2009年12月11日(金)22時41分
告知:「知花昌一・沖縄読谷平和学」上映会
知花昌一さんと、映画監督の西山正啓さんと、沖縄でお会いした日の記事を、今日の朝、アップした。
⇒知花昌一と西山正啓(11/20)
そして、御自宅の福岡に戻られた映画監督の西山正啓さんからお便りが届いた。
「1ヶ月も留守にしていると、こちらはもう冬なのだということを実感します」というご挨拶と、映画「知花昌一・沖縄読谷平和学」の東京初の試写上映会のお知らせ。
こちらのブログで、告知させてくださいとお願いしていたのである。
●12月18日(金)18時30分より
※上映98分と西山正啓監督のお話
三鷹市消費者活動センター(三鷹市下連雀3-22-7)
(中央線三鷹駅南口下車2分)
料金:カンパ
お問合せ:080-5255-7406(西山監督御本人)
●12月19日(土)18時より
※上映98分と西山正啓監督のお話
琉球センター・どうたっち(豊島区駒込2-14-7)
(山手線駒込駅1分)
東口改札を左、さつき通り商店街、居酒屋「駒露地」を左折した左側。
料金1,500円 (終了後 西山監督との交流会・参加費1,000円)
お問合せ:03-5974-1333(琉球センター・どうたっち)

西山正啓、新作ドキュメンタリー
「ゆんたんざ未来世〜恨(ハン)を解いて、浄土を生きる」シリーズ第一弾!
「知花昌一・沖縄読谷平和学」のプロフィール
【解説】
福岡教育大「共生社会論」講座の中から始まった、『沖縄スタディツアー“愉快なうちな〜んちゅ”と出会う旅』が今年で7回目を迎えた。亜熱帯の美しい海、ちゃんぷる〜異文化体験はもちろんのこと、沖縄に集中する米軍基地、新しい海上基地建設の反対闘争が粘り強くつづけられている名護市辺野古、沖縄戦で米軍が最初に上陸した読谷村、そこで女、子ども、老人による強制集団死が起きたチビチリガマ、投降することで九死に一生を得たシムクガマ。否応なくみえてくる沖縄の光と陰。そのさまざまな現場に立ち、そこで暮らす人々から話を聞く。スタディツアーの目的と、向き合う心がまえはいつも同じだ。今回は韓国、中国、ベトナム、オーストラリアの留学生が参加、平和の礎・辺野古、読谷村ではチビチリガマ、シムクガマに加え、強制連行され無念の死を遂げた朝鮮人軍夫の魂を、自戒を込めて慰霊する「恨(ハン)之碑」を見学した。水先案内人は読谷村議会議員でチビチリガマの語り部、知花昌一さん。旅の終わり日本とアジアの学生たちは、国家と個人、異文化を生きるお互いの友情について、アジアの平和について夜通し語りあった。西山正啓 監督・製作/98分/2009年作品。
【製作者より】
「チビチリガマ世代を結ぶ平和の像」建立を記録した映画「ゆんたんざ沖縄」の製作から22年、この映画に記録した彫刻家・金城 実さんと知花昌一さんは、沖縄海邦国体での「日の丸」焼きすて、右翼による平和の像破壊と再建に至る苦悩、米軍通信基地「象のオリ」奪還闘争、村議会議員への挑戦、沖縄靖国訴訟、「恨(ハン)之碑」建立、「戦争と人間」100mレリーフ製作など共に波乱万丈の人生を歩んできた。
