2014年06月30日(月)03時42分
6/29〜30のツイートまとめ
gajumui
今夜のナレーション収録は24時半スタート。風邪が抜けず、喉の具合が今ひとつ。声の調子を整えようと、今年新人賞を受ける生徒さんの伊波節の稽古に参加。この声帯、いじめればいいのか休ませればいいのか、昔は手に取るように見えたのだが、今日はさっぱり分からない。なんとも年食ったもんだ。
06-29 15:27時間待ちで酒を飲むわけにもいかず、焼身自殺のニュース、本当にどこもやっていないのかとTVを付ける。みやねやというこの男、世界中で、やむにやまれず自らに火をつけて抗議する人々が存在するということを、いったいどう考えているのか。なーんにも考えちゃいないのだろう。どこかへ消え失せろ。
06-29 22:24ツイッターのよそよそしさに、みんなFBに逃げ込んでいくらしい。少しは暖かいと勘違いして。気味悪い世界なのに。
06-29 23:15いずれにしても、液晶に向かっていくら叫んでも、裏の家のおじさんにも届かない。というか、事務所で今も地図の仕事をしているはU女史は、ツイッターもFBもアカウントを持っているのだが、焼身自殺のことなんか何も知らない。時々開いて、たまたまそこに表示されている投稿を眺めるだけなのだから。
06-29 23:19平時ならその程度でいいのだし、むしろその方がいいのだが。もっともっと、新しい方法、アナログな何か… 何か… 出かけよう、ボチボチ。
06-29 23:28スタジオ到着。深夜の麻布十番。
06-30 00:17労働基準監督署も相手にしてくれないブラック業界。皆さんご苦労さまであります。今日の諸々のニュース、知ってますか?とも聞けず。
06-30 00:27いまどうしてる?ってか? まだ始まらない。
06-30 01:32眠れないので飲んで食っている。
06-30 03:20
【追伸】(8月8日)
見っけ。
2014年06月29日(日)03時41分
6/28のツイートまとめ
gajumui
自宅の机の上に娘が図書館から借りてきた文庫本。東海村の臨界事故で亡くなった大内さんの壮絶な治療記録。読み出したら止まらず、2時間で読み切る。7月27日の企画、娘は知らぬはずだが…→「3.11以降の原子力研究開発、その目的と課題」 http://t.co/GVdatRaunn
06-28 20:01事務所の社長から電話。映像の方の編集が終わらず、MCの収録がてっぺんになりそうだと。「てっぺん」とは業界用語で24時。飲まずにその時間まで待つのはなかなか辛い。さて、どうするか。
06-28 20:19もう一冊、ハードカバーの本がある。堀江邦夫「原発ジプシー」いつ返却するのか、最近図書カードってないんだな。娘不在で聞けもせず。書斎に持ち込んで読み始める。吉川氏の話と符合することと食い違うこと。/原発ジプシー 加藤登紀子.wmv: http://t.co/vHoK2XxOJ6
06-28 22:58え!この前、きなせさんの芝居に出てたじゃないか! @nhk_news 俳優の斎藤晴彦さん死去 http://t.co/rDz391QgVa
06-28 23:20
2014年06月28日(土)01時24分
岐路を見たのか、そして深夜の呟き

そして次のようなコメントが付けられていた。
福島県庁の食堂は1ベクレルで規制。福島の学校給食は10ベクレルで規制。
元々は2013年3月14日にツイートされたもので、リツイートは100を大きく超えている。
さらにこのツイートを、今になってFBでシェアした人がいて、それをまた6月24日に坂手洋二が「これはひどい」とのコメントを付けてシェアし、それが僕の目に入った。そこで僕は次のようにコメントをした。
これは規制値ではなく検出限界値ですよね。知りたいのはこの測定結果と、検出された場合の対応。
(学校の方は20bqで提供を見合わせるというようなことが書いてあるように読めますが…)
(06-24 12:43)
それでも社会派劇団の旗手、燐光群を率いる逆手氏の投稿に対する「いいね!」は増え続け、シェアも止まらない。
元のツイートにも同様のメンションを送ったが、一年三ヶ月も前の呟き、返信も反応もない。
思わず呟いたツイートを再掲しよう。
gajumui
数人の冷静なコメントは殆ど読まれることなく「ひどい、ひどい」と。シェアもどんどん増えていく… https://t.co/X8V00jDjgF
