fc2ブログ

6/11のツイートまとめ

gajumui

朝、眠りから醒める一瞬間、言い知れぬ不安に襲われる。十数年前、腎臓癌を告知された後にもあったが、その頃に比べればいたって軽い。しかし違うのは、原因の定かでないこと。今はまだ微かな気配だか、監視を怠ると、知らぬうちに僕の精神は、潜在意識に棲む何者かに支配されてしまうかもしれない。
06-11 09:12

決算なのに、今日も午前中は、まったりと伊野波節を弾いて過ごすことになりそうだ。故・宮里春行名人の低めの「尺」の音にやっと慣れ、その感覚を楽しめるようになってきたのに、濱元先生の「尺」は現代の音程。新人ごときが昔の「尺」で演奏したら、音程が悪いと見なされるのがオチかな。 #三線
06-11 09:55

伊野波節、コンクールで唄うのは囃しを除けば八八六のたった22文字。そのうち装飾音以外の音と同時に唄い出すのは、「ぬぶる」の「る」と、「くびり」の「り」の二文字だけ。その時の「工」の音は、一弦の清音だが、声を立てるために小さく弾く。(稽古の後で工工四を分析する楽しさ。) #三線
06-11 10:18

息が続かない人に限って、それは大したことではないという。それは違うと僕は思う。息は琉球の古典にとって重要な要素だと思う。でも工工四通りに歌える人は殆どいない。濱元先生はカンニングブレスと洒落たことを仰った。やっぱり息は大切。聞き手に出来るだけ切れたと感じさせない息継ぎ。 #三線
06-11 10:37

@datugenamami 加藤登紀子さん(@TokikoKato)の件、リツイートありがとうございました。小生の力不足(あるいは思慮不足、ツイッターを使ったことは、加藤登紀子さんに大変失礼だったかもしれません)、申し訳なく思っています。西山正啓監督に、よろしくお伝えください。
06-11 10:53

カンニングブレスといっても、一文字30秒というような伊野波節では、その間に息継ぎしなければならないこともある。実はこれ、声門破裂音とそうでない音の区別のない日本語を使うヤマトゥンチュにとってはなかなか厄介。息継ぎした後の母音はどうしても破裂音になってしまう。 #三線
06-11 11:03

声門破裂音を意識して発音するとネイティブな沖縄語っぽくなる。ヤマトゥンチュは、文章の途中に出てくる言葉の語頭が母音の場合、破裂させない。ここがウチナーグチと違う。逆に語頭の母音を声門破裂させてはいけない単語が日本語にはないので、息継ぎ後の母音を破裂させないようにするのが特に苦手。
06-11 11:23

伊野波節の最後の「あらな」。「あ」の間にカンニングブレスする。濱元先生は「ああらな」にならないようにと仰るが、これがヤマトゥンチュにはなかなか合点がいかない。しかし声門破裂音を勉強すると分かるようになる。つまり語頭の「あ」は破裂音で、ブレス後の「あ」は破裂しない。 #三線
06-11 11:38

声門破裂音に少し興味の沸いてきた皆様、M.A.P.のブログの、「声門破裂音」タグ付き記事を読んでみてください。こちらからどうぞ→ http://t.co/HkRbZdid #三線
06-11 11:57

なかなか言い難きこともあり、サポート感謝しておりますよ。 @ubukatamichi 川崎の労働会館…阿波連の踊りが良かった…M.A.P.ならではの、いい意味で何でもありの教室を…
06-11 15:04

そんなオヤジがいても面白いでしょ。若い頃から正しきルートで登り始めても、なかなか頂には立てない古典の世界。ならば50過ぎて理屈で楽しむもあり。案外沖縄芸能にとっていい事かも… @ubukatamichi まだ新人賞も受けてないのに言う事は大家(たいか)みたいなM.A.P.代表
06-11 15:22

ダメだ。どうしても決算のための帳簿に集中できない。琉球舞踊教室のかぎやで風コースが始まったのをいいことに、経理を放っぽり出して、地謡をやることにする。「これも仕事だ」と自分を誤魔化して。本日の地謡のテーマは、強・弱・強・弱…… #三線
06-11 19:37



ubukataicon ubukatamichi

昨日は三線の稽古の後、東大の講義の打合せで「松の緑」と「娘道成寺」を踊りました。そのせいかな、ちょっと腰が痛い。久しぶりに科(しな)を作ったからかしら?日舞の挨拶は、相手の顔を見て念を込めてお辞儀します。琉球舞踊では意識したことないけど、念を込めて見たりしたら変だって叱られそう。
06-11 12:48

私は伺えなかったのですが、川崎の労働会館で行われた金城秀吉さんの公演のプログラムが届きました。阿波連の踊りが良かったと、見に行った方から聞きました。三線や琉舞の大きな教室の広告がたくさん。M.A.P.は小さいけれど、私たちならではの、いい意味で何でもありの教室を目指しています。
06-11 13:57

新人賞受験の申し込み、速達で出しました。まだ新人賞も受けてないのに、言うことだけは大家(「おおや」じゃなくて「たいか」)みたいなM.A.P.の代表です(笑)→ @gajumui 声門破裂音に興味の沸いてきた皆様、読んでみてください。→ http://t.co/gjkg2vLF
06-11 14:43

6/10~11のツイートまとめ

大震災から457日目……

12:31、事務所外の線量……
0.06μSv/h(DoseRAE2)
12年6月10日の事務所外の空間線量

gajumui

わかったよ。呟くよ。昨日と今日の、三線の稽古のことさ。おととい襲われた無力感がまだ抜けなくて、なんだか呟く気分にはなかなかなれないのだけれど、無心に三線を弾くことで救われてもいたのだし、だから、わかったよ。三線のこと、少し、呟いてみるよ。
06-10 20:44

古典をやるなら、楽器を選ぶよりも、まず爪かな、と思う。大きくて重いもの。軽いと弾かなければならない。弾くのではなく、爪の重さに任せる感じがいい。上手く演奏できるとか、そんなことではなくて、その方がきっと、古典の心みたいなものに近づける気がする。 #三線
06-10 20:51

三線弾きなら常識なのかもしれないが、一弦(男弦)の出す音は濁音だと習った。だから大きな音で弾いてはならないと。反対に三弦(女弦)は清音。二弦は中間。三線は清音だけの楽器だと思っていたが認識を新たにした。もしかすると三味線のサワリは、この濁音から発展して発明されたのかもしれない。
06-10 21:04

濱元先生のビデオを観ている時には、大きく手を振るのと振らないのとの区別が分からなかった。何のことはない、一弦を弾く時だけ大きく振っていたのだ。逆に三弦の時は小さな動きだが楽器を押し出すように少し前に傾ける。このほうが弦を捕まえやすいらしい。成る程いい感じ。盗もう。 #三線
06-10 21:23

法則が分かってくると、先生の手に集中すれば、結構先生の演奏にもついていける。成る程これが口伝の真髄の入口か。(勿論今日の稽古も工工四は無し。)しかし全く沖縄の音が血に流れていない人は、知らない曲をこれでやるのは無理。それなのに安冨祖流だから絶対工工四見るなという愚か者がいたり。
06-10 23:24

大震災から458日目……

安冨祖流の法則については実に興味深い話があるのだが。安冨祖流の工工四に声楽譜は不要みたいなアカデミックな話。これ以上はだんまり。タブーは東電だけではなく、きっといたるところにある。
06-11 00:40

喜多見でハシゴ、二軒目。飲み屋で呟くと、危ない。
06-11 00:48

tag: MAP事務所の線量