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秋ですか?

9月も、今日で終わりです。
すっかり秋なんですよねえ。でもなんだかそんな感じがしない。

ああ、私達のゴーヤーですが、だんだん力がなくなってきたようです。
ちいさなゴーヤーですが、もうあんまり成長しないみたい。
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全く大きくならずに、色が白っぽくなってきた雌花もあります。
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なんだか情けない感じ。
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これって、紅葉ですか? 違うよねえ、枯れてきたって感じですよねえ。
でも、紅葉と枯れることの違いってなんなのでしょうか。
4日後のゴーヤーへ

そんなことを、考えていたら、久しぶりに沖縄の金城君から、沖縄通信が届きました。
「沖縄の秋」です。
25日のことなので、そちらの日付に差込みました。
金城君の沖縄通信no.4(9/25)
どうぞ金城君が撮影した素敵な画像を見てください。

最近、「内地」より沖縄のほうがずっと季節があるんじゃないかという気がしてなりません。少なくとも、東京近辺に較べれば、沖縄のほうがずっと四季を感じることができる。当たり前ですね、きっと。

比較的大きくなったゴーヤーを、収穫しました。そして事務所が留守の時に水を遣ってくださったかおるさんに、心からの感謝を込めて進呈いたしました。
ゴーヤーを持ったかおるさん

それから、だいぶ前の記事をアップしました。
幸区の敬老会で琉球舞踊(9/21)
安冨祖流歌三線の人間国宝、照喜名朝一さんのことを追記しました。
“おもろ響む”の記事に追記(9/27)

tag: ゴーヤー栽培.2009  かおるさん 

仙川の“美ら風”

M.A.P.after5としては、喜多見周辺の居酒屋はご紹介しなければばらない大切な素材です。全店網羅はまだまだ先ですが。

沖縄料理のお店なら、小田急線沿線ならば経堂から登戸くらいまで、京王線でもつつじヶ丘と仙川くらいは守備範囲にしなければ、なんて考えています。
(肝臓くん、大丈夫?)
というわけで……

仙川にあるお店、沖縄料理“美ら風(ちゅらかじ)”です。
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お店に入ると、まず大きなカウンターが見えます。
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その周りを囲むように、ゆったりしたテーブル席。
いやいや、こんなご紹介はM.A.P.after5らしくない。お店の雰囲気や詳しい場所などをお知りになりたい方は、“美ら風”の素敵なホームページで確認できますのでそちらをご覧くださいませ。
http://churakaji.jp/

この9月4日にオープンしたばかりのお店。でも結構なお客さんで賑わっています。

器は、もちろん壷屋焼に琉球ガラス、なのかな(?)
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抱瓶(ダチビン)です。
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泡盛をカラカラに入れて出してくれるお店はあるけれど、抱瓶(ダチビン)は初体験です。
※もちろんカラカラもあります。
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角度の悪い画像でごめんなさい。

抱瓶を上から見ると、三日月の形をしています。ぶら下げて持ち歩くとき、これで体としっくり合わさるのです。そういえば、軍隊なんかで使う水筒も、上から見るとたれパンダの目みたいな形をしている、あれもおんなじ理屈なんでしょうね。
要するに、抱瓶はアウトドアーグッズなのです。それを室内でお客様に出す、それを沖縄のうるさいお年寄りがどう考えるか、色々あるのでしょうけれど、僕はおもしろいアイデアだと思います。
今では抱瓶って、すっかり鑑賞用の置物になってしまいました。でも道具なら使わなきゃつまらない。本来の使用方法と違っていたとしても、飾っておくよりは使うことの方が大事、使われる抱瓶も、きっと喜んでいるに違いありません。

お料理にも色々な工夫があるみたい。
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定番のゴーヤーチャンプルーですが、にんじんやもやしが入っている。味にもちょっとした工夫がされている感じがします。海ぶどうは最近よく知られてきた食材ですが、そのサラダ仕立てというのは、考えてみると、ありそうであんまり見かけないメニューです。
(なお、この画像は、かなりみんなで突っついて食べた後です。ちょっと食べるのをストップして撮影しました。)

豚肉の料理。
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これは創作料理なのかな。

料理は、どれもこれも大変おいしく頂戴しました。ご馳走様でした。

オーナーの竹原学さんです。
(僕の女房と同じ豊見城高校のご出身なんだって。)
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竹原さんは、つつじヶ丘の沖縄ダイニングバー“みやらび”のオーナーでもあります。“美ら風”は、2軒目ってことですね。がんばってるなあ。