06-24 12:51現時点でシェア247件。この日本がこんな日本であることの原因が、僕や、君たちの中にもあるのではないか。いつしか芽生えた疑念は、確信に育ち始めている。復活の朝。反逆の朝。 @gajumui 数人の冷静なコメントは殆ど読まれることなく… https://t.co/X8V00jDjgF
06-25 10:55
「原発対話の会」
そこでも投稿してみたが…
いまだシェアが増え続けているFBの投稿です。著名な文化人もたくさん。僕の「友達」もいます。何人かが僕のコメントに同調してはくださったのですが。彼らに、この「原発対話の会」を是非紹介したい…
「いいね!」は殆どつかない。その間も、逆手氏の投稿とそれに同調した有名人松田美由紀の投稿は、さらなるシェアを生み続けていく。
僕のFBの投稿に対するコメントなどもほんの少しの方からだけ、その少ないコメントに答えた。
(6月25日 22:55)
小生も俳優の端くれです。声を上げる演劇人の少ない中、非戦の活動は応援したいと思っていますし、関係するリーディングにも何度か参加させていただきました。ならばこそ、だからこそ、です。
吉川彰浩君が言った「指導的立場の人たちは…」の言葉を思い出しています。彼を加藤登紀子さんに紹介した時の話も、いつの日か書ける時が来ればブログにでも書こうと思っていますが、その時の彼の気持ちに近い感情が、今の僕にあります。世間的な評判や実績など、全く気にしないつもりでいたのですが。
奥歯にモノが挟まったような言い草で申し訳ありません。
このまま過ぎてしまうようなら、明日、少し動いてみようと思います。
ようやく逆手洋二氏からコメントがあった。
子供たちの給食と県職員と、相手によって方法を分ける理由は何か。緊急に決定してそのままなのか?
厳密さと、物差しが、ずいぶん違う。
学校給食は20ベクレルが規制値だから、19.99ベクレルでも許可される理屈になる。10ベクレル未満なら9.99ベクレルでも「検出せず」と表示される。9.99ベクレルなら「安心して食べていい」というわけだ。
県庁食堂は1ベクレルから検出されたことが明らかになるから、1ベクレル以上なら表示され「どうしたものか」と相談することができる。
(「一週分を一検体」というのがどういうことかわからないが。)
ということですね?
何か勘違いがあったら教えてください。
翌26日。
福島市教育委員会保健体育科と福島県庁の消費組合に電話で取材してみることにした。そしてその結果を、逆手氏の投稿にコメントした。
(6月26日 13:15)
只今、福島市教育委員会保健体育科に電話をして確認しました。
検出限界10bq/kgで、給食に使う食材を、多く使うもの(汚染されていそうな、例えばキノコというようなものではなく)から順に5~6品目検査をしているとのこと。検出されれば使わない、つまり自主的な規制値。昨年度は180回実施し、検出限界を上回ったのは一品目のみで、事前調査なのでその食材は除かれて給食が提供されたとのこと。丸ごと調査は、頻度は下がるが県で事後調査として行われていて、こちらはゲルマニウム半導体検出器による測定で検出限界は1bq/kg。いままで検出限界を上回ったことはないとのお答えでした。
実に丁寧な対応でした。1bq/kgでもダメだという方もいらっしゃいます。その方々に10bq/kgで安全であると説得することはできないと、苦慮されている様子は伺えました。
また、調べているのはセシウムだけですよねという問いには、確かにその通りでそこは文部科学省の考えに従っているとのことでした。ストロンチウムその他の核種も測れるようになればいいですよねえと申し上げたところ、おっしゃる通りですという応答でした。
決して福島の行政の肩を持つつもりはありません。また計測する食材選定など、疑えばキリがないし、またそのような操作も絶対ないとはいえないだろうとも考えています。しかし、そのことと、本件の取り上げ方は別の問題です。冷静な人たちの反感を招いては逆効果だと考えます。大量のシェアが怖い。
⇒福島市ホームページ
(同日 14:06)
福島県庁の消費組合に電話をしました。
H24年10月から翌25年4月まで、汚染の状況はどのようになっているのか、それを調べるために、一週間の食材をまとめて事後検査をしていたとのこと。当時も大変な批判の嵐で、ひっきりなしの電話だったと。その間、一度も検出限界の1bq/kgで検出されたことはなく、今は実施していないとのこと。