2009年早々、私は読谷村で新たな映画記録を始めた。次世代への揺るぎない平和の継承作業と琉球独立も視野に入れた二人の大胆な思索と行動を記録しようとする試みだ。シリーズ「ゆんたんざ未来世〜恨を解いて、浄土を生きる」。シリーズ製作のための序章・第一弾は、チビチリガマの語り部として“戦争につながる動きを一切拒否する”を信念に行動してきた知花昌一さんの「沖縄読谷平和学」。競演は中国、韓国、ベトナム、オーストラリア、そして日本の大学生たち。22年の時間を経て、ふたたび世代はめぐり、未来を結ぶ。希望はそこにある。
美しさの中で泣いていた沖縄
沖縄は私に涙を見せてくれた。しかし沖縄はただひたすら悲しんでばかりではなかった。沖縄はその涙をぬぐおうと努力していた。米軍基地建設に反対して海を守った多くの人たち、戦争の傷跡を語り継ぎ、平和な世界を願う知花昌一さん、痛みを抱え、またその痛みを克服しようとする意志も持ち合わせた沖縄。私はこの沖縄研修旅行を決して忘れることができないだろう。
●知花昌一(ちばな しょういち)
1948年読谷村生まれ。1986年、彫刻家・金城実さんの指導による「チビチリガマ(集団自決)世代を結ぶ平和の像」建立委員会事務局長として尽力。翌年秋、沖縄海邦国体ソフトボール競技開始式で「日の丸」を焼却。95年楚辺通信所、通称“象のオリ”内にある軍用地の再契約を拒否。全国的な支援を受け基地奪還闘争の先頭に立った。以来10年に及ぶ粘り強い闘いを経て、施設撤去・全面返還をかちとる。98年読谷村議会議員に当選、三期目の今日に至る。著書に「焼きすてられた日の丸」(新泉社)「燃える沖縄・揺らぐ安保」(社会批評社)がある。
●西山正啓(にしやま まさひろ)
1948年山口県生まれ。86年から沖縄読谷村に滞在して「チビチリガマ世代を結ぶ平和の像」製作、強制集団死遺族の証言、読谷高校の卒業式で繰り広げられた「日の丸」強制に抵抗する高校生たちの行動を映画「ゆんたんざ沖縄」に記録した。2000年には「未来世を生きる〜沖縄戦とチビチリガマ」を発表。代表作に「しがらきから吹いてくる風」「梅香里」「ぬちどぅ魂の声」「朋の時間〜母たちの季節」「米軍再編・岩国の選択」「消えた鎮守の森」「貧者の一灯」シリーズ三部作など。現在、「ゆんたんざ未来世〜恨を解いて、浄土を生きる」シリーズを製作中。
勿論、なんとか時間を作って、どちらかにお邪魔しようと思っている。
⇒知花昌一と西山正啓(11/20)
そして、御自宅の福岡に戻られた映画監督の西山正啓さんからお便りが届いた。
「1ヶ月も留守にしていると、こちらはもう冬なのだということを実感します」というご挨拶と、映画「知花昌一・沖縄読谷平和学」の東京初の試写上映会のお知らせ。
こちらのブログで、告知させてくださいとお願いしていたのである。
●12月18日(金)18時30分より
※上映98分と西山正啓監督のお話
三鷹市消費者活動センター(三鷹市下連雀3-22-7)
(中央線三鷹駅南口下車2分)
料金:カンパ
お問合せ:080-5255-7406(西山監督御本人)
●12月19日(土)18時より
※上映98分と西山正啓監督のお話
琉球センター・どうたっち(豊島区駒込2-14-7)
(山手線駒込駅1分)
東口改札を左、さつき通り商店街、居酒屋「駒露地」を左折した左側。
料金1,500円 (終了後 西山監督との交流会・参加費1,000円)
お問合せ:03-5974-1333(琉球センター・どうたっち)

西山正啓、新作ドキュメンタリー
「ゆんたんざ未来世〜恨(ハン)を解いて、浄土を生きる」シリーズ第一弾!
