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生は虚ろい、死は堅固で親しい

(※まとめたツイートに関連する画像を、取り急ぎアップしました。クリックすると大きくなります。例のごとく、後日追記します。)

gajumui

昨日は義父の二十五回忌。今日は浦添から歩き始める。あんまり気持ちが良くて、結局小禄まで歩いた。沖縄の人は歩かない。でも、途中奥武山公園にはラバーの張られた歩道があって、たくさんの人が歩いたり走ったりしていた。沖縄では珍しく、みんな痩せていた。かつて自然に長寿だった沖縄の今。
02-04 20:01
ラバーの道 走る沖縄の人

小禄でレンタカーを借り、糸満へ。先日お亡くなりになったK先生の御尊父の霊前にお線香をあげに行く。窓の向こうに有名な糸満の門中墓。「行ってみましょうか」「はい、是非」糸満の上原さんと玉城さんはこの墓に入る。男系。昔、入り口は漆喰で固められていて、葬儀の都度塗り替えた。今は鉄の扉。
糸満の門中墓 門中墓入口


宇夫方女史から電話。義理のお母様が心筋梗塞で緊急入院したという知らせ。助かる可能性は数パーセントだと医者に言われたと。父君は前妻を、つまり宇夫方女史の実母だが、やはり血管の病気でなくされている。たらい回しにされなければ助かっていた。宇夫方女史は、母が死んだ年をとっくに越えた。
02-04 20:32

おきなわ堂へ。金城さんは三線を習い始めたそうな。その後、渡久山先生と会って4月のライブの打ち合わせ。ついつい墓の話になる。もう島に戻る気はないので、この本島に墓を建てるのが残された仕事なのだと。ただこのままでは沖縄は墓だらけになってしまう。島の郷友会で管理する納骨堂を作ろうかと。
02-04 20:43

手術は終わった。心臓に繋がる3本の大きな血管。数日前からそのうちの1本が詰まっていた。病院へ向かう途中、もう1本が詰まった。それはカテーテルで通すことが出来たが、後は生きる力が蘇るかどうか、ここ3日が勝負だと。遠い沖縄、何も出来ず、東京にいても何が出来るわけでもないのだが。
02-04 20:55

グダグダと呟いた。死は身近にある。この生の世界は虚ろっている。ここ沖縄にいると、死のほうがよほど堅固であり、親しいと感じる。夜、渡久山先生が子供たちに三線を教えているところにお邪魔をした。10日、子供たちが組踊り「銘刈子」を演じるのだという。堅固な死たちが、未来を見つめている。
02-04 21:10
子供たちに教える渡久山英男


@akainkunohuguri お金で買う長寿は沖縄には似合わない、イヤ、そんなことを言うと、それはヤマトの人間が勝手に沖縄に押し付けるステレオタイプのイメージだと叱られますね。
02-04 21:21

@YamanekoEns 沖縄の猫は痩せている。沖縄の親類が東京に来て以来、我が家の3匹は、ありゃマヤーじゃないと言われています。カミサンの体重も倍になった?
02-04 21:37

東京は最も癌の発生率が高く、そして最も癌の治癒率が高いと聞きました。東京の健康は最もエネルギー効率が悪い。エネルギーが高騰すればするほど、東京の健康と長寿は、お金持ちの所有物となるでしょう。
02-04 21:45

@akainkunohuguri 沖縄で三線を習う子供たち、転勤族のお子さんの比率が高いと今夜も実感しました。藤木勇人氏は沖縄の若者たちはもはや残念ながら殆んど日本人になってしまったと言います。では何故元来の日本人は三線に憧れるのか。奥武山公園を走る人たちと重なるのでしょうか。
02-04 21:58

@akainkunohuguri 若い親の話です。もっと小さい子供はそれで構わないと思ったりします。もう何年も前からの活動、一番最初の生徒はもう大学、多くの子供たちがその後もずっと続けているそうです。ヤマトに戻っても。沖縄でも、もっとお金持ちはバイオリンみたい?
02-04 22:59

心臓か… 殊更何かを言いたいわけではないが、妊婦が必ず梅毒検査をするように(利権かな)、普通にセシウム調べなければならない国になっちまったんじゃないのかなあ… と…
02-04 23:11

明日は朝早い。高江に行ってきます。姪っ子を連れて。ちょっと寄るだけしかできないけれど、それが始まりだと思って。只のきっかけ。躓くかどうか、後は彼女が考えること。
02-04 23:18

@akainkunohuguri 僕の場合、色々繋がり過ぎて、わけがわからなくなっています。決して沖縄病でも沖縄フリークでもないのですが。
02-04 23:24

tag: 渡久山英男