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キタコマ沖縄映画祭4日目


和泉の森記念撮影

tag: オリオンリーグ  堀川剛 

映画祭を抜け出した人

控室で

tag: 宇夫方路踊る  教室生徒外部活動 

キタコマ沖縄映画祭2日目


打ち上げ終わり

tag: 島尾伸三 

今日はプレイベント




まずは琉球舞踊から。

tag: 宇夫方路踊る  高山正樹地謡 

最近、ダブルヘッダーが多い


tag: 宇夫方路踊る 

旗開きとやら

1月4日の続き。
まずは昨日こと。

宇夫方女史が、今日のことを軽くFacebookに投稿した。

明日は、お茶の水の駅前にあるホテルで行われる全労連の新年会で踊ってきます。
全然想像もつかない。終わったらご報告します。


しかし、僕にとって捨て置けない問題は解決していなかった。確認したいたのだが、それがこの日はっきりした。
そしてTwitterで呟き、Facebookにも投稿したのである。

やはりそういうことらしい。
会場時間、お客様が入ってくる間のBGM代わりに琉球舞踊を踊る。敬意もへったくれもない。明日の“zenrouren”新年会のこと。終わるまで炎上したくないからローマ字で。


それからFacebook。
 ⇒facebook.com/groups/1421549508126597/posts/20038…

「全労連」とは、日本で二番めの大きさの労働組合のナショナルセンター(労組の全国中央組織)だそうです。
送られてきたタイムテーブルを見て「あれ?」と思ったのです。開演前、つまりお客様の入場中に、業界用語なら客入れの時間に踊ることになっている。幕開けはやはり「かぎやで風」と思い準備していたのですが、客入れのBGM代わりに踊るということなら話は別。
個人的には、文化に敬意を払えなどと声高に言うのは好きではないのだけれど、でもこれってどうなのだろう、と思ったのです。

池袋にある老舗沖縄料理居酒屋“みやらび”さんでは、琉球舞踊のイベントが終わるまで一切お酒を出しません。お茶だけ。きちんと見てもらいたいからね、とママ。そのこだわりに、さすが大したものだと思ったことがあります。

ボクとしては、絶対にそうでなければというつもりはないのですけれど、ただこの仕事を依頼された時に、何故そのことをまずはじめに伝えてくださらなかったのだろうかとは思うのです。逆の立場であったら、絶対に伝えます。「それでもお引き受けくださいますでしょうか?」と。

さて、もしそう聞かれたら、僕はどうしただろう。ひとりで何か歌ってくれというような依頼なら、はいはい頂けるものさえ頂ければ何も問題ありません、というかもしれない。
しかし、頼まれたのは琉球舞踊なのです。もちろん僕はタダの素人の地謡(伴奏)ですから、最終的に決めるのは宇夫方さんです。もし彼女がウチナーンチュで、どんな状況でも踊るというなら悩まず引き受けます。ただし、考えるべきは、宇夫方さんも僕もヤマトゥンチュだということ。そのヤマトゥンチュが沖縄の古典芸能をやるワケです。はたして僕らだけの判断で、客入れのBGM代わりにかぎやで風をやるなんてことが許されるのだろうか。

明日の今日だから、今からお断りすることも、別の意味で許されません。だから行くしかないのだけれど、実はけっこう悩んでいます。

後学のために、皆様のご意見がうかがいたいと思うのですが。


コメントは盛り上がり…

平井滋:苦渋の選択尊重します。請けたら、納める。

西川郷子:良い悪いは別として、そう言った主催者側との意識の違いは時にある事です。もし私だったら、こう言う時は事前に訊く、話し合うものですよ、と教えて差し上げるかしらね。主催の担当の人が今後もこう言う例えば新年会の芸能のブッキングをするかもしれないですし、ホラ、その人のためを思ってさ。客入れのバックでの舞台なのか、きちんとお客様が入ってからの舞台なのかは演者、もしくはエージェンシーにとっても大きい事。受けるか断るか、を分けるくらいの話です。なんなら、もお断りしちまったらどおです?あら、他人事ながら何だかちょいと腹たったみたい。(笑)

入山弘之:私も西川さんと同じ意見です。主催者側に「教えて差し上げる」のがいいと思うのですが。先方の反応しだいでは、お断りしてもいいように思いますが、それは生方さんがお決めになること。失礼な話だと感じましたが…。
(追記)明日、終わってからでも、主催者に思いを伝えてお話するのがいいのでは?

