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女3人のカクテル・パーティー

【OKINAWAN BAR 100】BOURBON CLUB

【第3報】
夜、西岡美幸さんから連絡が入りました。
Bar土の前で待ち合わせて、石川真生さんの展覧会を一緒に見て、ハーブティーを飲んで。
その後、恩納村から那覇まで車を飛ばして出てきてくれた演劇学校時代からの親友のルミと合流。安里にあるルミの知り合いの店でDinner。
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そのあと、近くの“バーボンクラブ”へ。
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ここは、那覇で一番カウンターが長いバー(15メートル)なのだそうです。
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すごくたくさんの種類のお酒。その数600種以上。せっかくだからカクテルを、と思いましたが、何を頼んでよいのやらちっとも決められません。
それならと、マスターにイメージで選んでもらおうという西岡さんの提案。以前にも西岡さん、何人かの友達とバーに行って、やっぱりそれぞれのイメージで作ってもらったところ、他の人はみんなおしゃれで素敵なカクテルだったのに、西岡さんだけなぜかピンクでかわいい感じの飲み物がきてショックを受けたのだそうです。さて、今日はどんなカクテルが出来上がるのかなあ。
ルミは車なので、ジュースを頼んで静観です。
そして…
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西岡さんはノンアルコールの「シンデレラ」、私はインアルコールで(なんで?)「グレープフルーツクーラー」。さっぱりしてとてもおいしい。西岡さんも今日は大満足。
国際通りのはずれにあるステキなバーで、女3人のカクテル・パーティーでした。
(宇夫方路)
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tag: 100店.BAR  沖縄の呑食処.バーボンクラブ  西岡美幸  国際通り  宮崎るみ  沖縄の旅_2010年2月 

宇夫方路沖縄へ【重要無形文化財の琉球舞踊】

旧暦1月15日
久米村では霊前にトーヌカシーイリチー(おからの油いため)とお粥を供えたそうである。

【第1報】
那覇空港に到着した宇夫方路から届いた画像。
ランふたつ。
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(35位)
これまでかな。


【第2報】
国立劇場おきなわで「伝承者研修発表会」がありました。
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沖縄県の指定無形文化財である琉球舞踊には「保持者」に認定された方と「伝承者」に認定された方がいます。今日はその伝承者の方々が、日頃の研鑽の成果を発表する会です。
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喜納の会の家元、伊波正江先生も伝承者に認定されていて、今日は瓦屋節を踊られました。

先生方の踊りは大変勉強になります。
でも、昨夜は午前2時過ぎまで事務所で仕事、2時間くらい寝て沖縄へ出発。移動中は寝たけれど、やっぱり眠い。そんな状態で、短いことばを数十秒かけてゆっくりと踊るような静かな古典を、何曲も続けて鑑賞するというのは、もうかなり厳しくて、ちょくちょく気が遠くなりました(笑)。
でも、もちろん正江先生の踊りは、目を見開いて、気が遠くなることもなく、最初から最後までしっかり見せていただきました。ほんとです!
(宇夫方路)
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【高山正樹による追記】
「保持者」と「伝承者」って、どのくらい違うのでしょう。
以前の公演についての論評ですが、ある時の新聞に、こんな記事を見つけました。

伝承者それぞれが力量を示したが、唱えや所作に緊張や稽古(けいこ)不足を感じさせる表現もあった。子役も含め、舞台経験を積めばもっと良くなるという伸びしろを感じただけに、今後も伝承者としての自覚を持ち、保持者から多くを学び取ってほしい。

伊波正江先生は宇夫方路の先生の先生、つまり大先生で、二代目家元なんですよねえ。それでも「伝承者」、厳しいものですねえ。

ところで、昨年の9月に「琉球舞踊」が、沖縄では「組踊」以来37年ぶりに「重要無形文化財」に指定されました。自治体による「無形文化財」の指定は数多くありますが、「重要」と称されるのは国指定以外にはありません。
(「重要無形文化財」の指定基準は2月12日に書いた記事を参照してください。)
国の「重要無形文化財」の指定には、「各個認定」「総合認定」「保持団体認定」の3種類があります。
「各個認定」は個人に対する認定で、いわゆる「人間国宝」がこれに当ります。「保持団体認定」は団体に対する認定です。
さて「琉球舞踊」ですが、これはもう一つの種類の「総合認定」でした。「組踊」も同じ「総合認定」です。
「総合認定」とはその技量を持つ人たち(各舞踊家)をそれぞれ保持者として認定するのですが、その総合体(琉球舞踊)が認められることが前提です。(「総合認定」の場合では、保持者として認定された方々を「人間国宝」と呼ぶことは一般的にはありません。)

