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京都から東京へ帰っても帰京なの

京都御苑の中にある厳島神社。
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「へえ、こんなところにも厳島神社ってあるんだね」

広島の厳島神社は、全国に500くらいある厳島神社の総本社。
でも、この500の中に、幸神社の末社の厳島神社なんかも入っているのかなあ。

確かに、京都にずっといると、お寺より神社の方が気になってくるというのも、なんか分かるような気がする。

「御所の鳩って、全然逃げないね」

京都御苑を抜けて、四条か五条あたりで地下鉄に乗って、東京に帰るんだ。
また、来るさ。

tag: 京都 

二月ウマチー

旧暦2月15日、二月ウマチー(ニングヮチウマチー)
麦の初穂儀礼。でも、地方によってマチマチ。たとえば那覇は祖霊祭り。やらない村もあるし、宮古・八重山では3月。

今日は沖縄のことを書かない日だと思っていたのに……

tag: 沖縄この日何の日 

京都は桜でいっぱいでした。

昨日の鴨川、その河川敷の桜が満開になれば…
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…こんな感じになるのですが、まだちょっとばかり早いようです。

今日のこと。
今日の桜だけ、記事を別にしてみました。

私的な理由で「京都」なのです。
確かに、始まりはそうでした。でも、「京都」が、M.A.P.の新しい課題になりそうな予感があるのです。といっても、何かはっきりとした形が見えているわけでもないのですが。

会社というものをはじめてみて、唯一学んだこと。それは、出来ない理由ばかり並び立てていたら、なにも生まれないのだということ。どんな小さな可能性でもいい、糸口らしきものを見つけたら、どうすれば出来るのかを、すぐさま考えそして動くこと。

そして京都のカテゴリーを作りました。
 ⇒http://lince.jp/hito/kyoto/
そうしたら、M.A.P.after5には京都関連の記事が意外にもたくさんあることに気がつきました。

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tag: 京都 

出町・御所界隈のこと【幸神社(さいのかみのやしろ)の猿】

寒いことは寒いのですが。
昨日とは打って変わっていい天気。

もしかすると今年は、約半世紀ぶりに火の灯った大文字を拝むことができるかもしれません。
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地元ではこんな雑誌を作っているらしい。
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表紙に写っているのは枡形通りの商店街です。
そこで鰊(にしん)そばと鯖寿司を食べました。
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京のお味、おいしかった。お値段の方は、にしんそばはそれなりですが、鯖寿司はこれだけで1000円を越えます。食欲旺盛の苦学生にはちょっと辛いでしょうなあ。

でもそこは学生さんに手厚い京都、枡形商店街から路地を少しだけ入ったところに、テレビで紹介されたりするちょいと有名な餃子の王将があります。
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同志社大学の出町キャンパス。
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日本の学生運動は同志社大学から始まったらしい。岡林信康も同志社の神学部の学生でした。
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彼はキリスト教に幻滅して神学部を中退し、自らがフォークの神様になっちまった。

30年前、その同志社でゲバ字を担当していた桜井氏に、前回の京都訪問の時に教えてもらった幸神社。その起源が分からないくらいすごく古い神社らしい。今回はその写真を撮ってみました。
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トボトボと京都御苑探索。
御所の北東あたりを猿ヶ辻といいます。御所を囲う築地塀ですが、鬼門である丑寅(北東)の角が内側に窪んでいます。
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そしてその脇に、比叡山延暦寺の地主神である日吉大社の使いの猿を祀っているのです。これで難が去る(猿)というわけ。しかしこの猿、夜毎塀から抜け出して通行人に悪戯をするというけしからん神の使い。
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そこで金網を張って閉じ込めたのだとか。烏帽子を被り御幣を担いだ猿がいるのですが、残念ながらよく見えませんでした。
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動物を閉じ込めるといえば、またまたシュレディンガーの猫を思い出す。かの桜井篤史氏によれば、拍手(かしわで)を打つ瞬間に神が現れる。これが現代物理学でいうところのシュレディンガーの猫が閉じ込められた箱を開けた瞬間に通じるというわけ。要するに、拍手打つまでは、神はいるかいないかわからなくて、拍手の波動が神の存在を確定的に呼び覚ますってことなのかねえ。今度彼に会ったら今一度詳しく聞いてみようか。やっぱめんどくせえからやめておこう。

