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“2011横浜保育のつどい”

《9月11日(日)》
大震災から184日目……
山猫合奏団が(といっても白石准と高山正樹の2人だけだけれど)、“2011横浜保育のつどい”という催しに呼ばれて“どんぐりと山猫”を演ってきた。
(※そのことはいずれ山猫合奏団のブログとともに記事にしてアップする予定です。)

楽屋にて。
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0.13μSv/h……

照明から音響から全て保育士の皆さんが担当されていた。

「放射線、大変ですか?」
「ええ」
「どうしてるんですか」
「外で遊ぶ時は帽子を被せていますとか、遊んだあとはちゃんと埃を落としていますとか、そういって保護者の皆さんに安心してもらうようにしています」
「え?」
「気休めなんですけどね」

彼女は、帽子を被ったり、後で埃をはたくなんてことで放射能を遮ることはできないという基本的な知識は持っているようだった。だが彼女は、どうやら今の横浜は安全だと信じているらしい。彼女が疑うことをしない安全は、どんな情報に裏付けられているのだろう。彼女は、過剰に心配する母親たちには困っています、という顔をした。

「例えばさ、砂場の線量とか、測ったりしてるの」と、聞いてみればよかったと後から思った。そうしたら、いったいどんな答えが返ってきたのだろうか。

この日の夜のことは、申し訳なし、これもまた後日。