中村匡伸:ふざけるな!箏曲の春の海でも流しておけ!能や舞だったらどうですか?琉球芸能をやらさせてもらっているないちゃーとしては、品位を貶めるような事はやってはいけない事だと思いますよ!

Noriko Ito:西川さんのおっしゃる通りかな。とても失礼だと伝えて欲しいです。出演依頼の時にどういう位置付けで入れるのかプログラムをきちんと言うべきですね。観客が着席した後プログラムの一部としてやって欲しい。どういうつもりで客入れの時に琉球舞踊を組み込んだんだろう。あ、私も腹が立って来た。

宇夫方路:オープニングにと言われて、会場のオープンの時とは思わなかったです。客入れでやるなら最初からそう言ってくれればよかったのにと思います。担当の方にはきちんとお伝えしました。

ボク:はたしてきちんと伝わったのかどうか…

Yasunori Ujiie:客入れのみに演者を呼ぶなんて聞いたことが無いですね。

ボク:いえ、10分、二回出番があって、最初の10分が客入れの時だったというわけです。ただ後半の十分も、立食パーティーの中でやるようなので、はたしていかなることになるのやら。しかし、大城会とか泡盛の会とか、どこどこの郷友会とか、ウチナーンチュ主催のお客さんもほとんどがウチナーンチュという催しでも、ざわついている中で踊ったり歌ったりはしょっちゅうです。沖縄の結婚式では必ず最初に「かぎやで風」、でもまともに聞いているのは新郎新婦くらいなものです。それでも必ずやるのが「かぎやで風」w
北谷にある劇場の方が嘆いていた、沖縄の観客はホントにマナーが悪いと。でもねえ、沖縄芝居はいつだって上演中ずっと会場ではぺちゃくちゃぺちゃくちゃ。でも決まった場面になると、みんな感動して泣くんですよねえ。

Yasunori Ujiie:呼んだ担当の人と主催の方針があれあれと二転三転した経緯が手に取るように分かりますわ(笑)

ボク:ともかく、客入れ中ということなので、最初の「かぎやで風」は踊りを付けずに歌だけで、と、今回間に入っている担当の方にまずはメールしたのです。琉球舞踊を頼まれながら、それをやらないという提案なので、まあ約束とは違うわけです。先方からは、少し反省されたのでしょうか、「それでお願いします」と来た。
たとえ踊り無しでも、「かぎやで風」をやること自体、中村さんには叱られそうですが。少し事情を知っている方に話したら、「全労連」は琉球舞踊が何たるかも、「かぎやで風」が何たるかもわかっていないのだろうと仰る。いやそれも違う。沖縄芸能ならダメで、他の出し物ならいいという話ではありません。
担当の方(企画会社の方かな)曰く、沖縄に思いを馳せて、ということで琉球舞踊をお願いしたというようなことをおっしゃいました。当初は踊るだけ、特に解説などはしない予定でしたが、あえてMCを入れることを了承してもらいました。むしろ有難いとのこと。せっかくなので、今回のことを、MCのなかできっちりとお伝えしようと思います。皆さん気持ちよく呑んでいるところに、もしかすると冷や水をかけることになるかもしれないけれど、ケツまくって辞めてしまうより、かえって良かったかなと思っています。
はたして「全労連」の方々に、伝わるのかどうか。
小生の力の見せ所、むくむくと闘争心が沸いてきました(笑)

入山弘之:いいご決断だと思います。喧嘩するのは簡単。理解してもらうことは難しいことですが、がんばってください。労組に偏見は持っていないつもりですが、「沖縄に思いを馳せ」の本気度を問うことになるかも。

中村匡伸:高山さん、意を汲んで頂き、適切な対応に感謝します。敢えて過激な表現をしましたが、冷静になってみて、担当者も本プログラムには入れられないものの、沖縄に寄り添う姿勢を暗に示す苦肉の策だったのか、とも思いをめぐらせました。しかし、そこはないちゃーながら琉球芸能をこよなく愛し、伝統の継承の一端を担っている方々の(気持ちは一緒ですが私ではないです)責務として対応していただきたく、敢えて申し上げました。頑張って下さい。