そんな考えてもどうにもならなそうなことを考えていたら、思い出した話があります。
昔、沖縄に男の神人(カミンチュ)がいた。王様がその男を呼び出して、ネズミを一匹入れた箱を男の前に置き、この中にいるネズミの数を言い当てたら神人として認めようと言った。男の答えは「3匹」。王様は神人に成りすまし人心を惑わすとして男の首を即座にはねた。ところがその後、箱を開けてびっくり、なんと中のネズミが二匹の子どもを産んでいた。以来その男神人の力を恐れた代々の王は、彼を手厚く祀ったというはなし。これを「シュレディンガーの猫」的に解説すると、神人が4匹と答えれば、ネズミは子どもを3匹産んだであろう、なんてね。

鬼門は丑寅、虎はネコ科。だから“とらや”の脇を通ることになったんです、きっと。
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いや“とらや”の脇を通ったから“シュレディンガーの猫”だったのかもしれない。だって結果が原因を規定するのだから……、ごめん、もうこの手のハナシはやめましょう。

“とらや”さんといえば東京というイメージですが、実は室町時代後期の京都で創業されたのです。天皇家御用達の老舗。近頃、天皇家が京都から江戸へちょいと長旅にお出掛け中なので、それに“とらや”さんも同行してくっついていってるだけなのよ。
裏にはとらや直営の甘味処。
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抹茶と和菓子1個のセット1000円也。同志社の貧乏学生は来るわけないね。

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tag: 京都  沖縄  櫻井篤史 

“ORDERMADE EXHIBITION”

炭屋ゆきこさんがPushPullでやっている三人展“ORDERMADE EXHIBITION”の最終日にお邪魔しました。ゆきこさんは、“M.A.P.琉球舞踊カルチャー教室”と“喜多見で沖縄語を話す会”の両方に参加している炭屋由美子さんのお嫁さんです。
ミラーボールの香さんも来ていました。
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香さんはゆきこさんのご主人(つまり炭屋由美子さんの息子さん)とは昔からのお知り合いなんですって。世の中狭いのは沖縄ばかりではなくなってきました。

今回の展覧会のメンバーです。
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左から…
色々な皮を使って小物を作る名雪宏治さん。
オリジナルの洋服を作っているすみやゆきこさん。
古い布や洋服を使って帽子・バッグ・小物などを作るやまちゆかりさん。

これも何かの縁。ゆきこさん、何か一緒にできるといいですね。
(宇夫方路)
[subcate.CAFE&SPACE PushPull]


tag: 喜多見_喫茶店.PushPull  かおるさん 

京都は雪(そして深夜に追記したのです)

再び、京都へ。
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今、京都は、雪です。
雪、見えますか?
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この道の向こう側には、鴨川があります。
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30年ほど前、深夜、したたか飲んでここで泳ぎ(溺れ?)、同志社大学の教室に忍び込んで机を並べ、その上に新聞紙を敷いて寝たのです。

雪は、どんどんと降ってくる。
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今にも咲きそうだった桜の蕾たちが震えています。

こんなお店を見つけました。
京都の古地図

中国菜“燕燕(えんえん)”
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料理は、説明し難き旨さ。これから、必ず毎回訪れよう。

注文した酒は……
泡盛

何故、紹興酒を頼まなかったのだろう。

過去からも、仕事からも、そして沖縄からも、なかなか逃れられないらしいのです。
(高山正樹)

tag: 京都  泡盛.宮之鶴  泡盛.カリー春雨  泡盛.龍宮 

「第62回沖展」西岡美幸さん奨励賞!玉城望さんが準会員賞!!

