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発表会の告知ですよ!!「沖縄の歌と踊りと…」

しびれを切らした宇夫方路がFBに投稿しました。ホントかな?
ともかくそいつをここに転載して、お茶を濁します。取り急ぎ。

M.A.P.の沖縄情報、なるべく時系列でお知らせしようということで、高山氏の色々な報告を待っていたのですが、なんだか高山さん、とっても忙しくなってしまったようで、いつまでたっても報告できず、そのうちにいよいよM.A.P.の今年の発表会が近づいてきてしまいました。

もう待ってはいらない、ということで発表会の告知です。
「はいさい!沖縄の歌と踊りとその仲間たち」
早いもので、もう第7回になります。年取るわけね。

今回、新しい挑戦をします。
地謡に、野村流保存会の皆さんが参加してくださることになりました。わたしたちは安冨祖流ですが、今回、野村流と共演です。沖縄古典音楽事情をご存じない方には、いったい何がどう挑戦なのか、なかなかご理解は頂けないかもしれませんが、実はこれ、なかなかの英断なんですよ。
高山氏がやりたかったこと、やっと第一歩を踏み出すことになりました。

そしてさらに、チームはいさいのみなさんと一緒にPOPな歌にも挑戦します。おなじみの「三線の花」や「なだそうそう」などなど。
そしてそして、なんと「三線の花」には、”きんたの会”の民舞グループのみんなが参加してくれて、エイサーを踊ってくれます。とっても楽しみです。

7月8日の日曜日、15時から狛江の西河原公民館にて。

1000円ですが、どうぞ是非お越しください。
間もなく、高山氏がFBのイベントを立てると思うので、そうしたら「招待」を送らせて頂きます。またお騒がせしますが、よろしくお願いしま~す!!


2018発表会の告知

【6月21日に追伸】
去年から入場料1000円頂くことにした発表会。それで去年、さやか先生に出てもらうことにした。今年も出て頂くのだが、今回は少し意味が違う。野村流との共演。でも、今年の共演は結局“かぎやで風”一曲になってしまった。つまり、野村と安冨祖といっしょにやるのはそれほど簡単ではないということ。しかしまず始めてみなければ、そんな気持ちである。
それにしても、去年に較べると、やっぱり今年は少し寂しいかな、と思う。野村と安冨祖なんて、沖縄の古典に精通している人でなければその「価値」は分からない。それが有料の理由といわれても「なんじゃそれ」だ。

先日さやか先生が打ち合わせにいらした時、「今年は朗読しないのですか」と、ボソッと言われた。ふむ、そういえば去年もお金を頂くならサービスしなくちゃということでやったんだっけ。さやか先生に楽しんでもらえていたのなら嬉しい。
そんなこんなで、急きょ今年もやることにした。去年のポレポレ坐でやった演目である。
ウチナーグチ版「桃太郎」

そこで昨日(20日)、ポレポレ坐のある中目黒に行ったついでに、Twitterでこんなことを呟いた。

毎年やっている方言の会、今年はどうなっているのだろう、動いているらしいが、場所も決まっていないとか。ちょいと事情があって日俳連に聞いてみたのだ。まあ、たとえやるとしても、小生は出ない。どうも最近この会の構成を担当するようになったYさんの共産党的思考がどうも厄介なのである。
ところで、懸案の…、ってのは、いったい何のハナシなのか?
ことの発端は2014年の年初のこと。その時共産党に送ったメールは、こそっとブログにアップしてあるので、ご興味あればこそっと御覧じて頂ければ幸い。
 ⇒http://mapafter5.blog.fc2.com/blog-entry-3838.html
まあこんなつまらない事情を発表会に持ち込むつもりはないのだが、桃太郎を再演するモチベーションを上げるには、「憤り」というやつもなかなか使えるのである。

ともかく、そのあたりの話は忘れて頂くこととして、どうか本番当日、桃太郎を楽しんで頂ければ幸いである。

第6回 発表会
はいさい!沖縄の歌と踊りとその仲間たち

日時:7月8日(日) 15時(開場14時30分)
会場:狛江市立西河原公民館 3F 多目的ホール
入場料:1,000円 


【演目】 
斉唱:かぎやで風、恩納節、辺野喜節
舞踊:四つ竹、湊くり節、貫花、かせかけ、浜千鳥、取納奉行、上り口説、瓦屋節
   日傘、太鼓ばやし、揚古見ぬ浦、贅
三線演奏と歌:三線の花、涙そうそう
(※演目は変更する場合があります)
おまけ:高山正樹の朗読によるうちなーぐち版「桃太郎」  
                   
【スタッフ】
照明:石田道彦(龍前正夫舞台照明研究所)
音響:渡邉禎史

【出演】
玉城流喜天の会 宇夫方路琉球舞踊研究所
M.A.P.安冨祖流三線教室
M.A.P.三線初心者クラス・子供クラス

琉球古典音楽野村流保存会 寺本さやか研究所 
沖縄音楽三線教室
沖縄横笛協会杉田直子横笛研究所
琉球箏曲興陽会安里ヒロ子研究所 前川美智子
琉球箏曲保存会
八重山古典音楽孫明流太鼓の会
乾流太鼓段の会江幡妙子研究所 