当時も今も、米は全て福島県産を使っている。また週に一度は、全ての食材を福島県産にする日を設けているとのこと。
再三申し上げますが、これで福島県産のものが安心だと主張するつもりは毛頭ありません。特にストロンチウムその他核種については、県の消費組合も福島市の教育委員会と同じ見解、国の判断を信じるしかないといいます。また水についても一切調べておらず、水道水を使っているとのことでした。そんな中では1bq/kgも避けたい、0bq以外受け入れてはいけない、その考えを否定する根拠を、僕も全く持ち合わせません。
僕などが何を進言しても何もならないと知りつつ、しかし是非とも他の核種についても調べられるよう、水道もしかり、現場から上へ働きかけてくださいと言いました。もし出たら行政としては大変なのでしょうが、あるものを測らず、それで将来に大きな影響が出れば、それこそ今の「大変」の比ではないと。先方の電話口での「ありがとうございます」の言葉が震えていました。
「子供たちには安全なものをと、全給食について事前検査をしています」と。
「教えてください」と言った逆手氏の反応は一向にない。これだけ拡散されていれば、もう彼だけの認識の問題ではないはずだ。その影響を、彼はどう考えているのだろうか。
僕はまた、僕自信のFBの投稿に自らコメントを付けた。
(同日 20:47)
なんだか虚しくなってきました。
常々、この国がこのようであるのは、我々自身一人一人の中に内在しているものがこれを形作っている、それに気づかなければきっと世界は何も変わらないと思ってきました。やっぱりそうなのだという現実を見せつけられているような気がします。もちろん、自戒もあります。僕とてきっと同じ穴の狢、気づいていないところで同じような間違いを犯しているに違いありません。しかしこうも近しい考えの人々が、この程度の簡単なカラクリのツイートに対して、「酷い!酷い!」といってシェアしていく、その数は増殖し、定かではありませんが、1000までたどり着こうとしているのではないでしょうか。
自分の無力が無念です。
6月26日に呟いた呟きをふたつ再掲しよう。
gajumui
少し徹底抗戦し過ぎたか。これでS氏周辺からの出演依頼はもう絶対にないだろう。意外に俺も、覚悟を決めてのことなのである。
06-26 17:36S氏お気に入りのHIROくんに電話を入れ、島尾さんの催しの案内をした。「またリーディング、出るんですね」「そうなんです、よろしくお願いします」… 僕は関係ないので、とは言わず、頑張ってと伝えた。心から。演劇人の、大きな砦なのだから。だから、だからこそ…
06-26 17:42
そして、深夜の呟き…
gajumui
演劇人の薄さがSNSで暴露されていく。やめればいい。液晶など見つめるのは一切やめて、夜は居酒屋の片隅で、ただ飲んでいればいい。そうすれば彼らの薄さは許され、そして全く別の深さが立ちあがってくるはずなのに…
06-28 00:04俺はといえば、ろくな役者ではないので、ひたすらに薄さから逃れたいと足掻いているのである。
06-28 00:18
【追伸】
逆手洋二氏が、僕のコメントを含め、氏に懸念を伝えたコメントに対して軒並み「いいね!」を付けたのは6月2日が明けて間もなく、3日の0時半過ぎであった。言葉による返信は一切ない。
つまり、ネズミ算式に「ひどい!ひどい!」とシェアした「友達」たちへのメッセージは何もなかったということである。彼の「友達」たちやフォロワーの中には、彼が拡散した投稿の所為で、福島の役人はまったく自分たちのことしか考えない酷い人間たちだと信じて疑わない人がたくさんいるに違いない。その責任を取る意思があるならば、ただその点について新たに投稿し、松田美由紀氏にもそのことを伝えればいいだけのことではないか。なぜ坂手洋二は、それをしないのだろう。間違った指摘を取り消す必要を感じないほど、彼は福島の役人を根本的に「悪」だと断定しているということなのだろうか。
2014年06月27日(金)23時42分
6/27のツイートまとめ
gajumui
税理士さんが来るので、頑張って事務所に出た。なのに俺は、決算はU女史に任せっきりで、普段サボっている三線などを弾いている、そんな“うつけ者”なのである。ありゃ、声の仕事があるのに、風邪引きで歌なんか唸ってちゃまずかったんじゃないの?