ボク:最初からそのつもりでしたw
出来れば沖縄の人や琉球舞踊をやっている人からもコメントが欲しいと思っているのです。
また、すでにこの投稿のURLを、主催者に送っています。全労連に近い方からのコメントも読みたいのですが。
「加盟組織の過半は、日本自治体労働組合総連合(自治労連)、全日本教職員組合(全教)、日本国家公務員労働組合連合会(国公労連)などの公務員組合で占められており、大手民間企業、特に基幹産業の多数派組合は加盟していない。(中略)産経新聞によると、日本共産党系の団体である。」Wikより。こんなことでもないと、調べませんでした。明日のための予備知識。

幸野真:全労連とは縁もゆかりもありませんが、では「運動方面」からのコメントをしてみましょうか(私は「音楽方面」でもあるのですがw) 最近のデモでは、日音協などがよく「送り出し音楽」というのをやっています。いわば、デモ出発で参加者が並んでいるときに、生演奏でBGMをつけるわけです。もちろん、ちゃんと「聴く体勢」でそれを聴いている人などいません。今回の主催者が、そこからヒントを得たかどうかはわかりませんが、少なくとも最近の運動の中で、音楽を「聴く体勢」でない状態で聴くことに、抵抗感がなくなっているというのはあるかもしれません。
まぁ百歩譲ってデモではそれがアリだとしても、屋内会場の集まりでこれはないですよね。「沖縄に思いを馳せて」というのも、さもありなんです。運動関係者は、「○○に連帯」というキャッチフレーズのために○○系の出演者を呼びながら、そのためのノウハウを学習しようとしません。頭でっかちなんですね。実際、演奏してくれと呼びつけておきながら、行ったらスタンドマイクがない、なんてことは日常茶飯事です。どうやって三線を弾き語りしろというのか。今回の高山さんのご判断は、それでいいと思います。断ってしまうと、主催者は何がいけなかったのかを学習・共有しないで終わってしまうでしょう。
どうぞ、頭でっかちなやり方で呼ばれる側の気持ちを、主催者と参加者にぶつけてきて下さいませ。

山川夏子:歴史的に琉球舞踊は冊封使を接待するために発達したという接待由来のもので、神事由来ではないので「襟を正して正座して観るもの」という認識は、古典音楽や古典舞踊をやっている方だけのものかな、、、という印象を持っています。沖縄の芸能には大衆芸能と格式のある古典芸能があります。大衆芸能は酒を飲みながら、古典音楽や古典舞踊はそれなりの場所で踊られるものであるという認識はありますが、大衆芸能を生業としている人達の中に古典芸能の師範の方が多くおられて、その方々は、「芸」で客の盃を飲む手を止めさせる力量を持ってます。その域まで精進くださいとしか申し上げられません。ただ、理解を求めるように交渉されたのは素晴らしいと思います。ただ、ここは闘う場面ではないと感じました。すみません。

