2018年08月26日(日)11時32分
「原発対話の会」Vol.23のテーマは“トリウム溶融塩炉”
今日は泉龍寺の読経会であった。
ようやく告知記事までたどり着いた。
これまでの経緯をたどって頂ければありがたい。
⇒2014年4月12日 シンポジウム「次世代にどのような社会を贈るのか?」
※2016年8月14日 はじめて参加したお経の会の後、木下幹康さんと話す
※2017年6月5日 木下さんの発言「原発のことは専門家だけで決めるべきではない」
⇒2017年7月2日 長瀨隆「トリウム原子炉革命」
⇒2017年9月3日 トリウム溶融塩炉の話
⇒2017年12月6日 自民党の勉強会を侮ってはいけない
⇒2018年6月14日 動き始めた溶融塩路
⇒2018年6月17日「そもそも論」ということ
※2018年8月9日「原発対話の会」Vol.23 開催日程決定
そして昨日呟いたこと。
「原発対話の会」Vol.23
今回のテーマは、“トリウム溶融塩炉”です!
~トリウムは、未来エネルギーの救世主となりうるのか~
※追伸
木下さんから、SMR(Small Modular Reactor=小型原子炉)の文字が、7月のエネルギー基本計画に乗ったというメッセージが来た。アメリカのメーカーは、水を使った原子炉を考えているらしいが、それでは廃棄物問題は解決しない。
また今回北海道で起こったようなブラックアウトは、今の原発の1/5くらいの大きさのモノをたくさん作っておけば解決できるとのこと。さて、皆さんはどう考えるのか。ともかく、まずは知って、そして考えましょう
(以上9月14日追記)。
●日時:9月16日(日) 14時 Start (開場30分前)
●参加費:500円(資料代含む)
●会場:M.A.P. 03-3489-2246
(小田急線喜多見駅徒歩5分)
狛江市岩戸北4-10-7-2F 島田歯科の2階
⇒会場アクセス
●講師:木下幹康 (NPOトリウム溶融塩国際フォーラム理事長)
《原子力災害に、溶融塩炉の復活で向き合う木下幹康氏からのメッセージ》
理論数学系の物理屋です。
原子力エネルギーは人類にとって使いこなせるものなのか。福島の事故を二度と起こさない、そのような原子力の技術はほんとに可能なのか。高レベル廃棄物を含んだ使用済み燃料や福島原発の溶け落ちた炉心の後処理をする、そんなことができるのか。
1960年代に発明された溶融塩炉は、今の原発よりはるかにシンプルな仕組みで動く原子炉で、事故の原因となるメカニズムがほとんどありません。安全性を最大限考慮しながら、国会議員(自民党も野党も)の後押しも得て、溶融塩炉の実現に汗をかいています。
福島原発の溶け落ちたデブリを焼却することが第一の目標ですが、まずは、太陽の光を受け止める技術、太陽の光で高い温度で直接水を分解して水素を作ったりできる技術として普及させたいと考えています。
最終目標は、溶融塩炉によって余剰プルトニウム(47トン)や使用済み燃料、福島のデブリを燃して実害を最小限にすることです。
3·11(2011年)の東日本大震災・原子力事故では、私が住む狛江にも3月14日から放射性ヨウ素が降りました。
狛江は電力中央研究所発祥の地でもあります。今回は、その狛江で、溶融塩炉開発現場のプレーヤーの一人としてお話をします。
【木下幹康氏プロフィール】
電力中央研究所に数十年奉職し原子力を担務。もんじゅ高速増殖炉、福島、大間、伊方、大飯の原発の安全審査、原子炉内の強い放射線で材料の「秩序が回復する」プロセスをテーマに、2004年から5年間、原子力委員会の特命研究プロジェクトリーダーを務める。
現在、NPOトリウム溶融塩国際フォーラムの理事長、
熔融塩技研/MSLab(株)(調布の電通大アライアンスセンター内)社長
主催:原発対話の会
⇒FBのグループページ
⇒FBのイベントページ
お問合せ・ご予約
03-3489-2246(M.A.P.)