06-27 13:15決算作業を続けるU女史と税理士さんを尻目に、Facebookのグループ「原発対話の会」の参加条件等を整えるボクであった。とりあえずデケタ! https://t.co/1Hr6glfAU1
06-27 18:19決算終わる気配なし。「12月に振り込まれてる一般社団法人って何?」と聞かれても… 「その先は?」「印字されてない」… う~ん、いくら考えても分からん… あ?、そっか。劇作家協会かも。「社団法人なの?」「さて、ネットで調べて」「そうみたい」「ふ~ん」「会社の収入でいい?」「うう…」
06-27 20:52声の仕事、明日もバラシ。どうやら明後日の20時以降。ならば今夜は飲むか。ちったあ飲まないと、どうやらこの風邪は治まらないらしい。といっても決算終わらんことにはどうにもならず。と、月曜の捺印を残し、終わったみたい。
06-27 21:14
2014年06月26日(木)23時59分
06/26のツイートまとめ
gajumui
結局、具合はなかなか良くならない。それでも今日は、朝から山猫合奏団のラジオ収録とのことで、這うように事務所まできた。来たからにはと諸々始めてはみたが、唇寒し、である。
06-26 17:01福島市教育委員会保健体育科と福島県庁の消費組合に電話をして聞いた。そしてコメントした。「唇寒し」なのかどうか。右からも左からも「どうでもいい」と吐き捨てられているような気がする。決して騒ぎを起こしたいわけではない。 @gajumui https://t.co/X8V00jDjgF
06-26 17:08少し徹底抗戦し過ぎたか。これでS氏周辺からの出演依頼はもう絶対にないだろう。意外に俺も、覚悟を決めてのことなのである。
06-26 17:36S氏お気に入りのHIROくんに電話を入れ、島尾さんの催しの案内をした。「またリーディング、出るんですね」「そうなんです、よろしくお願いします」… 僕は関係ないので、とは言わず、頑張ってと伝えた。心から。演劇人の、大きな砦なのだから。だから、だからこそ…
06-26 17:42それにしても具合は今ひとつ。夕暮れ近くなって熱っぽい。こんな時に限って声の仕事が来る。今回は小生ご指名らしく、バレることはないだろうが、たった一時間のその日時が決まらない。明日から3日間キープ。明日は体も辛いし決算で税理士さんも来るし、だから避けたいが、こればかりはどうにも。
06-26 17:58ひとつひとつは小さき事。だからつまらない。そうだメールのチェック。明日のキープは無しに。助かった。それでもハンガーに濡れタオルをぶら下げ、首に手ぬぐいを巻いて寝よう、もう…。
06-26 23:42
2014年06月26日(木)03時40分
6/25のツイートまとめ
gajumui
現時点でシェア247件。この日本がこんな日本であることの原因が、僕や、君たちの中にもあるのではないか。いつしか芽生えた疑念は、確信に育ち始めている。復活の朝。反逆の朝。 @gajumui 数人の冷静なコメントは殆ど読まれることなく… https://t.co/X8V00jDjgF
06-25 10:55原子力研究開発機構の倉田正輝さんに聞いてみよう!「3.11以降の原子力研究開発、その目的と課題」7月27日(日)2時から(講演+質疑応答+懇親会)、会費は会場費として500円(懇親会は別途)、会場は喜多見のM.A.P.です。 http://t.co/GVdatRaunn
06-25 20:03書斎でPC作業していたらまた熱っぽくなってきた。タンが切れず、咳も止まらない。今夜、ちょっとしたリハビリに出かける予定だったが、キャンセルになって、もう一晩死んでいることにした。近頃、休めば休むほど具合が悪くなるという厄介な傾向もあるにはあるのだが…
06-25 20:10@gajumui (事務所で決算作業中のU女史も、どうも風邪を引いたらしい。申し訳なし…)
06-25 20:13コートジボアールは本当に残念だった。一方、東京12チャンネルでやっていた三菱ダイヤモンドサッカー、純粋にサッカーのゲームを楽しんでいた懐かしき時代を想う。日本にとって、ワールドカップが夢の夢だった頃の話。 @gajumui