ネーティブな沖縄を提供するのか、都会風で独創的な新しさを表現するのか、いや、たった一日お邪魔しただけで、お店のコンセプトを勝手に想像してコメントするのはやめましょう。
竹原さんの笑顔にはどこかウチナーの暖かさがあります。それを感じるために、またお邪魔しますね。次は“みやらび”を体験してみようかな。

竹原さん、今度“みやらび”のお店に出ていらっしゃるのはいつですか?
(文責:高山正樹)
《おまけ》
ちょっとした関連記事を読む……
http://lince.jp/hito/sobaparty……

tag: #竹原学  海ぶどう  沖縄居酒屋.美ら風  ゴーヤーチャンプルー 

とりたてて訳もなく

地図屋っぽく……
都道114号線(武蔵野狛江線)は仙川と狛江高校方面を結ぶ道。甲州街道から世田谷通りへの抜け道ですが、2009年9月30日現在、両端は甲州街道にも世田谷通りにも直接アクセスしてはいません。でも間もなく世田谷通りへは繋がりそうな気配です。

その道を、喜多見に一番近いあたりからちょっと狛江方面に行ったところのラーメン屋でお昼。
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幟がみんな裏になっちまって申し訳ありませんな。お店の外にも賑やかなポップがたくさん貼ってある。それによると、所ジョージお気に入りのお店なのだとか。サマーズとかオセロとか、芸能人の写真がいっぱい。

特に何か訳があってご紹介しているのでもありません。お昼にラーメンを食べましたというだけのはなし。まあ、喜多見から歩こうと思えば歩けないこともないので、本記事のサブカテゴリに「喜多見」を追加しておきましょうか。
お勘定していたら、お店の方に話しかけられました。
「今さっきそこのテーブルで食べていたのは、やっくんだかもっくんだかのグループの人なんですって。よく知らないんですけど」
そう言いながらも特になんでもないという素振り。こっちも、特に興味があるわけでもないので、はあ、それがなにか… という感じ。でも、そんな話をブログで紹介してしまえば、同じ穴のなんとか。
使えるものはなんでも使う、大いに結構ではありませんか。

夜は……
都道114号線を反対に北東へ。仙川の居酒屋に行きました。
珍しいメンバーです。
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楠定憲氏、大島純氏、そして劇団あとむの人気俳優の原田邦治くん。そして画像のこちら側には高山正樹と宇夫方路。
特に何か訳があって集まったのではありません。でも、訳もなく、何かをはじめたくなったのです。きっと大切なのは、軽薄な決断力と、尻軽な実行力です。

「地獄は炎の中に『したことの後悔』を広げているように、天国は『しないことの後悔』に充ち満ちている」
(芥川龍之介「文芸的な、余りに文芸的な」)
http://lince.jp/mugon/kako1984…

仙川のお店は沖縄料理の居酒屋“美ら風”。
“美ら風”のマスター竹原さんが、「ブログ、楽しみにしています」と言ってくださったので、ならばそちらは「沖縄のこと」という別範疇の記事にてきっちりと……。

tag: 喜多見  松原通_中華.錦菜館 

喜多見の居酒屋“串かん”のご紹介

入った居酒屋は“串かん”です。
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今までなぜご紹介する機会がなかったのかについての理由は、下記の記事に書いてあります。
http://lince.jp/hito/iroiro…
つまり、普通なのです。普通の居酒屋なのです。普通って、なかなか話題にならない。でも、こういう普通の居酒屋が、喜多見には意外に少ないのです。そこに思い当たったら、普通が普通じゃなくなった。普通がとっても価値あることに思えてきました。
ちょっとお洒落だったり、料理にこだわりを見せていたり、そんなお店もいいのだけれど、ごく普通のツマミでちょいと飲みたいことってありませんか。気楽に一杯やりたいことってありませんか。昭和の、あの新宿のションベン横丁や渋谷の恋文横丁にあったようなお店。
そのことに、喜多見の人たちも気づいたのかもしれません。今日の“串かん”はなかなか賑やかです。若い人たちもいるし、女性もいるし。
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横丁の、普通の飲み屋はこのくらいが丁度いい。

前に「特に何がどうだというわけではないが…」と書いたけれど、いやいやどうして、喜多見一番の豊富なメニューの、その全てが安くてしっかり期待通りに旨いのです。
酒も安い。
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ただ、ホッピーが「ナカ」と「ソト」と、別々に注文できないのがちょっと不満かな。

おやじさんはシャイで、ブログで紹介するって言ったら、下向いちゃった。
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でも、昭和の居酒屋のオヤジは、そのくらいが丁度いい。