きんたの会
三線山学校

司会・進行:高山正樹

【協力】
玉城流喜天の会 関りえ子琉球舞踊研究所
玉城流喜琉の会 濱田ひろみ琉球舞踊研究所

【主催】はいさい

そこでチラシを更新した。
さらに実は今回第6回であることが判明。どこでどう間違ったのか。昨年度(2016年度)の発表会を、イレギュラーで17年2月にやったのが勘違いの始まり。それで2017年度は終わった気になっていたみたい。そのやっていない2017年度の発表会を、やった気になって6回目と数えていたらしい。弱ったもんだ。

これで最終盤かな。じゃないと困る。
2018発表会チラシ(桃太郎)

そして…
今回もおきなわ物産センターさんが出店してくださいます!
オリオンビールの提灯

どうぞ、ビールでも飲みながら、お楽しみくださいませ。



【追伸:本番前日に呟きました。そのtweetをアップします!】

tag: きんたの会  金城実  MAP琉球舞踊教室  MAP三線教室  寺本さやか 

「そもそも論」ということ

泉龍寺の読経会。
木曜日に衆議院議員会館であった「熔融塩炉」のイベントの話になる。木下さんが案内したので、このお経の会からも参加した方がけっこういたのである。

皆さん、「溶融塩炉」について、難しいことは分からない。だが皆さんの多くは、最後に舞台に並んで、原発の研究をさせて欲しいと訴えた若い科学者たちに、少なからず驚かれたようである。特に、もんじゅもやめるべきではないと、エキセントリックに語った学生に対して、どうして?と感じられたようだ。

僕は去年12月の自民党の勉強会の話をした。議員もみんな勉強していて、なかなか緊張感のある部会だったこと、野党は頑張らないと勝てないと感じたこと。ただそれに付け加えて、僕は、しかしあれでは、「そもそも論」ができない不安を感じたということを言った。そもそも、原子力発電などあってはならないものなのではないか、再生可能の自然エネルギーだけで、やっていけるのではないか。そんな「そもそも」をすっ飛ばしていいのかどうか。
もちろん、「そもそも」ばかりを声高に語る反原発原理主義、とくにそれが政治を担う野党だとしたら、それはそれで問題ありとは思うのだけれど。

「大変無駄のない会だったけれど、テンポが速すぎて深く思索する間がない、立ち止まって考える余地がない、そのことがとても気になった、つまり哲学がないのです」

(※この記事は8月25日に書いてるのだが…)
そのお経の会の翌日、月曜日に木下さんからLINEが来た。私信なので公開を躊躇するが、とても重要なことで、かつ僕の木下さんに対する信頼が、そのメッセージによって増したということがあって、そこで、長文のメッセージから、ごく一部を抜粋要約してご紹介させていただくこと、どうかお許しいただきたいと思う。

「そもそも論とは、集団での意識固定化からいっぺん離れてみることだと思う。集団に属するのは、生きていく以上仕方がないこと、しかしそれに縛られてはならない。ミイラ取りがミイラになる話。たとえ利権集団に入っても、明確に発言して出たり入ったりできるなら、ミイラにならずに済むだろう。波に飲まれもみくちゃにされてしまう状況になっても、我を忘れないでいられるのは、たぶんお経の会に来ているからではないかと思う」


【追伸】
この木下さんのメッセージで、思い出したことがある。2014年04月の木下さんも参加されていたシンポジウムの時に購入した森中定治氏の本「プルトニウム消滅!」に、小林正弥氏が寄せた文章の中の一文である。

プルトニウム消滅「著者は、民主主義や政治哲学に関する重要な論点についても考察し、“未来の人類の利益”という共通の具体的な目的を明確に認識して対話を行い、私的利益を離れて、対峙する双方がより正しい道を見つけ出し合意することが民主主義の理想である、と述べる。これは、公共哲学における将来世代の観点や、“熟議民主主義”と共通する考え方である。また『ポジション・トーク』を離れて考えることを主張しているが、これもジョン・ロールズの正義論をはじめとする政治哲学において重要な考え方である」

ひとつ、視野が開けたような気がしている。「溶融塩炉」が、ほんとにいいものなのかどうか、いまのところちっとも分からない。ただ、「溶融塩炉」を題材にして考えるということには、とても大きな意味があると、僕にはますますそう思えてきたのである。

木下さんに心から感謝している。

さらに…
もしかすると、溶融塩炉を買いかぶり過ぎているのかもしれない。だからこそ、2014年04月の記事に、トリウム溶融塩炉に可能性は無いと断ずる小出裕章氏の講演の動画を貼ったのである。
これについては、対話の会において、木下さんにきちんと質問して、その意見を聞きたいと考えている。“未来の人類の利益”という共通の目的のための対話である。

tag: 泉龍寺  木下幹康  溶融塩炉