ボク:僕も、沖縄の芸能に関して、大衆芸能だけではなく、古典芸能の方も基本はお座敷芸だと思っているのです。だから、野村流の組踊歌三線の伝承者でいらっしゃる渡久山英男さんと宇夫方路のコンビで、僕が構成した出し物を居酒屋ライブという形でずいぶんやったのです。多様化の時代、「客の盃を飲む手を止めさせる力量」だけではどうにもならない。企画力も含めて、それで酔客を振り向かせるという試みでした。できればまた始めたいと思っています。
ここを語り始めると止まらない。新たな敵も作りそうなのでやめましょう。ただね、今回は入場時間にやるということ、それでは「客の盃を飲む手を止めさせる力量」では解決できるようなことではないでしょう。
夏子さんは、大和の血も入っているからね。まあ100人のウチナーンチュがいれば100通り、そんなことは当たり前なのですが、それでもやっぱり、沖縄の人は、今回のことに対して、さほど目くじら立てて怒る人はいないのではないかと想像するのです。
Ujiieさんのコメントにも返信したことですが、沖縄の人の観劇マナーが悪いと指摘された北谷の方もヤマトの方です。しかし、だからといって今回のこともかまわないという話ではありません。やっぱり断固闘わなければいけない。でもね、それは夏子さんが危惧する「闘い」ではありません。沖縄の方たちが、薩摩の圧政に対して闘ってきた、そして今も闘っている、そのしなやかな闘い方をイメージしているのです。
たった今、間に入ってくださった方から、このFBを見て、心配して電話がありました。結果、長時間、和気あいあい、楽しく言いたいことを言ってそして聞いてくださいました。要は、今回のことだけではないのです。幸野さんの投稿をも含め、もっと根本的なこと、沖縄に寄り添うという「運動」に、根本的に欠落しているもの、今までの経験を含めて、たっぷりお伝えしました。例えば、沖縄に対する無理解とか。かえって今日のイベントが楽しみになりました。映画祭の宣伝もしてきます。その意味で大いに闘ってきます。和気あいあいと。

山川夏子:お返事ありがとうございます。久しぶりにFBをゆっくり見ました。沖縄に住んでいたころ、当時のヒルトンでアルバイトをしていました。ホテルマンの心得と琉球王国時代に冊封使を歓待して貿易で国を興す王国の役人の心得に通じるところがあります。観光業に従事する沖縄県民なら「わかる!」話なんですが、サーヴィス業は、トラブルが発生したらバックヤードで解決、宴席や宿泊のお客様にはトラブルを悟らせないように問題を解決します。なので、こちらの記事を見て「えっ!」と思ったんです。私の母親がナイチャーだから薩摩に対する沖縄の人達より島津に寛容、、なのが理由ではなく、観光立県で生まれ育って観光関係でバイトをしてた人間なので「なんで?何があって、トラブルが表沙汰になってるの?」と、心配になったんです。『リッツカールトンの教え』『ディズニーランドに学ぶ』系統の本を読むと、琉球王国の戦略が見えてくる。沖縄の私の同世代の友人たちは多くがサービス業に従事していますが、「琉球王国の末裔=最上級のリゾートを作って最高級ホスピタリティを提供する」という目標があるので仕事熱心で、今年はハワイの観光客数を沖縄が抜いて1000万人突破!という結果も出しています。沖縄は政治的な問題が多く、白熱した議論が尊重されるところではありますが、琉球王国が戦略的に作った古典芸能や組踊なので、ディズニーのキャストのように、舞台裏で議論!というスタンスもありではないのかなと思いました。私の沖縄の友達はほぼ100%このスタンスです。だけど、全労連関係の皆様だと、拳をあげて労使交渉を行うのを潔しとする団体なので、高山さんのスタンスで良いのかとも考えました。あと、高山さんの闘いは、沖縄の血が入った子供さんたちのために「沖縄に対する無理解や誤解を全て撤廃してあげたい。そのために闘う!」というパパの愛を感じるので、お父さんっていいなあと思ったりもしました。長くなりましたが。

ボク:いまさら読み返しての返信。

「全労連」に参加するのは「お客様」なんかじゃない!
企画した当事者の仲間。琉球舞踊を呼んだ「当事者」だ!!

それに「ナイチャーだから薩摩に対する沖縄の人達より寛容」なんてこと、一言もいってねえし。むしろ逆だし。

Noriko Ito:しなやかに、しっかりと伝えて来てくださいね。応援します。

ボク:幕開けでかぎやで風を踊らなくなった宇夫方先生。着物が一枚減って喜んでいました。でも、そうだ、踊らないなら「かぎやで風」は胡弓で参加しようと張り切っています。
しかし、お陰で着物より荷物になる胡弓を持って行かなければならなくなりました(笑) つまり、宇夫方さんは、岩手県生まれなのに、元々沖縄に縁もゆかりもなかったのに、年々沖縄オバア化しているということです。