≪これまでの講演・勉強会・イベントなど≫
2013年
12/2(土)「どうする原発?異なる意見で対話する会」
参加者:澤田哲生さん(東工大)他
2014年
5/10(土)「福島原発で働く人たちの今、福島浜通りの未来」
講師:吉川彰浩さん(元東電社員、AFW代表)
5/18(日)「福島原発事故と甲状腺がん」(監督:木村修)試写会
7/27(日)「3.11以降の原子力研究開発、その目的と課題」
講師:倉田正輝さん(原子力開発機構研究主席)
9/6(土)「3.11福島事故の現在と未来」
講師:畑 孝也さん(原子力・放射線部門の技術士)
10/5(日)「原発事故の健康被害とは」
講師:越智小枝さん(公衆衛生修士、医学博士、相馬中央病院勤務)
12/4(日)「リスクコミュニケーション”を考えよう!」講師:寿楽浩太さん(東京電機大)
2015年
2/27(金)・3/29日(日)「福島第一原子力発電所視察報告会」講師:吉川彰浩さん
5/31(日)「福島原発事故の真実」講師:菅直人元内閣総理大臣
11/1(日)「福島第一原発最新情報」講師:吉川彰浩さん
12/12(土)「鹿目久美さん(母ちゃんずメンバー)とおしゃべりしませんか」
2016年
3/12日(土)「Sv(シーベルト)の勉強をし直そう!」
~電中研の佐々木道也さんを迎えて~
4/9(土)「政治における原発問題の現状」~衆議院議員落合貴之さんと話そう~
5/28(土)「放射能汚染とどう向き合うべきか?」講師:今中哲二さん
8/24(水)「原発事故から5年半、その心の軌跡」~吉川彰浩くんを迎えて~
11/19(土)「原発事故を考える」講師:おしどりマコさん
2017年
2/11(土)「半谷輝己のここだけの話」
4/24(月) 原発対話の会主催福島第一原発視察
7/23(日)「第一原発の現状と復興本社の取り組み」
東電復興本社前代表の石崎芳行氏を迎えて
10/7(土)「徹底的にトリチウムを考える」講師:電力中央研究所の佐々木道也さん
10/14(土)「"想い"をたずさえて 未来への道のり」
講師:篠原美陽子さん(浪江から避難)
11/19(日)「東電特別顧問石崎芳行氏を迎えて“続編”」
12/19(火)「アトミック・カフェ」上映会
ようやく告知記事までたどり着いた。
これまでの経緯をたどって頂ければありがたい。
⇒2014年4月12日 シンポジウム「次世代にどのような社会を贈るのか?」
※2016年8月14日 はじめて参加したお経の会の後、木下幹康さんと話す
※2017年6月5日 木下さんの発言「原発のことは専門家だけで決めるべきではない」
⇒2017年7月2日 長瀨隆「トリウム原子炉革命」
⇒2017年9月3日 トリウム溶融塩炉の話
⇒2017年12月6日 自民党の勉強会を侮ってはいけない
⇒2018年6月14日 動き始めた溶融塩路
⇒2018年6月17日「そもそも論」ということ
※2018年8月9日「原発対話の会」Vol.23 開催日程決定
そして昨日呟いたこと。
決して「トリウム溶融塩炉」推進せよと考えているわけではない。ただ反対するにせよ、政府一体となって動き始めたこのプロジェクトを、勉強しておかなければならないだろうと思う。「ダメに決まってるじゃない」と言って近づかず、そして数年後に反対デモに参加する、それでいいのだろうか?と。
— 高山正樹 (@gajumui) 2018年8月25日
もうひとつ理由がある。ずっと原発と核兵器、および原子力ムラについて考える会を開きたいと思っていた。ただ正面からこれを扱えば、反原発という結論ありきの議論にしかならない。それが悪いわけではないのだが、プロパガンダになっては詰まらないと思っていた。(続く
— 高山正樹 (@gajumui) 2018年8月25日
それがこの溶融塩炉の歴史を追うことによって、原発と核兵器の関係、および原子力ムラのことが、リアリティーを持って、極めて説得力のあることとして浮かび上がってくることを知ったのである。推進派反対派どちらにとっても、利権の当事者でない限り、今度の会は、示唆に富む会になると信じている。
— 高山正樹 (@gajumui) 2018年8月25日
「原発対話の会」Vol.23
今回のテーマは、“トリウム溶融塩炉”です!
