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2回目の“狛食”です!

狛江の“狛食”に行きました。2度目です。
奥様は沖縄御出身。どうぞ前回の記事をお読みください。
http://lince.jp/hito/komashoku…

1回来て、そのあと何ヶ月もご無沙汰なのに、奥様は私の顔を見てすぐわかってくださいました。さすがにお店をやっている人はすごい。
「チラシ、ずっと貼っていたのよ」って。そうでした! おきなわおーでぃおぶっくのCDのチラシを貼っていてくださったのでした。もうなかったけど・・・

今日は“琉球舞踊教室”と“三線教室”と“沖縄語を話す会”のご案内を兼ねて、夕食をいただきに来たのです。こんな時だけ来るなんて、私もいけませんね。
あれ、三線教室についてはまだ内緒でしたっけ? ヒントはこちら…
http://lince.jp/hito/wataru…

うちなーぐち、聞けるけど、ちゃんとは話せないかもって奥様。月曜日はお店も休みだし、行けるかもしれないとのこと、是非是非、来ていただければとても嬉しいです。

(ちなみに、奥様のお父様は、喜多見の南灯寮にいたことがおありなのだそうです。)

もう遅い時間、お客は私一人、お店もそろそろ看板、私が食べ終わるころには、前回ご紹介できなかったマスターも厨房から出てきてくださって一緒にお話ししました。
狛食のマスター
そのうち一升瓶が現れて、お店はマスターのホームバーになりました。あら、泡盛じゃなくて“いいちこ”なんですね。

マスターは元々狛江の方です。そして、なぜか津軽三味線をやってらっしゃいます。
カウンターには撥(ばち)が置いてありました。
津軽三味線の撥
三角の部分はべっ甲です。手元の部分はプラスチックだけど、いいものは象牙でできていて30万円くらいするのだそうです。
私は以前長唄の三味線を習っていたのですが、長唄の撥はもっと薄い。「津軽三味線は打つからね」とマスター。長唄の三味線は「弾く」けど津軽三味線は「打つ」のですね。
マスターが奥様の実家に行ったとき、沖縄の海に向かって津軽三味線を弾いてみたのだそうです。そしたら、近くの家からは三線の音が聞こえてきた。その時、沖縄の海には津軽三味線は似合わないと思ったのだそうです。寒さの厳しい津軽の海だからこそ、太棹を叩く津軽三味線がいいんですね。
でも最近は三線も激しいリズムのものがはやってきて、ゆっくりじっくり弾くことができる人がいなくなってきたとおっしゃっていました。うん、やっぱり民謡じゃなくて古典の三線教室、それも安冨祖流、きっと正解ですね。

私が芝居をやっていたという話をしたら「芸人だね」とマスターの芸人の目がきらり。普通の人とは話が合わないんだよねだって。つまり。マスターは普通じゃないんですね。

(ちなみに、マスターは若い頃、ボロボロの南灯寮によく遊びに行ったんだとか。当時の南灯寮は相当にやんちゃだったはず、ということは……。マスターと奥様のなれ初めに興味がわいてきました。今度行った時に聞いちゃおうっと。)

ご主人は津軽三味線ではなく、三線を手にとって弾きはじめました。
null 狛食の奥さんの後姿
今日の奥様は裏側だけ。
ORIENTAL SUPER SHUGOSHIN
要するにシーサーのことですね。

お酒飲みながら、もっともっとお話ししたい気分でしたが、まだ仕事中。今日のところは琉球舞踊教室と三線教室と沖縄語を話す会のチラシを貼っていただいて、「また来ます!」といって店を出ました。
null

あ、また肝心のお食事の紹介が抜けてしまいました。それについては必ず次回。
(宇夫方路でした)

それから、麻生区文化祭の記事に画像を追加しました。
麻生区文化協会の文化祭(10/31)
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tag: 南灯寮  狛江_中華.狛食  三線  シーサー 

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