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世界の終りが明日だとしても

もう、育つことはないというのに……

雌花は実を抱き…
雌花

雄花は咲き続ける。
雄花

何ゆえに。

僕が若き頃、寺山修司の「ポケットに名言を」で知った一文。
「もし世界の終りが明日だとしても私は今日林檎の種子をまくだろう。」

寺山は、この一文をゲオルグ・ゲオルギウのものだとした。ゲオルグ・ゲオルギウとはルーマニアの革命家である。だが、事実は違うらしい。
でも、僕にとって重要なことは、寺山修司が、この言葉を名言だと考え、さらにそれが革命家の言葉であったということに、若き僕が心動かされたということ。
そして、長い時を隔てて、今日、それを思い出したということ。

真実が、いつも史実でなければならない、と、いうわけではない、と、いうこと。

沖縄のことを考えている……
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(文責:高山正樹、“社長とは呼ばないで”風に…)
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tag: ゴーヤー栽培.2009 

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