昨年の「琉球舞踊」重要無形文化財指定(総合認定)で国から保持者として認定された方々は次の39名です。

大城政子さん(舞踊:琉舞寿乃会家元)
宮城幸子さん(舞踊:真踊流代表)
島袋光晴さん(舞踊:島袋本流紫の会宗家)
谷田(金城)嘉子さん(舞踊:玉城流扇寿会家元:東京都在住)
志田房子さん(舞踊:琉球舞踊重踊流宗家)
宮城能鳳さん(舞踊:宮城本流鳳乃会家元)
親泊久玄さん(舞踊:親泊本流親扇会二代目家元)
眞境名直子さん(舞踊:宗家真境名本流眞薫会眞薫直の会会主:大分県生まれ)
玉城節子さん(舞踊:玉城流翔節会家元)
金城美枝子さん(舞踊:玉城流扇寿会家元:名古屋市在住)
玉城秀子さん(舞踊:玉城流玉扇会二代目家元)
喜納幸子さん(舞踊:真踊流佳喜の会会主)
又吉靜枝さん(舞踊:玉城流いずみ会家元)
佐藤太圭子さん(舞踊:琉球舞踊太圭流家元)
島袋正雄さん(野村流三線:2000年「各個認定」人間国宝)
玉城政文さん(野村流三線)
松田健八さん(野村流三線)
大城助吉さん(安冨祖流三線:安冨祖流絃声会会長)
新垣万善さん(野村流三線:大阪府生まれ)
照喜名朝一さん(安冨祖流三線:朝一会会主:2000年「各個認定」人間国宝)
城間徳太郎さん(野村流三線:2005年「各個認定」人間国宝)
平良盛勇さん(野村流三線)
金城武信さん(安冨祖流三線)
知花清秀さん(野村流三線)
西江喜春さん(三線)
玉城正治さん(安冨祖流三線:安冨祖流絃声会会長)
喜瀬愼仁さん(三線)
宮城正子さん(箏曲)
宮城文さん(箏曲)
又吉清子さん(箏曲)
高良時江さん(箏曲)
東江朝子さん(箏曲)
上地尚子さん(箏曲)
上原綾子さん(箏曲)
屋嘉比清さん(胡弓:大阪府生まれ)
嘉数世勲さん(笛)
大湾清之さん(笛)
喜舎場盛勝さん(太鼓)
宇座嘉憲さん(太鼓)

コンクールも「最高賞」まで。その先「教師」「師範」「会主」、さらに家元になってもまだ継承者。県指定の保持者と国指定の保持者の違いは門外漢には全く分かりませんが、少なくとも人数はずっと県指定の方のほうが多いようです。さらにその中から、個人としての孤高の芸を獲得した人が現れたとき、三線や焼物の金城次郎さんのような人間国宝が生まれるということなのでしょうか。
ここまで来ると、このヒエラルキーを決めるものは、全く別の要因という気もしてきますが、いずれにしろ、大和の全くの素人が論評することではなさそうです。自重します。

それにしても、世田谷区よりちょっと多いくらいの人口の沖縄県なのに、琉球舞踊の世界はすごいですなあ。宇夫方路女史、教師免状を頂いたとはいえ、まだまだヒヨッコということですね。

tag: 沖縄の旅_2010年2月  三線  琉球舞踊  沖縄芸能コンクール  沖縄この日何の日  玉城節子  照喜名朝一 

夜「どぅる天」・朝「地震」

0時を回って、もう日付は27日。深夜だね。
あれ、こんなのやってるんだ。
各地のB級グルメに点数を付けるという番組。
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お、代田橋の沖縄タウンじゃないの。“たきどぅん”に入るのかと思いきや、そのお隣のお店だった。
 ⇒そのお店が写っている記事だよ

問題の料理は「どぅる天」!
見事(?)89点でB級認定。はあ、A級はないわけね。
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このお店には沖縄出身の人はいないんだって。(知ってるよ、“たきどぅん”のママに聞いたことがある。)
お店の若いオーナー(?)曰く、沖縄で勉強してきてメニューに出したんだってさ。どこで勉強したのかな。
「どぅる天」というのは「どぅるわかしー」で作ったコロッケのようなもの。この「どぅる天」を考え出したのは、確か沖縄で有名なお店 “うりずん” じゃなかったかなあ。そういえば確かに小生、“うりずん”に行けば必ず真っ先に「どぅる天」を注文していたっけ。
決め手は、「どぅる天」の中身、「どぅるわかしー」の味だな。

