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ななしん屋を出ればローズマリー

ななしん屋。
椅子を後ろに倒して壁に寄りかかる。
これが常連さんの座り方である。

ななしん屋の礼儀

ななしん屋でのルール。

ママから、申し訳ない話を聞いた。
ありそうなハナシ。

白いポロシャツのおじさん、ジェームス三池たかしさんは移民の3世、沖縄にやって来て、基地で50年働いていた。奥さんのよしこさんは沖縄の人だが、基地の中でずっと英語だけ使って過ごしてきたから、日本語を覚える必要がなかった。リタイヤしてななしん屋の常連になったが、ちっとも日本語は上達しない。日本語がダメだから物静かなのか、物静かな人だから、言葉が上手くならないのか。ただ、みんなから愛されている。

「ドコニ トマッテル?」
「船員会館」
「トチュウマデ オナジネ」

一緒に店を出た。

パラダイス通り。
ジェームスさんは道端に生えているハッパをちぎって僕に差し出した。
ローズマリー

「これ、なに?」
「rosemary」

此処は異国なのである。ジェームスさんのことではない。ジェームスさんが生きる沖縄のことである。文化が違うと言いたいのでもない。ただ、大和の人間の失礼は、個人の問題では済まないということだ。ママから聞いた、友人の申し訳ない話のこと。

tag: 沖縄の旅_2018年5月  沖縄の呑食処.ななしん屋 

青空とオスプレイと猫とスッポン

おはようございます。

勝連城跡

ニャン
前回来た時は、まだ母親の腹の中だった。
まだ名前はない。というか、名前なんか付けないのかもしれない。考えてみれば、こいつにとって、きっと名前など意味はないのだから。

ん…
オスプレイ

識名さんの畑での、今日の出来事エピソード。

識名農場
識名さんの農場の奥には、地図にも載っていない不思議な池がある。そいつも見に行った。
不思議な池

すると、池の傍に置いてあったでっかいポリボックス?の中から、キーキーという音がする。
識名さん曰く、亀が落っこちて出られなくなって、内側を爪で引っ掻いているんじゃないかな… そう言って躊躇なく手を突っ込んだ。
手を突っ込んだ
と!
ぎゃっ!
スッポンだ
スッポンじゃああーりませんか!
「識名さん、危なくないの?」
「あぶないさー」
でも識名さんは笑っている。
スッポンだよ

スッポンだってば

もし亀だったら、池に返してやるつもりだったそうだが、スッポンじゃあそうはいかない。ぼちゃんとまたポリの中に放り込んだ。
「今度スッポン鍋にしよう」

いつも僕は、盲目の識名さんの生きる力に圧倒され、そして尊敬するのである。東京あたりで、あてがわれたものだけ食っているボクに、スッポンがかわいそうなんて言えるわけがないと思う。
え? あてがわれているんじゃない? 自分で働いたお金で買って食っているんだって?
そいつはご立派ですこと、でもさ、お金をかじって生きているワケではあるまい。できるものなら、自分の手で、スッポンでも猪でもマグロでも、取って来てみるがいい。

ボク、一番偉いのはお百姓さんだとずっと思ってきたのです。因みに、二番目は消防士さん。お巡りさんはずっと下の方。
そんなわけで、ここ数年途切れていたM.A.P.でのゴーヤー栽培、また今年始めようと決めた。まあ、こっちは飯事(ママゴト)だけれども。

五月蠅い。
うるさいオスプレイ


新しい畑に行ってみよう。
新しい畑

ここは海沿い。
海沿い

いい写真だ。
いい写真
しかし…
またオスプレイ。
またオスプレイ

識名さんなら、このシバサシを投げて、オスプレイを打ち落とせるんじゃないかな。
シバサシ

それからまた、あちこち案内してもらって、今夜は那覇に戻るボクなのでした。

tag:   勝連城跡  沖縄の旅_2018年5月  識名盛繁  オスプレイ