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持ち上がる手話のこと



すると、ある方から「手話」について“レス”(というらしい)が来た。
(まずはともかく、その彼女との数日にわたるやりとりを、そのままここに貼り付ける)

tag: 手話  【ハンセン病資料館イベント】 

貧乏くじの人生

ハンセン病のイベントと、ダンスのイベントと、福島第一原発視察の件と、そして9月の山猫、プロデュースだけならいいのだが、事務方の仕事のほとんどをやらなければならない状況に、かなり参っているボク。

西川郷子さんとの対バンと、斉藤哲夫ライブの宣伝が喫緊の課題なのだが、それには手が回らない。飯の種を後回しにしているこの状態はかなりまずいのだが仕方ない。日本の現状を思えば仕方ない。仕方ない。

今日も朝から、ダンスイベント、1F視察、ハンセン病資料館のイベントの件でバタバタしている。どれもみんな事務局不在、失敗するわけにいかないから僕がやるしかない。その所為で対バンと哲ちゃんのライブが不入りだったら目も当てられない。この苦悩、誰にもぶつけられないので呟いている。

ハンセン病資料館に要約筆記の件で電話。全体投影とノートテイクの違いも分かっていらっしゃらない。今まで情報保障としての全体投影をやったことがないということに驚く。最近知った僕に偉そうに言う資格はないが、ハンセン病差別問題のメッカなのに、他の差別問題には疎いというありがちなハナシ。

さて一方、映像に手話をつけるのかどうか。手話は要約筆記や手話の文字情報とは全く違う独立した言語体系。情報保障を考えるなら手話は必須だが、資料館には手話の人にアテる照明設備がない。「貴重なご意見ありがとうございます」と資料館のスタッフの方。ボクは孤独に悩んでいる。

結局この時間まで、飯の種のことは何ひとつできない。まあ、こういう貧乏くじの人生なのだろうけれど…

アテル

肉

貧乏のわりには旨そうなものを食っている?
たまにはさ、食わなきゃやってられない…

tag: 要約筆記  手話  和泉多摩川_焼鳥.アテル  【ハンセン病資料館イベント】 

23日のこと(24日になってから呟く)

tag: 要約筆記  中央公民館のつどい  狛江市中央公民館  山猫合奏団 

会議と会議がバッタリ

西河原公民館へ、いべんと西河原の反省会。
宇夫方は音楽の街こまえの会議だったので、高山が参加。

帰りにバッタリ。
バッタリ

tag: いべんと西河原  西河原公民館 

吉本の沖縄映画祭プレイベント

みどりアートパークにて(暫定投稿)

告知記事はこちら…
 ⇒http://mapafter5.blog.fc2.com/blog-entry-4513.html

※柳島蒼機さん撮影の画像をアップします。
アートパーク1

アートパーク2

アートパーク3

アートパーク4

tag: 山猫合奏団 

今日から平常運転

あんかけ旨し

tag: 松原通_居酒屋.コンケン・アイ 

劇団TEAM SPOT JUMBLEの「SELECT!」なる舞台

座・高円寺に沖縄からやってきた劇団TEAM SPOT JUMBLEの「SELECT!」なる舞台。

SELECT!チラシ表 SELECT!チラシ裏

少し心配したが、山城博治氏が保釈されることが決定した。その日に、沖縄の若者たちによる「コザ暴動」の芝居を観る偶然。
ロビーでは、大城弘明氏と山城博明氏というタイムスと新報を代表する報道カメラマンの写真展が開催されている。

写真展1 写真展2

この日のアフタートークは、その大城弘明さんと藤木勇人さんと、そして劇団を主宰する津波信一氏。

トークショーの中で、一枚の写真が紹介された。「コザ暴動」で、道の中央で焼かれてひっくり返されたアメ車を、翌日屈強な米兵が持ち上げてもとに戻そうとしている写真。沿道で、たくさんのウチナーンチュがその様子を眺めている。その中に一人の少年が写っている。実はその子こそ偶然そこに居合わせていた幼い藤木勇人さん。その写真を撮影した松村久美さんが、この日客席にいらしていた。1969年から72年、74年から76年、トータル5年間沖縄に住んで、コザの街を撮影し続けた写真家、大城弘明さんとも旧知の間柄なのだと、後で聞いた。