06-25 23:37@TokikoKato やはりおときさんにはご案内を差し上げておこうと思い。世間的な評判や肩書きに左右されないおときさんにこそ聞いていただきたい事がたくさんあります。いつかお話させてください。 http://t.co/GVdatRaunn
06-25 23:51 僕には昨日の事が頭にあったのである…ありがとうございます。また懲りずにご案内します! @TokikoKato ありがとう!7月27日は、広島で、愛と平和のコンサート、で、いけないけど、また何かあったら、知らせてください。RT @gajumui: http://t.co/GVdatRaunn
06-27 19:57@TokikoKato ところでおときさんのHPでコンサートのご予定をツラツラ眺めていたのですが、8月10日の女川町総合体育館が金曜日になってます。10日なら日曜日ですが… 30日、丸木美術館久しぶりだし、行こうかなあ。
06-27 20:01
【追伸】
二日後、おときさんからの返信があった。
ありがとう!7月27日は、広島で、愛と平和のコンサート、で、いけないけど、また何かあったら、知らせてください。RT @gajumui: @TokikoKato やはりおときさんにはご案内を差し上げておこうと思い。世間的な評判やhttp://t.co/boMsazm13s
— 加藤登紀子 (@TokikoKato) 2014, 6月 27
ubukatamichi
@yagiutina 生徒さんも増えそうで、クラス分けも可能かもしれません。お気軽に是非一度おいで下さい。
06-25 21:10だいじょうぶ! @gajumui 事務所で決算作業中のU女史も、どうも風邪を引いたらしい。申し訳なし…
06-25 21:21@yagiutina ありがとうございます。実は7月の第3月曜日は特別にこんな催しがあり→ http://t.co/6ZCbN4NT1y 三線の稽古は第2か第4月曜日に変更する予定で、どちらにするかを生徒さんたちと相談中です。
06-25 21:40
2014年06月25日(水)19時05分
聞いてみよう!「3.11以降の原子力研究開発、その目的と課題」
倉田さんは、反原発を標榜する多くの方々にはめっぽう評判の悪い狛江の電力中央研究所に勤めていた。傍ら喜多見にあるダンススタジオに通いダンスを習っていた。倉田さんと始めて会った“酔うへい”の店主、池田洋平氏は知る人ぞ知るダンサーで、倉田さんはその池田洋平氏の弟子(洋平ちゃん談)なのである。
倉田さんは3.11の事故から9ヶ月後、東海村にある原子力研究開発機構に転職する。しかし彼はダンスをやめる事はなかった。
繋いでくれたのは池田洋平氏である。でも繋ぐには躊躇もあったに違いない。なにしろ、水と油かもしれない。
その時、倉田氏の語ったことを今も覚えている。
「できることなら原発はやめたいと、誰もが思っているはず。しかし反原発の人たちの多くは1か0、そんな人たちと話しても何にもならない。もし原発をやめるいい方法があるなら教えて欲しい。僕らはそれを聞かないわけはない」
その後、FBで倉田氏も加わった興味深い(と思っているのは僕だけかもしれないが)やり取りがあった。倉田さんの参戦は意外だったが、とても嬉しかった。そのやり取りを全てこの告知記事に転載しようかとも思ったが、あまりに長くなる。ここはただURLを貼っておくだけに止めようと思うが、もしよろしければ、是非リンクをポチっとひとつクリックして、一読していただければと思う。たとえ水と油だとしても、深い対話の可能性があると信じることができるかもしれない。
⇒FBの投稿に付けられたコメントでのやり取り
今回の催しが実現したことについては、池田洋平氏に追うところが大きい。洋平ちゃん、ほんとうにありがとうね。
M.A.P.にて、「原発対話の会」主催で開く。
3.11以降の原子力研究開発、その目的と課題