小生お薦めの「どぅるわかしー」は国際通りの “じんじん” の「どぅるわかしー」だね。いつも弱った胃を優しく癒してくれる感じがいいんだ。
 ⇒その画像を掲載した記事だよん
その時の画像をもう一回。
“じんじん”の「どぅるわかしー」
「どぅるわかしー」という料理はさ、田芋(ターンム)とその茎(ムジ)が主な材料で、琉球の代表的な祝料理なんだ。

おお、紹介されてるお店の「どぅるわかしー」がテレビに写ってる。

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ずいぶんと違うねえ。
そうだ、今年もどうやら代田橋に通うことになりそうだから、今度このお店の「どぅる天」を体験してみよう。

あーあ、深夜にこういうテレビ見てると、それだけで胸が焼けるなあ。
もう、寝ようっと……

……朝。
ん? なんだか妙に暖かくない? まだ2月だよ。
あら、テレビ、つけっぱなしで寝てたわけね。それだから暖かいわけ? 違うよね。やっぱりこの暖かさはなんか異常だよね。

ニュース速報だ。
「沖縄地方で震度5弱の地震」
なんだって? 沖縄って、地震ないんじゃなかったっけ? どっかで屋上のタンクが倒れたらしい。
 ⇒その屋上のタンクのことを書いた記事もあるのさ
小生のカミサンの実家にもある。

ちょいとハナシは変わるけれど、沖縄の家は普通の家でも鉄筋建築が多い。そしてたいがい屋上があって、その四隅に突起(柱)が出ている。これ、いずれ3階を増築しやすいようにそうなっているんだって、20年以上前に聞いたことがある。でも、増築した例を小生は知らない。
カミサンの実家もそうだ。
で、そのカミサンの実家だが、今、改築の話が出ている。けれど、新しい耐震基準に満たないから、やるなら建替えるしかないらしい。全国一律の耐震基準を地震のない沖縄にも当てはめるのおかしくないかなあなんて思っていたのだけれど、どうやらそうではないらしいのだ。たまたまここ100年くらい沖縄では地震が少なかっただけのことで、決して沖縄に地震が無いわけではない。

あ、全国一律の基準で思い出した。昔の小学校の理科の教科書のこと。風速30メートルで瓦が飛ぶという記述があったらしい。その教科書を沖縄でも使っていたのだが、沖縄の瓦は漆喰で固められているので、50メートルの風でも飛ぶことは無い。そんな教科書認定に対しても、若い頃の小生は、「中央の横暴」だと腹を立てた。
沖縄で一般の家でも鉄筋が多いのは、地震対策ではなくて台風対策だ。もしかすると、屋根の上に水タンクを設置しなければならないという水事情もあったのかもしれない。

ここまでのハナシの信憑性は不明。床屋談義程度だと思し召され。異論大歓迎。

いずれにしても、東京あたりで瓦の屋根なんて滅多に見られなくなったし、今や沖縄で漆喰で固めた瓦の屋根なんて、文化施設か余程のお金持ちの家でなければ新築しない。
ああ、文化も気候も、全てが全国一律になっていく。
「でも、基本アナーキストの小生は、多様性がいいなんて安易なことは、口が裂けても言わないのだ。」
おい、まだ寝ボケてるのか……

tag: 代田橋沖縄タウン  沖縄居酒屋.SABANI  沖縄の呑食処.うりずん 

長い間ありがとうございました。

去年の5月にお借りしたチェロ
今日、ようやくお返しにあがりました。

藤井つとむ さま。
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長い間、ほんとうにありがとうございました。

これがカテゴリー「デクノボー」の最後の記事になるのかどうかはミステリー……

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(現在32位、ちっとも変わらず)

tag: 藤井つとむ  デクノボー奏鳴曲 

座“酒菜”15周年おめでとう!

