それさえ大切にしていけば、この先いろんな展開があるだろうと私たちは信じているのです。きっと新しい仲間が、私たちの作品を育ててくれるに違いありません。
それに加えて、例えば、芭蕉紙に写真を印刷したりというようなアイデアも出たりして、きっと面白いことになるに違いない、話は尽きることがありませんでした。

末長くお付き合いができることを祈って。
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絶対に、また来てくださいね


http://kyokomarin.ti-da.net/
http://ameblo.jp/noonecanbeperfect/
http://www.myspace.com/camerawoman_kyoko

いろいろ頑張ってるね!
(5/13投稿)

tag: C・W・KYOKO  ダニエル・ロペス  ミステリー 

“ノロエステ鉄道”が完成!

ちょっと予定より早く、“ノロエステ鉄道”が届きました。
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だんだん垢ぬけてくるね、さびしい?
垢ぬけてきたデザインのノロエステ鉄道のCD

さあ、どんどん攻めなきゃね。
次回は、な、なんと、山之口貘です。
 ⇒貘さんが雲の上の人だということ
 ⇒久米明さんが貘さんの詩を読んだということ

すでに泉さんに許諾を頂いております。

でも今日はこのへんで、なぜって…

CDにするか、はたまた…、
誰が読むのか、まさか…

いろいろあるのでミステリー、皆さまお楽しみに。



《おまけ》
山口泉さんと宇夫方路さんの会話
泉さん「沖縄の方ですか」
路さん「違います」
泉さん「沖縄で宇夫方という方とお会いしたことがあるので」
路さん「それは父ではないかと思います」

それは宇夫方隆士さんが沖縄で朗読会を開いた時、貘さんの直筆原稿を泉さんからお借りして展示したから。

その時の資料など…

2003年9月13日
名護聖ヨハネ教会にて
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第一部 朗読
 宮澤賢治 ……宇夫方隆士
 山之口貘 ……高嶺邦夫
第一部 トークショー
 北の心・南の心
 宇夫方隆士×高嶺邦夫 (司会・高嶺初子)


山之口貘生誕100年を記念して、北の詩人宮沢賢治と南の詩人山之口貘の作品を、それぞれのお国なまりで朗読するという企画。
なんだかM.A.P.としても、いけそうな気がしますねえ。

当時、新聞でも御紹介いただいたようです。

【沖縄タイムス2003/9/14】
詩人の世界に浸る
名護で「賢治、貘」朗読会

【名護】県出身の詩人山之口貘の生誕百年を記念し、岩手県の宮沢賢治と両者の詩の朗読会「北の詩(うた) 南の詩−賢治と貘」が十三日、名護市の名護聖ヨハネ教会で開かれた。地域の人々ら約百人が参加し、二人の詩人の世界に浸った。
岩手県出身で、同教会の関係者宇夫方隆士さんが「南北の日本を代表する詩人の作品を味わいながら、言葉でその違いも知ってもらおう」と企画、同教会が主催した。
賢治と同郷の宇夫方さんが古里の情感たっぷりに「雨ニモマケズ」や妹との死別を詠んだ「永訣の朝」など五編の詩と短歌一つを朗読。貘の詩は、元ラジオ沖縄アナウンサーの高嶺邦夫さん(61)がユーモアを漂わせ、約三十編を朗読。朗読の合間には詩の背景や作者の暮らしぶりを話した。
朗読者によるトークショーでは、宇夫方さんが「賢治は岩手弁でしか話せなかったと聞いている。朗読は、私の父親の口調を思い出しながら読んだ」と報告。高嶺さんは「貘さんは、人を愛し、争いを拒み、自然を受け入れる沖縄の風土性あふれる人だった」と述べた。


【沖縄タイムス2003/9/21】
ひと 宇夫方隆士さん(72)
岩手弁で詩を朗読
宮沢賢治の魅力伝え 

岩手県出身で、三年前に西原町に移住。出身地の文学者・宮沢賢治の詩(心象スケッチ)を岩手弁で朗読する活動をしている。十三日は、山之口貘の生誕百年記念として、名護市で山之口と宮沢の作品の朗読会も企画。会場では、宮沢直筆の「雨ニモマケズ」の原稿の写しなども披露し、解説を加えた。「賢治の作品は、地元の言葉で読まなければ、本当の心は伝わってこないといわれている。岩手弁がそのまま作品になっているものもある」と指摘。「これからも朗読を続けたい」と意欲を見せる。

tag: 名護聖ヨハネ教会  沖縄タイムス  おきなわおーでぃおぶっく  宇夫方隆士  ノロエステ鉄道  ミステリー  山之口貘  山口泉  宮澤賢治  高嶺邦夫 

“ボンボニエール”というお店

冷たい雨です。

歩くのが億劫で、車で、お昼を食べに出掛けました。
せっかく車で出たのだから、前々から気になっていたボンボニエールというお店に行くことにしました。

スパゲッティを頂きました。絶品です。
料理をご紹介するのは難しい。特に画像は、ほんものより不味く見えては申し訳ないです。
というわけで、食後の飲み終わったアイスコーヒーのグラス…
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氷が黒いのは、コーヒーを凍らせている氷を使っているから。素敵な心遣い。しっかりとコーヒーの香りのするとてもおいしいアイスコーヒーでした。

御馳走さまです。
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さて、場所を説明するのが難しい。

こういう時こそ地図。
そこでてっとり早くグーグルマップ、というわけにはいかないから困っているのです。
地図の仕事をしてるくせに、いやいや、それだからこそ厄介なのです。
できれば昭文社の…
でも、このままだと喜多見のサイトがなかなか先へ進みません。
だから踏ん切りました。時間節約、ブログではグーグルマップを活用します。ポリシーなしです。
そのうちに、先方からお話が持ち上がるくらい、精進していいもの作っていくよう努力することにします。


大きな地図で見る

ボンボニエールでおいしいのはスパゲッティだけじゃない、それについては、別の話題と一緒に後日…

tag: 松原通_イタリアン.ボンボニエール  地図の仕事