もちろん話をしてくださるのは“酔うへい”で出会った倉田正輝さんです。
日時:7月27日(日) 14時〜
※講演+質疑応答+懇親会
会費:500円(会場費として)※懇親会は成り行きで別途
会場:M.A.P.(03-3489-2246)
※必ずご予約をお願いします。
【倉田正輝さんプロフィール】
1988年 大阪大学大学院原子力工学専攻修士課程修了
同年 財団法人電力中央研究所入所
1990〜91年、2000年、欧州超ウラン元素研究所客員研究員
1996年名古屋大学大学院工学研究科量子工学専攻、博士号取得
2003〜11年、独立行政法人日本原子力研究開発機構外来研究員
2011.10月、原子力研究開発機構に転職
現在、日本原子力研究開発機構 研究主席、燃料高温科学研究グループリーダー。福島事故での燃料破損過程の解明、破損燃料取り出しに向けた基礎技術開発、軽水炉燃料の安全性向上技術開発、放射性廃棄物の分離変換技術開発、などに取り組む。
専門は、アクチニド化学、分離変換技術、先進燃料サイクル技術、燃料破損過程のモデリング、データベース
日米民生原子力研究開発協力、軽水炉事故耐性燃料分野技術リード。
OECD/NEA、先進燃料データベース委員、核燃料のマルチスケールモデリング委員
日本原子力学会分離変換研究専門委員会幹事、など。
主催の「原発対話の会」の活動は、Facebookに公開グループがありますので、どうぞ、そちらでご確認ください。
⇒Facebook「原発対話の会」のグループ
2014年06月25日(水)03時40分
06/24のツイートまとめ
福島県庁の食堂は1ベクレルで規制。福島の学校給食は10ベクレルで規制。 pic.twitter.com/velBsmwNtG
— dadajiji39 (@dadajiji) 2013, 3月 14
gajumui
これは規制値ではなく検出限界値ですよね。知りたいのはこの測定結果と、検出された場合の対応。学校の方は20bqで提供を見合わせるというようなことが書いてあるように読めますが… @dadajiji 福島県庁の食堂は1ベクレルで規制。福島の学校給食は10ベクレルで規制…
06-24 12:43数人の冷静なコメントは殆ど読まれることなく「ひどい、ひどい」と。シェアもどんどん増えていく… https://t.co/X8V00jDjgF
06-24 12:51 ※この件は別途まとめて投稿しました。50億円も騙し取られる電通の子会社って、いったいどういう会社なんだろう。なんか、不思議だ…
06-24 16:13
⇒http://mapafter5.blog.fc2.com/blog-entry-3586.html
2014年06月24日(火)10時42分
3.11直後の放射性ヨウ素のこと
以上のような文言から始まる「友達」の●●さん投稿が、FBのタイムラインに流れてきた。
甲状腺がんに限っていえば、その原因が原発事故にあるにしても、それは事故直後大量に飛散したであろう放射性ヨウ素に起因するとされる。放射性ヨウ素は半減期が短く、事故から3年以上たった今、東京にはもう原発由来のヨウ素は殆ど存在していないだろう。
福島はどうなのだろう。もし今ヨウ素が見つかれば、それは今もあの爆発事故に匹敵する事態が起きているという事であって、そうならば危機的事態である。しかし、福島原発はまだまだ安心できる状況ではないにしても、3.11直後とは全く違う。事故から3年経って表面化しはじめた甲状腺がんだが、それは東京であろうが福島であろうが、今現在の放射線による汚染とは無関係である。にもかかわらず、甲状腺がんが福島で増えているという情報を、今の福島が危ないということに非科学的、無意識的に結びつけて認識されている方も多いようで、それがずっと気になっていた。
それがあって、僕は●●さんの投稿に、次のようなコメントを付けたのである。
全く異論はないのですが…
ただ、甲状腺ガンはヨウ素が要因、とすれば、甲状腺ガンに限っていえば「放射能なんか大丈夫と豪語し、東京でまったく食生活など気にせず暮らしてきた」こととは因果関係がないと僕は認識しているのですが間違っていますでしょうか。