一昨年、大城弘明さんの写真展と金城実さんの彫刻展のコラボ企画をM.A.P.でやった時に、そういえば藤木さんが金城さんに会うためにウチの事務所に来たっけ。
 ⇒http://mapafter5.blog.fc2.com/blog-entry-4522.html

この日発売されたAERAには、山城博治氏の特集記事が掲載されていて、その記事の写真は大城弘明さんが撮影。それもまた何とも不思議な偶然である。

山城さん保釈 AERAの記事
※クリックすると大きくなります

芝居が終わって、今夜も大城弘明さんと飲みに行くことになった。

ロビーで記念撮影

ロビーで記念撮影した6人、弘明さんと、弘明さんの妹さんと、弘明さんの糸満高校の同級生、昨年閉店した阿佐ヶ谷のグル君のマスター神谷さんと、そして藤木さんと松村久美さん。あとから、神谷さんの奥様、かのこさんも合流する。

Twitterで、山城さんの保釈の様子を、ボク宛にメンションを送って実況してくださる方がいた。とても有難い。
※日付をクリックすると、実況の全てを見ることが出来ます。
「博治さんの保釈のこと、こっちの新聞に載りますかね」
「載らないでしょ、朝日と東京新聞が一段記事にするくらいじゃないかね」
そんな会話をしながら、とりあえず乾杯。

高円寺の居酒屋にて

「権力は山城さんの存在が怖いんですかね」
「そうだと思いますよ。今、辺野古は元気がない。100人位しか集まらない。でも博治がいれば300人になる」
でも僕は、その大城弘明さんの答えを聞いて考え込むのである。
さっき見た「SELECT!」という芝居で、沖縄の若者たちが示した過去の「暴動」に対する理解、しかし一方で、現代の「戦い」への疑問もまた彼らは語ったのではなかったか。

もちろん、そんな話ばかりしていては楽しくない。

昨夜に続いて、だから今夜も糸満高校時代の話は尽きないのである。
以前にもブログで話題にしたことがあるかもしれないが、M.A.P.三線教室の川崎仙子先生も糸満高校、なんとおふたりとの同級生。それだけでもびっくりなハナシなのだが、さらに今日は不思議な偶然が続く。

この度、川崎先生は、色々な事情があって、先日の発表会を最後に、ウチの教室の先生をお辞めになった。つまり、ある意味ウチの三線教室は存続の危機にあった。教師免許を持った「先生」がいなければ、安冨祖流の看板を掲げて教室を開くわけにはいかないのであるから。

ちょうどこの日、沖縄で宇夫方女史が安冨祖流三線の教師免許の試験を受けていた。「SELECT!」の本番中にその発表があった。幕が下りて、携帯の電源を入れると、合格したというメールが届いていた。ああこれで、どうにかこうにかウチの教室も、新たな展開を迎えることができそうである。コンクールレースからリタイヤした僕も、「宇夫方先生」の代稽古という立場で教えることも可能らしい。ちっともやりたいわけではないが。

今日のこの日に、宇夫方女史が沖縄で教師試験に合格というのも、やはり不思議な偶然だという気がする。
僕が弘明さんと初めてお会いしたのは2015年の8月13日、僕が三線のコンクールで沖縄に行った時のこと。今日はそれ以来二度目なのだけれど、ちっともそんな感じがしない。ボクはコンクールからリタイアすることになったわけだが、もしもリタイアしていなければ、僕もこの日教師の試験で沖縄に行っていたのかもしれないし、もしもそうだったら、この日大城さんと神谷さんと一緒に飲むことはなかったのである。

もちろん松村久美さんとお会いすることもなかった。松村さんと色々な話が出来たことがホントに嬉しい。沖縄のこともさることながら、村松さんは最近奄美に嵌っていらっしゃるようで、かくいう僕も、近頃なぜか奄美が気になっている。

永田浩三さんと、氏が奄美の本をお出しになる前にちょっと奄美の話をした。
島尾敏雄氏の御子息である伸三さんには、度々M.A.P.でお話をしてもらっている。
敏雄さんとミホさんの評伝「狂う人」は、近頃もっとも刺激的な本だ。
奄美の黒糖酒、西平酒造のせれなちゃんとは対バンを企んでいる。
最近知り合った東京演劇アンサンブルの松下重人さんは喜界島出身。
さらにはこの日一緒に飲んだ藤木さんのルーツも奄美。
神谷さんの奥さんのかのこさんも奄美の人。
そういえば今度M.A.P.でライブをする斉藤哲夫さんの奥さんも奄美の方。