「知花昌一・沖縄読谷平和学」のプロフィール
【解説】
福岡教育大「共生社会論」講座の中から始まった、『沖縄スタディツアー“愉快なうちな〜んちゅ”と出会う旅』が今年で7回目を迎えた。亜熱帯の美しい海、ちゃんぷる〜異文化体験はもちろんのこと、沖縄に集中する米軍基地、新しい海上基地建設の反対闘争が粘り強くつづけられている名護市辺野古、沖縄戦で米軍が最初に上陸した読谷村、そこで女、子ども、老人による強制集団死が起きたチビチリガマ、投降することで九死に一生を得たシムクガマ。否応なくみえてくる沖縄の光と陰。そのさまざまな現場に立ち、そこで暮らす人々から話を聞く。スタディツアーの目的と、向き合う心がまえはいつも同じだ。今回は韓国、中国、ベトナム、オーストラリアの留学生が参加、平和の礎・辺野古、読谷村ではチビチリガマ、シムクガマに加え、強制連行され無念の死を遂げた朝鮮人軍夫の魂を、自戒を込めて慰霊する「恨(ハン)之碑」を見学した。水先案内人は読谷村議会議員でチビチリガマの語り部、知花昌一さん。旅の終わり日本とアジアの学生たちは、国家と個人、異文化を生きるお互いの友情について、アジアの平和について夜通し語りあった。西山正啓 監督・製作/98分/2009年作品。
【製作者より】
「チビチリガマ世代を結ぶ平和の像」建立を記録した映画「ゆんたんざ沖縄」の製作から22年、この映画に記録した彫刻家・金城 実さんと知花昌一さんは、沖縄海邦国体での「日の丸」焼きすて、右翼による平和の像破壊と再建に至る苦悩、米軍通信基地「象のオリ」奪還闘争、村議会議員への挑戦、沖縄靖国訴訟、「恨(ハン)之碑」建立、「戦争と人間」100mレリーフ製作など共に波乱万丈の人生を歩んできた。
2009年早々、私は読谷村で新たな映画記録を始めた。次世代への揺るぎない平和の継承作業と琉球独立も視野に入れた二人の大胆な思索と行動を記録しようとする試みだ。シリーズ「ゆんたんざ未来世〜恨を解いて、浄土を生きる」。シリーズ製作のための序章・第一弾は、チビチリガマの語り部として“戦争につながる動きを一切拒否する”を信念に行動してきた知花昌一さんの「沖縄読谷平和学」。競演は中国、韓国、ベトナム、オーストラリア、そして日本の大学生たち。22年の時間を経て、ふたたび世代はめぐり、未来を結ぶ。希望はそこにある。
美しさの中で泣いていた沖縄
沖縄は私に涙を見せてくれた。しかし沖縄はただひたすら悲しんでばかりではなかった。沖縄はその涙をぬぐおうと努力していた。米軍基地建設に反対して海を守った多くの人たち、戦争の傷跡を語り継ぎ、平和な世界を願う知花昌一さん、痛みを抱え、またその痛みを克服しようとする意志も持ち合わせた沖縄。私はこの沖縄研修旅行を決して忘れることができないだろう。
(釜山教育大学校 リュ・ヒョンチェ)
●知花昌一(ちばな しょういち)
1948年読谷村生まれ。1986年、彫刻家・金城実さんの指導による「チビチリガマ(集団自決)世代を結ぶ平和の像」建立委員会事務局長として尽力。翌年秋、沖縄海邦国体ソフトボール競技開始式で「日の丸」を焼却。95年楚辺通信所、通称“象のオリ”内にある軍用地の再契約を拒否。全国的な支援を受け基地奪還闘争の先頭に立った。以来10年に及ぶ粘り強い闘いを経て、施設撤去・全面返還をかちとる。98年読谷村議会議員に当選、三期目の今日に至る。著書に「焼きすてられた日の丸」(新泉社)「燃える沖縄・揺らぐ安保」(社会批評社)がある。
●西山正啓(にしやま まさひろ)
1948年山口県生まれ。86年から沖縄読谷村に滞在して「チビチリガマ世代を結ぶ平和の像」製作、強制集団死遺族の証言、読谷高校の卒業式で繰り広げられた「日の丸」強制に抵抗する高校生たちの行動を映画「ゆんたんざ沖縄」に記録した。2000年には「未来世を生きる〜沖縄戦とチビチリガマ」を発表。代表作に「しがらきから吹いてくる風」「梅香里」「ぬちどぅ魂の声」「朋の時間〜母たちの季節」「米軍再編・岩国の選択」「消えた鎮守の森」「貧者の一灯」シリーズ三部作など。現在、「ゆんたんざ未来世〜恨を解いて、浄土を生きる」シリーズを製作中。
勿論、なんとか時間を作って、どちらかにお邪魔しようと思っている。
(高山正樹)
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