みんな怒ってる。
ぽか~んとしているのは運動家ばかりなり、なのかどうか、不明。


Facebookのコメントは、本番終了後へと続く…

夜のホテルの入り口、立派

ホテルのロビー

ボク:う~~む~~

宇夫方路:昨日、全労連の旗揚げ式で踊らせていただきました。「旗揚げ式」という言葉も初めて知りました。開場と同時にかぎやで風の演奏と四ツ竹の舞踊。そして宴会も最後の方の2回目のステージで2曲。高山さんがMCで琉球舞踊について踊る演目についてほんのちょっとだけ解説。そして、沖縄に寄り添うと、辺野古のこと、名護市長選のことをお話されていた全労連の方たちに、「私は沖縄の人でもないしうまくはないけれど、沖縄の芸能に敬意をもって見て頂きたい!!!」(クレッシェンド)と話したら、会場の多分3分の2くらいはしーーーーん、となりました。(裏で聞いていた私の感じですが)
その後で沖縄出身の奏恵ちゃんの「海のちんぼーら」、拍手をしてくださった方たちもいました。何か心に響いた方が、何人かでもいてくれたらうれしいです。沖縄出身でないからこそ言えることもあるのだと思いました。

ボク:う~~~む~~~~、少し捕捉が必要かな…
宇夫方さんのオブラートに包んだ報告を、もう少し捕捉したいと思います。

入場時間は10分間。つまり開演の10分前に開場、その10分が我々に与えられた時間。開場すると、すでにロビーで受付を済ませた方々がぞろぞろを入って来られます。ほとんど同時に、「かぎやで風」のウタモチ(前奏)を始めました。単純なフレーズの繰り返し、あらかじめそれをしばらく続けようと打ち合わせをして始めたのです。7割がた参加者が入場したところで歌い始めました。みなさんすでに歓談が始まっています。あちこちで名刺の交換をしていたり。舞台近くの方にはもちろん聞き入ってくださっている方もいますが、ともかく後ろの方のガヤガヤは、歌い始めても全く変わりません。
そのまま四つ竹へ、これは踊り付きです。始まった頃には、目論見通り、ほぼお客さんは会場に入り切っていました。華やかな紅型、舞台に関心を示す方も増えてきました。しかしまだ開演宣言の前ですから、ハナから入場のBGMくらいにしか思っていない方々が、おしゃべりをやめることはありません。まあ、そのような進行なのですから、仕方がないこと、ここまでは全く想定内。
四つ竹が終わって、我々の第一回目の出番は終わり、客席を通って控室に戻りますが、おしゃべりに忙しい方々は、我々に一瞥も加えません。二回目の出番は一時間後、勝負の時は刻々と近づいてきます。

立食パーティーの御馳走

二回目のステージ。ハジメに司会者の方が簡単に紹介をしてくださいました。でもやっぱりおしゃべりに夢中な方々はまったく聞いていません。お酒が入った会だから仕方ない?いやいや、1時間ちょっとの立食パーティー、そんなに酔っている人はいらっしゃいません。みなさん今年の「運動」「活動」について語り合っていらっしゃる。まず演奏する前に、「かぎやで風」について、ご説明しました。このグループでその説明はいらないと思うので、最後の一言だけ。
「いずれにしろ、入場の最中にBGMとして歌われるような曲ではないのです」
琉球王朝と民衆の話もしました。(ホントはこれにも諸説あって、単に支配し差別し搾取していた王朝だと、ヤマトゥンチュの僕が断定していいとは思えないのですが)
二部の一曲目は上り口説。薩摩と琉球のことも少し話しをさせて頂いてから始めました。さて半分くらいの方は聞いていてくださったのでしょうか。ご挨拶を終えた共産党の小池晃氏は、とっととお帰りになられたようで、その姿はありませんでした。