「ごちそうさん」
「まいど」

“串かん”を出て、ちょっと角を水割りで一杯やって帰りましょっと。
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tag: 喜多見_居酒屋.串かん  喜多見_Bar.La・Port 

“無伴奏デクノボー奏鳴曲”稽古再開

久しぶりの稽古……
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10月20日・21日の本番に向けて…
公演のご案内

でもインフルエンザに気をつけて…
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宮沢賢治が再開したから、というわけでもないのですが…
夜、楠定憲氏が事務所に来て、「宮澤賢治考」を、やっとこさ一つ書きました。
http://lince.jp/lince/kenji/item…

それから、楠さんが撮影した岡山勝央の本番前の画像を、9月12日付の記事に追加してアップしました。
http://lince.jp/hito/mapinfo/okayama…

そんなこんなのご褒美で、なんていうわけではありませんが……
串かん

楠定憲

最近、“M.A.P.after5”の喜多見情報をご覧下さっている方々も多いようで…
だからお店の紹介は別記事にて…

tag: デクノボー奏鳴曲  山猫合奏団 

ゴーヤー作りの教訓

東京の朝…
あれ……
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もう少し大きくならないかなどと欲張って
たった一日収穫を躊躇したらこの有様だ。
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明後日のゴーヤーへ

教訓。
成長が止まったと感じたら、さっさと採ること。

tag: ゴーヤー栽培.2009 

“おもろ響む”と豆知識【クウェーナ】

うるま市から戻って、お昼から西原で稽古です。
伊波正江先生(玉城流喜納の会会主)から、今晩の国立劇場に誘われました。
“おもろ響む”
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録音する手段を持たなかった時代に、消えて無くなりそうな“おもろ”を、誰がどのようにして残してきたのか、それを芝居仕立てで紹介するという創作舞台。
“おもろ”とは、奄美・沖縄諸島に伝わる古歌謡で、それを首里王府がまとめたものが、かの「おもろそうし」(全22巻)です。

この公演に、首里クェーナ保存会の一員として井上真喜ちゃんが出るということは知っていました。そのチケットを正江先生から頂くとは、なんだか不思議。真喜ちゃんと一緒に眞境名由佳子さんも歌っていました。やっぱり沖縄は狭いということ。
楽屋でのふたり。
井上真喜ちゃんと眞境名由佳子さん
 ⇒境名由佳子さんの紹介記事

クェーナについて、ちょっと長くなりますが、大変興味深いので『沖縄大百科事典』から抜粋して引用しましょう。
「沖縄の古謡の一ジャンル。語義についてはクイナとよばれる鳥の鳴き声に由来するという説と囃子詞の<こいな>に拠るという説がある。くわいにや、こゑななどの表記がある。呪術的要素の濃い叙事的歌謡である。内容は雨乞い、五穀豊穣、航海安全、船造りなどの予祝で、対語・対句を連ねてそれぞれのことがらが理想的状態で展開するようすを謡う。そうすることによってことがらの理想的実現を祈願したのである。謡われる時間を起点にすれば、クェーナの内容は過去に起こったことを謡うのではなく、これから起こって欲しいことを、すでに起こったかのように謡う。」
歌ったクエーナは「アガリユー」でした。

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この画像は舞踊「聞得大君の舞」。
真ん中で踊っている人は玉城節子さん。1月に東京の国立劇場で撮った写真に写っていらっしゃいます。
その時の画像再掲。右から2番目の方です。
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記事はこちら…
 ⇒http://mapafter5.blog.fc2.com/blog-entry-791…

また、東江祐吉くんも、伊波普猷役で出演していました。
東江祐吉くんの紹介記事

そして特別出演の照喜名朝一先生は人間国宝。安冨祖流の歌三線の名手です。そして、なかじんさんのお師匠さんです。
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 ⇒三線を習うなかじんさんのこと

やっぱり沖縄は狭い……?

(沖縄で離婚率が高いのは、世間が狭くて、浮気を隠しておけないからだと、誰かが言ってましたっけ。真偽のほどはわかりません。)

明日朝一の飛行機で東京に帰ります。なにしろ、明日から“無伴奏デクノボー奏鳴曲”の稽古再開ですからね。
宇夫方路でした。

tag: 沖縄大百科事典  沖縄の旅_2009年9月  沖縄芸能  玉城節子  眞境名由佳子  照喜名朝一  井上真喜 

またもや龍谷寺にて

その頃、東京の高山正樹は八王子の龍谷寺へ。

前回は…
http://lince.jp/hito/mingle…

今回はM.A.P.的ミステリー

劇団あとむの三國純子さん。
M.A.P.after5初登場です。
三國純子さん

何をやったかは山猫合奏団のOfficial_Blogにて。
http://lince.jp/lince/topics/terakoya…

それから、今回のドラさん。
無理して笑ってる?
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tag: ドラ  山猫合奏団  龍谷寺  別ブログへ  その他の登場人物 