ヒル
昼間の酒菜を表から撮る 開店15周年記念の貼り紙

ヨル
お祝いのお花 スーさん

でも、今日は飲まずに帰ります。
スーさんごめんなさい。また今度。

サミットで買い物。
アッ…、「こーれーぐーす」売ってる。
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その下には新潟の「かんずり」も。
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居ながらにして、どこの物でも買える時代なんですねえ。
なんてね。私たちだって、楽天市場“沖縄map”で、その片棒を担いでいるんですけどね。

tag: 喜多見_居酒屋.酒菜  楽天市場  沖縄の食物 

諸々メンテナンス【久泉清之さんの工房から戻ってきたチェロ】

【17:30】
久泉清之さんの工房
メンテナンスの終わったチェロ。
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山猫合奏団の“セロ弾きのゴーシュ”がそっと置かれてあります。感謝。

明日、チェロは持ち主のところへ帰ります。

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(19:00現在32位)

【20:00】
ちょこちょこ、最近の記事を推敲したり、書き換えたり、追記したりしています。メンテナンス。
事務所では地図の仕事。みんなメンテナンス。
賽の河原。

【27日に追記】
保険証を無くした。それを理由にして、いかなければならない定期検診に行っていない。2年は、ちょっとヤバイかな。
時間がなくて、自分の体のメンテナンスを怠っている。

tag: 地図の仕事  山猫合奏団  デクノボー奏鳴曲 

アマウェーダー(天親田)《M.A.P.琉球舞踊狛江教室の新しい仲間とお客様》

【朝】
旧暦1月12日、アマウェーダー
田植えのはじめに、アマウェーダーの歌を歌って豊作を祈願する。
現南城市の玉城字百名にある受水走水(ウキンジュハインジュ)では、正月初午の日に(つまり今日)行われる。

もうすっかり飽きてるんですけどねえ…
なんとか一度25位以内に、と思って
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(8:40現在29位)
でも、このランキングが上がって、何かいいことあるんですか
(そういうこと書くから、誰もクリックしてくれないんだよ)


【22:10】
今日は、私の父(宇夫方隆士)のお友達の牧師さんが先生をしている東京の神学校の学生さんで、東アジアの舞踊のことを勉強したいという、 くどう まな さんという方が見学にいらっしゃいました。勉強するならやってみるのが一番です。基本の“歩き”と、「かぎやで風」のさわりを、くどうさんもいっしょに動いてみました。
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踊ったり、話したり、お茶飲んだり、あっという間に時間が過ぎて、気がつけばもうすぐ10時、さあ大変、片付けなくちゃ。

最後に、みんなで記念撮影。
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左からりえちゃん、すゞ子さん、たーみー(いいんです、前回からこう呼ぶことにしたんです)、それから沖縄語を話す会から来た新しい仲間、ゆみこさん、そして本日のお客様のまなさんです。

まなさんは、今度は沖縄語を話す会にも見学にいらっしゃることになりました。体験や見学じゃなくて、正式に参加しちゃえばいいのになあ。

さて、私は事務所に戻って、くどうさんから頂いたお土産のお饅頭を食べて、もう一仕事がんばりまーす!
(宇夫方路)

tag: 沖縄この日何の日  MAP琉球舞踊教室  片野すゞ子  金城多美子  琉球舞踊 

もう少し仕事するんだ……

さっき、稽古が終って事務所に戻ってきました。
時計はもう22時半を回っています。
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もう、だーれもいない。

もう少し、仕事してから帰るんだ。

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(23:00現在30位)

【24:15 追記】
M.A.P.after 5ってブログ名、変えるかなあ。
“M.A.P.no rest”
ひねりなしかよ。
おー、嫌だ。

【26:00 追記】
間もなく、本日の業務終了……

tag: 地図の仕事  事務所の光景 

不思議なBar を見つけた!【書斎バー“典座(TENZO)”】

“中む食堂”を出ての帰り道。
24日の午前1時。
喜多見と狛江の中間くらい。不思議なBar を見つけた。

「入っちゃうわけですね」
「あたぼうよ」

建築事務所の半分を改造した店。
オーナーは建築家の前田紀貞という人らしい。
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 ⇒HP(http://www5a.biglobe.ne.jp…)
 ⇒前田紀貞氏の能書き
事務所のStuffを使って、ホームバー的空間でリスクなく商売するとは、なかなかうまいことを考えついたもんだ、なんて、次元の低い発言は慎みなさい。
現象学を語りながら程よく酔える方には、きっと心地よい空間。

