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京都は分からないことばかり【自転車が作った御所の轍の心理学的考察】

我が家に雛人形が飾られてありました。
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去年はどうしたのだろう。そういうことに全く無頓着なので、ちっとも記憶にありません。それなのに、今年は何故か目についた。

もの言わぬ人形を横目に、ちょいとワケあって京都に向けて家を出ました。

新横浜駅から「のぞみ」。
鉄っちゃんではないので、なんとか系みたいなことはさっぱり分かりません。
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町田から横浜線にパスモを使って乗って、新横浜構内で新幹線の切符を買った際、パスモのデータをキャンセルして、あらためて町田から京都までの乗車券に変更ということになりました。この時は、これはJRの気配りかなと思ったのです。
しかし、後で知ったのですが、町田から京都までの料金より、町田から長津田までの料金プラス横浜市内から京都までの料金の方が安いらしいのです。素直に新横浜駅構内で横浜市内から京都までの切符を購入し、新幹線乗り場への改札口で駅構内で購入したその切符とパスモを連続して投入すると、難なく安い方の料金が適用されたらしい。そのことを、横浜駅構内の新幹線切符売り場の窓口の人は教えてくれなかったということです。
鉄ちゃんならこういうことも詳しいのかなあ。
うちのような小さな会社で、こんな処理をして、それが評判になったらいっぺんにつぶれます。金額の高い安いの問題ではありません。

うとうとしていればアッという間です。
京都駅から四条の大丸まで、烏丸通りを歩いてみることにしました。途中、東本願寺に寄ってみたりしながら。
阿弥陀堂を修復しているらしい。
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 ⇒しんらんしょうにんのホームページの関連記事
なんだか大々的な事業の一環のようです。
 ⇒『御影堂御修復日記』
(後日、この5月20日と7月6日にゴーヤーを植えてどうしたこうしたという日記を見つけたのですが、「ゴーヤ」と記述されているのが気になったのです。)

ところで大々的な事業って何なのか、少しも理解していないのですが、「あと何日」のカウントダウンの看板があったので、今日のこの日に来たのだという記念に、とりあえず撮影してみました。
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1994年の癌を告知された日、そして書き始めた子どもたちへの手紙。その頃、京都から届いた一本のビデオテープ。題名は「玄米スープの作り方」。以来僕は、その玄米スープを飲み続けています。
そのビデオを制作してくれたのが映像作家の桜井篤史。その古き友との十数年ぶりの再会でした。

彼はこの日も素足に下駄で現れた。
「うどんが食いたいって? 京都といえば蕎麦だろうが」
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錦市場を抜けて……


自転車の轍御所。

京都の方々は、「天皇様は只今お江戸の方へお出かけになっているだけだから、そのうちこちらにお戻りなる」という。

自然に出来る自転車の道です。道はいたって広いのに、殆どの自転車がこの一本道を通る。

「心理学だな」

どうだかね。ただ砂利が剥げて、走りやすくなっているというだけのこと。でも、それを言っちゃあ面白くない。この一本の道で、宇宙の摂理まで語り倒す、そんな男たちが新しい世界を構築してきたのだ、なんてね。

なんにも分かっちゃいなかったのだと思うのです。でも、今にして思えば、実はそのことだけが、推進力だったのかもしれません。分かりっこないことを、分かったように錯覚する麻薬。
分からないことと、分からないということを知っていることと、本当に分かっていることと、分からないことを分かったようなつもりになっていること、それらの微妙なバランスが、何ものかを生み出してきた。ところが、そのバランスの適正な加減が一番分からない……

何ワケのわからないことを言ってるんだ。

左手にハイライト、右手にヒヤ酒、意味ありげに何の意味の無いことを語り続けた夜。そこいらの草だけ食んでる今どきの「男子」には理解不能だろうけどさ。


1977年1月1日、爆弾テロの標的にされた梨木神社。
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結果はちょっと焦げただけ、未遂に終って神社は保たれた。
同志社大学ゲバ字担当の桜井氏は何を思う?

宣教医ジョン・C・ペリーの元自宅。後に同志社大学(ハワイ)寮。
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現在は多目的に使用されているらしいのですが詳細がわかりません。

自転車の道はここまで繋がっていたのかい。
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下鴨神社まで足を延ばす。爆破しにくい世界遺産。
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しかし、世界遺産って、誰がどうやって決めるのだろう。
そんなこと、別に、知りたくないのです。世界遺産に指定されれば景観が保たれるなんて、薄っぺらなハナシです。

シュレディンガーの猫?
虎だよ。寅年なんだから。
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生きてもいるし死んでもいる。加藤清正の虎退治、絵の虎は生き返ったけれど。いやはや現代物理学はオカルトじゃありません。最高に想像力がかきたてられる分かりにくいハナシ。信じることではなく、まずはひたすら考えること。
娘よ。おじさんたちの高尚な漫才についてきているか?

分かりやすいハナシをしましょう。
これ、京都だけでも十数個ある“さざれ石”のうちの1個です。
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1個残して、あとは全部爆破しちゃったらいかがでしょうか。右翼が左翼を装ってやるなんていかが?
すいません。発言の一切が冗談です。

夜の部。
肝臓の機能と二日酔いの関係が良く分かりません。
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珍しいホルモンの部位がどこなのかが分かりません。
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そろそろ、何がなんだか分かりません。
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お金、ちゃんと払ったかなあ。

デジカメから記憶にない画像が。
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京都は、分からないことばかり……

tag: 京都  櫻井篤史