「上り口説」のあと、最後の曲「海のチンボーラー」の前に、次のようなことを話しました。
「読谷の壊されたチビチリガマの碑、あれを制作した金城実さんが、壊した少年たちと一緒に碑を修復したこと、ご存知ですか?」
半分くらいの方は聞いてくださっていたのでしょうか。初耳でビックリしたような方、「知ってるよ~」と声を上げる方。
「その金城実さんの話なのですが、金城さんは首里の言葉が大嫌いで、絶対に首里言葉なんかしゃべりたいとは思わんなあとおっしゃっいます。でもその金城さんが、ベタベタの首里の言葉である琉歌をそらんじていて、そしてそれを自分で詠ってはボロボロ涙をこぼすのです。金城さんが参加された左翼系のイベントの打ち上げにお邪魔したことがあって、僕は金城さんに言われて、琉球古典の歌を三線弾きながら歌ったのです。そのあと、今ご紹介したボロボロ涙をこぼすエピソードをご紹介しました。すると参加された方々が、なんで金城さん、そんな支配階級の言葉の歌に感動するんですか!という質問があちこちから来た。そこで金城実さんはちょっと間をおいて、次のように答えられたのです。それが文化というものじゃ、と」
会場から、「そうだ!」というような声も聞こえました。深く頷いて下さった方々もいました。
後ろの方のおしゃべりは一向に収まりません。まったく聞いていらっしゃらないのだからしょうがないのですが、近くの方が、注意してくださるようなことも、全くなかったようです。
そこで最後の一言。
「沖縄に寄り添うと仰るのならば、どうか敬意をもって見て聞いて頂きたい!」
そう言って10秒くらい間をおいてみました。
宇夫方さんは「会場の多分3分の2くらいはしーーーーん、となりました」と感じたというけれど、はたしてどうなんだろう。やっぱりザワザワは酷かったしなあ。
「最後の曲は、琉球処分後にできた曲、沖縄の人たちが大好きな曲です。楽しい曲です」
退場の際、今度は多くの方に深々と頭を下げられました。また、お一人だけですが、わざわざ控室まで、共感の気持ちを伝えに来てくださった方もいらっしゃいました。
控室で、笛を吹いた沼田さんは、泣いちゃったそうです。今まで宴会に呼ばれざわついたところで演奏するのには慣れているけれど、こんなひどかったことはないと。ホントにこの人たちは、「民衆の声を聞く」ことが出来るのだろうか、と。
我々を紹介して下さった担当の方々は、大変恐縮されているようで、申し訳なかったと心から思っています。でも、黙っているワケにはいかなかったのです。
もちろん「またお願いします」なんてことは一言も言われませんでしたよ。普通、嘘でもあるんですけどね。
後で偉い方から、「なんであんなのを呼んだのか」と叱られるのではないかと心配しています。
追伸。
その担当の方おふたりに、FBで友達申請してみましたが、今のところ反応はありません。
以上、報告終わり。

幸野真:そのガヤガヤしていた面々は、名護市長選などの政治的スピーチの最中はどうだったのでしょうか?

ボク:残念ながら、控室に籠っていました。誰か出席した人、知りませんか?

幸野真:政治偏重・文化軽視なのか、それとも単にマナーが悪いのか、といったあたりですね。

入山弘之:高山さんのご報告コメント、すべて読ませていただきました。いろいろ考えさせられます。
<ホントにこの人たちは、「民衆の声を聞く」ことが出来るのだろうか、と。>…私もそう感じるのですが、たしかに「根は深い」のでしょうね。なにはともあれ、宇夫方さん、高山さん、お疲れさまでした。

宇夫方路:全然聞いてくれなかった人もいるけれど、きっとたくさんの人に高山さんのメッセージは届いたと思います。

ボク:こんなのを見つけました。全労連のTwitterです。しかし、お客さんの写真は、間違いなく琉球舞踊を見ている時の画像ではありません。何だか利用されている気がしてしかたありません。


宇夫方路:喜び組みたい。。。

せきおさむ:こりゃあ、完璧にやっちまったな。

ボク:全然反応がないですなあ。まあ、いつまでも引きずる話ではないのだけれど、ただこういうペテンめいた使われ方、当日ザワザワしていたことよりもはるかに根が深く、問題だと思う。本番当日は怒った演技(笑)をしたのですが、この投稿を見てホントに腹を立てています。

Hiroko Ichihara:いえ、これは怒らなければだめです。そうでないと同じ穴のムジナとみられます。え、頼まれて踊ったの?じゃあ、仕方ないんじゃないかな。よくわかんない。

ボク:ちゃんと順を追って読みなさい。全部書いてあるのだから。読んでも分かんなかったら共産党並みのバカです。腐っても市議なんでしょ?いい加減なコメントするな!
ただ今、別件で狛江の共産党と絶賛大喧嘩中。その次の相手が全労連となりました。

ボク:市原広子!返信無しかい!

