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一夜明けて【沖縄県誕生の日】

金城さんの沖縄料理を食べる会、場所を変えて続く事務所での宴
一夜明けて。
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今から131年前の今日、1879年の4月4日、沖縄県が誕生した。よって……
4月4日、沖縄県誕生の日

しかし、そんなめでたい日ではない。

琉球処分については前に少し書いたが、今日はその経緯を簡単になぞっておこう。

3月25日、琉球処分官の松田道之は内務官僚42人、警部・巡査160人余、加えて軍隊をも同伴し琉球へ渡る。
3月27日、松田道之は首里城で廃藩置県の布達を行い、仮県庁を設置。
3月28日、士族が廃藩の取り消しを嘆願。
3月31日、琉球藩の政府が置かれていた首里城へ、警察官や兵隊が突入。琉球王朝最期の王、尚泰は首里城を明け渡す。
そして4月4日、琉球藩を強制的に廃して沖縄県とする旨の布告。日本政府直轄の「沖縄県」が設置された。

琉球藩設置から廃藩置県までの一連の流れを、沖縄では琉球処分と呼んでいるのである。

【追伸】※「前に少し書いた琉球処分について」を再掲
日本の学校では、「廃藩置県」は1871(明治4)年に行われたと教わります。しかしそれは「大和」だけのこと、この時点では、琉球は薩摩に支配されてはいたけれど、間違いなく独立国でした。明治政府は、日本で「廃藩置県」が行われた翌年、強引に琉球国をまず「琉球藩」とするのです。その後、色々な経緯を経て、1979(明治12)年3月27日、日本は琉球藩に廃藩置県の布達をします。そしてついに首里城は明け渡され、琉球国は滅びる。この一連の措置が、いわゆる「琉球処分」と呼ばれているものなのです。

この史実を、人民の解放と捉える人たちもいます。僕はここで、その議論をするつもりはありませんし、どんな立場もとりません。でも少なくとも、大和の「廃藩置県」と沖縄の「廃藩置県」を、同じものとして論ずることは間違っていると思います。また、「琉球処分」を考えることによって、日本の廃藩置県とはいったいなんだったのかを問い直すきっかけにもなると思うのです。




只今9時27分

10時55分喜多見駅発の電車に乗って、千葉県の習志野の方まで合わせに行くので、それまでに滞っている過去の記事に何とか手を入れます。
さて、どのくらいできるかな?

10時16分、過去の記事をひとつアップしました。
  ⇒基地を反対するとCHIKIになる(3/20の記事)
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10時43分
おっとこんな時間だ。過去の記事、一個しか書けなかった。
さて、では行ってこよう。

しばしの間、初心に還って合わせてみようか…
だが、今回の相方の出来の悪さ。
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夜。21時過ぎに自宅の書斎に戻り…
23時50分、過去の記事をなんとかもうひとつアップ。
 ⇒名護市の“やまあい工房”と大浦湾(3/21の記事)
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基地の記事ふたつ、今日はここまで。
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tag: 沖縄この日何の日  山猫のこと  事務所の光景 

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