まだまだ数え上げればキリがない。

こんな偶然の重なった日に、松村久美さんとお知り合いになれたこと、なんだか奇跡のようだ。

「今後ともよろしくお願いします」
「こちらこそ!」

コザ暴動ではなく「騒動」であるとか、いや「蜂起」というべきだと、金城実さんはじめ、多くの方たちから聞く。僕もそう思っていた。しかし今、誇りを持って「暴動」という人たちがいるのだと、松村久美さんに教わった。

そして僕は、若い沖縄の俳優たちの、現代の「戦い」への微かな疑問について、やっぱりずっと考え続けていたのである。

tag: コザ暴動  大城弘明  藤木勇人  奄美  MAP三線教室  松村久美 

安冨祖流絃聲会教師試験、合格の御報告

浦添市産業振興センター結の街にいます。
振興センターの案内板

不合格だと嫌だから、こっそり…

安冨祖流絃聲会教師試験、無事合格しました。
20名が受験、全員合格。
こんなに受験者が多いのは珍しいと照喜名朝一先生が喜んでいました。

合格記念

亘先生にお世話になって、何とか合格することができました。

三線の教師免許を取るのは高山正樹氏、始めた頃はそういう目論見だったのですが、やっぱりそういうの似合わない。資格や看板は私が背負います(笑)
(宇夫方路)
なんで笑うの…(高山正樹)

明日の朝、帰りま~す!(宇夫方路)

tag: 沖縄の旅_2017年3月  新城亘 

断酒を解いたのだが…

昨日はいったい何をしていたのだろう。それさえ思い出せないほど忙しかったような気がする。ともかく、最後はチラシを作っていた。事務所のソファーで寝たのは3時半。今朝は6時に目が覚める。明日だと思っていた打ち合せが実は今日で、慌てて事務所を出る。要約筆記の現状。知らないことばかり!…唐突。
イレギュラーな打ち合せが入り、さて、チラシの製作はどうしようか。仕方がない、今夜観に行く予定だった舞台の予約をキャンセルしてその時間に充てよう。芝居に行くのは、明日に変えればいいと思ったのだが…


なんとも分かりにくいTweetだ。
要するに。
昨日グルくんのマスターから電話がかかって来た。沖縄から大城弘明さんが出て来るので「明日(17日つまり今日)会わないか」という電話。調べたら大城さんは明日(つまり18日)座・高円寺でトークショーをやる。ならば明日芝居を観てトークショーも聞いて、その後会う方がいいではないかと思って大城さんに電話をしたのだが、明日のご自分の予定がさっぱり分からないという。もしかしたら会えないかもしれない。ということは、チラシは確かに作らなければならないのだけれども、芝居は明日観ることもできるかもしれないけれど、大城さんとは明日は会えないかもしれないから、やはり今日会っておかなければならないと思った…と、いうこと。
要したかな。自分でもさっぱりわからん。


沖縄を代表する報道カメラマン、元沖縄タイムスの大城弘明さんと阿佐ヶ谷で。
沖縄出身の儀間昌幸さんのお店。フレンチのビストロ ル・テロワール。
ビストロ ル・テロワール

山城博治氏の保釈が決まって、大城弘明さんと乾杯。かくして、330時間をもって飲酒の禁をいったん解いた。博治さんの拘留の長さとはくらべものにもならないが。

石川真生さんの話になる。自分の身体より写真撮影を優先する真生さん。弘明さん曰く
「僕もそうするだろうな。彼女のために僕ができることは、カンパすることだけ」

明日、大城さんは、座・高円寺のTEAM SPOT JUMBLE×劇団スーパー・エキセントリック・シアター「SELECT!」公演で、藤木勇人さんと津波信一氏と三人でアフタートークをする。劇場のロビーでは大城弘明×山城博明写真展。

チケットはまだあるのかどうか、弘明さんが制作に電話を入れて聞いてくれた。まだ大丈夫とのこと。明日は隣の高円寺に行くと決めた。

帰りの中央線の中で…
大城弘明さんと

【追伸】
保釈と、思いきや!よく調べると、裁判所が保釈を認めたというだけで、権力側はそれに対しても難癖をつけようとしているらしい。右も左もない、「一般市民(なんているんだかどうだか分からんが)」は挙って怒らなければいけないのではないのかね。

tag: 大城弘明  智内好文  内地在住ウチナーンチュ  要約筆記