実は、ちょっと気になることがある。
 ⇒STAFFデッドリンクになってるみたい…)
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BIKEは文鳥? FROM……
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そのうち一度、オイラの書斎の本棚の、埃被ったフッサールの著作など小脇に抱えて、また訪れてみよう。
そして、例えば沖縄のことを、現象学的に語ってみようか。
文鳥はきっと優しいけれど、都合のいい籠の鳥だよね。君の翼に、海原越えていく力は残っているのかい、なんて。
ちっとも現象学的じゃないって? そんなことはない。オイラの意識のベクトルの問題なのだから。
(オイラの本棚の現象学)
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それにしても、スタッフのプロフィールに血液型をのせるというのは、薄っぺらくて頂けないが……。

tag: 狛江_Bar.典座(TENZO)  沖縄  中真水才 

“中む食堂”の沖縄料理

先日、宇夫方路が場所を確認した「中む」へ、この店を教えてくれた水才君を誘って訪れました。
狛江三叉路近く、狛食の道を挟んだ向かい側です。明るいお店です。最近の新しい居酒屋って、ちょっと明かりを落として雰囲気作るようなお店が多いけれどそ、考えてみれば食事する時は、パーッと明るいに限るよね。料理の色がはっきり分かると味まで違ってくるような感じがする。料理は舌だけではなくて、目でも味わっているんですね。
この明るさで25時までやっているのは、夜遅く飲んで食事する我々には有り難い。ちょっと事務所から遠いのが難点だけれど、これから暖かくなれば、自転車でひとっ走り……、いえいえダメですよ、自転車でも飲酒運転は禁止です。

明るいと、安物のデジカメでもそこそ料理もちゃんと撮影できます。
ゴーヤーのサラダは大盛り。
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紅芋のコロッケ。
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そして塩ソーキ。出汁のスープでしっかり煮て、それを火で炙る。これは絶品です。
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「中む」のソーキそばにはこれが乗っているとか。それではと注文したが、その前に沖縄風のダシ巻きタマゴを頼んじゃったので、それで今日はスープが無くなってしまった。残念ながら本日はありつけませんでした。

クーブイリチー
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では、ここらで「中む」を仕切るおふたりのご紹介。
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左の方が「中む」のオーナーの中村圭志さん。奈良の人。右の方が石垣仁くん。苗字は石垣だけど西表島出身。彼、実は喜多見の球屋さんで、球屋さんが休みの日曜日に、店を借りて居酒屋やっていたらしいのです。全然知らなかった。

「中む」は、まだ開店して間もないのですが、開店する直前まで、普通の居酒屋にする予定だったらしい。でもやっぱり特色が欲しいということで、中村さんが急遽沖縄料理を出すことに決めたのだとか。沖縄料理は基本的に石垣くん担当。彼曰く……
「ずっと沖縄料理作ってきたから、もう沖縄はやりたくなかったんですけどね」
いやいやどうして、けっこう楽しんでるんじゃないの?
これ、今、巷で大評判の石垣島「ペンギン食堂」のラー油なんですが……
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ん? よくご覧ください。「石垣島」ならぬ「石垣仁ラー油」。
「ペンギン食堂」のラー油はちっとも辛くありません。辛いもの(を食べさせて食べた人が悲鳴を上げるのを見ること)が大好きな仁くんお手製の激辛ラー油です。
しかし、これ唯辛いわけじゃない。なかなか「ペンギン食堂」に負けず劣らず深い味がするのです。辛いもの好きの方には、むしろこっちの方がお薦めかも。
(※しかし当然「石垣仁ラー油」は販売しておりません。このままのラベルで売ったりしたら捕まっちゃうよね。これはあくまでも個人的な石垣仁氏の趣味であります。それよりこの前沖縄行った時、公設市場あたりじゃ「ペンギン食堂の石垣島ラー油」の品薄人気に便乗して、他のラー油2個つけて抱き合わせ販売してた。そっちの方が問題じゃないかしらん?)

ソーキそばにありつけなかったので、ソーミンチャンプルー(正しくはソーミンタシヤー)で〆ることにしました。
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石垣仁くんによると、こいつに「石垣仁ラー油」をかけると、「仁ラー油」の辛さが何故かさらに引き立つのだとか。
そう聞いちゃあ捨て置けない。いざ挑戦。
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「なんだよ水才、それっぽっちかよ、俺はドカンと行くぜ」

「お、ん、おお、うっ、はー、ひー、うひょー、どひゃー」

「ひょーは、ほのふらいではんへんしてやほー」
(注:今日はこのくらいで勘弁してやろー)
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「まふぁふるほ(又来るよ)」

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tag: 中真水才  クーブイリチー  ソーミンタシヤー  ゴーヤー  沖縄居酒屋.中む食堂  狛江_居酒屋.中む食堂