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TOKYO

沖縄語を話す会の夏の宴を終えての帰り道。
菊地さんに会いに歌舞伎町の市場寿司へ。
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今日も「社長とは呼ばないで」風に…
今日が誕生日らしいホストが、お客さんに奢ってもらっている。
出勤前のホステスのふたり連れが、刺盛と金目のカマの塩焼きを頼む。
どこかの国のカップルが醤油に鉄火巻を泳がせている。
「喰い方まで教えてやんなきゃなんねえだから」

「また来るよ」と菊地さんに告げ、帰り際に、今日貰ったゴーヤーの苗を渡口さんに見せたが、渡口さんはそれには何の興味も示さず、南灯寮はまだあるの、と言った。
外交辞令。
そりゃそうだ、僕は沖縄の人間じゃない。僕が渡口さんにゴーヤーの苗を見せたのだって、きっと外交辞令。

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すれ違い行き交う人たち。
分厚い化粧。色とりどりの髪の毛の色。タトゥーとピアスの穴で傷つけられた肉体。
東京の人間の人相って、こんなにも悪かったっけ。まるで、みんな宇宙人だ。

けれど、故郷のない僕は、きっとこの街が、どうしようもなく好きだったのだ。
スラングだけで語り合った、どこかの星の、たった一夜の出来事が。

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毎日毎日が、いつも、たった一夜の出来事。
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tag: 沖縄  菊地さん 

Comment

No:457|
やっと公開したこの戯言。
http://lince.jp/mugon/tokyo...

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