沖縄の浦添市民体育館で第62回の沖展が開催されています。(4月4日まで)
この日、受賞者への表彰式が開かれました。
陶芸部門で、M.A.P.ゆかりの方々が受賞されました。

《準会員賞》三島手水鉢/玉城望
《奨励賞》シーサー/西岡美幸


【西岡さんから届いた授賞式の写真】
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え? 誰、この美しき女性は? 女は怖い?
西岡美幸さんの受賞作品です。
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へえ、こんなシーサーも作るんだね。やっぱり、女は怖い?
いえいえ、女の神秘ですってば。

記念撮影した写真も見せてくださいました。
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左から、準会員賞を受賞した玉城望さん、美幸さんの後輩君、美幸さん、そして西岡美幸さんの師である國場一先生。かわいい弟子が受賞するって、先生にとって、きっとすごく嬉しいことなんだろうな。

「第61回沖展」の時は玉城さんが奨励賞、西岡さんは入選でした。一年一年、皆さんすごく成長されているんですね。こういう素敵な人たちを紹介してくれた金城史彦くんに感謝です。私達も頑張ろうっと。
 ⇒M.A.P.販売サイト
 ⇒楽天市場沖縄map“陶芸玉城”のページ
 ⇒楽天市場沖縄map“西岡美幸”のページ

沖縄タイムスのホームページで入賞作品を見ることができます。
 ⇒http://www.okinawatimes.co.jp/special/okiten62…
でも沖縄タイムスのサイトは、早めに過去の記事が削除されてしまう傾向にあるので、いつまで見れるのかなあ。

では、西岡美幸さんのプロフィールと陶歴をご紹介しましょう。

西岡美幸 nisioka miyuki
 1978年 熊本県生まれ
 1997年 熊本県立大津高等学校普通科美術コース卒業
 1999年 奈良芸術短期大学美術科陶芸コース卒業
 1999年〜2001年 熊本市子ども文化会館勤務
【陶歴】
 2001年 壺屋焼陶工 國場陶芸 入社
 2003年 壺屋陶器まつり若手陶芸展 銀賞
 2005年 壺屋陶器まつり若手陶芸展 奨励賞
 2006年 現代沖縄陶芸展 入選
       壺屋陶器まつり若手陶芸展 奨励賞
 2007年 沖展 入選
       現代沖縄陶芸展 入選
       グループ展“立ち止まってゐる”(熊本)
 2008年 沖展 入選
       “第60回記念陽美展”(熊本)
       現代沖縄陶芸展 入選
 2009年 沖縄県工芸公募展 入選
       沖展 入選
       第一回シーサー大賞展 入選
 2010年 沖縄県工芸公募展 入選
       沖展 奨励賞

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tag: 西岡美幸  シーサー  壺屋焼 

中野の桜と手話ダンス

久しぶりにインターネットに繋ぎました。
ああ、今日ももうすぐ終ります。
書かなければいけない(と思い込んでいる)記事が溜まる一方です。

今日の中野の桜。
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なんで中野なのか…
詳細は後日。
 ⇒過去の関連記事

そして【5月15日の深夜】
宇夫方路さんに僕がいっこうに書けない記事を書いてもらいました。
(高山正樹)


真栄城真理子さんは鮎ちゃんのお友達です。その真栄城さんから中野ゼロホールで手話ダンスの公演があるとご案内をいただき、見に行ってきました。
毎年3月に大きな舞台があることは以前から聞いていたのですが、ようやく今回初めて見ることができました。

NPO法人手話ダンスYou&I チャリティーイベト
“CHALLENGE LIFE”

最後は出演者全員が舞台に並びました。
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沖縄の衣装もありました。
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この会のHPには次のように書いてあります。

ボランティア精神に基づき、手話ダンスを通してより多くの人が手話に親しみながら、障害者の方へ理解を深めていただくきっかけになることを願って活動しています。障害の有無にかかわらず一緒に楽しむことにより、共に生きる喜びを持つことを目的としています。