あっちこっちへ

今回の沖縄出張の一番の目的は、石鹸の森山さんに会うこと。
うるま市の、いつものA&Wです。
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M.A.P.で売り出すために、新しい石鹸を考えてくださっている森山さんと、どのような石鹸にするかの相談です。
そのために、楽天市場沖縄mapで、既存の「森の和(和み)」を使ってみてアンケートに回答していただくという企画を立てました。
 ⇒沖縄mapの「石鹸」のページ(※すでにこのページはありません)
そうしたら25名募集のところに何と1000名を越える御応募があってびっくり。
ところが、アンケートの締め切りを今日のこの日に間に合うように、少し急いだ日にちに設定した所為なのでしょうか、残念ながら回答をお送りくださらない方々がたくさん。なんだかなあ。再度期日を延長してお願いのメールを送ってあるのですが、さてどうなりますことやら。
第2回のモニター募集も検討しているのですが、このままご回答をいただけないようでは、やり方なども考え直さなければいけません。
ともかく、詳しいことはお話できませんが、現在、新製品をよりよいものにする為に、森山さんご夫婦も一生懸命研究を重ねてくださっています。今しばらくお待ちください。

ちょっとした用事があって、“BOOKSじのん”さんへ。
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店長の天久さんがお留守だったので、また今度。

※余談ですが、“BOOKSじのん”のホームページから、最近高山正樹がいつも参考にしている「沖縄大百科事典」について、じのんの店長さんが書かれた文章が読めます。
 ⇒店長の天久さんが沖縄大百科事典について書いたブログ記事


それから、今回ももちろん“おきなわ堂”にも行きました。
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100店シリーズは楽天市場沖縄mapで大人気。
 ⇒沖縄mapの「100店シリーズ」のページ

在庫切れの本と、また新しいものも仕入れて、さっそく楽天市場沖縄mapにアップしました。
「おきなわの器」と「いろはにふぉと」。
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それから「LOVE!SPAM」というレシピ本。
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もちろんM.A.P.販売サイトでも買えますよ。
 ⇒おきなわの器  ⇒いろはにふぉと  ⇒LOVE!SPAM

tag: 沖縄大百科事典  A&W  沖縄の旅_2009年9月  おきなわ堂  森山さんの石鹸  100シリーズ  じのん 

24時を過ぎれば“ななしん屋”

土を出た時はもう12時をまわって27日になりました。でも、ここのところなかなか時間が取れなくてご無沙汰の“ななしん屋”にどうしても顔を出していかなきゃね。

ママは相変わらず外国映画の女優さんのようです。
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私と高山正樹の、影の三線の先生なのです。

3人組のお客様がいらっしゃいました。
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みなさんそれぞれ旅行会社にお勤め。以前は同じ会社で、今でも時々会って、こうして飲みに行くのだそうです。
ということは商売敵? 会社の壁を越えた密談? そんなことはないのだろうけれど、波風立たないように、お名前だけは伏せておきましょうか。

一番向こう側の素敵なXさんが他のおふたりを“ななしん屋”に連れて来られました。
手前のNさんは、最近東京の会社から石垣島へ移動したばかり。石垣島に遊びに来たときは連絡くださいと名刺をいただきました。
真ん中のKさんは東京の旅行会社に勤務。伺ったら私が育った家の駅をはさんで反対側にお住まい。「神社のそばです」「じゃあホワイト餃子の近く?」「そうそう」、なんてローカルな話題にすっかり盛り上がってしまいました。ここでお会いしたのも何かの縁、今後何かご協力いただけるようなことはないでしょうか。

旅行のプロが訪れるのだから、やっぱりこの“ななしん屋”には魅力があるんですよね、きっと。
お店の隅には、渋い糸巻きがそっと飾ってありました。
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何度も来ているのに、なぜだか今まで気がつかなかった……
ところで、これって、「かせ(かし)」?、それとも「かき(かき)」?、じゃなくて「わく」なの? このあたりがよくわからないんだよね。どなたか教えてください。
「かせかけ」のことを読む

さあ、明日も忙しい。早く寝なくっちゃ、って、もう2:00だよーん。

tag: 沖縄の呑食処.ななしん屋  沖縄の旅_2009年9月