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“ラフマニノフの生涯”《相模原音楽家連盟コンサート》

相模大野の駅を出るとペレストリアンデッキで、なんだかリハーサル中。
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そうなんですよね。神奈川県にも結構米軍基地があるのです。

 根岸住宅地区(海) 42万9千平方メートル
 横浜ノースドック(陸)52万3千平方メートル
 上瀬谷通信施設(海)242万2千平方メートル
 深谷通信所(海)77万4千平方メートル
 鶴見貯油施設(海)18万4千平方メートル
 吾妻倉庫地区(海)81万5千平方メートル
 横須賀海軍施設(海)236万3千平方メートル
 浦郷倉庫地区(海)19万4千平方メートル
 池子住宅地区及び海軍補助施設(海)288万4千平方メートル
 厚木海軍飛行場(海)506万9千平方メートル
 長坂小銃射撃場(海)9万7千平方メートル

そして相模原市にあるのは…
 相模総合補給廠(陸)214万4千平方メートル
 相模原住宅地区(陸)59万5千平方メートル
 キャンプ座間(陸)234万6千平方メートル(座間市に跨る)

神奈川県に住んでいるのに、普段は全く忘れている。
忘れていられるのは、沖縄と何が違うのだろう。

ハロウィンを調べれば、差別の歴史も見え隠れします。米軍はマジムンなのか、それとも木を守る聖霊キジムナーの化身だとでもいうのでしょうか。あるいは祖先の霊たちは、私達を守ってくれるのか、憎んでいるのか。

“在日アメリカ陸軍軍楽隊ジャズコンボ”
ちょっと聞いてみたかったのですが、ダメダメ、今日はロシアを聞きに来たのだから。
なんだか節操のない国だなあ、などと考えながら、相模原南市民ホールへ。
山猫合奏団Blogの告知記事
相模原音楽家連盟コンサート“ラフマニノフの生涯”

若林優美(ピアノ) ・田中牧子(ピアノ) ・矢澤一彦(ピアノ)
片野可八子(ヴァイオリン)
《ゲスト出演》大島純(チェロ)

 ⇒相模原市民文化財団のサイト

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戦闘準備完了。
あれ、これが目的なのって? いえいえ(まあそれがなければ来なかったかもではありますが…)山猫合奏団の大島純氏が出演するので来たのです。
開演前に、さっそく1枚買ってくださった方がいらっしゃいました。
楽屋へ報告に。
先生O氏「へえ、まだチェロ聞いてないのにねえ」
生徒T氏「聞いてないから売れたんじゃないの」
O氏「じゃあ、後で返品があるかもしれませんね」

楽屋のモニター……
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O氏「ピアノのコンサートって、下手(しもて:舞台に向かって左)から埋まるんだよね」
T氏「ほんとだ、指が見えるからか」
本日の主役であるY氏が「音は上手(かみて)の方がいいんですけどね」

なるほどそれならばと、小生は一番上手で聞きました。

大島先生の演奏は……
悲しみのトリオ/ニ短調 Op.9 第1楽章
チェロソナタ/ト短調 Op.19 第4楽章

休憩後、お、ピアノ2台だ。これなら上手からもピアニストの指が見えます。
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得した感じ。

終演後の楽屋の会話。
Y氏「そっちこっちでチェロが大評判ですよ」
O氏「そのわりにCD売れないね」
Y氏「…僕…、買います……」

Y氏こと矢澤一彦さん、とってもソフトな解説が、耳に心地よく、とても素敵でしたよ。

会場を出ると……
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私達の耳には、何が聞こえているのでしょう……

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クラシックコンサートの司会は矢澤一彦さんのように上品でなくちゃね。
では、白石准絶賛の、下品な(?)司会をご覧あれ。
http://lince.jp/hito/hukagawa…

もうひとつ。
竜神マブヤーの話をしました。
http://lince.jp/hito/okinawago…
ウチナーグチを駆使する沖縄のローカルヒーローです。それで子供達がウチナーグチに触れる、だから沖縄のアイデンティティをを守ろうとする大人たちにもすこぶる評判がよかった。
その後、少し経って、その竜神マブヤーが米軍基地内のイベントに参加して、沖縄の子供達を喜ばせたというような記事を読みました。それを、何故だかちょっと思い出しました。
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tag: 大島純  山猫合奏団  沖縄 

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