東京近郊にたくさんのサークルがあり、サークルごとに好きな曲にそれぞれ振り付けをしての発表が続きます。真理子さんのチームは沖縄の曲。衣装も沖縄風で、貫花で使う花を使っていました。
手話ダンスにも優雅な曲楽しい曲などなど、色々あることを知りました。

その中に「スマイル喜多見」というチームが出演していました。喜多見の作業所に通うメンバーと紹介がありました。
そういえば、出掛けに真理子さんの差し入れを探しに入った喜多見の駅前にある“ショップぴあ”という店は福祉作業所の方たちが作ったものを売っている店でした。クッキーを買おうと思ったのですが、箱詰めに時間がかかるというので今日はあきらめたのですが、もしかすると「スマイル喜多見」とこのお店は関係があるのかもしれません。
今後、何か御縁があるかもしれませんね。
(宇夫方路)


そうだよね。きっと沖縄にこだわることにしっくりこない人がいるように、僕は、福祉とかボランティアとかいうものが、なんだかしっくりと受け入れられないのです。それもあって、だからなかなか記事が書けませんでした。なぜしっくりこないのか、それを考えることは、今のところやめておきます。
でも、すべてをチャンプルにするためには、しっくりこようがこまいが、そうしたことにもきちんと目を向けることなんだと、反省しているのです。
(高山正樹)

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tag: 沖縄  喜多見  京都  手話 

ゲゲゲの鬼太郎とキジムナー【人形劇団ひとみ座“ゲゲゲの鬼太郎”】

新宿、スペース・ゼロ。
人形劇団ひとみ座
“ゲゲゲの鬼太郎 決戦!竜宮島”
一年ぶりのひとみ座でした。 ⇒前回は“マクベス”だった。
やっぱり、人形はいいねえ。
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篠崎さんも砂かけババアで健在です。
問題。次の3人のうち、どの人が砂かけババアでしょうか。
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演出は劇団鳥獣戯画の知念正文氏。チラシの裏に次のようなことが書いてありました。
父が生まれた沖縄の座間味島に行った時に雑木林に迷いこんだ。その時、ここには確かに神がいると感じた。数年後キジムナーの取材で再訪したが、手つかずの海はダイバーの潜り場に変わり、もう神は感じられなかった
なるほど、氏は、人間に追いやられて暮らす鬼太郎と沖縄のキジムナーを重ね合わせているらしい。

こいつがひとみ座版のキジムナーです。
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琉球文化圏各地には様々な姿や名前のキジムナー的妖怪が生息していますが、魚が好き、とくに魚の左目を食べ、でもタコは嫌いで、棲家は大きな木の上というのが一般的。しかし美しい海も大きな木も減る一方だから、キジムナーも大変だねえ。

ひとみ座さん、この作品で沖縄のキジムナーフェスタに参加なんてこともあるんですかね。僕ら一足お先にです。(おっと、口走っちゃった。まだ内緒。)
でもね、もし沖縄で公演されるなら、ちょっとイントネーションを直したほうがよさそうですよ。
「キジムナー」とか「シーサー」とか、そのほかいくつかの単語の語尾が下がっていましたが、ウチナーグチなら全て平板です。

照明は龍前正夫舞台照明研究所。
今日は昼公演。従って、明るいうちから飲みはじめたのでありました。

オカモッチャンとタケチャンと…
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御大でした。
[subcate.龍前照明]


tag: 竹林功  龍前正夫舞台照明研究所  坂本義美  ひとみ座  その他の登場人物  岡本明 

スナック“ぎま”で見る夢は

ともしびが欲求不満だったというわけではないのです。でも、ともしびから帰ってきて、それからまた仕事をしていたのです。

0時を回って25日。
深夜だというのに。
スナック“ぎま”でゴーヤーチャーハン食べてる女。
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島の歌を歌っているママ、そして酔っている男は小金井芦晃スナッピー浅野
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さあ、もうそろそろお開きにしましょ。
そしてそれぞれの夢を見るのです。

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「あたしは夢なんか見ないわよ、おなかいっぱいなんだから」

tag: ゴーヤー  松原通_スナック.ぎま  スナッピー浅野