甲状腺ガンとヨウ素のこの関係を、●●さんはよく理解されている。そのことは、●●さんの投稿の続きを熟読すればよくわかる。例えば次のようにも述べられている。
「…2011年3月15日と21日に東京に来た放射性プルームと放射能雨で内部被曝したからだろうと思わずにいられない」
「15日のプルームは、鎌倉の・・博士の計測では、鎌倉に午前10時頃に到達したそうだ」
加えて以下のURLも貼られている。
http://inventsolitude.sblo.jp/article/83254026.html
僕は再度コメントさせて頂いた。
●●さんの投稿をすっと読み飛ばすと、今の食生活と甲状腺ガンに関係があるかのように読めてしまいそうで少し気になりました。
赤字が、僕が申し上げたかった箇所である。でも●●さんは、緑字の部分が僕の指摘と思われたらしい。ご自分の投稿の冒頭部分を次のように訂正編集してくださった。
「友人の知り合いで、放射能なんか大丈夫と豪語し、東京でまったく被曝を気にせず暮らしてきた40代の男性会社社長が、甲状腺がんになり、リンパ節にまで転移してるのが見つかったという話を聞いた」
この修正理由も次のようにきちんと明記されている。
「※文中『東京でまったく被曝を気にせず』という箇所は、もともと『食生活など気にせず』としていたのを、食生活が原因で甲状腺がんが起きるように誤解されうるという指摘を受けて、修正したものです。」
●●さんに落ち度はない。ただ僕としては次のように訂正していただきたかったのである。
「3.11の直後、友人の知り合いで、放射能なんか大丈夫と豪語し、東京でまったく食生活など気にせず暮らしていた40代の男性会社社長が、甲状腺がんになり、リンパ節にまで転移してるのが見つかったという話を聞いた」
再度申し上げるが、●●さんには全く落ち度はない。真意をきちんと伝えられなかった僕が問題なのである。結果、●●さんに無用な手間をお掛けすることになったこと、心からお詫び申し上げたいと思う。
といいながら僕は、●●さんのTLにも関わらず、最後にまた長文のコメントを付する失礼を重ねた。
2011年3月23日、僕はこんなツイートをしました。
「京都に住む娘はTwitterばかり見ているという。神奈川のガソリンスタンドでバイトする息子は、考えることに疲れた、もうどうでもいいと言っている。これから20年考え続けていかなければならないんだぞ。子供たちよ。上がりすぎたテンションは下げろ。途切れそうな気持ちは繋げ。」
当時息子は、雨降る日も、合羽を着てバイクでバイトに向かっていました。
4月7日にはこう呟きました。
「10日ほど前、息子に謝った。「ごめんな、こんな国をお前たちに背負わせてしまって」と。息子は「なんでそんなこと、言うんだよ」と答えた。もうお前には言わないさ。でも心の中で、全ての子供たちに向けて、父は首を垂れているのだ。」
それから4か月、8月21日の二つの呟きです。
「親が子供を思う心なんて、そんなナイーブな話じゃない。様々な情報を自分なりに調べ、分析すればするほど、事態は切迫している。3月末に開いた家族会議を再び開こうか。そして西へ、南へ、の方策を本気で練ろうかと思うのだが、しかし……。僕には家族すら動かす力がないのだ。」
「雨に濡れバイクでバイトに向かう息子とすれ違う。内定を貰った息子に移住を勧めても、将来の生活と、彼女と、友達のために彼は拒否するだろう。わかった。何年か後、お前が結婚を考え、子供を作りたいと思った時、また相談しよう。だがそれまで、息子ともども移住できる力を持ち続けていられるかどうか。」
今も当時のことを思い出すと、胸が締め付けられます。
ましてや福島の人たちは…
以下、原発対話の会で「福島原発事故と甲状腺がん」という映画を試写するにあたって小生がコメントしたものの一部です。
「(この映画は)何万人に何人ということをどう考えるかという、悶々とした僕の、いわば文系の疑問に答えてくれてもいます。