~トリウムは、未来エネルギーの救世主となりうるのか~
※追伸
木下さんから、SMR(Small Modular Reactor=小型原子炉)の文字が、7月のエネルギー基本計画に乗ったというメッセージが来た。アメリカのメーカーは、水を使った原子炉を考えているらしいが、それでは廃棄物問題は解決しない。
また今回北海道で起こったようなブラックアウトは、今の原発の1/5くらいの大きさのモノをたくさん作っておけば解決できるとのこと。さて、皆さんはどう考えるのか。ともかく、まずは知って、そして考えましょう
(以上9月14日追記)。
●日時:9月16日(日) 14時 Start (開場30分前)
●参加費:500円(資料代含む)
●会場:M.A.P. 03-3489-2246
(小田急線喜多見駅徒歩5分)
狛江市岩戸北4-10-7-2F 島田歯科の2階
⇒会場アクセス
●講師:木下幹康 (NPOトリウム溶融塩国際フォーラム理事長)
《原子力災害に、溶融塩炉の復活で向き合う木下幹康氏からのメッセージ》
理論数学系の物理屋です。
原子力エネルギーは人類にとって使いこなせるものなのか。福島の事故を二度と起こさない、そのような原子力の技術はほんとに可能なのか。高レベル廃棄物を含んだ使用済み燃料や福島原発の溶け落ちた炉心の後処理をする、そんなことができるのか。
1960年代に発明された溶融塩炉は、今の原発よりはるかにシンプルな仕組みで動く原子炉で、事故の原因となるメカニズムがほとんどありません。安全性を最大限考慮しながら、国会議員(自民党も野党も)の後押しも得て、溶融塩炉の実現に汗をかいています。
福島原発の溶け落ちたデブリを焼却することが第一の目標ですが、まずは、太陽の光を受け止める技術、太陽の光で高い温度で直接水を分解して水素を作ったりできる技術として普及させたいと考えています。
最終目標は、溶融塩炉によって余剰プルトニウム(47トン)や使用済み燃料、福島のデブリを燃して実害を最小限にすることです。
3·11(2011年)の東日本大震災・原子力事故では、私が住む狛江にも3月14日から放射性ヨウ素が降りました。
狛江は電力中央研究所発祥の地でもあります。今回は、その狛江で、溶融塩炉開発現場のプレーヤーの一人としてお話をします。
【木下幹康氏プロフィール】
電力中央研究所に数十年奉職し原子力を担務。もんじゅ高速増殖炉、福島、大間、伊方、大飯の原発の安全審査、原子炉内の強い放射線で材料の「秩序が回復する」プロセスをテーマに、2004年から5年間、原子力委員会の特命研究プロジェクトリーダーを務める。
現在、NPOトリウム溶融塩国際フォーラムの理事長、
熔融塩技研/MSLab(株)(調布の電通大アライアンスセンター内)社長
主催:原発対話の会
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⇒FBのイベントページ
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03-3489-2246(M.A.P.)
≪これまでの講演・勉強会・イベントなど≫
2013年
12/2(土)「どうする原発?異なる意見で対話する会」
参加者:澤田哲生さん(東工大)他
2014年
5/10(土)「福島原発で働く人たちの今、福島浜通りの未来」
講師:吉川彰浩さん(元東電社員、AFW代表)
5/18(日)「福島原発事故と甲状腺がん」(監督:木村修)試写会
7/27(日)「3.11以降の原子力研究開発、その目的と課題」
講師:倉田正輝さん(原子力開発機構研究主席)
9/6(土)「3.11福島事故の現在と未来」
講師:畑 孝也さん(原子力・放射線部門の技術士)
10/5(日)「原発事故の健康被害とは」
講師:越智小枝さん(公衆衛生修士、医学博士、相馬中央病院勤務)
12/4(日)「リスクコミュニケーション”を考えよう!」講師:寿楽浩太さん(東京電機大)
2015年
2/27(金)・3/29日(日)「福島第一原子力発電所視察報告会」講師:吉川彰浩さん
5/31(日)「福島原発事故の真実」講師:菅直人元内閣総理大臣
11/1(日)「福島第一原発最新情報」講師:吉川彰浩さん
12/12(土)「鹿目久美さん(母ちゃんずメンバー)とおしゃべりしませんか」
2016年
3/12日(土)「Sv(シーベルト)の勉強をし直そう!」
~電中研の佐々木道也さんを迎えて~
4/9(土)「政治における原発問題の現状」~衆議院議員落合貴之さんと話そう~
5/28(土)「放射能汚染とどう向き合うべきか?」講師:今中哲二さん
8/24(水)「原発事故から5年半、その心の軌跡」~吉川彰浩くんを迎えて~
11/19(土)「原発事故を考える」講師:おしどりマコさん
2017年
2/11(土)「半谷輝己のここだけの話」
4/24(月) 原発対話の会主催福島第一原発視察
7/23(日)「第一原発の現状と復興本社の取り組み」
東電復興本社前代表の石崎芳行氏を迎えて
10/7(土)「徹底的にトリチウムを考える」講師:電力中央研究所の佐々木道也さん
10/14(土)「"想い"をたずさえて 未来への道のり」
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