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オオシッタイの上山弘子さんの藍染工房

昨日の17日、“M.A.P.after5情報”を見たという世田谷の方から、こんなメールが届きました。

琉球藍染め展のご案内です。
2009年11月21日(土)〜23日(月・祝)
 11:00AM〜7:00PM(21日はPM1時〜)
会場:らくだ&TUBO(楽多ビル2F)
世田谷区南烏山6-8-7 03-5313-8151
22日午後より作家の上山さん来場。
22日16時から、23日14時から、トークイベント開催。

お誘い合わせてお出かけ下さい。
美しい藍染め(美ら藍・ちゅらえ)に出会いに来てください。

◎上山弘子(沖縄県名護市やまあい工房)琉球藍染め展◎
沖縄・自然からの贈り物−オーシッタイの豊かな自然の中で育てた琉球藍を100%使用した手作りの染物です。

自然があるからこそ、藍染めができる、そんな上山さんの思いは、
http://www.qab.co.jp/news/20080611…
2008年6月11日、琉球朝日放送で放送された「美ら島の提案 未来へ残せるか沖縄の姿 琉球藍を育て自然を守る」を参照してください。
また、国土緑化推進機構の今年度「森の名手・名人100人」に選ばれました。
(沖縄タイムス、琉球新報にて既報)


行きたいなあ。でも、その期間はまだ沖縄にいます。そうか、だったらこの上山さんという方が東京に向けて出発する前に、この沖縄で会えばいいんだ、これも何かの縁、電話しちゃえ。

上山さんはとても丁寧に“ふれあい工房”までの道順を教えてくださいました。きちんと聞いておかないといけません。近くまで行って分からなくなって聞こうとしても、とっても山奥なので、携帯電話は通じませんから。

森山さんにそのお話をしたら、一緒に行ってくださることに。
ちょうど名護市と東村の境のあたり、オオシッタイ(大湿帯)の中に上山さんの工房はありました。数年前まで、電気も来ていなかったらしい。

今、ちょうど染料を作る時期で、刈り取られたばかりの藍の畑は、静かに整然としていました。
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那覇の“てんぶす”で開かれる沖縄県の展覧会と、東京の展覧会が重なって、てんてこまいの忙しさなのに、上山さんは丁寧に工房を案内してくださいました。
沖縄の藍染めについては、私たちはまだまだ勉強不足、いずれきちんとお話できるときも来るでしょう。だから今日は、画像だけのご紹介です。
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若い人が、何人か働いていらっしゃいました。寝食を共にしているのかなあ。
「お弟子さんですか」
「ええ、でもみんな内地の女の子、ウチナンチュはなかなか続かない」
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那覇の“てんぶす”にお伺いする約束をして、お忙しい工房を後にしました。
車の中で森山さんから伺ったはなし。

何年か前の新聞に載っていたはなし。
どうしても昔の藍の色が出なくて悩んでいた職人さんがいた。ふと、子供のころ聞いたおじいさんの言葉を思い出した。
「藍の肥料には牛フンをやるといいんだ」
そこでその通り牛フンを肥料にしてみた。そうしたら昔の色が出たというはなし。

そのはなしを伺って、なぜか思ったのです。藍染めだって、きっとあの戦争でズタズタにされたんだろうなあ。

僕:「森山さんは三線は弾かないんですか?」
森山さん:「弾かない」
奥さま:「お父さんは三線の先生だったのにねえ」
僕:「そうなんですか?」
森山さん:「ある時、兄貴が親父を民謡酒場に連れて行こうとしたのさ。そしたら親父は怒り出してさ」
僕:「え?」
奥さま:「お父さんは古典をやっていたんですよ」

むちかさん……

「今度来た時、森山さんの工房がヤンバルにできていたりして」
「半日で逃げ出したくなるさ」
沖縄にも当然いろんな人がいるのです。

森山さん。今日は本当にありがとうございました。
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tag: 森山和江  やまあい工房  沖縄の藍染  三線  沖縄の旅_2009年11月  森山さんの石鹸 

Comment

No:615|
『沖縄大百科辞典』の「琉球藍」の項から。
琉球藍はキツネノマゴ科の木本状多年草本。
そしてこんな記述がありました。
「生育には適度の雨量と施肥、とくに牛糞を必要とする」
No:616|
澤地久枝著「琉球布紀行」で伊野波盛正という琉球藍の第一人者の存在を知る。
1927年生まれ。本部の伊豆味で藍を育てていらっしゃるという。
2009/12/12現在、インターネットでは現況が分からなかった。
No:617|
moso'sさんの工房へ行った時、伊野波盛正さんは、まだ藍を作っていらっしゃるはず、というハナシを聞きました。
また、つい最近TVで紹介されたらしく、体力的に大変きついので、一度はやめていらしたのだが、藍を使う職人さんたちが困って、その方々に頼まれて、また始められたのだとか、そんな内容の番組だったとのことでした。いつか是非ともお会いしてみたいと思うのですが・・・

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