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01/12のツイートまとめ

gajumui

ただほんの少し食べ物が痞(つか)えるというだけ、後は極めて元気な身体に管を繋ぎ、訳の分からないモノを注入され続ける。やっぱり何かおかしいと思う。しかしもう暫く後には戻れない。ここから思索する。僕のちっぽけな身体のことではなく、沖縄のことについて、ひたすら沖縄曼陀羅の欠片を描く。
01-12 08:29

「針を刺していきますね」「それから薬を入れていきます」この「…していきます」という言葉遣い、料理番組だけかと思っていたら、病院関係者でも流通しているのか、あるいはこの病院だけなのか、ポートを埋め込む「作業台」に寝かされている自分が、まな板の上、何かの料理の食材に思えて来た。
01-12 14:01

点滴が抜け、すぐに普通の服に着替える。途端に元気になる。がんセンターや大学病院は、病気しか見ていない、でもボクは癌ではない、人間なのだ、という話を医者やナースにする。たった一人で人間と向き合う離島医療に携わる医師のことなどなど、反応は様々だが、何人かが真摯に聞いてくれる。
01-12 16:59

特にベテラン薬剤師君と、忙しいだろうに、かなり長い時間話しをした。日本の医療のことで彼と交わした会話はいずれ呟こう。できればブログにも詳しく。最後に彼は勉強になりましたと言った。彼が担当ならば、一緒に抗がん剤治療に立ち向かえるかもしれない。奇跡的にオプジーボが効くことを信じて。
01-12 17:08

豚と牛は一年間食べない(一年生きられればの話)と決めた。摂取する動物性たんぱく質は鳥と魚、それが正しいかどうかはともかく、そう決めて、入院前に栄養士さんと綿密に打ち合わせていた。ところが今夜の夕食、一般食から豚を抜いただけの食事が出て来た。動物性たんぱく質ゼロ、話が違う…
01-12 20:21

朝食でも問題があって、事前に打ち合わせた栄養士が病室にあらわれて弁解を始めた。いい栄養士だと思っていたのに、病院のミスとなるとひたすら弁解、責めてなどいないのに、あたかも僕の話を小バカにするかの如くしきりに首を傾げる。「もういいよ、帰ってくれ」後ろの若い栄養士が目を伏せる。
01-12 20:27

夕方担当医が来て謝ってくれた。それはそれで終わり、ところが今度は夕食。ナースを呼んで説明する。彼女はひとりひとりに対応はできないという。ならば入院の前の打ち合わせは何だったのか。「それは仰る通りです…」「あのね…」ボクは懇々と話し始めた。食事こそ医療だという話。
01-12 20:31

彼女の目から一粒涙がこぼれた。「申し訳ありません。私の認識が間違っていました」そう言って深々と頭を下げた。「話を聞いてくれたありがとう。ボク、クレーマーかな」「いえ、大切なことを話してくださったと思います」「仕事、大変だよね、ちゃんと眠れてる? 睡眠薬なしで…」すると…
01-12 20:40

「大丈夫です。眠れてます。バタンキューです。お気遣い、ありがとうございます」少し笑った彼女の目から、涙があふれだした。いったいオレは、ここで何してるんだろう。また夜がやってきた。間もなく消灯。病院の夜は、ひどく辛い。明日から抗がん剤。この選択がよかったのか否か、神のみぞ知る…
01-12 20:45

いたって元気。それなのに、明日から抗がん剤なる異物を体内に入れて苦しもうとしている。直る見込みがないと医者が断言しているのに、短いかもしれないが元気な日々を、少しばかり長い、副作用の見本市のような苦しい時間と取り換えるのか、それが本当にオレが選んだ選択なのか…だから夜は嫌いさ。
01-12 20:57

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