個人のレベルでは過度に恐れる必要はない。しかしたとえ何万人に何人であろうが、子供たちに影響が出るという社会的な問題が、その確率の「低さ」によって無視されていいものでは決してない。この当たり前のようなことが、福島に帰ることについての是非で罵り合うような現状を見る限り、忘れ去られているのではないか、冷静に語り合うべきであるということを、改めて気づかせてくれる報告です。」
果たしてこれで真意が伝えられたのかどうか、勝手な演説をお許しくださった●●さんに、深く感謝している。
2014年06月24日(火)03時40分
6/23のツイートまとめ
gajumui
年の所為か、高い熱が出なくなった。だから気管支や肺の入り口あたりにいる菌を殺せない。湿った布団を目の上まで被り、深い息をすると咳が止まらなくなるので、出来るだけ死んだようにしている。同じ内容を、FBにも投稿すべきか否か。
06-23 10:31
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- 2019-03-16 MAP : 宮沢賢治の“トロメライ”って何?(「音を楽しむ雑記帖」→「宮澤賢治考」)-コメントを転載2
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- 2019-03-16 MAP : 47個のコメントの意味(2006年2月のこと)-コメントも転載しました4
- 2019-03-16 MAP : 47個のコメントの意味(2006年2月のこと)-コメントも転載しました3
- 2019-03-16 MAP : 47個のコメントの意味(2006年2月のこと)-コメントも転載しました2
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- 2019-03-15 MAP : 神楽坂とCHICAGO-「宮沢賢治考」のコメント2
- 2019-03-15 MAP : 神楽坂とCHICAGO-「宮沢賢治考」のコメント1
- 2019-03-15 MAP : キャッチコピー後日談-サイト振興委員会
- 2019-03-15 MAP : 川越美術館で“どんぐりと山猫”上演-山猫ブログに頂いたコメント4
- 2019-03-15 MAP : 川越美術館で“どんぐりと山猫”上演-白石准の返信
- 2019-03-15 高山正樹 : 川越美術館で“どんぐりと山猫”上演-高山正樹の返信
- 2019-03-15 MAP : 川越美術館で“どんぐりと山猫”上演-山猫ブログに頂いたコメント3
- 2019-03-15 MAP : 川越美術館で“どんぐりと山猫”上演-山猫ブログに頂いたコメント2
- 2019-03-15 MAP : 川越美術館で“どんぐりと山猫”上演-白石准の返信
- 2019-03-15 MAP : 川越美術館で“どんぐりと山猫”上演-山猫ブログに頂いたコメント1
- 2019-03-15 MAP : 【田中寺公演】本番と打上げ-山猫ブログへのコメント転載3
- 2019-03-15 MAP : 【田中寺公演】本番と打上げ-山猫ブログへのコメント転載2
- 2019-03-15 MAP : 【田中寺公演】本番と打上げ-山猫ブログへのコメント転載1
- 2019-03-15 MAP : みそかです-山猫ブログのコメントを転載
- 2017-08-06 ひだまりのお話 : 久米明さんにお会いしました。《懐かしい過去たちに囲まれて》-街話§J街通信[95]酒舎かんとりぃ
- 2012-12-31 初老間近のしがない俳優の呟き : (まもなく)-実験は続く…
- 2012-12-10 M.A.P.after5 : 玄羽さんの送別会-沖縄芸人ライブ“ぱんみかす”(そっと内緒に追記して再投稿)
- 2012-11-20 M.A.P.after5 : 体育会系居酒屋-出ないなら出る練習をする
- 2012-11-20 M.A.P.after5 : お久しぶりです浅野さん!-出ないなら出る練習をする