上里智子:以前、組合の沖縄学習会に連れ合いの忠之が呼ばれて、同じような体験をして、ほとんど交流もなく、仲間内で記念撮影だけして終わったと落胆して帰ってきたことがありました。文化の裏側にある想いを伝えるのは難しいかもしれません。特に旗揚げの余興としては…。お疲れ様でした。誰かの心にメッセージが届いているといいですね。




それから二年後のこと…

ボク:今、粕壁エイサーの件で、ボクのツイッターが過去にないくらいRTされて盛り上がってしまっています。こちらの相手は真逆、我那覇真子を呼んで講演会を開くということを知って呟いた呟きが発端です。
 ⇒twitter.com/gajumui/status/1130134407698759680

tag: 教室生徒外部活動  チームハイサイ 

踊り始めの日

踊り始めの日

この日の朝のことは次の日に呟いた。

tag: 泉龍寺 

稽古始めの前の稽古

(宇夫方路のTwitterから)
朝、西河原公民館に行って、7月の発表会のためにホールを押さえてきました。7月8日です。

琉球舞踊教室の稽古始めは7日と決めていたのですが、みんな熱心、稽古始めまで待ちきれないらしい(笑)
そこで本日、本年最初の稽古日になりました。

もうひとつ、全労連の新年会に踊りを頼まれました。なのでそのための合わせも。
全労連が何なのか、全然わかっていないのですけれど、呼ばれたので12日に行ってきま~す!


追伸。
すると翌日、主催者なのだろうか、メンションが来た。

それに対して宇夫方女史が…
今ひとつ、まだ勝手がわかりませんが、よろしくお願いします。
と返したら、主催者(?)は「いいね」ひとつ付けてくれた。

それにしても「特定政党の支持強制なし」としながら、なぜ「野党」なのだろうと、そんなことを思ってしまった僕は、「市民運動」とやらに関わる方々からネトウヨの言いがかりと見做されそうなメンションを送ったのだった。

「市民と野党の共闘」の野党とは何党ですか?その中に希望の党も入っているのですか?

もちろん無反応であった。

もう一つ、僕には気がかりなことがあった。出演が決まったのはだいぶ前だが、この期に及んで、まさかね、と思うような話になってきた。そこで呟いたこと。

琉球舞踊を踊るのは、新年会が始まる前の開場時間中ってまさかホントかね。今になってそんなこと言う?ギャラ払うんだからいいでしょ(と言われたわけじゃないが、言われたも同然)って、そういうもんじゃねえだろうよ、と。だから共産党は…


只今、確認中。




GOTAbar

tag: MAP琉球舞踊教室 

正月早々仕事のこと

「国庫支出金+地方交付税交付金」の比較だけで語る「説明不足」も、一方「交付金」の詳細を飛ばしてそれに「沖縄振興予算」を合算して他県と比較する「安易なやり方」にも、正月早々腹を立てている。きっと、カーテンを閉ざしたこの薄暗い書斎に居る所為だ。

一方、事務所では…



FMつやまの“東京ニャイト倶楽部”は放送されるのだろうか。山猫版「7時のニュースきよしこの夜」が流れるはずなのだが。
 ⇒mapafter5.blog.fc2.com/blog-entry-4787.html

夜の9時、始まった!

あら?
これ、先月分じゃない!!
また、ミス?

新年早々、ギロチンの話題になっちまった…

そして10時。
あら!!!
新年版が今始まった!
いったいどうしたの??

FMつやまさんにメールをしたのもU女史。そのメールで新年の放送が急きょ差し込まれたというワケです。言わなきゃわからないハナシだが。そんなこと、関係ねえというのかね、メンバーは。阿保らし。

Twitterに現われるものなんて「人格」の極々一部。ただ、間違いなく生きた細胞(真実)だからハナシがややこしい。責任取らないで、ウンコを垂れ流す輩は論外だが。

tag: 地図の仕事  山猫のこと 

西暦の年号が変わったというだけのこと





インスタと
Twitterだけという
情けなさ…